ウグイスの鳴き比べ
2014年 06月 04日
毎朝の手賀沼散歩、入りの柏公園5時20分、小鳥の声あり。
公園を抜けて、大津川河口へ。川岸に降りて、歩く。土手の斜面に、大きな月見草、ふた株3輪あり。水かさが増してか、餌の山なし、亀の姿もなし。アシ原からは、ヨシキリの声が聞こえる。
柏下の水路沿いの草原を歩く。対岸の耕したばかり、草が一本も見えない畑に、黒いものが見えた。ハトかと思ったら大きな黒い亀であった。全く隠れる物がない。危険極まりない環境にいることに亀も気づいてか、首を伸ばし必死の亀の歩みをしていた。
機場の藪が、内も外もすっかり除草されていた。キンランの三株は影も形もない。残念。実がなっていたので、どこかに芽生えてくれることを祈るしかない。採取しないで、野に咲く方がキンランにふさわしいと思ったが、一株は採取し育てた方が良かったかもしれない。
戸張側の機場の林、下の草薮は完璧に除草されていた。
ブタナの林も、跡形もない。
小鳥の声を聞きながら、体操。
葦原からのヨシキリの声を聞きながら、戸張下の水路沿いの草原を歩く。田圃が緑っぽくなってきた。戸張の森から、ウグイスの声。ひどり橋、横の柵を使って、腕立て伏せ、スクワット。橋の上では、手を叩いて、上流に浮かぶハクチョウ親子を呼んでいる人あり。ハクチョウがひどり橋のほうへ下ってきた。
帰路は、戸張の森からウグイスの声が聞こえ、沼の葦原から、休耕田の葭原から、盛んにヨシキリが鳴く。
大井の山寺の明け六つの鐘が、ゴーンと響く。
アオサギが三羽、ギャオ、ギャオと鳴きながら、空を渡る。
ツバメが4羽、水田の苗の上をすれすれに飛び、舞う。
柏の森からのウグイスの声、二羽が、交互に囀る。まるで、ウグイスの声比べだ。