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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

 623日付け東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。 

 まず筆者は、「開幕まで一カ月。誰が何を言おうと観客を入れてやる気なんだ、というところまで東京五輪の状況は来てしまった。

 中止か開催かの議論はうやむやになり、有観客か無観客かの議論も飛ばして気が付けば上限1万人、開会式2万人、JOCとスポンサー関係者は別枠、あと酒も・・みたいな話になっている、」と切り出した。

 すでに指摘されているように、主催者側のやり口は旧日本軍にそっくりだ。

 敗戦の原因を分析した「失敗の本質」は日本軍の特質を<やってみなければわからない、やればなんとかなる、という楽天主義>と評している。

 <日本軍の戦略策定は一定の原理や論理に基づくというよりは、多分に情緒や空気が支配する傾向>が強く<一見科学的思考らしきものがあっても、それは科学的という名の「神話的思考」から脱しえていない>

 その結果、先の戦争は日本人だけでおよそ300万人の犠牲を出した。そのもっとも悲惨な例が、沖縄戦における集団自決だろう。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「かくてこの国は再び敗戦に向かって歩き出している。菅首相は「緊急事態宣言が出されたら無観客も辞さない」と語ったが、五輪ありきで進んできたこれまでの経緯を見れば、誰が信用できますか。

 失敗は繰り返すまい。犠牲者を増やさないため、ぎりぎりまでギャンギャン言い続けよう。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「開催まで1カ月。<中略>中止か開催かの議論はウヤムヤになり、有観客か無観客かの議論も飛ばして気が付けば上限1万人、JOCとスポンサー関係者は別枠、あと酒も・・・みたいな話になっている」との指摘、

 「すでに指摘されているように、主権者側のやり口は旧日本軍にそっくりだ。」とのこと、

 「敗戦の原因を分析した「失敗の本質」には日本軍の特質を「やってみなければわからない、やればなんとかなる。という楽天主義>と評している。」との指摘、

 「<日本軍の戦略策定は一定の原理や論理に基づくというよりは、多分に情緒や空気が支配する傾向>が強く<一見科学的思考らしきものがあっても、それは「科学的」という名の「神話的思考」から脱していない>。」との指摘、

 「日本軍は同胞も簡単に裏切った。その最も悲惨な例が、沖縄戦における集団自決だろう。」との指摘、

 等々を知ることができた。

 そして筆者は、「かくてこの国は再び敗戦に向かって歩き出している」と指摘し、

 「失敗は繰り返すまい。犠牲者を増やさないため、ぎりぎりまでギャンギャン言い続けよう。」と指摘した。筆者の指摘に賛同と感動しながら、考えた。

 犠牲者を増やさないため、ぎりぎりまでギャンギャン言い続けよう、との筆者の気迫とパワーに、まず敬礼。そして、今から五輪開催による「コロナ感染拡大」が生じた「いわゆる敗戦後」の日本復興をいまから考えておきたいものだ、と思った。

 まず、コロナによって大きな被害を負った女性、非正規雇用者、飲食店、等々の対策を考える。

 ために、労働者は全て正規労働者とし、民間企業や自営業で働いていないない人は、すべて公務員として正規雇用と職業訓練と失業手当を払える社会システムに変えることができないか、国民的な議論を起こしたいものだ、と思った。

 次に、民意と乖離したことが明らかになった「政府、国会、司法」にたいして、民意を反映させる仕組みを考える。ために国民的議論を起こしたいものだ、と思った。

 さらに、自民党が国民投票法の改正を進め、改憲を進めるなら、改憲の中身として、天皇の国民投票による信任とか、総理大臣や最高裁判所長官、衆参院議長の国民投票による信任とか、も国民的議論を起こしたいものだ、と思った。

 大好きな日本の自然と人情と平和と自由と民主主義を、コロナ禍の禍を転じて、発展させる契機に是非ともしたいものだ、と思っている。


# by sasakitosio | 2021-06-24 06:21 | 東京新聞を読んで | Trackback

622日付け東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者「沖縄戦で戦死した兵士や住民の遺骨が、沖縄辺野古の米軍基地建設の下敷きにされる。想像に絶する歴史の悲劇が始まろうとしている。」と切り出した。

 続けて筆者は、「全島戦場となった沖縄で各地から召集された兵士が戦死した。未発見の遺骨が多く混じっている沖縄南部の土が、こんどは米軍基地建設に利用される。遺族にとってどれほどの悲しみであろうか。

 あす23日は、米軍に追い詰められて沖縄南部に敗走した、大日本帝国陸軍第32軍の牛島司令官と長参謀総長が自決、住民の4人に1人が殺された戦争が終結した「慰霊の日」。

 会場の「平和の礎」がある糸満市平和記念公園で遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんがいま、3月続くハンストを実施している。

 県知事が辺野古基地建設の設計変更を認めず、「遺骨交じりの土砂を使わせない」と明言してほしい、との要請である。」と教えてくれる。

 さらに続けた筆者は、「1960年代に米軍により計画されたが、ベトナム戦争による財政逼迫で中止になった曰く付きの基地。

 その後、日本の資金で建設されることになったが、米シンクタンクでも「完成する可能性は低い」とされてきた。

 海底がマヨネーズ状の軟弱地盤、総工費も当初の35百億円から約3倍の見通しになっている。」とも教えてくれる。

 最後に筆者は、「国家のために死んだひとたちが野ざらしにされ、今度は米軍基地の人柱にされる。その無念さを共感できないのは恥ずかしい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「全島戦場となった沖縄で各地から召集された兵士が戦死した。未発見の遺骨が多く混じっている沖縄南部の土が、今度は米軍基地建設に利用される。遺族にとってどれほどの悲しみであろうか」との指摘、

 「あす23日は、米軍に追い詰められて沖縄南部に敗走した、大日本帝国陸軍第32軍の牛島司令官と長参謀長が自決。住民の4人に1人が殺された戦争は終結した日」。」とのこと、

 「会場の「平和の礎」がある糸満市平和記念公園で遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんがいま、3月続くハンストを実施している」とのこと、

 「県知事が辺野古基地建設の設計変更を認めず、「遺骨交じりの土砂を使わせない」と明言してほしい、との要請である」とのこと、

 「1960年代に米軍により計画されたが、ベトナム戦争による財政逼迫で中止になった曰く付きの基地」とのこと、

 「その後、日本の資金で建設されることになったが、米シンクタンクでも「完成する可能性は低い」とされてきた」とのこと、

 「海底がマヨネーズ状の軟弱地盤、総工費も当初の3千5百億円の約3倍の見通しになっている」とのこと、等々を改めて知ることができた。

 そして筆者は、「国家のために死んだひとたちが野ざらしにされ、今度は米軍基地の人柱にされる。」と指摘し、

 「その無念さを共感できないのは恥ずかしい」と嘆いた。

 筆者の指摘や嘆きに共鳴しながら考えた。

   本土に、戦中に生まれいま後期高齢者になった自分は、沖縄の全島戦場、41人が殺されたことを知ると、ただただ運がよかったのだと、と思った。本土決戦まで戦争が進んでいたら、今までの平和で自由で穏やかな生活はなかっただろうと思った。
 沖縄のことを、沖縄の人々の歴史的苦難が今も続いていることを、本土の人々は知らなすぎる、と思った。

 世界から戦争を無くし、特に北東アジアから戦争をなくし、沖縄を含め日本全土から米軍基地をなくする思想と政策と実行の筋道を一日も早く建てたいものだ。日本の有識者、指導者に期待したい。


# by sasakitosio | 2021-06-23 06:19 | 東京新聞を読んで | Trackback

 621日付け東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「先週、訪問看護にうかがったお宅で「オリンピックが近づきましたね」と話を振ると、「知らなかった」と答える利用者さんがいた。驚いた顔で、続いて出てきた言葉は、「コロナは大丈夫ですか」。これが常識的な反応に違いない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「18日、政府分科会の尾身茂会長など専門家有志は、大会組織委の橋本会長と西村経済再生担当相に提言を提出した。

 感染が拡大しやすい現状に加え、五輪開催によってさらに事態が悪化する可能性が示唆されている。

 提言では、感染拡大を最小限とするためには、無観客開催が望ましく、パブリックビューイングなど不特定多数の人が集まる応援イベントは中止すべきと明言している。

 観客を1万人入れる案も検討する政府の意向とは、大きなずれがあると言わざるを得ない。

 医療現場に目を転ずれば、コロナに追われて通常の医療ができない状況が続いている。

 観客を入れれば、相応の医療体制の整備が求められ、臨床現場はその分手薄になる。観客が熱中症で倒れた際、救急搬送する余裕があるのだろうか。不安は尽きない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「私は看護師としての良心に照らして、たとえ開催が決まっても反対の声を上げ続ける。

 「私たちが止めるしかない東京オリパラ~女性たちの抗議リレー~」は、今も継続中。毎日火曜日、YuTubeで動画を配信している。」として締めくくった。
  読んで勉強になった。

 「18日、政府分科会の尾身茂会長など専門家有志は、大会組織委の橋本会長と西村経済再生担当相に提言を提出した」とのこと、

 「提言では、感染拡大を最小限とするためには、無観客開催が望ましく、パブリックビューイングなど不特定多数の人が集まる応援イベントは中止すべきと明言している」とのこと、

 「医療現場に目を転ずれば、コロナに追われて通常の医療ができない状態が続いている。<中略>観客が熱中症で倒れた際、救急搬送する余裕があるだろうか。不安は尽きない」とのこと、

 等々を知ることができた。

 そして筆者は、「私(筆者)は看護師としての良心に照らして、たとえ開催が決まっても反対の声を上げ続ける」と明言し、

 「「私たちが止めるしかない東京オリパラ ~女性たちの抗議リレーー~」は今も継続中。毎週火曜日、YouTubeで動画を配信している」と教えてくれる。

 筆者の意思の強さと行動力には、ただただ驚き敬服するだけだ。

 そして、この女性たちのパワーを知って、コロナ禍の日本社会の目覚めは、女性のパワーの炸裂で始まるのかもしれない、と思った。


# by sasakitosio | 2021-06-22 06:19 | 東京新聞を読んで | Trackback

 620日付け東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、現代教行政研究会代表・前川喜平氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「18日付の本紙夕刊は福島県南相馬市の鈴木安蔵の生家を記念館とする計画を伝え、鈴木を「日本国憲法の間接的起草者」と紹介していた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「鈴木は京都帝大在学中に治安維持法違反で投獄された。出獄後の1933年、吉野作造の支援による研究成果「憲法の歴史的研究」を著すも即日発禁処分とされる。

 1936年、鈴木は自由民権運動の思想家植木枝盛が起草した「日本憲法」を発見する。そこには「日本国ノ最上権(主権)ハ日本全民ニ属ス」と書かれていた。

 敗戦後、鈴木は「憲法研究会」に参画し、「憲法草案要綱」を起草。この時「(植木ら)祖先以来の伝統を生かして本当の民主国家を造らなければと意欲に燃えた」と後に語っている。

 GHQはこの憲法草案の自由主義的・民主主義的内容を高く評価し、GHQ草案を起草する際の参考とした。

 研究会の一人、森戸辰男にも獄中経験があった。衆議院議員となった森戸は帝国議会の委員会で生存権の追加を提案。今の25条になった。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「憲法97条は「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」であり、「過去幾多の試練に耐え」たものだと言う。

 そこには植木枝盛や吉野作造、森戸辰男や鈴木安蔵の努力と試練が含まれている。

 この憲法は決して押し付け憲法ではない。」として締めくくった。  

 読んで勉強になった。

 「18日付の本紙夕刊は、福島県南相馬市の鈴木安蔵の生家を記念館とする計画を伝え、鈴木を「日本国憲法の間接的起草者と紹介していた」とのこと、

 「鈴木は京都帝大在学中に治安維持法違反で投獄された」とのこと、

 「出獄後の1933年。吉野作造の支援による研究成果「憲法の歴史的研究」を著すも即日発禁処分とされる」とのこと、

 「1936年、鈴木は自由民権運動の思想家植木枝盛が起草した「日本憲法」を発見する。そこには「日本国ノ最上権(主権)ハ日本全民ニ属ス」と書かれていた」とのこと、

 「敗戦後、鈴木は「憲法研究会」に参画し「憲法草案要綱」を起草。この時「(植木ら)祖先以来の伝統を生かして本当の民主国家を造らなければと意欲に燃えた」と後に語っている」とのこと、

 「研究会の一人、森戸辰男にも獄中経験があった。衆議院議員となった森戸は帝国議会の委員会で生存権の追加を提案。今の25条になった。」とのこと、等々を知ることができた。

 そして筆者は、「憲法97条は「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」であり、「過去幾多の試練に堪へ」たものだという。そこには 植木枝盛や吉野作造、森戸辰男や鈴木安蔵の努力と試練が含まれている」と指摘し、

「この憲法は決して押し付け憲法ではない」と指摘した。

 筆者の指摘通りだと思いながら、考えた。

 日本国憲法の誕生の歴史に鈴木安蔵が貢献したことを、改めて知ることができた。

 この日本国憲法を、押し付け憲法だという人たちには、日米安保条約や日米地位協定の見直しに、ぜひ力を尽くしていただきたいものだ、と思っている。

 さらに、憲法施行から70年余、憲法改正をしないできたこの歴史こそ、日本国憲法が日本国家と日本国民の血となり肉となっている証拠ではないか、と思っている。

  


# by sasakitosio | 2021-06-21 06:11 | 東京新聞を読んで | Trackback
# by sasakitosio | 2021-06-20 07:59 | 今日の感動 | Trackback