宅配ポスト <宅配便業者の過重労働を緩和してあげたくて、配送の若者に聞いてやる。答えは「不在票見たら必ず連絡を!指定時間に在宅を!」と、筆者はやさしいね!>
2017年 03月 21日
3月20日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。
今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「宅配業者の過重労働が報じられている。特にアマゾンの配送を請け負うヤマトで状況が深刻。
荷物の増加に再配達の負担が加わり、過重労働が繰り返されている。
ネットでの買い物は多くないのだが、宅配便はよく届く。不在で受け取れない日は、再配達のお世話になっている。」と切り出した。
続けて筆者は、「4年前建て替えを機に宅配ポストを設置したが、宅配ポストは先着1名限り。たまたま配送が重なると2件目からは使えず、再配達になってしまう。
大きい荷物を想定して大きいサイズにしたが、実際に小さい荷物が多い。サイズを落として二つ付ければさらに効果的だったと思う。
しかし複数の宅配ポストのある家は見たことがなく、これが限界かもしれない。
先日どうすれば助かるか、宅配に来た若い男性に聞いてみた。
答えは「いえいえ、お気になさらないでいいんですよ。でも助かるのは、不在票を見たら必ず連絡してくださること、指定した時間に必ずいてくださることですかね」
さわやかに笑って立ち去る彼を見て、頭が下がった。ハードの限界はソフト面でカバー。彼の希望はかなえよう。」とした。
最後に筆者は、「そして、多少今より不便になり、配送料が上がっても、決して文句は言うまい。
早く安くという私たち客の求めすぎも、彼らを追い込んでいるのは間違いない。」として締めくくった。
読んでためになった。
宅配便は便利だ。土日など、不在で受け取れない日もよくあるし、再配達のお世話になってもいる。
ただ、筆者のように配達の若い女性に、どうしたら助かるか聞くことまではしなかった。
答えの「不在票を見たら必ず連絡をする」こと、
「指定した時間に必ず居る」こと、は心がけようと思った。