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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

高野山の国宝「諸尊仏龕・八大童子像」を見てきました

 11月3日(月)曇り、風少し、人多し。

 毎朝の手賀沼散歩。入りの柏公園6時半。西の空はあかるい、カラス、ヒヨドリ、シジュウカラ、の声、コオロギの声も、聞こえた。彼岸花の「濃い緑の葉」を、見ながら公園を抜けて、大堀川の河口へ。川に、不思議と鳥がいない。斜面の藪の中から、時々コオロギの声がする。

 柏下の水路沿いの草原を抜け、機場の林に入り、戸張側の機場の林で、小鳥の声を聞きながら、もも上げ体操。

 戸張下の水路沿いの草原を歩く。休耕田のアシのの天辺から、モズが囀ってくれる。手を振って挨拶。

 ひどり橋、横の柵を使って、腕立て伏せ、スクワット。

 帰路も水路沿いの草原を選んで、あるく。機場の林のユリノキの天辺でモズが尻尾を回しながら、囀っていた。

 今日は、文化の日。テレビ番組で、京都の国立博物館の案内があった。むかし、むかし、大学受験で京都へ行ったとき、ミロのビーナスを京都の国立博物館で並んで見たのを思い出した。それが刺激になった。
 過日、同級会で行った高野山で、空海が唐からもらってきた「諸尊仏龕」が、秘宝館に不在で、現在「サントリー美術館」へ出張中とのことであった。ために高野山で見れなかった。

 それを、今日、急に思い立って、見てきた。

 日比谷線の六本木駅から、サントリー美術館までの沿道が、これまた近代美術館風、フランスのシャンゼリゼ通り、みたいな風景だった。

 美術館にようやくたどり着き、ゆっくり、穴の太あくほど、前後左右、上下から見てきた。一木を三つに分け、内側に仏像を彫り、観音開きになって、金属の蝶番でとめてあり、なかが見れるように開いてあった。西安で、2.3日探し歩き回ったが、青龍寺にたどり着かなかった、事を思い出した。

 また、入り口正面に鎮座してあった、空海座像は美男で、穏やかで、ふくよかな、ほれぼれするような「空海」さんだった。

 そして、国宝の運慶作「八代童子象」の素朴さも時代の若者の表情を思い出せるようで、良かったが、重要文化財の快慶作の「四天王像」が、一体一体が力強く、美しく感じた。

 時空を超えて、いいものに出会えて、今日は文字通り「文化の日」であった。ただ、憲法は日々目を離せない状況は変わらないが。


by sasakitosio | 2014-11-03 19:38 | 今日の感動 | Trackback