カギになり、棒になり、渡り鳥行く
2013年 12月 06日
毎朝の手賀沼散歩。6時でまだ薄暗い、柏公園明け六つの鐘、最後のひとつが街なかから聞こえてきた。少し明るくなった、草原を公園から、柏下の水路沿い、機場の林へと、急ぎ足で歩く。
機場の林で、東の空に高く積み重なった、厚い雲をみながら、体操。時間とともに、雲が流れ、形をすぐ変える。と、雲間から、すかさず陽の光が飛び出す。雲の下の部分が、だんだん赤く染まる。雲に映る、陽の色の変化を、楽しみながら、戸張下からひどり橋まで、草原を歩く。
ひどり橋の上から、天上の青空を仰ぎ、東の空の茜雲を眺める。
空には、カギになり、棒になり、30数羽の大型の渡り鳥が、ゆったり、東北の空に消えていった。
帰路の、草原に、時々、ハクセキレイが白黒の姿に、長い尾をふりながら、現われる。
出の柏公園は、ヒヨドリの雄叫び、小鳥のさえずりで、賑やか。