枯れた葦に、新しい芽が出始めた
2014年 03月 25日
毎朝の手賀沼散歩。入りの柏公園6時20分。カラス鳴き、小綬鶏草原を走り、ハト数羽飛ぶ。
広場を抜けて。柏下の水路沿いの草原に降りる。水路を覗くと、40センほどの真鯉、2匹泳いでいた。久しぶりの魚影だ。手持ちの鯉の餌を、少し投げたが、鯉は逃げた。
草原を歩きはじめると、キジの姿が、田圃の畔に見えた。何回も手を振って、挨拶。キジが首をもたげて、きょろきょろして、羽ばたいてケーンと鳴いてくれた。振り返りながら、手を振って、応える。
機場の林の「藪椿」。二本が昨年、アメリカシロヒトリに集られ、枝先の芽まで食われ、瀕死の状態だった。その「藪椿」が二本とも、生き返って、よわよわしいが葉っぱをつけている。その一本に、花が一輪咲いた。藪椿の花は、うす桃色の優しい美しさ。しかし、花の蜜は甘く量も多い。数年前、樹が元気な時は、花の蜜をいくつもいくつも吸って、一日の元気の源にしたものだ。
戸張側の、機場の林で、ヒヨドリの声を聞きながら、体操。
戸張下の水路沿いをヒドリ橋まで歩く。途中の水路に生える「枯れたアシ」の根元に、新しい芽がスックと立っていた。よく見れば、あちこちに新芽が10センチ前後に伸びていた。
雪柳は、植込みの中で、株によっては満開のものが出始めた。
水路から、ダイサギが舞い上がり、およそ美しい姿に似合わぬ、だみ声をまき散らしながら、沼の方にゆっくり飛んで行った。
ひどり橋の横の柵で、腕立て伏せ、屈伸運動。橋下のホームレス、しばらく顔を見ないが、元気しているのだろうか?
帰路、河津桜の花見。まだ今日も満開。朝日に映える、ピンク色。木の枝の間に、体をいれ、頭を入れ、花に鼻をつけ、花の中から青空を、お日様をみる。天国とはこんなものではなかろうか?