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by sasakitosio

ブッタガヤ、インド日記(4)

 ブッタガヤの印度山日本寺のこと。
滞在のブッタガヤのホテルは、KANAKO。ホテルの前は田圃、雨が降らないため、カチカチになっているので牛もらくらく草をたべている。こののどかさが、まず気に入った。ホテルの後ろには、セメントづくりのおおきな大仏坐像がそびえている。大仏を背中から横顔を見ながら歩き、左右の屋台と通行人でごったがえしている道路を横切る。その左角の一角が、印度山日本寺だ。その道をさらに進んで、行くと途中に日本寺「仏心寺」がある。さらに進んで、交差点を左にゆくと、印度山日本寺の入り口だ。中は至ってしづか。朝夕5時から読経、読経後「座禅」。中に、本堂、講堂、診療所、図書館、宿泊所、事務所、幼稚園、面積は1ヘクタール以上ありそうだ。
 出向僧が2人いるとのことだった。
 毎日、お寺を訪ねた。異文化の中で、ほっとする空間だった。
 1日の朝は、雑煮がでるという「お知らせ」があったので、それを楽しみに出かけた。日本からの旅行客が10人ほどいた。インドに来る人たちの「目的」や、印度での「発見」を聞いた。だれも印度山日本寺について質問をしないので、私が、いくつか質問をした。
まず、建物について、診療所(目下休診中、印度人の医者がなくなったため)、図書館、宿泊所(休業中)、講堂、幼稚園。
 建物の外壁の柱に名前が書いてあるが、それの由来と、費用についてなど。そこにいた、若い僧は、日本寺の前にある「一心寺」の出向僧が雑煮をごちそうになりに来ていただけで、日本寺のことは良く分からなかった。私が「ナイランジャラー川(お釈迦様が前正覚山から降り、スジャータに乳粥を振舞われ、対岸のブッタガヤの悟りの「菩提樹」に来たときに渡った川と言われている)」を渡りたいと話したら、一人の女性が、ブッタガヤからの川への入り口を、自分のノートを一枚切って、地図を書いてくれた。これが後日、役に立った。感謝感謝。
2日朝、また日本寺を訪れ、図書館へ。中で、幼稚園の記念誌があったので、それを全部読ませてもら遭った。
 図書館をでると、ちょうど幼稚園の始まる時間だった。たまたまいた僧に話して、幼稚園を見せてもらった。6クラス全員が教室前の廊下に並んで、歌を歌っていた。
 夕方には、読経と座禅につきあい、その後、幼稚園の運営の足しにと、気持ちだけの寄付をしてきた。
 3日。最後のブッタガヤ。11時過ぎに、また日本寺を訪ねる、
幼稚園では、給食の準備が、廊下でなされていた。教室の中では、子どもたちが、元気に、大きな声で合唱していた。
 11時30分、印度山日本寺に別れを告げた。
 
by sasakitosio | 2014-01-08 18:01 | インド一人旅 | Trackback