人気ブログランキング | 話題のタグを見る

憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

日中の平和条約 不戦の精神忘れまい

 8月17日の東京新聞社説に、「日中の平和条約 不戦の精神忘れまい」の見出しで、日中の関係改善を訴える記事が載った。
 社説によれば、「中国の国営新華社通信は条約の調印記念日にあたる12日、日中関係について「国交正常化以来、最低の谷に陥り、これは完全に日本の責任だ」と、非難する論評を公表した。」とのこと。しかし、「尖閣諸島周辺での中国の挑発的な動きを見ても、関係悪化の責任が日本だけにあるという指摘は誤りである。」と社説は指摘している。
そして社説は「中国指導者が領土問題などで半日ナショナリズムを極端にあおるのであれば、逆に日本人の国民感情を傷つけ、関係修復の機会は遠のくことを胸に刻んでほしい。」と、中国側に自制を促した。なおも社説は、「平和友好条約に調印した35年前を振り返ってみたい。、、、鄧副首相は「中日両国はともに覇権を求めないことを確認しようと」と応じ、園田外相は「条約締結はアジアの平和、繁栄につながる新しい秩序を作るものである」と引き取った。条約には、主権や領土保全の相互尊重や、紛争の平和的手段による解決などが盛り込まれた。日中の先人が条約に込めて思いは、不戦の精神であったといえる。」と断言している。
 最後に社説は、「安倍首相は関係改善に向け靖国神社を参拝しないという抑制的態度をとった。中国も「最低の谷」から、ともに這い上がる努力を見せてほしい。」と結んでいる。
 社説の、願いが、日中首脳に届くことを祈りたい。ただ、中国社会の仕組みが、どれ程、日本のメディア・国民に理解されているのでしょうか?日本の外務省にしても、交渉時にテレビに出る「顔」は自信なさそうに見えてならないのですが?それにしても、経済関係は、質量ともに、共存共栄の関係だと思うのですが?
by sasakitosio | 2013-08-18 14:28 | 東京新聞を読んで | Trackback