チーチーの声、カワセミ、前の柵にとまる
2014年 07月 15日
毎朝の手賀沼散歩、入りの柏公園5時10分。ムクドリがギャギャ走り回っている。草原をサーと走り木陰の藪に入るものあり。トリを狙った野良一匹。身を縮め跳躍の構えは、野生の肉食獣を感じさせる。
木陰を通り、大堀川河口へ。路肩の刈残された藪に咲く、月見草数本。一斉に花をつけ始めた。一本一本、茎を揺する。枯れた花びらを落とす。それだけで、花が生き生きとして来る。
柏下の水路沿いの草原を歩く。ショウジョウトンボ一匹、また一匹、併せて3匹にあう。柏の森から、ウグイスの声が聞こえてきた。
機場の林へ入り、草薮を歩く、ハグロトンボ一匹ヒラヒラ、
通路の植込みからもハグロトンボヒラヒラ、機場の林でまたハグロトンボヒラヒラ、計三匹に会う。
機場の林で、もも上げ体操。
戸張下の水路沿いの草原を歩く。今日から、水田での農薬の空中散布が始まった。ラジコンの大きなヘリコプターのエンジン音が響いた。
そのためか、ふるさとへ帰ったのか、オオヨシキリの声が絶えた。
ひどり橋、横の柵を使って、腕立て伏せ、スクワット。
眼下の大津川には、ハクチョウの親子4羽が水面でくつろぐ。ある瞬間、親鳥が警戒のシグナル、羽根を立てた。何事かと思っていると、川上から、二羽のハクチョウが川の上空を低く飛んで行った。いつみてもハクチョウの飛ぶ姿は、雄大で美しい。
空中散布を用心して、釣り人も、歩く人も、多くは口を手拭いやタオルでおさえていた。体への農薬の影響を最小限にするために、最大の距離を置いて、帰路は緑道沿いの沼側の路肩を歩いた。
ヘリコプターをはるかかなたにしてから、水路沿いの草原を歩く。機場の近くにきて、何か聞きなれた鳥の鳴き声、チーチー。目の前の水路の柵、綱の上に、大型のカワセミがとまった。声をかけたら、田圃の上空高く飛んで行った。
帰路、柏下の水路沿いの草原を歩いた、チョウトンボにあった。足を止めて、止まる場所を確かめようと観察していたが、高い木の上に舞っては降りて、田圃の上を舞う、あんな小さな体で、結構スタミナがあると感心した。