さまよえる亡霊
2014年 02月 27日
今日はこの記事に学ぶことにした。
筆者は、「まるで「朕は国家なり」だな、と首相の尊大さにあきれている。四百年も前のフランス王のように勝ち誇っている。」と切り出した。
つづけて筆者は、「東京都知事選に勝つと案の定、安倍晋三首相は早速「集団的自衛権」の行使を容認する考えを強調した。調子に乗って、「最高責任者は私」と言い放った。「閣議決定も思うまま」と考えているようだが、今は絶対王政の時代ではない。
安倍さん「国権の最高機関は国会」(憲法41条)をお忘れですか。
あなたは支配に都合悪い事実が漏れるのを厳罰で防ぐ、「特定秘密保護法」の採決を強行した。
憲法の番人・内閣法制局長官の首を自分の言うことを聞く人間にすげ替えた。
「公共放送」NHK会長や経営委員会に、自分に忠誠を誓うメンバーをいれた。
その上での「最高責任者は私」の傲慢発言だ。」と怒りの指摘をした。
最後に筆者は、「憲法を勝手に解釈し、「集団的自衛権の行使」は「必要最小限の実力行使」(戦争)に含まれると、首相が任命した「私的諮問機関」の北岡伸一座長代理が語っている。
戦争を始める条件とは、「密接な関係に国が攻撃を受けた場合」「放置すれば日本の安全に大きな影響が出る場合」などで、これではいつでも勝手に戦争ができる。
戦後の平和教育は「マインドコントロール」だったとは、安倍さんの朕理論だ。祖父時代の亡霊がまださまよっている。」と締めくくった。
筆者の指摘しているように、いつでも勝手に戦争ができるとすれば、実に怖い話だ。それが現実化したら、若者の就職難のおり、知り合いに孫が自衛隊に入った人がいるが、かわいそうすぎる。