憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

11月18日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大学教授・山口二郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「安倍首相が北方領土問題で大きな方針転換を図っているようである。

 私は、4島一括返還という従来の方針には懐疑的だった。

 今日の日本国は、北海道でさえ持て余している。

 JR北海道や北海道電力の惨状を見よ。中央政府はそっちにやる金はないと言い張り、北海道のインフラは劣化の一途だ。

 この上に4島が領土として編入されたら、その維持、経営にいくらが必要か、想像もつかない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「「未解決の領土問題」は実態的な国益にかかわるものではなく、国民の間にナショナリズムを高めるための便利な道具である。

 安倍首相が、便利な道具を放棄し、現実的、合理的に国境線を画定を行うというのは、一つ見識である。

 ただし、なぜ方針を変更するのか、国民に対して十分に説明してほしいと思う。

 昔、高校の政治経済の教科書をかいた時、北方4島、竹島、尖閣諸島は日本の領土だと書かなければ、検定は通らないとされた。

 今では、内閣官房が設置した領土・主権展示館で日本の主権を主張しているのは竹島と尖閣だけである。国の主権の中身というのはそれほどいい加減に変えれるものなのか。」と指摘した。

 最後に筆者は、「領土問題についてのメンツを捨てて、資源開発や漁業について関係国と合理的に利益を追求するという新しい発想を安倍政権が打ち出すのかどうか、注目したい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「私(筆者)は4島一括返還問い従来の方針には懐疑的だった」とのこと、

 「JR北海道や北海道電力電力の惨状を見よ。中央政府はそっちにやる金はないと言い張り、北韓道のインフラは劣化の一途だ」とのこと、

 「この上に4島が領土として編入されたら、その維持、経営にいくらが必要なのか、想像もつかない」との指摘、

 「「未解決の領土問題」は、実体的な国益にかかわるものでなく、国民の間のナショナリズムを高めるための便利な道具である」との指摘、

 等々の指摘はよく理解できた。

 筆者は、「領土問題についてのメンツを捨てて、資源開発や漁業について関係国と合理的に利益を追求するという新しい発想を安倍政権が打ち出すのかどうか、注目したい」とも指摘した。

 筆者は領土問題を「国民の間にナショナリズムを高めるべ道具」であり、「メンツを捨てて、資源開発や漁業について関係国と合理的に利益を追求する新しい発想の源」とすべきと、いう。

 確かに筆者の言う通り、領土問題で愛国心を刺激され、関係国へ悪感情を国民が持つことは「国際平和」に害あって益なしだ、と思った


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# by sasakitosio | 2018-11-19 19:18 | 東京新聞を読んで | Trackback

11月17日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。 

 まず筆者は、「「一般市民は戦争を好まない。だからウソをついて彼らを戦争に導くしかない。ならば我々は真実によって平和に導かれることができるはずなのだ。これは大きな希望の源である」

 内部告発された機密情報を公開するサイト「ウィキリークス」の創始者ジュリアン・アサンジ氏のものとして伝えられる言葉。

 「戦争は入念なウソの積み重ねで始まる。平和は真実で達成できる」という彼の発言を私も映像で聞いた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「真実が私たちの命と生活と財産を守るのであれば、その真実を提供するために身を危険にさらす人々に対して抱くべきは、尊敬と感謝の念ではないか。

 それとも、自己責任と批判されて謝罪までした安田順平さんが伝えようとした戦場の真実は、日本人の平和とは無関係で、不要だというのか。

 日本は、世界の末端で自給自足に勤しむ孤島なのか。」と指摘した。

 最後に筆者は、「そうではあるまい。たとえ断片でも、欠ければ欠けほど真実は不完全だ。

 このパズルははじっこのピースがいくつか欠けても良品ですといわれて納得する人はあるまい。

 私は怖いから、自ら戦場にいかない。

 マスメデイアも経大抵危険地帯は避ける。

 安田さんは行った。拘束や虐待を生き抜いたその姿を見て、世界の多くの人は「日本人もなかなかやるじゃないか」と感心したはずだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「「一般市民は戦争を好まない。だからウソをついて彼らを戦争に導くしかない。ならば我々は真実によって平和に導かれることができるはずだ。これは大きな希望である」

 <中略>ジュリアン・アサンジ氏のものとして伝えられる言葉」」との指摘、

 「自己責任と批判されて謝罪までした安田純平さんが伝えようとした戦場の真実は、日本の平和と無関係で不要だというのか。<中略>そうではあるまい。たとえ断片でも、欠ければ欠けるほど真実は不完全だ。私たちの平和も不完全だ」との指摘、

 等々を知ることができた。

 そして、筆者の「私は怖いから、自ら戦場にはいかない。マスディアも大抵危険地帯は避ける。安田さんは行った」との指摘、

 「拘束や虐待を生き抜いたその姿を見て、世界の多くのひとは「日本人もなかなかやるじゃないか」と感心したはずだ」との指摘、等々の指摘はよく理解できた。

 あらためて、戦場へ向かうジャーナリストの凄さ、そして生還した安田純平氏の勇気と幸運に感動した。


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# by sasakitosio | 2018-11-18 05:45 | 東京新聞を読んで | Trackback

11月16日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

まず筆者は、「北方領土問題に関して、政府の立場を変更すべきだ。1951年のサンフランシスコ平和条約で日本は南樺太と千島列島を放棄した。

 当時の日本政府は、放棄した千島列島に南千島、すなわち国後島と択捉島が含まれているという立場をとっていた。

 ソ連はサンフランシスコ平和条約に署名しなかったのでこの条約に拘束されない。

 55~56年の日ソ国交回復交渉が始まってから、日本は放棄した千島列島に国後島と択捉島は含まれないという主張をし始めた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「45年8月にソ連は当時有効だった日ソ中立条約を侵犯して日本との戦争を開始した。

 国民感情に照らせば、国後島と択捉島を日本が要求するのは道理がある。

 それと同時に日ソ国交回復交渉が行われた時期は東西冷戦下だった。 米国が沖縄と小笠原の施政権を日本に返還しない状況で、ソ連が歯舞群島と色丹島の返還に応じたら、国内に親ソ感情が高まり、共産主義の影響力が拡大する可能性があった。

 だから、ソ連側が飲めない択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の4島一括返還という立場をとった。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「冷戦は終わった。そろそろ日ソ共同宣言に基づいて、歯舞群島と色丹島を日本の主権下に置き、国後島と択捉島についてはロシアの主権を認めた上で日本人が自由に往来できる二島プラスαで北方領土問題を解決すべきだと思う。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「1951年のサンフランシスコ平和条約で日本は南樺太と千島列島を放棄した。当時の日本政府は、放棄した千島列島には南千島、すなわち国後島と択捉島が含まれるという立場をとっていた」とのこと、

 「55~56年の日ソ国交回復交渉が始まってから、日本は放棄した千島列島に国後島と択捉島は含まれないと主張し始めた」とのこと、

 「日ソ国交回復交渉が行われて時期は東西冷戦下だった」とのこと、

 「ソ連側が飲めない択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の4島即時返還という立場をとった」とのこと、

 等々を知ることができた。

 日ソの交渉経過のなかで、榎本武揚が尽力した千島樺太交換条約はどのように扱われているのか、知りたくなった。日本政府もロシア政府も無視しているのだろうか?そのときには戦争ではなく交渉で領土問題が決まったのだから、異存はないはずだが?

 そして、筆者の主張する「2島プラスα」で日ソ双方で折り合いがつくなら、それで一日も早く北方領土問題を解決した方がいい、と思った。

 

  

 


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# by sasakitosio | 2018-11-17 06:29 | 東京新聞を読んで | Trackback
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手賀沼の周りを歩き始めて18年目、この数年ほど植物や動物の異変を感じたことはない。 
まず、今年は黒イトトンボを一匹も見なかった!アキアカネもほとんど見ていない。
昨日、たまたま仕事で通りかかったオオタカの森駅の広場に入る信号で待っていると、開けていた車の窓にアキアカネが一匹とまった。思わずこんにちは、ようこそ!一瞬車の中に入ったが、出て行ってしまった。沼や水路で見れないアキアカネを駅近くで見たのはうれしかったが。日本の四季に大きな変化が現れたのだろうかと、心配になった。




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# by sasakitosio | 2018-11-16 16:01 | 手賀沼を楽しむ | Trackback

11月15日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、「ギリシャが今年8月、EU(欧州連合)の金融支援から脱却した。

 わが国では「これでようやく自立か」的な“めでたい”モードの報道までちらほら。だが現実は厳しい。

 欧州債務危機は2009年の同国の財政粉飾発覚がきっかけ。その後同国にはEUやIMF(国際通貨基金)が2900億ユーロ(約37兆円)もの金融支援(融資)を実施。

 今回そうした新たな追加融資を受けずに済むようになった、というだけの話。

 ギリシャは今後60年まで、GDP比約1.6倍のこの借金を返済していかなければならない」と切り出した。

 続けて筆者は、「15年7月の国民投票でギリシャ国民はEUからの緊縮強化にNOを突き付けた一方、我先にと預金引き出しに走った。

 12年の国際デフォルト(債務不履行)時、ギリシャは同国債を保有する外国金融機関に損を被ってもらった。
 だが、その手が使えたのも同年限り。その先は債務調整の全負担を国内で背負わざるを得ない。国民はそれをよく知っていたのだ。

 当時敷かれた預金引き出し規制や国外への資本移動規制は今なお続行中で解除の見通しは立たず。財政収支はとっくに黒字だが,足下の失業率はなお19%台。こんな調子の借金返済をあと40年も続けられるのか。

 これが地道な財政再建を怠り、国債増発を安易に積み重ねた国のなれの果ての姿だ。」として締めくくった。

読んで勉強になった。

 「ギリシャが今年8月。EU(欧州連合)の金融支援から脱却した」とのこと、

 「欧州債務危機は2009年の同国の財政粉飾決算発覚がきっかけ」とのこと、

 「その後同国(ギリシャ)にはEUやIMF(国際通貨基金)が約2900億ユーロ(約37兆円)もの金融支援(融資)を実施」とのこと、

 「今回はそうした新しい融資を受けずに済むようになっただけの話」とのこと、

 「15年7月の国民投票でギリシャ国民はEUからの緊縮強化にNOを突き付けた一方、我先にと預金引き出しに走った」とのこと、

 「12年の国際デフォルト(債務不履行)時、ギリシャは同国債を保有する外国金融機関に損を被ってもらった」とのこと、

 「当時敷かれた預金引き出し規制や国外への資本移動規制はいまなお続行中で解除の見通しは全く立たず、財政収支はとっくに黒字だが、足下の失業率はなお19%台」とのこと、

 等々を知ることができた。

 知って、明日は日本にならないように、為政者と有識者にはお願いしたい、と思った。

 また、国債デフォルトの時、国民は資産防衛策として「預金引きおろし」しか手はないのだろうか?

 事前に外貨(ドルなどに)に替えておくという手は使えないのだろうか?

 読者の一人としては、ここのところが一番筆者に、知りたいところだが。


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# by sasakitosio | 2018-11-16 06:48 | 東京新聞を読んで | Trackback

11月14日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 まず筆者は、「桜田義孝五輪相と片山さつき地方創生担当相の話題が沸騰中である。

 桜田氏の場合はペーパーも正確に読めないシドロモドロの答弁が、片山氏は口利き疑惑に加えて書籍看板やカレンダーが注目の的になってるが、もともと彼らは問題含みの国会議員だった。」と切り出した。

 続けて筆者は、「櫻田氏は河野談話の見直しを求める集会に出席したり、「慰安婦は職業としての売春婦」と発言したり、何かと粗忽な言動の目立つ方だった。

 片山氏については、生活保護見直し論者としての顔が思い出される。この件は著書にもなっている。「正直者にやる気をなくさせる!?福祉依存のインモラル」(2012年)という本だ。 

 書名もすごいが、中身もすごい。この本で彼女は民主党政権時代に生活保護受給者が増えたことを問題にし、被保護者が「権利ばかり主張して義務を果たさない理由」のひとつは憲法25条だと述べている。

 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」この条文の「健康で文化的」の部分が働けるのに働かない怠け者の生活を保障する結果になった、だから家庭の絆を基本とする憲法に改正すべきだと。

国民の生存権、まで否定する政治家って何?

 根本的に資質を問われるべきはそこよね。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「桜田氏は河野談話の見直しを求める集会に出席したり、「慰安婦は職業としての売春婦」と発言したり、何かと粗忽な言動が目立つ方だった」との指摘、

 「片山氏については、生活保護見直し論者としての顔が思い出される。この件は著書にもなっている。「正直者にやる気をなくさせる!?福祉依存のインモラル」(2012年)という本だ」とのこと、

 「この本で彼女は民主党政権時代に生活保護受給者が増えたことを問題にし、被保護者が「権利ばかりを主張して義務を果たさない理由」の一つは憲法25条だと述べている」とのこと、

 「この条文の「健康で文化的」の部分が働けるのに働かない怠け者の生活を保障する結果になった、だから家族の絆を基本とする憲法に改正すべきだと」とのこと、

 等々を知ることができた。

 いろいろな人が居て、いろいろな国会議員が居て、いろいろな大臣が居て、その多様性は是としたい。だが、「国民の生存権まで否定する政治家って何?」という筆者の指摘には同感だ。

 そして、人間目立つ存在になると、杭も出ると、人間として相対的不足部分が公衆の面前に晒される、これは有名税と言われるものかな、と思った。

 

  


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# by sasakitosio | 2018-11-15 06:56 | 東京新聞を読んで | Trackback

11月13日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「戦前、ブラジルへの移民は神戸から西回りでマラッカ海峡を抜け、喜望峰を回ってサントス港に入港した。

 それだけでも長大な航路だが、長谷川忠雄さん(85)一家12人は、いくつものコーヒー農園を経営したあと、第二次世界大戦が始まる頃になって帰国。今度は満州最北、佳木斯の奥,富錦に移住した。」と切り出した。

 続けて筆者は、「長崎の中国人強制連行裁判を支援する会で、ボランテイア通訳として活躍している長谷川さんが出した「落葉して根に帰る」(海鳥社)は、月並みな「数奇な運命」という表現では間に合わないほど過酷な記録だ。

 生活するためだけで地球規模で移動し、侵略地・満州で敗戦を迎え、混乱のかなで二人の姉を喪い、両親が目の前で殺害された。亡国の民だった。

 12歳の著者と10歳の弟を救ってくれたのは「中国の貧しい人たちだ」と著者は書いている。

  毛沢東の解放軍に入って、蒋介石の国民党軍と戦う戦車の修理に従事していた。日本人技師が大勢残って活躍していた。帰国できたのは、1953年の春だった。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「日本の強制連行、強制労働を「民間がやった。すでに解決済みだ」というが、自国が犯した罪を潔く認めるのが正道ではないか、と長谷川さんはいう。

 異国に遺棄され生死の間を彷徨った苦難の人生の末の結論である。

 「歴史を軽んずるものは将来を誤る」。それが教訓だ。」として締めくくった。

  読んで驚いた。

「戦前、ブラジルへの移民は、神戸から西回りでマラッカ海峡を抜け、喜望峰を回ってサントス港に入港した」とのこと、

 「長谷川忠雄さん(85)一家12人は、いくつかのコーヒー農園を経由したあと、第二次世界大戦がはじまる頃になって帰国。こんどは満州最北、佳木斯の奥、富錦に移住した」とのこと、

 「生活をするためだけで地球規模で移動し、侵略地・満州で敗戦を迎え、混乱のなかで二人の姉を喪い、両親が目の前で殺害された」とのこと、

 「12歳の筆者と10歳の弟を救ってくれたのは「中国の貧しい人たちだ」と著者は書いている。」とのこと、

 「帰国できたのは、1953年の春だった」とのこと、

 等々を知ることができた。

 知って、長谷川忠雄さん(85)の人生行路の過酷さ、きびしさと、生き抜いてきた幸運と逞しさ、を感じた。

 そして、「日本の強制連行、強制労働を「民間がやった、すでに解決済みだ」というが、自国が犯した罪を潔く認めるのが正道ではないか、と長谷川さんはいう。」とのこと、ここは重く受け止めなければならないと、と思った。

 


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# by sasakitosio | 2018-11-14 07:20 | 東京新聞を読んで | Trackback

11月10日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「雑誌の仕事で使う写真を探すため、古いアルバムを引っ張り出す。色あせた写真に、東京のある街の祭りが写っている。私は三歳ぐらいだろうか。地元の人々とお神輿を担ぎ終えたエジプト人の父が、ネクタイを絞めたままハッピを着て楽しそうに笑っている。」と切り出した。

 続けて筆者は、「東京の大学で教えていた父は、定年後は家族を連れて帰国するつもりだったし、実際にそうしたが、日本では伝統文化に親しみ、積極的に参加した。敬虔なイスラム教徒であったにもかかわらず、大晦日には家族を連れて明治神宮の初詣に出かけ、お賽銭も投げた。

 私の七五三の写真もある。日本人お母よりもこれらを楽しんでいたようだ。新年の一般参賀に行ったこともあった。

 アルバムを置いて新聞を開くと、外国人就労を巡る安倍政権の新政策に対し「先祖に恥じないのか」との反感が一部広がっているという特報部の記事。悲しくなった。」とのこと。

 最後に筆者は、「改正案そのものの内容はともかく、外国人が日本で働くことのどこが日本人の恥なのか。今全ての日本人が、かっての父のように日本の伝統や文化を愛しているか。

 この国の発展は、外国人の貢献も影響も受けずになされたというのか。

 同じ日、法案の記事を読んだ在日アラブ人女性が「働きに来る外国人は、ちゃんと日本文化を尊重してほしわね」と言ったので、私は思わず苦笑した。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「(筆者の父が)敬虔なイスラム教徒であったにもかかわらず、大晦日には家族を連れて明治神宮の初詣に出かけ、お賽銭も投げた」とのこと、

 「私(筆者)の七五三の写真もある。日本人お母よりもこれらを楽しんでいたようだ。新年の一般参賀に行ったこともあった」とのこと、

 「外国人就労を巡る安倍政権の新政策に対し「先祖に恥じないのか」との反感が一部で広がっているという特報部の記事。悲しくなった」とのこと、

 等々を知ることができた。

 筆者の父の日本の伝統文化を楽しむ姿が目に浮かぶようだった。父親の女の子に対する格別の思いもあろうが、日本人のイスラム教徒への見方もかわるような話だ、と思った。

 また、筆者の「今すべての日本人が、かっての父のように日本の伝統や文化を愛しているか。」との指摘には、耳が痛い。

 また、筆者の「この国の発展は、外国人の貢献や影響も受けずになされたというのか」との指摘も、否定しようがない事実だ、と思った。

 自分は、日本がユーラシア大陸の端に位置する「島島」という地政学的特性から、東をめざしてきたユウーラシア大陸を歩いてきた人類のフランティアの終着点が「日本」ではないか。

 だから、生きていくためには相互に他人の文化や習慣を尊重し合わなければならなかったのではないか、と勝手に推測している。

 


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# by sasakitosio | 2018-11-13 06:43 | 東京新聞を読んで | Trackback

 11月11日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「アメリカの中間選挙では、女性や多様な文化的背景を持った議員が大幅に増えた。

 特に印象的だったのは、最年少の下院議員となったオカシオコルテス氏である。

 彼女は1年前まではウエートレスをしていたが、トランプ大統領の女性蔑視の姿勢や貧困格差の拡大に怒りを感じ、議員を目指して当選した。」と切り出した。 

 続けて筆者は、「アメリカでは政党の予備選挙という仕組みがある。一般市民も党員の登録をすれば予備選挙に参加できる。市民の熱心な運動があれば知名度の高い現職ではなく、市民の仲間を党の公認候補に押し上げることも可能である。

 オカシオコルテス氏もこのような仕組みを通して民主党の候補となり、議員の座を勝ち取った。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「アメリカを見ていると、民主政治とは「見る」ものではなく、「する」ものだと痛感させられる。自ら立候補して議員になることは普通の人には難しい。

 しかし、高い志をもって世の中のために働きたいという優れた政治家志望者を応援することはだれにもできる。

 トランプ大統領が民主政治を破壊しているという危機感をもてば、普通の人々が立ち上がる。

 それこそがアメリカ民主主義の底力である。

 日本でも統一地方選挙と参議院選挙が近づいている。野党側は人材払底のようである。

 広く市民のエネルギーを引き出すことが求められている。」として締めくくった。

読んでためになった。

 「彼女(最年少の下院議員となったオカシオコルテス氏)はつい一年前まではウエートレスをしていたが、トランプ大統領の女性蔑視や貧困格差の拡大に怒り感じ、議員を目指して当選した」とのこと、

 「アメリカでは政党の予備選挙という仕組みがある」とのこと、

 「オカシオコルステ氏もこのような仕組みを通して民主党の候補者となり、議員の座を勝ち取った」とのこと、

 「アメリカを見ていると民主政治とは「見る」ものではなく「する」ものだと痛感させられる」とのこと、等等を知ることができた。

 知ってみると、日本でもいち早く予備選挙を実施した政党が、広く市民のエネルギーを引出せるかもしれない、と思った。
また、憲法改悪前夜、積極的平和主義、創造的護憲主義、で市民の力の結集する「場所」をつくりたいものだ、と思った。

 


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# by sasakitosio | 2018-11-12 06:21 | 東京新聞を読んで | Trackback

11月10日付東京新聞朝刊社説横に、「風来語」という欄がある。筆者は、主筆・小出宣昭氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「名古屋・吹上で、ライブハウスを営むご主人から聞いた昔話が忘れらえない。

 昭和40年代のライブバンド「東京キューバンボーイズ」というのをご記憶だろうか。彼はここでラテン太鼓をたたいていた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「四国の丸亀でコンサートがあった時、列車を降りると、駅前にデカデカと看板が掲げてあった。

 「歓迎・東京九番少年団」。少年野球チームでも来ているのかと思ったら、なんと、自分たちのことだった。

 ファックスもない時代、電話連絡で「東京のキューバンボーイズです。ボイスじゃない、ボーイズです、少年です」とやった結果らしい。

 同行のこれまた有名なはずの「トリオ・ロス・パンチヨス」の三人と宿に入って驚いた。部屋割りにトリオ様、ロス様、パンチヨス様となっているではないか。

 テレビが普及した昭和40年代でさえ、都会でどれだけ海外音楽が流行しても、地方の人々の心にしみいる音色は演歌だった」と教えてくれる。

 さらに続けて筆者は、「美空ひばりさん、都はるみさんらが歌う悲しく、はかない恋心は、聞く人の胸をしみじみと揺さぶった。

 演歌は、七五調のリズムに加え、お経、民謡、浪花節にいたる日本の基調音が含まれているからだろう。

 昭和7年、娘16、恋ごころ 人目忍んで 主と一夜の 仇情・・と歌った「島の娘」(小唄勝太郎)が90万枚の大ヒットをしたとき、音楽学者の兼常清佐は「島の娘よりべートーべンが好きという人がいたら、その人は日本人ではなくドイツ人だ」と書いた。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「英オックスフォード大で日本語を専修する学生は、みな平家物語全巻読み通すという。その卒業生でわが社ロンドン支局の助手だった女性によると、理由は三つ。

 日本語を千年という時空でとらえることと「祇園精舎の 鐘の声、諸行無常の響きあり」など日本文化の神髄である「もののあわれ」を感じ、それを七五調という日本語のリズムでかみしめる。演歌と同じではないか。

 あなた変わりは ないですか 日ごと寒さが つのります。秋の夜長は、演歌に熱かんか・・・。」と締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「テレビが普及した昭和40年代でさえ、都会でどれだけ海外音楽が流行しても、地方の人々の心にしみいる音色は演歌だった」とのこと、

 「演歌は、七五調のリズムに加え、お経、民謡、浪花節に至る日本の基調音が含まれている」とのこと、

 「英オックスフォード大で日本語を専修する学生は、みな平家物語を全巻読み通すという。その卒業生でわが社ロンドン支局の助手だった女性によると、理由は三つ。」とのこと、

 「日本語を千年という時空でとらえることと「祇園精舎の 鐘の声 諸行無常の 響きあり」など日本文化の神髄である「もののあわれ」を感じ、それを七五調という日本語のリズムで噛みしめる。」とのこと、

 等々を知ることができた。自分も童謡と演歌が大好きだ。自分が演歌好きである、根っこの部分を教えてもらったような気がした。

 ひとり、車を運転しているときは、誰にも迷惑をかけないので、思いっきり演歌を歌っている。

 因みに、聞くのは「都はるみ」「美空ひばり」の歌がいいが、歌うのは「奥飛騨慕情」「誰か故郷を思わざる」「王将」などがいい。


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# by sasakitosio | 2018-11-11 06:40 | 東京新聞を読んで | Trackback