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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

死没者の怒り <日本国憲法は死没者の遺言だ!!日米一緒に戦う、とんでもハップン!?>

 8月9日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。
 筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「<ヒロシマ>といえば <ああヒロシマ>と優しいこたえがかえってくるためのには」
 広島の詩人・栗原貞子さんが詠った。ヒロシマ、ナガサキは日本人にとって、あまりにも重い平和の原点である。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「今年の「原爆の日」には、広島の被爆者代表が、安倍晋三首相にむかって、「日本国憲法は死没者の遺言だ」と言いきった。
 憲法を変え、沖縄米軍基地を増強しようという国が、ヒロシマ、ナガサキ、といったにしても、日本に侵略されたアジアの人たちは、この悲劇の地名に優しさと悲しみを感じることはない。
 被爆地にでかけた安倍首相は、無情にも「安保法制によって日米軍事同盟は完全に機能する」と語った。
 軍事同盟が完全に機能するとは、一緒に戦うということにほかならない。
 これでは死者たちは眠れない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「石破茂元防衛相は、核政策のための原発必要論者だが、稲田朋美新防衛相も、核兵器保有論者である。
 それを承知で任命した安倍首相自身、祖父の岸信介、大叔父の佐藤栄作首相と同じく、かって小型核兵器の保有に言及している。
 右派の政治家で固めた「身内内閣」発足後、2020年まで首相で居残り、改憲を断行したいにおいがぷんぷんしてきた。
 が、おごる自民党の衰退は、参院選の沖縄、福島選挙区、鹿児島県知事選、東京都知事選でも明らかだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「今年の「原爆の日」には、広島の被爆者代表が、安倍晋三首相にむかって、「日本国憲法は死没者の遺言だ」と言い切った。」とのこと、
 「首相は、無情にも「安保法制によって日米同盟は完全に機能する」と語った」とのこと、
 「石破元防衛相は、核政策のための原発必要論者だが、稲田朋美新防衛相も、核兵器保有論者である」とのこと、等等を知った。
 ところが、この自民党が参院選で圧勝した。民意とのズレを言われて久しいが、民意とは、選挙結果とは、民主主義とは、いったい何だろうかと、考えてしまう。
 筆者指摘の、参院選沖縄、福島選挙区、鹿児島知事選、東京都知事選、等々に民意の変化が見えるのは確かだが?
 
 
 
by sasakitosio | 2016-08-10 06:17 | 東京新聞を読んで | Trackback