うりずんの雨
2015年 06月 27日
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「米軍の沖縄島への猛攻撃で、日米20万人以上の死者が出た。住民の死者は4人に1人。目の前で住民を巻き込んだ戦闘はどんな恐怖だったろうか。集団自死もあった。
米兵ばかりか、日本軍も加害者だった。生き残った人たちの心の傷を思えば、言葉はない。」と切り出した。
つづけて筆者は、「今日、「沖縄慰霊の日」である。もしも日本がばかげた戦争をはじめていなかったら、アジアの2千万人は殺されなかった。沖縄も広島も長崎も、東京など各都市での非業の死もなかった。わたしたち日本人が背負っている罪は深くて重い。
海外ばかりか沖縄、本土でも、家族のもとにもどっていない膨大な遺骨がある。
ジャン・ユンカーマン監督のドキュメンタリー映画「沖縄うりずんの雨」は沖縄戦のあいだふりそぼっていた「潤いの雨」をタイトルにしている。作品冒頭に、ペリー米海軍提督が登場する。そのころから沖縄は植民地として狙われていた。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「1995年、基地の町で小学生に海兵隊員3人が性的暴行を行った。その一人が実名で登場する。当時21歳。軽い気持ちで少女を凌辱していた。植民地意識は、日本軍にも共通している。
殺人を称賛する国が沖縄に新基地を作る。それに協力するだけでも日本の罪は重い。さらに一緒に人を殺す法律を、政府は強行しようとしている。これほどの退廃はない。」と締めくくった。
読んで勉強になった。
「沖縄 うりずんの雨」の作品冒頭に、ペリー米海軍提督が登場する。そのころから、沖縄は植民地として狙われていた」とのこと、初めて聞いた。
「植民地意識は日本軍にも共通していた」との指摘は、中国大陸で、日本軍の蛮行をもって証明できると思った。
23日が「沖縄慰霊の日」であることに、恥ずかしながら自分は無知であった。