敗戦の8月15日、満2歳 新潟の農村で生きてました
2014年 08月 15日
今日は敗戦記念日、あえて終戦と言わないことにしている。
終戦と言う言葉は、戦争責任をあいまいにする言葉のような気がするから。
あれから、あっという間の69年間、今日現在、手賀沼のほとりを毎日散歩している。
日本一汚れた沼と言われて、それを解消するための三本柱、
「ヘドロ浚渫」で過去の汚れを取り、
「公共下水道の普及」で新たな汚れを防ぎ、
「北千葉導水事業」で、利根川下流から、きれいな水を手賀沼に注水する。
この事業が完成する前と後で気が付いた変化がある。
アオコのにおいが消えたら、クチボソが極端に減ったような気がする。水が澄みはじめてから、ハクチョウがどんどん増えたような気がした。
きれいになった手賀沼の周りを、今日も歩いた。
入りの柏公園5時。ミンミンゼミの声がした。
水路沿いの草原を歩く。沼の中、田圃の中からは、虫の声が聞こえてきた。森からはセミの声が合唱で聞こえてきた。
戸張下の水路沿いの草原に降りると、沼のアシ原に立つ柳の天辺から、イッピツケイジョウ、イッピツケイジョウと声がした。歩きながら、何回も手を振る。
ひどり橋、横の柵を使って、腕立て伏せ、スクワット。
近くで、イッピツケイジョウ、イッピツケイジョウの声が聞こえてきた。声を頼りに木々を探ると、緑道の桜の木の天辺で、鳴く小鳥を確認。手を振って、感謝感謝。