カップルの呼称 <男女のカップル、男男カップル、女女カップル、共通項は「おつれあい」、「パートナー」が無難だなあ!>
2017年 02月 21日
2月20日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「以前知り合ったばかりの同業者女性と話をした時のこと。
「パートナーと暮らしている」と聞いて、
「彼も同業ですか?」と尋ねると、「はい同業です。彼でなく、彼女ですが」と答えが返ってきた。
彼女の家族形態は、同性カップルだったのだ。」と切り出した。
続けて筆者は、「「家族はいろいろ、って言っている割に、私もとらわれているのねえ。ごめんなさい」と率直にお詫びした。すると彼女は恐縮したように、「いいんですよ。女性の私がパートナーと言えば、男性だと思われて当たり前。私も普段は気にしないで、流しているんですけど、訂正したのは、宮古さんだから。ちゃんと伝えたいと思ったからです」。
うれしい言葉だった。
カップリングしている相手のことをどう呼ぶか。古くて新しい問題である。
フェミニストの間では、一時「主人」をやめて「おつれあい」と呼ぶ動きがあったが、定着したとは言い難い。むしろ最近では若い人が「嫁」「主人」を多用するように感じ、変わらなさを実感している。」と指摘した。
最後に筆者は、「しかし、同性カップルの存在も加味すると、改めてこの呼称の問題を考えなければと思う。彼女が使った「パートナー」は無難。しかし、できれば日本語の良い言葉を探したいものだ。
とは言え当面は、男女を固定しないいみでも、「おつれあい」と「パートナー」を使い分けようと思っている。」として締めくくった。
読んで勉強になった。世の中、いろいろだなあ、と思った。カップルも、絶対これでなければならない、ということもない。確かに。
男女のカップルが多いが、これを死ぬまで持続するのも、そう簡単ではないと思う。愛と思いやりと感謝が男女のカップルの持続のエネルギー源だから!