死没者の怒り <日本国憲法は死没者の遺言だ!!日米一緒に戦う、とんでもハップン!?>
2016年 08月 10日
筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「<ヒロシマ>といえば <ああヒロシマ>と優しいこたえがかえってくるためのには」
広島の詩人・栗原貞子さんが詠った。ヒロシマ、ナガサキは日本人にとって、あまりにも重い平和の原点である。」と切り出した。
つづけて筆者は、「今年の「原爆の日」には、広島の被爆者代表が、安倍晋三首相にむかって、「日本国憲法は死没者の遺言だ」と言いきった。
憲法を変え、沖縄米軍基地を増強しようという国が、ヒロシマ、ナガサキ、といったにしても、日本に侵略されたアジアの人たちは、この悲劇の地名に優しさと悲しみを感じることはない。
被爆地にでかけた安倍首相は、無情にも「安保法制によって日米軍事同盟は完全に機能する」と語った。
軍事同盟が完全に機能するとは、一緒に戦うということにほかならない。
これでは死者たちは眠れない。」と指摘した。
最後に筆者は、「石破茂元防衛相は、核政策のための原発必要論者だが、稲田朋美新防衛相も、核兵器保有論者である。
それを承知で任命した安倍首相自身、祖父の岸信介、大叔父の佐藤栄作首相と同じく、かって小型核兵器の保有に言及している。
右派の政治家で固めた「身内内閣」発足後、2020年まで首相で居残り、改憲を断行したいにおいがぷんぷんしてきた。
が、おごる自民党の衰退は、参院選の沖縄、福島選挙区、鹿児島県知事選、東京都知事選でも明らかだ。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「今年の「原爆の日」には、広島の被爆者代表が、安倍晋三首相にむかって、「日本国憲法は死没者の遺言だ」と言い切った。」とのこと、
「首相は、無情にも「安保法制によって日米同盟は完全に機能する」と語った」とのこと、
「石破元防衛相は、核政策のための原発必要論者だが、稲田朋美新防衛相も、核兵器保有論者である」とのこと、等等を知った。
ところが、この自民党が参院選で圧勝した。民意とのズレを言われて久しいが、民意とは、選挙結果とは、民主主義とは、いったい何だろうかと、考えてしまう。
筆者指摘の、参院選沖縄、福島選挙区、鹿児島知事選、東京都知事選、等々に民意の変化が見えるのは確かだが?