憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

10月4日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」とう欄がある。 筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「絶対的な権力を握る女のボスと、頼りない二人の側近。見覚えのあるチームの編成だと思っていたが、やっと思い出した。

 シリーズ化もされた往年のテレビアニメ「タイムボカン」だ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「タイムボカン」は行方不明になった博士や宝物(ダイナモンド)を探して主人公らが時間旅行に出かける物語なんだけど、行く先々で彼らを邪魔する悪玉チームが女のボスと二人の手下からなる3人組なのだ。

 ボスのマージョは高飛車で、ダイナモンドを手に入れるためなら小細工もだまし討ちもあり。

 手下のワルサ―とグロッキーはボスに服従しているが、ドジなので毎度ボスにどやされる。

 どこかの党にそっくりじゃありません?

 一気に政権を取りに行くかと思いきや「政権奪取を目指すのは次の次ぐらい」と述べてズッコケさせた若狭勝氏。

 自分の古巣の重鎮に「三権の長を経験された方は、ご遠慮いただいた方がいい」と述べ「何様」感を露呈した細野豪志氏。

 その上に君臨し「リセットします」「排除します」と宣告する小池百合子氏。」と指摘した。

 最後に筆者は、「踏み絵を踏み、持参金までおさめてこの党から出馬するメリットがあるかしら。

 「やっておしまい!」というボスの命令が規範のすべて。

 仮に当選しても捨て駒にされる外様だよ。

 アニメの悪玉トリオの最後、必ず自滅する。それもまた教訓。」として締めくくった。

 読んで面白かった。

 「一気に政権を取りに行くかと思いきや「政権奪取を目指すのは次の次ぐらい」と述べてズッコケさせた若狭勝氏。」との指摘、

 「自分の古巣の重鎮に「三権の長を経験された方は、ご遠慮いただいたほうがいい」と述べ「何様」観を露呈した細野豪志氏。」との指摘、

「 「リセットします」「排除します」と宣告する小池百合子氏。」との指摘、

 「踏み絵を踏み、持参金までおさめてこの党から出馬するメリットがあるのかしら?」との指摘、

 「「やっておしまい」というボスの命令が規範のすべて。」との指摘、

 「仮に当選しても捨て駒にされるだけの外様だよ。」との指摘、いちいちもっともな指摘だ、と思った。

 「アニメの悪玉トリオは最後、必ず自滅する」とのことであるが、希望の党も党首の露骨な独裁者ぶりは、日本国憲法の民主主義には合わないような気がしている。


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# by sasakitosio | 2017-10-05 06:33 | 東京新聞を読んで | Trackback

 10月3日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「「なぁーんだ」との失望の声が聞こえる。希望の党党首の側近、若狭勝氏が「政権奪取を目指すのは、次の次(の衆院選)ぐらいの時」と言うのを聞いての嘆息である。

 これでは現状維持であり。チェンジでもリセットでもない。

 世の中の安倍政権に対する嫌悪感は、秘密保護法、集団的自衛権の行使容認、共謀罪などを勝手に決めた民主主義的手続きの否定であり、ようやく臨時国会を開いたが、冒頭解散、自分への疑惑を押しつぶそうとする暴政によっている。」と切り出した。

 続けて筆者は、「「安倍政権を終わらせる」として、民進党前原党首は解党、小池新党に合流したが「候補者の全員受け入れ」との約束は反故にされ、ハシゴを外された形となった。

 安保法制、憲法改悪反対者は排除。

 「希望の党」側の露骨な差別は、当初からの偽計だったのか。

 まるでオランダの画家ブリューゲルの大きな魚が小さな魚を飲み込む怪奇な絵をながめているような、日本の治状況だ。

 それでも、政治に絶望するわけにはいかない。

 選挙のあと、自民、公明、希望の党、維新の党などによる、大政翼賛会風の国会になるかもしれない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「しかし、安倍政権を許さない、という野党共闘と市民運動が、安倍政権を追い詰めてきたことを忘れないでいよう。

 「日本の政治、経済状況はもう一度復元力が働く」とわたしは書いてきた。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「「安倍政権を終わらせる」として、民進党前原党首は解党、小池新党に合流したが、「候補者の全員受け入れ」との約束は反故にされ、はしごを外された形となった」との指摘、

 「安保法制、憲法改悪反対者は排除。「希望の党」側の露骨な選別は、当初からの偽計だったのか。」との指摘、

 「安倍政権を許さない、という野党共闘と市民運動が、安倍政権を追い詰めてきたことを忘れないでいよう」との指摘、等々をよく理解できた。

 「希望の党」の露骨な選別を見ていて、ぞっとした。

 この党が政権党になるとか、安倍政権を補完するとか、その時には露骨な選別に会うのは「マスメデイア」であり「国民一人一人」だろう。

 日本のいい時代に生きてきた、と話し合っている70代にとって、晩年のこれから「日本の酷い時代」を見ることになるのだろうか?

 

 


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# by sasakitosio | 2017-10-04 07:17 | 東京新聞を読んで | Trackback

10月2日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「字に起こすのもうんざりするが、小池都知事が「日本をリセット」するため「希望の党」なる新党を結成した。

 私はこの国で、あれこれなりゆきやしがらみを引き受けながら生きている。かってにリセットするなと思う。」と切り出した。

 続けて筆者は、「私は精神科の看護師として、過去を清算したい人と出会う。親子の関係、人生の選択・・・。

 そこには不本意の積み重ねがある。

 そんな時、私は精神科で働き始めてももなく聞いた、ある同僚の言葉を思い出す。

 人生をやり直したいと泣きじゃくる若い女性に、同僚はこのように言葉をかけた。

 「人生をやり直すのは無理。でも、仕切り直しはできるよ。なんとかなるから大丈夫」

 うまい言い方だなあ、と思った。そしてやさしいことばだな、とも。

 私たちが今抱えている問題は、どんなに嫌でもやはり自分の人生の一部である。抱え方、向き合い方を変えることはできる。こうした思索の所作を身に付けることが、私たちを真にたくましくすると思う。」と指摘した。

 最後に筆者は、「国の仕組みやあり方も同様。「日本をリセット」は実際はある問題をなかったことに見せるごまかしに過ぎない。

 リセット願望は誰の頭にもあって、ふと取りつかれる。だが、この世に早々うまい話なないのである。甘い言葉にだまされるのは、もうよそう。」として締めくくった。

 読んでためになった。

 「私はこの国で、あれこれなりゆきやしがらみを引き受けながら生きている。」とのこと、

 「私は精神科の看護師として、過去を生産したいと願う人と出会う。親子の関係、人生の選択・・。そこには不本意の積み重ねがある」とのこと、

 「私たちが今抱えている問題は、どんなに嫌でもやはり自分の人生の一部である。全部を無にはできないが、抱え方、向き合い方を変えることはできる」とのこと、

 「国の仕組みやあり方も同様。「日本をリセット」は実際にはある問題をなかったことに見せるごまかしにすぎない」との指摘、等々はよく理解できた。

 確かに、現実にあるものをパソコンの「画面」をリセットするように、パッと消してなくせるはずがない。リセットしたい現実を直視し、その理由とリセット後の様子を説明すべきだと、思った。

 小池新党(希望の党)は、民進党を自壊させる電磁波のようなものだったなあ、と思った。

 自民党の小池攻撃もひょっとして、巧妙な演出だったのだろうか? できることなら、一連の小池劇場こそ、真っ先に「リセット」したいなあ!!!


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# by sasakitosio | 2017-10-03 07:16 | 東京新聞を読んで | Trackback

9月3日付東京新聞朝刊1面に、「「戦える国」に変質 言わねばならないこと」という欄がある。

 今日の発言者は、琉球大学教授・阿部小涼さんだ。

 今日はこの発言者に学ぶことにした。

 まず阿部小涼さんは、「長期化した安倍政権の下、安全保障関連法に続き、「共謀罪」法が強行成立、施行された。軍事主義を下支えする法律です。

 今後政権交代があったとして、これら悪法の廃棄に取組ならば、今まで以上に「草の根」の力が強くなければならない。その力をどうやって養っていくのか。」と切り出した。

 つづけて阿部小涼さんは、「軍事主義は男性以外の主体性を認めないパターナリズム(家父長主義)やセクシズム(性差別)レイシズム(人種差別)を内包する。

 戦争を拒否することは、権力を欲望するこれら「イズム」が私たち自らの内にあると自覚して、乗り越えていくことです。

 例えば、私が参加し、研究の対象にしている反基地運動の現場でも家父長主義はみられますが、運動の担い手は性や人種を越えて多様で、弱い者たちこそが運動を生き生きと創造しています。

 草の根の命が大切だという沖縄の反軍事主義の視点から見れば、軍隊を認めないのは当然、専門家が陥りやすいのは、日米軍事主義のプレゼンスに誇大な期待をよせる「抑止論」、米軍の視点にたって分析し対等な外交交渉ができる、交渉したいと欲望する「代替案」「削減論」などです。

 「敵から守ってやるから軍隊を認めろ」というのでは、結局、家父長主義の域を出ていません」と指摘した。

 最後に阿部小涼さんは、「沖縄では今夏、グアムや韓国、ハワイなど米軍が駐留する地域の女性が集い、軍事主義がもたらす問題を話し合った。女たちは沖縄の海兵隊がグアムに移転すれば、問題は解決するとは考えない。

 グアムにも朝鮮半島にも草の根の命がある。

 空爆の恫喝の向こうで息をひそめる人々との連帯こそが草の根です。勢いづく軍事主義に抗うには、私たちのうちに潜む権力の「イズム」を克服すること。それがないなら抵抗も非力だと思うのです。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「「戦争を拒否するとは「イズム」が私たち自らの内にあると自覚して、乗り越えていくことです」と指摘、

 「草の根の命が大切だという沖縄の反軍事主義の視点から見れば、軍隊を認めないのは当然」とのこと、

 「専門家が陥りやすいのは、日米軍事主義のプレゼンスに誇大な期待を寄せる「抑止論」、米軍の視点にたって分析し対等な外交交渉ができる、交渉したいと欲望する「代替案」「削減論」などです」とのこと、

 「グアムにも朝鮮半島にも草の根の命がある。空爆の恫喝の向こうで息をひそめる人びととの連帯こそが草の根の力です」との指摘、等々はそれなりに理解できた。

 自分は自分を育んでくれた「いまの日本社会」を大切にしたい、と思うという点では「愛国者」だと思うが、それを他人に押し付けようとは思わないという点では「愛国主義者」ではない、と思っている。

 


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# by sasakitosio | 2017-10-02 06:59 | 東京新聞を読んで | Trackback

9月9日付朝日新聞朝刊15面に、「私に視点」と言い欄がある。筆者は、弁護士・河合弘之氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「昨年15回、今年になって13回、北朝鮮は弾道ミサイルを発射している。

 8月にはグアム島周辺への大陸間弾道弾ミサイル(ICBM)発射計画を発表し、島根、広島、高知の上空の通過を明言。

 北海道上空を通過するミサイルを発射し、太平洋に着弾させた。これらに対し、トランプ大統領は「北朝鮮は今まで見た事のない炎と怒りに直面するだろう」と威嚇し、安倍晋三首相は「これまでにない深刻かつ重大な脅威」と非難した。

 日本政府は、弾道ミサイルなどによるわが国領域での人命や財産への被害の防止が必要として、ミサイルに対する「破壊措置命令」を常時発令状態としている。避難訓練が行われ、発射時には全国瞬時警報システム(Jアラート)で警戒が呼びかけられ、地下鉄や新幹線が止まった。」と切り出した。

 続けて筆者は、「そのような危険な緊張状態にあるのなら、なぜ原子力発電所をとめないのか。

 政府はミサイルの危機を強調しながら、それによる原発事故の危険性に言及していない。

 原発が攻撃を受ければ重大事故につながる。

 原発一機が1年稼働すれば、広島型原爆1千個分の放射性物質がたまるとされる。

 攻撃で破壊されたら、国の存亡にかかわる大惨事になる恐れがある「原発が「他国のための核弾頭」と言われる理由だ。

 自衛隊のイージス艦とPAC3の二段構えの迎撃態勢をとっているが、撃ち漏らしの危険がるのことは防衛省幹部も認めている。

 北朝鮮のミサイルが長足の進化をしており、音速の約20倍で発射後わずか10分以内に日本領土に着弾するのも対応の難しさの理由だ。発射判明後、原子炉を緊急停止しても、原発の周辺機器が被弾すれば、その後の残留熱除去作業が困難を極め、結局メルトダウンに至ることは東京電力福島第一原発事故の経験から明らかなことだ。まして、直撃を受けたら即大惨事だ。

 ミサイル危機は原発差し止め訴訟でも主張されており、裁判長が電力会社側に「止めなくてよい理由は何ですか」と説明をもとめても、電力側は即答できなかった。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「北朝鮮は、原発が日本の防衛上のアキレス腱だと知っている。朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は2013年4月、「日本を撃破できる報復能力を有している。日本には多くの原子力関連施設がある。日本が1940年代負った核惨禍とは比較にならないほど、ひどい災難を負うことは避けられない」と脅している。

 楽観論もあるが、超緊迫状態下では、何かの弾みで武力行使が起きないとは断言できない。

 その恐れが1%でもあるなら、対策として原発を停止しておくべきだ。

 国の安全保障というものはそういうものだ。

 隣国の独裁者の恣意に祖国の命運を委ねることはできない。」として締めくくった。

読んで勉強になった。

 「昨年15回、今年になって13回、北朝鮮は弾道ミサイルを発射している」とのこと、

 「日本政府は、弾道ミサイルなどによるわが国領域での人命や財産への被害防止が必要として、ミサイルに対する「破壊措置命令」を常時発令状態としている」とのこと、

 「そのような緊張状態にあるなら、なぜ原子力発電所を止めないのか。政府はミサイル危機をを強調しながら、それによる原発事故の危険性に言及していない」とのこと、

 「ミサイル危機は原発差し止め訴訟でも主張されており、裁判長が電力会社側に「止めなくてよい理由は何ですか」と説明を求めても、電力側は即答できなかった」とのこと、

 「朝鮮労働党機関氏「労働新聞は2013年4月、「日本を撃破できる報復能力を有している。日本には多くの原子力関連施設がある。日本が1940年代に負った核惨禍とは比較にならないほど、ひどい災難を避けられない」と脅している」とのこと、等々を知ることが出来た。

 だから、「楽観論もあるが、超緊迫状態下では、何かのはずみで武力行使が起きないとは断言でない。その恐れが1%でもあるなら、対策として原発を停止しておくべきだ」との筆者の指摘をその通りだと思った。

 北朝鮮の今の現状は、1930~40年代の日本に似ているという識者もいる。

 くわばらくわばら!!

 

 


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# by sasakitosio | 2017-10-02 06:46 | 朝日新聞を読んで | Trackback

10月1日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「衆議院解散と同時に民進党も事実上解散し、総選挙は自民・公明の与党、希望の党、共産・社民の左派という三つの勢力が争う構図となった。

 私自身、野党協力を進めるべく動いてきた。前原代表には裏切られた思いだが、政治の世界では裏切られる方がバカだ。

 嘆いても仕方ない。これからどうするかを考えなければならない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「現在の日本政治にとって最大の課題は権力を私物化し、暴走を続けてきた安倍政権に対し、一度ブレーキをかけることである。それには主義主張を後回しにして大きな野党を作り、自民党を凌駕するのが手っ取り早い方法のように見える。

 新党が本当に寛容な保守の政党なら、大結集も可能だろうと私も考えた時期があった。

 だが、小池氏の女帝然とした他人を見下した態度を見ると、この塊が権力をとっても憲法や民主主義の破壊が進むのは同じかもしれないという危惧がある。」と指摘した。

 最後に筆者は、「この総選挙で一気に政権交代とまではいかなくても、今まで安倍政権による憲法破壊に正攻法で抵抗してきた立憲主義勢力を政治の選択肢としてきちんと残すということも安倍政治を止めるために一つの道筋だと思う。

 早晩大きな政界再編が起こるに違いないのだから。

 ここは政治家一人一人が、自分の原理原則と良心に照らして恥じない行動を取り、それを市民が支えるしかない。」として締めくくった。

読んで勉強になった。

 「前原代表には裏切られた思いだが、政治の世界では裏切られる方がバカだ」との指摘、

 「現在の日本政治にとっての最大の課題は権力を私物化し、暴走を続けてきた安倍政権に対し、一度ブレーキをかけることである」との指摘、

 「小池氏の女帝然とした他人を見下した態度を見ると、この塊が権力をとっても憲法や民主主義の破壊が進むのは同じかもしれないという危惧がある」との指摘、等々の指摘はよく理解できた。

 民進党から立候補を準備してきた人たちの困惑は察するに余りある。告示日は10日後に迫っているのに、公認が決まっていないんだから。

 希望の党からはじかれた「民進党」の人たちは、拒否されたことを「社会的勲章」だと思って、胸を張って頑張ってほしい、と思った。 

 


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# by sasakitosio | 2017-10-02 06:39 | 東京新聞を読んで | Trackback

9月30日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「19世紀半ば、アイルランド農民の主要食物だったジャガイモの疫病が大発生した。食糧難による死者は100万人を超え、さらに多くの市民が移住。アイルランドの人口は、今も飢饉前の水準を回復していない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「「飢饉じゃない。大量殺人だ」。教師兼ガイドがいう。当時アイルランド全土が英国の一部だった。世界一富める国で100万人が飢えて死んだのだ。その間も作物は金になる所へ輸出されていた。

 ロンドンの政治家は、食料を恵より働かせよと主張。だが価格高騰する食料を賃金で買えず、集団労働は飢えた体を伝染病にさらす。

 英国政府の責任については今も議論があるが、1997年には当時のブレア首相が謝罪した。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「国連は先日、紛争や気候変動の影響で飢えや栄養失調に苦しむ人はここ2年で急増し、8億を超えたと発表。

 世界人口の11%だ。紛争地域に食料を届けるのは困難だが、それ以上に国連は資金不足を訴える。

 軍備に費やす金は年に160兆円ある世界で、だ。

 食料も運搬手段もあるなら、飢餓は人災だ。

 私たちその現状に麻痺し、我知らず加担していないだろうか。そういう私も、腐った残飯を今日も捨て、労働条件が疑わしい激安商品を買い、預金は兵器に投資される懸念があるという。「大量殺人だ」という言葉が突き刺さる。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「アイルランドの人口は今も飢饉前の水準を回復していない」とのこと、

 「「飢饉じゃない。大量殺人だ」。教師兼がイドはが言う」とのこと、

 「当時アイルランド全土が英国の一部だった。世界一富める国で百万人が飢えて死んだのだ。その間も作物は金になる所へ輸出されていた」とのこと、

 「英国政府の責任については今も議論があるが、1997年には当時のブレア首相が謝罪した。」とのこと、

 「国連は先日、紛争や気候変動の影響で飢えや栄養失調に苦しむ人はここ2年で急増し、8億を超えたと発表。世界人口の11%だ、」とのこと、

 「国連は資金不足を訴える。軍備に費やす金は年に160兆円ある世界で、だ。」とのこと、

 等々を知ることが出来た。

 そして、世界から、戦争をなくすことが、一石二鳥になる、と思った。

 戦争のために有能な人材を使い、そして失う人類的損失をなくすることに通じ、軍備に費やす160兆円を「食料や医療や教育」に使い8億の人を救うとともに、人類の持続的発展に役立たせないものか、と思った。 


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# by sasakitosio | 2017-10-01 07:51 | 東京新聞を読んで | Trackback

ジャガイモ飢饉 <19世紀半ば、アイルランド農民の主要食物だったジャガイモの疫病が大発生した!食糧難による死者は100万人を超え、さらに多くの市民が移住!!>

9月30日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「19世紀半ば、アイルランド農民の主要食物だったジャガイモの疫病が大発生した。食糧難による死者は100万人を超え、さらに多くの市民が移住。アイルランドの人口は、今も飢饉前の水準を回復していない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「「飢饉じゃない。大量殺人だ」。教師兼がイドはがいう。当時アイルランド全土が英国の一部だった。世界一富める国で100万人が飢えて死んだのだ。その間も作物は金になる所へ輸出されていた。

 ロンドンの政治家は、食料は、食料を恵より働かせよと主張。だが価格高騰する食料を賃金で買えず、集団労働は飢えた体を伝染病にさらす。

 英国政府の責任については今も議論があるが、1997年には当時のブレア首相が謝罪した。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「国連は先日、紛争や気候変動の影響で飢えや栄養失調に苦しむ人はここ2年で急増し、8億を超えたと発表。

 世界人口の11%だ。紛争地域に食料を届けるのは困難だが、それ以上に国連は資金不足を訴える。

 軍備に費やす金は年に160兆円ある世界で、だ。

 食料も運搬手段もあるなら、飢餓は人災だ。

 私たちその現状に麻痺し、我知らず加担していないだろうか。そういう私も、腐った残飯を今日も捨て、労働条件が疑わしい激安商品を買い、預金は兵器に投資される懸念があるという。「大量殺人だ」という言葉が突き刺さる。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「アイルランドの人口は今も飢饉前の水準を回復していない」とのこと、

 「「飢饉じゃない。大量殺人だ」。教師兼がイドはが言う」とのこと、

 「当時アイルランド全土が英国の一部だった。世界一富める国で百万人が飢えて死んだのだ。

その間も作物は金になる所へ輸出されていた」とのこと、

 「英国政府の責任については今も議論があるが、1997年には当時のブレア首相が謝罪した。」とのこと、

 「国連は先日、紛争や気候変動の影響で飢えや栄養失調に苦しむ人はここ2年で急増し、8億を超えたと発表。世界人口の11%だ、」とのこと、

 「国連は資金不足を訴える。軍備に費やす金は年に160兆円ある世界で、だ。」とのこと、

 等々を知ることが出来た。

 世界から、戦争をなくすことが、一石二鳥になる、と思った。

 戦争のために有能な人材を使い、そして失う人類的損失をなくすることに通じ、軍備に費やす160兆円を「食料や医療や教育」に使い8億の人を救うとともに、人類の持続的発展に役立たせないものか、と思った。 


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# by sasakitosio | 2017-10-01 07:51 | 東京新聞を読んで | Trackback

9月29日付朝日新聞朝刊15面に、「オピニオン&フォーラム 」というページがある。見出しは「岐路に立つ平和  2017衆院選」とある。

 編集委員・駒野剛さんが作家・半藤一利さんに聞く。今日はこの記事に学ぶことにした。

 まず記事は、「衆院が解散された。安倍晋三首相自ら「国難」という表現した情勢下、国民は政権選択を迫られる。与党が3分の2以上を占めたり、同調する勢力が増えたりすれば、9条を含めた憲法の改正は現実味を増す。

 今回の選挙が日本の歴史で持つ意味は何か。

 国民は投票で何が問われるのか。

 昭和史を見つめてきた半藤一利さんに聞く」と切り出した。

 続けて記事は、「ーー半藤さんは昭和を中心に日本の近代史を深く見てきました。そうした歴史的視点から見て、今回の解散、総選挙の意味をどう考えますかーーとの問いに。

 半藤一利さんは「これからの日本の針路が戦争と平和のどちらを主軸に進むのかを左右する、きわめて重要な選挙だと思います。

 岐路に立つ日本で冷静な議論が求められるときに、安倍さんが今回、「国難突破解散」とおっしゃって危機感ばかりをあおっていることに強い違和感を覚えます。

 国難と言って現在、最大の問題は北朝鮮でしょうが、これはご自分で作っていませんか、自作自演の危機ではないか、と申し上げたい。

 安倍さんは国連総会で、今は対話の時ではなく圧力をかけるべきときだと述べてきましたが、それでは危機をあおるばかりです。」

 「昭和史で似たようなケースがありました。

 日中戦争が始まった後、ドイツが間に入って和平工作を手がけました。

 まとまりかけたのですが、現地軍がこれを無視して進撃を続けて当時の首都南京を陥落させてしまう。

 和平の条件をつり上げて中国国民党を率いた蒋介石を怒らせてしまう。

 この時、近衛文麿首相が「蒋介石政権相手にせず」と言い放ち、解決は遠のきました。

 結局、戦争は泥沼化していきます。

 このような和平の結実は実に微妙なものです。

 それを勇ましい言葉で台無しにした歴史の戒めを思い起こします。」と教えてくれる。

 さらに続けて記事は「――現在の北朝鮮情勢の中で日本ができることがありますかーーとの問いに。

 半藤一利さんは「不幸な経験ですが、日本には対立が不毛な結果しか招かなかったという痛みの過去がある。

 また唯一の被爆国として、核戦争の悲惨さを米国、北朝鮮両国に言って聞かせる資格もある。

 それらを発揮せずに、ただトランプ大統領に寄り添っている。

 第二次世界戦争を始めたヒトラーのドイツと組んで三国同盟を結び、破局へ導いた時代が脳裏に浮かびます」と答えた。

 ――野党やマスコミは「大義なき選挙」と批判していますーーとの問いに。

 半藤一利さんは「そうとばかりは言えないでしょう。大げさに言えば、日本の選挙ではありますが、トランプさんがやっている力の誇示と威迫の手法を信頼するか、しないかを問う選挙にもなるのです。

 安倍さんが国難突破と位置づけたことで、そのトランプさんと合わせて、平和を維持するために動くのか、逆に制裁をさらに強めることを支持するのか、期せずしてそうした大問題を問い直す選挙になったと思います」と答えた。

 ――かって日本で、危機を全面に出して戦われる選挙などあったでしょうかーーとの問い。

 半藤一利さんは「選挙ではありません。が権力闘争に使われたことがある。

 ドイツがフランスへ攻め入りパリを陥落させた際、日本国内では三国同盟に反対してきた米内光政内閣を「バスに乗り遅れるな」のかけ声の下、引きずり下ろす材料にしました。

 畑俊六陸軍大臣を辞任させ、陸軍が後任を出さず内閣総辞職に追い込んだ。

 ドイツと組むため都合のいい内閣として第2次近衛内閣が組閣され、三国同盟が締結される。太平洋戦争への道を一瀉千里に進み、揚げ句、亡国寸前まで至ります」と答えた。

 ――安倍首相は、「日本を取り戻す」と言い、言論の自由を侵しかねない特定秘密保護法を施行させ、内心の自由を損ねると批判がある共謀罪の内容を含む組織的犯罪処罰法を改正しました。憲法9条に抵触する疑いのある安全保障関連法なども手がけてきましたーーとの問いに。

 半藤一利さんは「かねて安倍さんが言っていた「戦後レジームからの脱却」というのはこうしたことだったのでしょう。

 私たちは戦後、国民主権、基本的人権の尊重、平和国家を三本柱とする新日本を建国したと思っていました。

 安倍さんが「脱却」と言っても、「そんなことが出来るか」と高をくくっていた。

しかし、3年ほどであなたが指摘した法律を次々と実現させた。改憲したわけではないが、緊急事態法制以外は、ほぼ目的を達成させてしまいました」

 「以前、麻生太郎副総理がナチスドイツの手法を引き合いに「ある日、気が付いたらワイマール憲法が、ナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか」と言って問題化しました。

 しかし集団的自衛権の行使容認について、憲法を変えずに、閣議決定で可能にした。まさにナチスの手法を学んだようです」と答えた。

さらに続けて記事は、「――衆院選の自民公約に憲法9条への自衛隊明記を盛り込むと安倍首相は明言しましたーーとの問いに。

 半藤一利さんは、「今度の選挙で与党で3分の2、あるいは安倍さんの改憲案を支持する勢力がそれに匹敵する勢力をもてば可能でしょう。

 しかし、その前提としての諸法律はすでみ整備済みで、いわば9条改憲は集大成に過ぎません。」

 「戦前の軍機保護法にかわる機能を特定秘密保護法がになうでしょうし。政府に反対するものたちを次々に抑えることも共謀罪を駆使すれば可能です。メデイアの統制も、政権に不都合な取材を共謀行為と認定すれば訳ないことです。

 記者が3~4人もひっくくられれば、新聞社も一気に委縮するでしょう。

 改憲前にそうした道具を着々と整えてきたんです。」

「平和や自由という戦後の日本人が得た価値を守るのは、若い世代の人たちの役割です。

 しかし、それらが当たり前のものとして育った世代には、本当の大切さ、失った時の怖さ骨身にしみていないのでしょう。

 Jアラートが鳴って、頑丈な建物に避難する、机の下に潜り込む、それらが全く無駄とは言いませんが、本質はミサイルが飛ばないよう、政府に外交展開させ、平和を確実にさせることです。」

 「私が子供の時は戦争中でした。爆弾なんかこわくないとか、焼夷弾もすぐ消せる、なんて歌を教えられました。信じた人が昭和20(1945)年3月10日の東京大空襲の際、自ら消そうとして火災の渦に包みこまれました。そんな愚を繰り返してはなりません」と答えた。

 ――小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党は憲法改正に肯定的です。民進党も党の方針がぐらついて見えます。半藤さんがおっしゃる政策や外交の受け皿になる政党が見当たりませんーーとの問いに。

 半藤一利さんは「野党の離合集散が始まったようですから、先行きは読めません。ただ、都民ファーストの会の都議に、毎日新聞が憲法改正の賛否をきいたら、ほとんどが無回答でした。自民党予備軍なのかどうか、見極めが必要でしょう」と、答えた。

 最期に記事は、「――日本の将来をどう築くかといった本質的な問題より、目先の利害調整、例えば消費税の使い道や、どこの政党がくっつくか、安倍さんと小池さんがどうやりあったか、といったおもしろさ、すなわち政治の劇場化の様相が濃くなってきましたーーとの問いに。

 半藤一利さんは、「満州事変の際、国際連盟の派遣したリットン調査団の報告に基づく満州撤退の対日勧告を不服として、日本代表の松岡洋右が連盟の議場から退場した時、日本の世論と新聞は喝采しました。

 当時は犬養毅首相が海軍の青年将校に殺される5.15事件の発生もあり、政党政治が液状化していました。国民が発岡のパフォーマンスに反応したのは、そんな閉塞状況に思考停止に陥っていたからでした」

 「森友・加計両学園を抱える安倍政権が、高い支持率を得ています。それが信頼からだ、とは思われません。低成長や高齢化などによる閉塞感が背景にあって、「日本を取り戻す」というかけ声にいちるの望みをかけているとしたら、不健全で危険な兆候です」と答えた。

 ――結局どういう未来を選択するかは私たち有権者です。今度の選挙で、国民は何を問われ、突き付けられていると考えますかーーとの問いに。

 半藤一利さんは、「冒頭、きわめて重要な選挙になるといいました。

 問われるのは有権者の世界観です。

 日本だけでなく、米国も欧州も内向きになっている。

 世界全体で取り組まなければならない、環境や平和、貧困や格差是正も自国ファーストで解決しようとする。

 しかし、全体で譲り合い、調整しなければ大きな問題は解決できません。北朝鮮の問題についても、自国の安全だけを大事に考えていては、本当の解は得られないでしょう。この地域で利害を共有する日中韓3か国が北朝鮮を説得して話し合いのテーブルに戻すしかないでしょう」

 「1930~40年代の日本は、まさに今の北朝鮮の似姿です。あのとき、日本をなだめたりすかしたりできる国はなかった。

 しかし、今は日本がそうした役割を発揮できるはずです。

 進路を決めるということは、そうした大戦略を持つ政党があるかどうかを見極めること、なければ有権者自らが声を出して政党を叱咤激励することです。

 そこまでの積極的な関与が求められる複雑でやっかいな時代に入ってしまったのです。」」と答えた。

 読んで大変勉強になった。

 「これからの日本の針路が戦争と平和のどちらを主軸に進むか左右する極めて重要な選挙だと思います」とのこと、

 「国難といって現在、最大の問題は北朝鮮情勢でしょう。これはご自分がつくっていませんか、と申し上げたい」とのこと、

 「昭和史で似たようなケースがありました。日中戦争が始まった後、ドイツが間に入って和平工作を手がけました。まとまりかけたのですが、現地軍がこれを無視して進撃を続けて当時の首都南京を陥落させてしまう。和平の条件をつり上げて中国国民党を率いていた蒋介石を怒らせてしまう。

 この時、近衛文麿首相が「蒋介石政権を相手にせず」と言い放ち、解決は遠のきました」とのこと、

 「不幸な経験ですが、日本には対立が不毛な結果しか招かなかったという痛みの過去がある。また唯一の被爆国として、核戦争の惨めさを米国、北朝鮮両国に言って聞かせられる資格もある」とのこと、

 「大げさに言えば、日本の選挙ではありますが、トランプさんがやっている力の誇示と威迫の手法を信任するか、しないかを問う選挙にもなるのです」とのこと、

 「ドイツがフランスへ攻め入りパリを陥落させた際、日本国内では三国同盟に反対してきた米内原光政内閣を「バスに乗り遅れるな」の掛け声の下、引きずり下ろす材料にしました」とのこと、

 「畑俊六陸軍大臣を辞任させ、陸軍が後任を出さず内閣総辞職に追い込んだ。ドイツと組むため都合のいい第2次近衛内閣が組閣され、三国同盟が締結される」とのこと、

 「今度の選挙で与党が3分の2、あるいは安倍さんの改憲案を支持する勢力がそれに匹敵する勢力をもてば可能でしょうし、その前提としての諸法は整備済みで、いわば9条改憲は集大成に過ぎません」とのこと、

 「Jアラートが鳴って頑丈な建物に避難する、机の下に潜り込む。それらが全く無駄とは言いませんが、本質はミサイルが飛ばないよう、政府に外交を展開させ、平和を確実にさせることです」とのこと、

 「満州事変の際、国際連盟の派遣したリットン調査団の報告に基づく満州撤退の対日勧告を不服として、日本代表の松岡洋右が連盟の議場から退場した時、日本の世論と新聞は喝采しました」とのこと、

 「問われるのは、有権者の世界観です」とのこと、

 「日本だけではなく、米国も欧州も内向きになっている。世界全体で取り組まなければならない、環境や平和、貧困や格差是正も自国ファーストで解決しようとする。しかし、全体で譲り合い、調整しなければ大きな問題は解決できません」とのこと、

 「1930~40年代の日本は、まさに今の北朝鮮の似姿です。」とのこと、

 「あのとき、日本をなだめたり説得したりできる国はなかった。しかし、今は日本がそうした役回りを発揮できるはずです。」との指摘、

 「針路を決めるということは、そうした大戦略を持つ政党があるかどうかを見極めること。なければ有権者自らが声を出して政党を叱咤激励することです」と指摘、とうとうの事実や指摘はよくわかった。

 また、「そこまでの積極的な関与が求められる複雑で厄介な時代に入ってしまったのです」との半藤一利さんの指摘は、当たっていると、思った。

 そして、今感じる「このもやもや」は、官僚も、学者も、政治家も、日本の指導者の誰も「針路を決めるという大戦略」をたてる「能力・見識」が持ち合わせていないことが、有権者の最大に不幸だ、と思った。

 そして今の時代が、「閉塞状態による思考停止」状態にあることが、最大の危機「国難・人類難・、地球難」なのかもしれない、と思った。

 

  


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# by sasakitosio | 2017-10-01 07:17 | 朝日新聞を読んで | Trackback

9月25日付東京新聞朝刊1面に「「戦える国」に変質 言わねばならないこと」という欄がある。

 発言者は、ジャーナリスト・田原総一朗さんだ。今日は、この発言者に学ぶことにした。

 まず田原総一朗さんは、「僕は小学5年生の夏休みに玉音放送を聞いた。先生はそれまで、この戦争は世界の侵略国である米英と戦って、植民地となっているアジアの国を独立させ、解放させる正義の戦争だと言っていた。君らも大人になって戦争に参加して天皇陛下のために名誉の戦死をとげろと。

 ところが、二学期になって先生のいうことが180度違う。

 実はあの戦争はやってはいけない悪い戦争、侵略戦争だと。

 新聞もラジオもガラッと変わった。

 大人、とくに偉い人のいうことは信用できない、国家は国民を騙すんだという気持ちがあって、それが今も続いている。」と切り出した。

 続けて田原総一朗さんは、「安倍晋三首相は2020年に自衛隊を憲法に明記する改憲を目指すという。反対だ。

 首相は、多くの憲法学者が自衛隊を違憲としているからやるんだというが、今の自衛隊の位置づけは国民の理解が 得られている。

 改憲したい人たちは明記から初めて、やっぱり9条2項(戦力不保持、交戦権否認)を変えようということだろう。フランスやイギリスのように「普通の国」にしたいのだ。

 変えてどうするのか。20年ほど前に僕が司会したシンポジウムで、キッシンジャー元米国務長官は、日本の改憲に反対と言った。

 「アジアの国々は憲法9条があるから、日本は戦前のようにならないと信頼している。われわれもそうだ」と。

 キッシンジャー氏が言ったように、平和国家だからアジアの国々や欧州の国に信頼されている。これを変えるべきではない。」と指摘した。

 最後に田原総一朗さんは、「僕らの世代は体験的に、保守もリベラルも戦争は絶対ダメだという感覚がある。戦争を知る最後の世代として、平和を訴えることが使命だと思っている。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「僕は小学5年生の夏休みに玉音放送を聞いた」とのこと、

 「先生はそれまで、この戦争は世界の侵略国である米英と戦って、植民地となっているアジアの国を独立させ、解放させる正義の戦争だと言っていた。君らも大人になって戦争に参加して天皇陛下のために名誉の戦死をとげろと。」とのこと、

 「ところが2学期になって先生のいうことが180度違う。実はあの戦争はやってはいけない悪い戦争、侵略戦争だと。新聞やラジオもガラッと変わった」とのこと、等々を知ることができた。
 そして筆者は「大人、とくに偉い人のいうことは信用できない。国家は国民をだますんだという気持ちがあって、それが今もつづいている」とのことである。

「僕(筆者)らの世代は体験的に、保守もリベラルも戦争は絶対ダメだという感覚がある。」とのこと、

 「戦争を知る最後の世代として、平和国家を訴えることが使命だと思っている」とのこと、等等も知ることができた。その筆者の世代が「平和国家」を子孫に語り継ぐしかない。

 しかし、戦後70年余の長い「平和国家」で育った人々には「平和国家」を守ることが「今の普通の暮らしの継続」にとって「不可避的に大事」であることに気付きにくいという「大問題」がある、と思った。

 戦争という「痛み」「苦味」を経ずに、平和の「甘味」「おいしさ」を想像できないものだろうか?

 

 


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# by sasakitosio | 2017-09-30 07:29 | 東京新聞を読んで | Trackback