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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

戦後60年‐日本の成長は民間主導、その原動力は憲法理念の体現

7月22日日経新聞、経済教室(大和総研名誉顧問 宮崎 勇氏の論文)。
日本の戦争被害は、人的被害(軍人・軍属・一般市民の死者・行方不明)250万人、物的被害は653億円(1945年価格)で、「国も企業も家計も赤字」であった。がそれがほぼ10年で「戦前平和時の水準」にまで回復したとのこと。終戦直後、マッカ-サ-将軍に随行してきた記者は東京の焼け野原を見て「この国の経済復興にはどれくらいかかるか見当もつかない」と述べたとのこと。それほどに、人の想像を超えた発展を日本はしたことになる。
氏は、この発展の原動力は、民主化と非軍事化を目的とした「制度政策」であり、具体的には独占禁止法の制定、農地改革の実施、労働三法の制定などであった。それは新憲法の理念の体現でもあったとのこと。そして、新しい環境の下での発展には「構造改革」が前提となることを示した教訓である、とされる。
今日の日本は、ひとそれぞれにとって、現実問題として、よいこともわるいことも多々あるかもしれないが、それはト-タルとして、選別できない、憲法の実践の上に生まれた矛盾ではないか、と私には思われてならない。現在という新しい環境の下での、発展のための「構造改革」とはなにか?それが問題だ。いまの政府の行おうとしている「改革」は、それとは違う気がしてならない。
by sasakitosio | 2005-07-26 21:44 | 地球のひとり言 | Trackback(1)