屈しない ひと <本人も、支援し続ける人も、すごいなあ!なかなか真似できないなあ!>
2016年 08月 04日
まず筆者は、「秘密保護法の施行、内閣のテレビ局への干渉、一部週刊誌の都知事候補への攻撃など、マスコミのありさまが不安を与えている。
軍国レジュームに向かって逆走している安倍内閣にマスコミが伴走していては、戦時中と同じ不幸になりそうだ。」と切り出した。
つづけて筆者は、「1911(明治44)年1月、幸徳秋水以下、12人を一挙に処刑した大逆事件は、「邪推と言えば邪推の認定」と当時の検事総長が語っていたように、反戦主義者を一網打尽にするでっち上げ事件だった。
死刑判決から一等減じられて無期懲役にされた坂本清馬は、50年後に再審請求の訴えを起こしたが、最高裁でも棄却され、失意のうちに他界した。
戦時中の42年、「共産党再建」(治安維持法違反容疑)で、編集者、新聞記者、など60人が逮捕され、投獄され4人が獄死する、デッチ上げ言論弾圧が「横浜事件」である。
有罪にされた被告たちは戦後になって再審請求、裁判が始まったが、無罪にしないまま裁判を打ち切る「免訴」とした。」と指摘した。
最後に筆者は、「遺族二人が国家賠償請求を起こして名誉回復を図ったが、東京地裁は拷問や証拠隠滅を認めながらも、国家賠償法のなかった時代の事件だから、とのへ理屈で棄却した。
高裁に控訴した原告の木村まきさんは、小柄な女性だが、いつも背中が曲がるほど、資料のいっぱい詰まった布袋を両手に提げて、市民集会で配布している。」として締めくくった。
読んで、屈しないひと、それを支え続ける人、の存在に感心した。
また、「1911年(明治44)年1月、幸徳秋水以下、12人を一挙に処刑した大逆事件は、「邪推と言えば邪推の認定」と当時の検事総長が語っていた」とのこと、
「戦時中の42年、「共産党再建」(治安維持法違反容疑)で、編集者、新聞記者など60人が逮捕、投獄され4人が獄死する、デッチ上げ言論弾圧が「横浜事件」である」とのこと、等を知ることができた。
さらに、「横浜事件」では、再審請求で「免訴」とか、損害賠償請求で「国家賠償法のなかった時代の事件だから」と「棄却」した、とのことを知った。
「安倍内閣にマスコミが伴走していては、戦時中と同じ不幸になりそうだ」との筆者の指摘が当たらないことを!!