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by sasakitosio

オバマ氏到着タラップなし・・一触即発 <米中関係のはなし?G20は成功したの?成功って何だ??>


 9月6日付朝日新聞朝刊11面に、G20の取材記事が載った。今日はこの記事を学習することにした。
 まず記事は「ここは我々の国だーーー。5日に閉幕した中国・杭州の主要20カ国・地域(G20)首脳会議では、ホスト国の中国は国の威信をかけて臨み一貫して厳しい取材規制を敷いた。
 海外メディアとの怒鳴り合いが何度も起きるほど、終始ピリピリムードだった。」と切り出した。
 つづけて記事は、「オバマ大統領が到着した3日、米中当局者がもみ合う一幕があった。専用機で到着した際、赤じゅうたんの移動式タラップが用意されずオバマ氏は備え付けの階段で外へ。
 待ち構えていた記者が近づこうとすると警備に神経をとがらせる中国当局者が制止した。
 「いつもとやり方が違う」と抗議するホワイトハウス職員に「ここは我々の空港だ」と叫んだ。
 ライス大統領補佐官でさえさえぎられたという。
 この1時間ほど前にも、空港内に入る手続きに時間がかかり、米中当局者が殴り合い寸前になった。
 5日の習近平国家主席の記者会見では、約200人の期初に対し、約80人の警護官が会場を取り囲む厳戒態勢。会見で習氏は「記者の活動と貢献に感謝する」とねぎらったが、質問はうけず、20分過ぎると満足そうに会場を後にした。(杭州=富名腰隆)」として締めくくった。
 よんで、大変勉強になった。
 空港での、オバマ大統領への非礼をみると、オバマ氏と習氏が3時間会談をした、その内容がけして友好と信頼を高めるためのものでなく、抗議と言い訳や居直りの時間空間の共有ではなかったか、と思った。
 対外国との信用を無視してでも、厳しい警備をせざるを得なかったその理由はなんだろうか?
 中国の国内事情として、国民の政権への不信の高まり、内部対立の激化、等々があるのではないかと、勘繰りたくなった。
by sasakitosio | 2016-09-07 07:38 | 朝日新聞を読んで | Trackback