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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

「安保法は違憲」自衛官が提訴<体を張って憲法を順守する自衛官がいた! いいねえ!安心だねえ!!>

 7月14日付東京新聞朝刊31面に、自衛官が「存立危機事態」での防衛出動命令に従う義務がないとの確認を求める訴えを、東京地裁へ出していた記事が載った。
 今日はこの記事を学習することにした。
 まず記事は、「集団的自衛権の行使を可能にした安全保障関連法は違憲だとして、茨城県在住の陸上自衛官が、「存立危機事態」での防衛出動命令に従う義務がないことの確認を求める訴えを、東京地裁に起こしていたことがわかった。
 提訴は3月30日。」と教えてくれる。
 つづけて記事は、「7月11日に第一回口頭弁論が開かれ、国側は「原告の権利や法律的地位に危険や不安が存在するとは言えない」と訴えの棄却を求めた。
 訴状によると、原告は1993年4月に入隊し、「憲法を順守する」と宣誓。
 今年3月に施行された安保関連法に基づく防衛出動命令に同意しておらず、命じられた場合には生命などに危険が生じる恐れがあるとしている。」と教えたくれた。
 最後に記事は、「国側は、この自衛官は直接戦闘を行う部隊に所属しておらず、仮に存続危機事態が発生しても、訴えの利益はないと主張している。
 防衛省の担当者は「平和安全法制は憲法に合致しており、原告の主張は残念だとしている。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 まず、7月11日の口頭弁論期日がわかっていれば、万難を排して、傍聴したかった。
 「訴状によると、原告は1993年4月に入隊し、「憲法を順守する」と宣誓。今年3月に施行された安保関連法に基づく防衛出動命令に同意しておらず、命じられた場合には生命などに危険が生ずる恐れがあるとしている」ことを知った。
 自衛隊にいる限り、配置転換でどこへ配属になるか、自分で選べない わけだから、原告の主張は妥当だと思った。
 憲法学者の大方が違憲だという「安保法制」の現実を目の前にして、「憲法順守」を宣誓した自衛官なら、戦場に派遣される可能性のある自衛官なら、みながみな原告に共感してしかるべきであると思った。
 この裁判が、改憲阻止の、闘いの始まりだ。
 平和憲法を大切にし、自衛隊員の命も大切だと思う人々は、こぞって、この裁判を応援しよう。
 
by sasakitosio | 2016-07-14 19:11 | 東京新聞を読んで | Trackback