憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

新ヤルタ体制 自由な世界 導く仏独 <ロシアのプーチン大統領の脅威、トランプ氏の価値のない外交政策、英国の利己的な振る舞いは、欧州連邦化の夢を呼び覚ます!マクロン氏とメルケル氏で!いいねえー!!>

65日付朝日新聞朝刊6面に、「コラムニストの目」という欄がある。

 筆者は、ロジャー・コーエン氏だ。記事は、NY・タイムズ、516日付け、抄訳だ。

 まず記事は、「フランス大統領選でエマニュエル・マクロン氏を最年少の大統領としてエリゼ宮(大統領府)に招き入れたのは、英国に拒まれ、トランプ米大統領にあざ笑われた「欧州」という醜いアヒルの子だった。

 マクロン氏は選挙戦を通じ、欧州連合(EU)と共通通貨ユーロを強く支持した。

 親EUの主張は勝利への切符にならない危うさがあった。

 だが、右翼・国民戦線のマリーヌ・ルペン氏はEUとユーロをめぐる公の場での議論によって自滅した。

 5月の決選投票を数日後に控えた最後のテレビ討論で、ルペン氏は失態を演じた。

 英国がユーロを導入していたと思っていたようで、EU離脱の決定によって英国経済が好転したと主張。フランスでは自国通貨フランとユーロの併用の必要性をまくしたてた。

 マクロン氏の反論は素早かった。

 フラン復活の翌日には、国民の預金の価値が20~30%目減りするだろうと主張。

 フランとユーロを併用すれば、大小を問わず欧州経済に組み込まれている企業は、機能しなくなると切り返した。

 ルペン氏は重大な読み違いをした。

 フランスは英国ではない。

 EUの創設メンバーなのだ。

 政治学者ジャック・ルプニク教授はこう語った。 

「EUはドイツ人にとっては償い。フランス人意とっては(中略)野望だった」」と教えてくれる。

 続けて筆者は、「仏独の連帯は冷戦後、ドイツ統一で均衡が失われて難航したものの、欧州の理念を一丸となって推し進める姿勢は基本であり続ける。

 英国のEU離脱の決定と、フランス人が「新ヤルタ体制」と呼ぶ脅威のおかげで、その理念が輝きを取り戻しつつある。

 この21世紀版ヤルタ体制について、元欧州議会議員は仏紙ルモンドのインタビューで「EUと欧州人の独立に敵意を隠さない米ロ連携」と定義した。

 トランプ政権下の米国が自由な世界を先導する役割を放棄したことで、欧州こそが自由世界の価値を守る役割を担おうという意識を呼び起こした。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「メルケル独首相は9月の選挙で勝利する公算が大きい。マクロン、メルケル両氏はともに、情熱はあふれる欧州人だ。

 ロシアのプーチンの脅威、トランプ氏の価値のない米外交政策、英国の利己的な振る舞いは、勢いづく経済回復と相まって、欧州連邦化の夢を呼び覚ます機会を生み出した。2017年は欧州の年になるかもしれない。(◎2017.THE NEWYORK TIMES)」として締めくくった。 

 読んで勉強になった。

 「政治学者のジャック・ルプニク教授はこう語った。「EUはドイツ人にとっては償い。フランス人にとっては(中略)野望だった。」」とのこと、

 「この21世紀版ヤルタ体制について、元欧州議会議員は仏紙のインタビューで「EUと欧州人の独立に敵意を隠さない米ロ連携」と定義した」とのこと、

 「米国が自由な世界を先導する役割を放棄したことで、欧州こそが自由な世界の価値を守る役割を担うという意識を呼び起こした」とのこと、等々を知ることができた。

 世界連邦の実現こそ、世界平和の終着点ではないか、と思っている自分にとって、欧州連邦化はその大きな一歩だと思い続けてきた。

 だから、EUと欧州の独立にみならって、東アジア連邦へと進み、その先に世界連邦への道をぜひ展望したいものだと、思っている。

 


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by sasakitosio | 2017-06-11 10:46 | 朝日新聞を読んで | Trackback