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by sasakitosio

参院選~難題を棚上げにする「空気」

7月7日付け朝日新聞朝刊7面、「波聞風問」に、編集員の原真人氏の署名記事が載った。参院選論戦~難題を棚上げする「空気」の見出しで、先日の日本記者クラブでの参院選党首討論について、原真人氏には、最も大事な課題が抜け落ちていたとのこと。
 それは「世界最速の超高齢化、先進国で最悪の財政、社会保障の悲観的未来という未解決のままでめども立っていない問題だと指摘。その空気を作ったのはアベノミクスではないか?と。また原真人氏は、アベノミクスが曲がりなりにも実行できるのは、野田政権時代に決めた10%への「消費増税」があってこそ、という点を忘れてはいけない。これがなければ10兆円の経済対策も保育の受け皿40万人増戦略も、まず財源問題で行き詰まっていたはずだと指摘。かさねて、日銀による巨額の国債買いでも国債が暴落しないのは「消費増税」でかろうじて市場の信頼をつなぎとめているからだと指摘する。
 この記事を読んで、考えさせられたことがある。
 一つは、「消費増税」の経済的意味の大きさだ。もう一つは、いわゆる「空気」はどのように、できるのだろうか?とう疑問だ。
 筆者の言われる、「最も大事な課題」に立ち向かう「人物」が選挙で当選できる「空気」はどうやったら、できるのだろうか?
 また、消費増税については、安倍政権は「タナボタの増収をバクチ」に使おうとしているのでしょうか?
by sasakitosio | 2013-07-07 18:17 | 朝日新聞を読んで | Trackback