政略的飛行 <安倍内閣は、政略的非行の頻発では!?>
2016年 05月 04日
筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「熊本地震の悲惨は、まだ続いている。東の福島とあわせて被災者の疲弊は人ごとには思えない。
熊本視察に出かけた安倍首相が、羽田空港から自衛隊機で益城町の陸自分屯地に飛び、そこから自衛隊ヘリで被災地を訪れたのは地震発生から9日たった4月23日。
29日に再訪したときも、やはり羽田から自衛隊のU4多用途支援機で分屯地に着陸、自衛隊ヘリで被災地をまわった。初回はまだ熊本空港も混乱状態だったであろうから、自衛隊基地に着陸、そこでヘリに乗り換えて出発するしかなかったかもしれない。」と切り出した。
つづけて筆者は、「でも、と思う。二回目のときは熊本空港に民間機が飛んでいたのだから、すべてのコースを自衛隊に依存しなくてもよかったのでは。
しかし、とも考える。
自衛隊機を使うかどうかは、本人の意志の問題で、一つの選択であれこれいうのはヘンかもしれない。
でも、米軍のオスプレイ機に援助物資を運ばせたのは、これから自衛隊が米軍需工場から購入するためのデモンストレーションとの見方もある。」と指摘した。
最後に筆者は、「29日に放映された日本テレビ系の番組で、安倍首相は九条改憲のために参院選で3分の2以上の議席を確保する、と明言した。国防軍設置と緊急事態条項の新設、その一環の飛行だったのかも。
本日、午後1時か東京・有明防災公園で、戦争反対の集会を開きます。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
5月3日の有明の集会に参加しようと12時に新橋駅へ着いたが、人が多すぎて改札の入場制限をしていた。やむを得ず、東京駅へ戻り、京葉線で新木場下車、りんかい線で国際展示場駅へ、1時間かけてついた。4政党の代表のあいさつを聴いて、会場を後にした。
ただ、会場にはじめて行って見て、東京湾直下型地震の時には水没したりなんかして、避難場所に仕えるのだろうか、中学生の理科程度の頭で考えたら、心配になった。
また、安倍総理の「政略的飛行」との筆者の指摘は、当たっているように思った。そして、ふと安倍総理・内閣の行動は「政略的非行」が頻発しているような気がした。