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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

目覚めよ野党

 11月15日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者はに学ぶことにした。
 まず筆者は、「このところ、政府・与党のすることは常識はずれの連続である。安倍首相は憲法を無視して臨時国会を召集しない。南京大虐殺の資料がユネスコの世界記憶遺産に登録されたことに抗議するため、外務省は虐殺自体を否定する本まで動員する。
 反知性主義と歴史修正主義が政府中枢まで汚染している。安保法制の議論のときから言ってきたとおり、日本という国の存立危機である。」と指摘した。
 つづけて筆者は、「権力の非道をとがめ、これをとめるのは野党とマスメデアの任務である。メディアの中には頑張っているものも多い。
 しかし、野党、特に第一野党の民主党は迫りくる暗雲が見えず、小春日和の中で昼寝しているように思える。
 細野豪志、前原誠司両氏は維新の党の江田憲治氏とともに民主党の解党を叫び出した。気は確かかと言いたくなる。民主党はいままで、根本的な路線論争をしたら党が割れるかもしれないと恐れて、議論を先送りにして来た。それが限界に達している。
 この際、自民党の二軍になりたい人はあっち、道理と常識に基づいて政治を立て直したい人はこっちとはっきり仕分けするときである。」と指摘した。
最後に筆者は、「この自民党が来年の参院選で勝てば、日本の民主主義は終わりである。
 いまの野党に必要なのは、安倍政治に敵がい心を持ち、これを何としてでも終わらせたいという欲求を持つことである。」として締めくくった。
 筆者指摘の、「このところ、政府与党のすることは常識はずれの連続である」、
 「反知性主義と歴史修正主義が政府中枢まで汚染している。」、
 「この自民党が来年の参院選で勝てば、日本の民主主義は終わりである」、等々は、その通り、理解し納得した。
 筆者指摘の通り、今「日本という国の存立危機事態」だ、ということは理解できるが、事態解決の処方箋の適当なのが見当たらない。
 政府も、国民も、政党も、学者も、マスコミも、文化人も、宗教家も、時代のブラックホールから抜け出せないのだろうか?
 筆者をはじめ日本の有識者・文化人の皆様の中から、突き出た、抜け出た、叡智の持ち主の表われることを期待したい!そして、願わくば、来年の参院選までに間に合うことを!!

 
by sasakitosio | 2015-11-16 06:27 | 東京新聞を読んで | Trackback