憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

415日付朝日新聞社説に、アフリカと中東の飢饉のことが載った。

 今日はこの社説を学習することにした。 

 まず社説は、「第二次大戦後で最悪規模の人道被害が懸念される事態だ。

 アフリカと中東で深まる食糧難で、2千万人以上が飢餓に直面している。

 特に南スーダン、ナイジェリア、ソマリア、中東のイエメンの状況が深刻だ。

 国連は2月、南スーダンの一部地域が「飢饉になった」と宣言した。

 餓死者などが一定のペースを超えて認定される飢饉の発生は,約26万人が死んだ6年前のソマリア干ばつ以来である。

 今回も一部で異常気象の影響が認められるものの、主たる原因は紛争だ。」と切り出した。

 続けて社説は、「南スーダンではこの1年で民族紛争が全土に拡大した。以前は比較的安定していた農耕地域でも戦闘が起きている。農民らが逃げ出し、生産が途絶えた。

 支援も困難を極める。

 物資を運ぶ車両を武装勢力が妨害し、略奪も横行する。政府軍の関与まで疑われるありさまだ。

 政府軍と反政府武装勢力が内戦を繰り広げるイエメン、イスラム過激派の掃討作戦が続くナイジェリアも似た状況という。

 紛争と国家統治の崩壊。

 「人災」以外の何ものでもない。

 生命の危機にさらされる人を救う緊急支援から、長期的な和平実現まで課題は山積する。だが世界の関心はまだ低調だ。

 国連は7月までに約5千億円の資金が必要だと見積もる。しかし、3月中旬までに集まったのは、その一割に過ぎない。

 何より懸念すべきは、大幅な予算削減を打ち出した米国の対応だ。

 「海外の人々に使う金を国内に回す」と米当局者は話し、対外援助に大なたが振るわれる可能性がある。

 イスラム過激派の温床となる貧困や格差、絶望感の解消こそが、長い目でテロ根絶につながることを、トランプ大統領は理解する必要がある。」と指摘した。

 最後に社説は、「安倍政権は、南スーダンでの平和維持活動(PKO)から自衛隊を撤収する理由を「国内の安定に向けた政治プロセスの進展」とした。現実から目をそらす強弁の感がぬぐえない。

 むしろ情勢悪化を率直に認めたうえで、食糧問題解決の取り組みで日本が国際社会を先導する姿勢を示すべきだろう。

 緊急を要する事態だ。

 何も国だけが支援の担い手ではない。

 国連が定めた「持続可能な開発目標」(SDGs)に賛同して、経営戦略に採用する企業が日本でも増えている。

 SDGsは飢餓の解消も掲げており、企業や個人の貢献も期待される。

 生きる基本である「食べること」を守るために、一人一人ができることから始めたい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

「アフリカと中東で深まる食糧難で、2千万人以上が飢餓に直面している」とのこと、

 「国連は2月。南スーダンの一部地域が「飢饉になった」と宣言した」とのこと、

 「餓死者などが一定ベースを超えて認定される飢饉の発生は、約26万人が死んだ6年前のソマリア以来だ」とのこと、

 「国連は7月までに約5000億円の資金が必要だと見積もる。しかし3月中旬までに集まったのは、その1割に過ぎない」とのこと、等々を知りことができた。

 社説が「紛争と国家統治の崩壊。人災」以外の何ものでもない」との指摘は、その通りだとして、国連に人災を取り除く実力があるのか、その後の新しい統治機構を維持する経済的力があるのだろうか?

 戦勝国の親分が仕切る今の国連に、制度的限界が来ているのかもしれない。 


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# by sasakitosio | 2017-04-17 06:53 | 朝日新聞を読んで | Trackback

416日付朝日新聞朝刊3面に、「日曜に想う」という欄がある。

 筆者は、編集委員・福島伸二氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「カギ十字ほどではないけれど、ファシズムの時代を想起させるものの一つは鼻の下のチョビひげであろう。

 ゆえに世界中で、人々はしばしば気に食わない為政者の写真にあのチョビひげを書き加える。

 するとたちまちある種のイメージをまとうものだから、死してなおヒトラーの残像は恐ろしい。

 そのヒトラーの絶頂期に、敢然とファシズムに立ち向かったもう一人のちょびひげがいた。

 喜劇王のチャップリン。

 ヒトラーを痛烈に笑い飛ばした名作「独裁者」を作るに至る憂いを、自伝の中で回想している。

 「戦争の気配がふたたびただよいだした。ナチスが隆々と伸びていた。それにしても、第一次大戦とあの死の苦しみの4年間を、なんと早く忘れたものか」(中野好夫訳)。

 トレードマークのチョビひげを武器に独裁者と町の床屋の二役を演じ、両者が取り違えられるストーリーは、巨大で恐ろしく見えるものの姿を矮小にし、権威をはぎ取り滑稽さをあばく。

 改めて映画をみると、現実より5年早くヒトラーとファシズムの敗北を予告したかのような洞察に脱帽せざるを得ない。

 その喜劇王の今年は没後40年、今日は生誕128年の日である。」と切り出した。

 続けて筆者は、「「独裁者」の政策にはナチスの妨害だけでなく、ドイツを刺激したくない他の方面からも圧力がかかった。

 しかし、ニューヨークで上映されると連日の大入りとなる。

 80年近くを経た今も心に響いてくるのはラストシーンの名高い演説だ。

 中野好夫氏の名訳を抜粋して拝借する。

 「わたしたちは、他人の不幸によってではなく、他人の幸福によって、生きたいのです。憎みあったり、軽蔑し合ったりしたくありません」

 「(地球の)大地は肥沃で、すべての人間を養うことだってできるのです」

 「独裁者というのは、自分だけ自由にするが、人民は奴隷にするのです」

 「世界の開放のために戦おうではありませんかーー国と国との障壁を毀ちーー貪欲や非寛容を追放するために」

 チャップリン自身が練りに練った渾身の演説を、映画史上最も感動的なせりふという人もいる。

 一方で、言葉が胸にしみるのは、おびただしい理不尽が今も地上から消えない証しでもあろう。

 深刻がきわまるシリアでは、今世紀最大の人道危機とされる内戦で30万人は落命し、数百万という人が難民になって流浪する。

 古今の独裁者の例にもれず、アサド大統領は自分が生き延びることにしか頭にないのかもしれない。

 東アジアに目を向ければ北朝鮮の独裁者は飢える民をよそに、なけなしの体力を核やミサイルにつぎ込んで体制の維持を図る。

 独裁国でなくても、一日1.25ドル未満で暮らす極度な貧しさに今も世界で8億人があえぐ、小学校へ通えない子は5670万人、5歳までになくなる子は年600万人。

 政治的にも経済、社会的にも「他人の不幸」は地球上に満ち満ちている。

 天の采配ひとつで自分がそうであったかもしれないというまなざしを、私たちはもちえてえいるだろうか。」と指摘した。

 最後に筆者は、「戦後になって、チャップリンはユーモアを交えて自らを「平和の扇動者」と称したそうだ。

 その作品と人生は、排他と非寛容、貪欲と憎悪に蝕まれてやまない世界への絶えざる問題提起でもある。

 ゆえにいつも新しい。

 悲しむべきか古びている暇などない。

 でも、もう一人のチョビひげはすっかり過去に葬られたのだろうか。

 NHKスペシャル「新・映像の世紀」がヒトラーが自殺の前に語ったという言葉を伝えていた。

 「(ナチズムはわたしと共に消滅するが)100年後には新たな思想が生まれるだろう。宗教のように新しいナチズムが誕生するだろう」

 不気味な予言だ。

 しかし、欧米で起きているポピュリズムへの傾斜、喝采を見ると、それを妄言ともいえない空気が時代を包みつつあるかに思えてならない。

 歴史に学べば、なにごとも始まりの小さな芽の中に結末が包摂されているのに気づく。

 むろん、他国だけの話ではない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「ヒトラーの絶頂期に、敢然とファシズムに立ち向かったもう一人のチョビひげがいた。喜劇王のチャップリン」」とのこと、

 「その喜劇王の今年は没後40年、今日は生誕128年の日である」とのこと、

 「「独裁者」の政策にはナチスの妨害だけでなく、ドイツを刺激したくない他の方面からも圧力がかかった。不気味な脅迫も相次いだ。 しかしニューヨークで上映されると連日の大入りとなる」とのこと、

 「80年近くを経た今も心に響いてくるのはラストシーンの名演説だ」とのこと、

 中野好夫氏の名訳によれば、「 「わたしたちは、他人の不幸によってではなく、他人の幸福によって、生きたいのです。憎みあったり、軽蔑し合ったりしたくありません」、

 「(地球の)大地は豊沃で、すべての人間を養うことだってできるのです」、

 「独裁者というものは、自分だけは自由にするが、人民は奴隷にするのです」、

 「世界の開放のために戦おうではありませんかーー国と国との障壁を毀ち、-貪欲や憎悪や非寛容を追放するために」、」とのこと、

 「独裁国でなくても、11.25ドル未満で暮らす極度な貧しさに今も世界で8億人があえぐ。小学校へ通えない子は5670万人、5歳までに亡くなる子は年600万人。」とのこと、

 「戦後になって、チャップリンはユーモアをまじえて自らを「平和の扇動者」と称したそうだ」とのこと、 等々を知ることができた。

  なかで、NHKスペシャル「新・映像の世紀」がヒトラーが自殺の直前に語ったという言葉が気にかかる。

 それは、「(ナチズムは私と共に消滅するが)100年後には新たな思想が生まれるだろう。宗教のように新しいナチズムが誕生するだろう」とのこと。「浜の真砂は尽きるとも、世に泥棒の種は尽きまじ」と似ていることに驚きだ。

 2014年の年末から2015年の年始にかけて、ヒトラー終焉の地に立ちたくて、ベルリンを訪れ短い滞在中3日間三回歩き回った。高層マンション群に囲まれた駐車場になっていた。中に歴史の証人であろう「大きなポプラが一本」立っていた。そして、ベルリンではナチズムの復活は全く感じられなかった。

 


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# by sasakitosio | 2017-04-17 06:36 | 朝日新聞を読んで | Trackback

416日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。

まず筆者は、「北朝鮮情勢が緊迫の度を増している。先制攻撃を含むあらゆる手段を考慮するというアメリカ、トランプ政権を支持する我が国の指導者も、日本も敵基地攻撃能力をもてと主張する一部の政治家も、平和ボケ日本を象徴していると私は思う。」と切り出した。

 続けて筆者は、「人口や経済活動がこれだけ大都市に集中し、日本海沿岸に多数の原発を抱える日本は、戦争のできない国である。

 アメリカのような大陸国家は、国土の一部を攻撃されても国が滅ぶことはない。

 しかし、日本とアメリカの立場は違う。核弾頭や化学兵器を搭載していなくても、東京や原発がミサイル攻撃を受けるだけで日本は壊滅する。数個分の3.11級の大災害が大都市と原発を襲うと想像するのが、戦争リアリズムである。

 北朝鮮の核開発との関連では、日本はこれを非難する正義の側に立つ。

 しかし、正義の実現の仕方に周到な配慮が必要である。邪悪な国にミサイルを撃たせないことが日本の生存の大前提である。

 日本が滅んでもよいから邪悪な国を滅ぼしたいというのも一つの考え方ではあるが、その道を行きたいなら政治家は国民を説得すべきである。」と指摘した。

 最後に筆者は、「力を誇示したがる思慮分別を欠くアメリカ大統領とこれに追随するしか能のない日本の首相の下で、国民の生命と安全が大きな危険にさらされている。

 今こそ軍事力ではなく、政治の出番である。」として締めくくった。

  読んでその通りだと思った。

 「人口や経済活動がこれだけ大都市に集中し、日本海沿岸に多数の原発を抱える日本は、戦争のできない国である」との指摘、

 「アメリカのような大陸国家は、国土の一部が攻撃されても国が滅ぶことはない」との指摘、

 「核弾頭や化学兵器を搭載していなくても、東京や原発がミサイル攻撃を受けるだけで日本は壊滅する」との指摘、等々はその通りだと思った。

 415日は、先制攻撃を含むあらゆる手段を考慮するというアメリカ、トランプ政権を支持する我が国の指導者が、日本も敵基地攻撃能力を持てと主張する一部の政治家が、国民の生命と安全を大きな危機にさらした、一日であった。そして、私的には74回目の誕生日だったが、ゆっくりケーキを食べておれない一日であった。


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# by sasakitosio | 2017-04-17 06:28 | 東京新聞を読んで | Trackback

415日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、アナウンサー・師岡カリーマ氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「「この野蛮な攻撃で、美しい赤ちゃんたちまでが無残に殺害された」。

 そう言って米トランプ政権は、化学兵器使用が疑われるシリアのアサド政権に対し、ミサイル攻撃を行った。

 就任直後の1月末、トランプ氏はシリア難民のアメリカ入国を無制限に停止する大統領令に署名した。司法などの反対により大統領令はとん挫したが、仮に実行されていれば、シリアの人々は戦闘を逃れてアメリカに保護を求める道を閉ざされることになっていた。その中に「美しい赤ちゃんたち」も含まれたはずだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「だが、偽善的なのはトランプ氏だけではない。

 呼吸困難に苦しむ被害者の「衝撃」映像を流し、ひときわ恐ろしい事件として報道するメデイアに矛盾はないか。

 これまで「合法な」爆弾や銃撃や拷問で命を落とし、傷ついてきた数多くの子供たちと、化学兵器の被害者と、どれほど違うのか。テレビの露出度が違うだけではないのか。」と指摘した。

 最後に筆者は、「樽爆弾につぶされた幼い体やもげた手足の残酷な映像は、テレビで放映されない。

 そのような恐ろしい光景から、私たちは守られている。

 だからと言ってその存在を忘れてはならない。

被害者の映像を放映しても「差支えない」化学兵器の蛮行だけを見て、いまされショックを装う世界には失望を禁じ得ない。政治利用する厚顔無恥は許せない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。 

 「呼吸困難に苦しむ被害者の「衝撃」映像を流し、ひときわ恐ろしい事件として報道するメデイアに矛盾はないか」との指摘、

 「樽爆弾につぶされた幼い体やもげた手足の残酷な映像は、テレビで放送されない」との指摘、

 「被害者の映像を放送しても「差し支えない」化学兵器の蛮行だけを見て今さらショックを装う世界には失望を禁じ得ない」との指摘、

 等々で自分がすっかり「筆者とって失望を禁じ得ない「世界」」にいたことが分かった。

 理由のいかんにかかわらず、トランプ政権のシリア攻撃は容認してはいけない事、なのだ。

 「テロだ報復だ虐殺だ戦争だ」と止めようが見つからない「人殺し」、どうすりゃいいのか?

 日本史の中にヒントを見れば、豊臣秀吉の刀狩や、今は銃砲刀剣類不法所持法で、生活の中から「武器」をなくする。

 戦国の混乱の中から、天下統一がなされ「国家間の戦争」が亡くなった。

 そして、今日は不戦の日本国憲法で、日本国は戦争ができなくなっている。

 この日本における歴史的教訓を世界中に広げることができれば、世界中から国家や団体による「人殺し」が無くなるのではないか。

 日本の為政者にその決意と確信が見えないのが残念だ!!


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# by sasakitosio | 2017-04-16 07:01 | 東京新聞を読んで | Trackback

414日付東京新聞社説横に、「ミラー」と言う欄がある。今日の筆者は、世田谷区の無職・大石弘子さん(92)だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「小学1年生になった時、まず聞かされたのは「教育勅語」だった。

 「天壌無窮の皇運を扶翼すべし...」と声をそろえて暗唱した。

 校庭の奉安殿に掲げられた陛下の御真影に最敬礼し、百里かなたの宮城を遥拝した。」と切り出した。

 続けて筆者は、「振り返れば幼い日からの教育は、天皇陛下のために「死ぬ」ことにつながり、天皇陛下万歳を叫んで兵士が死ぬのが到達点であった。

 天皇の名の下に隊長は「命令」し、私的制裁し、若者を肉弾とした。

 海上挺進戦隊のべニアボートに爆雷と共に詰められ、夜の海に放たれた1618歳の少年兵の孤独。

 食も弾もなく切り込み隊に指名された生き残りの幹部候補生らは、ルソン山中で肩をたたきながら声をあげて泣いた。

 戦前の私たちがいかに育てられ、何に滅びたかを、今、学び直さなければ、また戦争はやって来るだろう。

 72年前のように、

 命は自分のものではなく、

「共謀罪」に思想言論の自由を奪われ、

 戦争の惨禍に巻き込まれ、

 若者は近づく死を見つめて生きなければならないのか。

 再び「死ぬことを決められた弾の一つ」となってしまうのだろうか。

 神兵となり軍神となり、

 靖国神社に祀られのであろうか。

 それが幸せなのか!と死者の声の木霊が聞こえてくる。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「知り合いの東部第6部隊見習士官は手紙に「私の最大の執着は人間なのだ。愛しい、貧しい家族であるのだ」と書いた。

 昭和18年、彼は治安維持法で陸軍刑務所に繋がれ、毎日水を浴びせられ、「転向文を書け」と強制されたが、転向すべきなにものもなく、2年間とらわれ命を失いかけた。

 私は何としても共謀罪法案を止めたい。」として締めくくった。

読んで、大正末期、昭和初期に生まれた人々が受けた、逃げようもなく「教育勅語・戦争」に飲み込まれていたことが、少しわかったような気がした。

 「72年前のように、命は自分のものではなく、「共謀罪」思想言論の自由を奪われ、戦争の惨禍に巻き込まれ、若者は死を見つめて生きねばならないのか」、

 「再び「死ぬことを決められた弾の一つ」となってしまうのだろうか」、

 「神兵となり軍神となり、靖国神社に祭られるのであろうか」、

 「それが幸せなのか、と死者の声が木霊が聞こえてくる」、との筆者はの問いを重く重く受け止めた。

 筆者の知人が「私の最大の執着は人間なのだ。愛しい、貧しい家族であるのだ」と書いて、治安維持法で陸軍刑務所に繋がれ、毎日水を浴びせられ、「転向文を書け」と強制させられ、二年間囚われ命を失いかけた」とのことを知って、ひどい時代だったことが分かった。

 共謀罪法案は通してはならない、と思った。

  


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# by sasakitosio | 2017-04-16 06:20 | 東京新聞を読んで | Trackback

3月31日付朝日新聞社説下に、「社説余滴」という欄がある。 筆者は、国際社説担当・沢村 亙氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「外国の政治を論ずるときに悩むのは、日本政治の「物差し」とのずれである。

 例えば、近ごろ欧州で勢力を伸ばす反移民の政党は、地元では「極右」と呼ばれる。

 そうした政党の幹部で、日本にも詳しい人物にかって問い詰められ、返す言葉を失った。

 「日本の方が移民や難民に厳しいはず、なぜ、あなた方まで私たちを「キョクウ」呼ばわりするのか」

 今月、総選挙のあったオランダはさらに複雑だ。

 この国の「極右」自由党はイスラム排斥を声高に主張する。

 方やオランダといえば同性婚や安楽死を合法化したリベラルな気風知られる。

 「イスラム教徒はオランダの自由な価値観を受け売れようとしない」と決めつけ、自由党を支持する人も少なからずいる。

 リベラルだけど不寛容。何ともややこしい。」と切り出した。

 続けて筆者は、「その自由党は議席を増やしたとはいえ、事前に取りざたされた第一党の座は逃した。

 現地の知人によると、選挙後の話題は、トルコ系政治家が設立した「親移民」の新党がいきなり3議席を獲得したことや、「動物権利党」の躍進(2→5)だという。

 総選挙に28の政党が参加した。

 環境保護や年金生活者の権利を掲げる政党もそれぞれ議席を増やした。

 一方、これまで政権を率いてきた左右の中道政党は退潮傾向だ。

 オランダでは政党の設立が簡単だという。

 だが、単一の争点を掲げる小政党ばかりだと政治が混乱しないか。

 ライデン大学の政治史研究者ヘルテン・ワリング氏に、日本的な物差しで質問をぶつけてところ、「とんでもない」と一笑に付された。

 「伝統政党に新興政党が競争を挑みながら、この国の政党政治は発展してきた。それに小政党であるほど、国民とより近い関係を築ける」

 前述した動物権利党も、持続可能な生活スタイルを説く、主張が、知識層の心をつかんでいるという。

逆に有権者の関心が多様化すればするほど、あらゆる政策を取りそろえた百貨店のような政党は、かえって存在感がぼやけそうだ。

安定多数を得る政党がない代わり、選挙後の連立交渉には時間をかける。

 「オランダは連立の国。徹底的に議論し、政権のめどがつくころには落ち着くところに落ち着く」とワリング氏。

 知人も「オランダ政治は選挙後が面白い」。

 うらやましく思えてきた。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「総選挙には28の政党が参加した。環境保護や年金生活者の権利を掲げる政党もそれぞれ議席を増やした」とのこと、

 「選挙後の話題は、トルコ系政治家が設立した「親移民」の新党がいきなり議席を獲得したことや、「動物権利党」の躍進(2→5)だという」とのこと、 

 「有権者の関心が多様化すればするほど、あらゆる政策を取りそろえた百貨店のような政党は、かえって存在感がぼやけそうだ」とのこと、

 「安定多数を得る政党がないかわり、選挙後の連立交渉には時間をかける」とのこと、

 等々オランダの政治事情を知ることができた。

 江戸時代、先進国オランダに学んだことが医学をはじめ沢山あった。日本人は、外国の制度を取り入れるのが上手な国民のような気がする。

 多様な政党の存在できる社会のシステムは、国民一人一人の多様性を認め、能力の自由な開放を認め、そのことが社会の進歩・発展に貢献できるような、気がしている。

 


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# by sasakitosio | 2017-04-15 16:10 | 朝日新聞を読んで | Trackback

3月30時朝日新聞社説下に、「ザ・コラム」という欄がある。筆者は、GLOBE編集長・国末憲人氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は「多様な役柄を一人でこなす人気芸人「劇団ひとり」の名にあやかれば、こちらはさしずめ、「政党ひとり」である。

 何せ、党員は党首一人。

 所属の議員もスタッフも、党員資格もない。

 党大会も党機関紙もない。

 すべては党首の一存で決まり、それに従う人だけが、党の名のもとに総選挙や地方選に立候補できる。

 どこかの独裁国家の話でもなければ、独自の戦いを繰り広げる弱小政党でもない。

 先進国の、しかも主要政党の一つ。

 強烈な反イスラムの立場を掲げるオランダのポピリスト政党「自由党」である。ただ一人の党員ヘルト・ウィルダース党首(53)がすべてを差配する。

 15日に投開票があったオランダ総選挙でも、当初躍進が予想された。英国の欧州連合(EU)離脱決定、米国でのトランプ政権成立に続き、ポピュリズムの波が欧州大陸にも押し寄せるのでーー。そんな懸念が広がった。ふた開けてみると、中道右派政党が勝利を収め、自由党は2位。関心は急速にしぼんだ。

 ただ、私には気になって仕方ない。こんな奇妙な政党がなぜ、現代先進国に存在しうるのか。」と切り出した。

 続けて筆者は、「「一人政党には、それなりの合理性があるのです」

 そのような分析を聞いたのは、欧州のポピュリズムを比較研究する中央大学の古賀光生准教授(38)からだった。

 通常、政党はできるだけ多くの人を集めようと腐心する。多ければ、党費も人材もそれだけ増える。選挙ポスターを貼る作業一つとっても大勢で手分けができる。それが。政治の形態として定着してきた。

 ところが、その前提が揺らぎ始め、必ずしも大人数を必要としなくなってきた。党費を集めなくても、政党助成金で活動は十分可能。ポスターを貼る以前に、メデイアを通じて名前は売れる。

 加えて少人数だと身軽に動きやすい。

 古賀さんによると、ポピュリズム政党とは「風を見る」組織。強固な支持基盤を持たないだけに、どんなテーマに風が吹いているかを敏感に察知し、流れに乗って大衆の支持を集める。「うかうかしていると、せっかくの風を逃がしてしまいます」

 一人政党である自由党の場合、党内合意も必要ないから、風に合わせて政策や方針をすぐさま変えられる。これが大政党なら「決定は党大会で」などと言っている間に風向きが変わってしまう。

 「政党ひとり」の試みはそれなりの論理に基づいているのである。彼らの主張が正しいかどうかは、また別問題だが。

 「政党はもともと、存在自体にジレンマを抱えています。支持を広げ、党員を増やすほど、内部の結束を維持するのが難しい。一人政党は、この矛盾に対する極端な解決法であり、一つの政治実験です」」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「ドイツ出身の政治学者ヤン=ヴェルナー・ミュラー氏は、話題作「ポピュリズムとは何か」(邦訳は4月刊行予定、板橋拓己氏訳)で自由党を分析した。

 彼によると、この党は一枚岩で、意見の多様性を認めない。「何が正しいか」はすでに自明であり、改めて議論するまでもないと考える。

 ミュラー氏はこの状態を「党内権威主義」と位置づけ、各国のポピュリズムに共通する傾向だと警告した。

 実際党内で反対意見を許さない態度は、フランスの「国民戦線」にも顕著にうかがえる。

 同様の政党は、日本にも現れるだろうか。

 ポピュリズムと位置づけられる政治家としては小泉純一郎元首相、大阪市の橋下徹前市長らが知られるが、それぞれの党内ではまだ、いろんな党員がいろんなことを主張していた。それなりの多様性があった。

 党内権威主義を確立するには、候補者の公認権を党首が掌握し、党内を子飼いの政治家で固める必要がある。

「小泉さんが小泉チルドレンを引き連れて選挙を重ねれば、それに近い政党になっていたかもしれません」と、古賀さんは推測する。

 そのような人物や政党が今後登場するかもしれない。それが現実になる時、党内の多様性が曲がりなりにも認められてきた日本の政治は、大きく変貌するだろう。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「強烈な反イスラムの立場を掲げるオランダのポピュリスト政党「自由党」は、ただ一人の党首ヘルト・ウィルダース党首(53)がすべてを差配する」とのこと、

 「中央大学の古賀光生准教授(38)によると、ポピュリズム政党とは「風を見る」組織」とのこと、

 「一人政党である自由党の場合、党内合意も必要ないから、風に合わせて政策や方針をすぐさま変えられる」とのこと、

 「ドイツ出身の政治学者ヤン=ヴェルナー・ミュラー氏によると、この党は一枚岩で、意見の多様性を認めない」とのこと、

 「ミュラー氏はこの状態を「党内権威主義」と位置づけ、各国のポピュリズムに共通する傾向だと警告した」とのこと、等々を知ることができた。

 時代の変化のスピードが速すぎて、日本の政党には思想的・政策的に賞味期限の到来を思わせる昨今、政党助成金とメデイアや通信技術の活用で「一人政党」がオランダで誕生し、立派に存続していることを知り、驚いた。

 筆者の「そのような人物や政党が、今後登場するかもしれない。それが現実になる時、党内の多様性が曲がりなりにも認められてきた日本の政治は、大きく変貌するだろう」と指摘している。
 そんな時代には、今の党内の多様性が、政党の多様性に変わっているかもいるかもしれない、と思った。ただそのためには、小選挙区制と高額な供託金の制度が障害になるのではないか。 


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# by sasakitosio | 2017-04-15 15:25 | 朝日新聞を読んで | Trackback

413日付朝日新聞社説に、東芝のことが載った。今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「自らまとめた決算について、専門家の了承え得る、そのうえで情報を公開し、投資家や取引先の判断材料にしてもらう。それが上場企業に課せられた基本的なルールだ。

ところが、原発事業で巨額の損失を抱えた東芝が、監査法人のお墨付きを得ないまま、16412月記決算の公表に踏み切った。

 損失の調査や処理をめぐって監査法人と意見が食い違う中,すでに公表を2度延期していたため、見切り発車した。

 東芝は「これ以上、株主らに迷惑をかけられない」と説明するが、正確さが保証されない業績を上場企業が発信するのは異例だ。

 投資家らに不安を与え、株式市場の土台を揺るがしかねない。」と切り出した。

 続けて社説は、「決算の公表が遅れたのは、巨額の損失を出した米国の原子力子会社ウェスチングハウスで、経営者が損失を小さく見せようと部下に圧力をかけた疑いが浮上したのがきっかけだった。

 東芝は社内調査を進め、会計処理には影響がなかったと結論付けた。

 一方、監査法人は、調査結果の評価作業を続ける必要があり、決算の数値が妥当かどうか判断できない、と主張した。

 東芝側は「調査を続けても、適正との意見をもらえるめどはたたない」とも話し、監査法人への不信感すら漂わせる。

 だが、15年に不正会計が発覚しただけに、監査が厳しくなることは予想できたはずだ。

 事案が限られる中でも決算のとりまとめに支障が出ないよう、監査法人の納得を得ながら作業できなかったのか。

 東芝は不正会計問題で、東京証券取引所から「特設注意市場銘柄」に指定されている。

 再発防止の対策を進めているが、改善が不十分と判断されれば上場廃止になる。

 今回の失態が加わったことで、上場を維持できるかどうか、ますます予断を許さなくなった。」と指摘した。

 最後に社説は、「東芝株が上場廃止になれば、株主や取引先の混乱や損失が避けられない。上場を維持するためには、足元の混迷を収め、内部管理体制を立て直すことが急務になる。

 東芝の経営危機は、原発事業に前のめりだった歴代幹部の責任が大きい。だが、その後始末と再建に責任を負うのは、今の経営陣である。

 損失を穴埋めするために、半導体メモリー事業の売却を進めている。

 稼ぎ頭を手放すという重い決断をしただけに、その後の姿をしっかり描けるかが問われる。

 再生に早く踏み出すためにも、信頼の回復を急がなければならない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「原発事業で巨額の損失を抱えた東芝が、監査法人のお墨付きを得ないまま、16年4~12月の決算の公表に踏み切った」とのこと、

 「監査法人は、調査結果の評価作業を続ける必要があり、決算の数値が妥当かどうか判断できない、と主張した」とのこと、

 「東芝は不正会計問題で、東京証券取引所から「特設注意市場銘柄」にしていされている」とのこと、

 「東芝株が上場廃止になれば、株主や取引先に混乱や損失が避けられない」とのこと、

 「東芝の経営危機は、原発事業に前のめりだった歴代幹部の責任が大きい」とのこと、

 「損失の穴埋めするために、半導体メモリー事業の売却を進めている」とのこと、等々を知ることができた。
 読んで勉強になった。

 そして、社会の変化のスピードがものすごく速くなった昨今、信頼回復も経営再建も従業員や株主には気の毒だが、難しい様な気がした。

また、「原発事業で巨額の損失が抱えた東芝が、監査法人のお墨付きを得ないまま、16年4~12月期決算の公表に踏み切った」とのこと、

 「正確さが保証されない業績を上場企業が発信するのは異例だ。投資家らに不安を与え、株式市場の土台を揺るがしかねない」とのこと、

 「東芝は不正会計問題で、東京証券取引所から「特設注意市場銘柄」に指定されている」とのこと、

「東芝株が上場廃止になれば、株主や取引先に混乱や損失が避けられない」とのこと、等々を知ることができた。

 社説の指摘のように「東芝に経営危機は、原発事業に前のめりだった歴代幹部の責任が大きい」ことは確かだ。だから、後始末と再建を担わされる今の経営陣は気の毒と言えば気の毒だ。

 同じ政府の笛いた原発政策に踊ったのに、原発事故を起こしていない東芝が、原発事故を起こした東電に比べて、政府の支援と言う点で、だいぶ割を食っているような気がしてならない。

 


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# by sasakitosio | 2017-04-15 11:31 | 朝日新聞を読んで | Trackback

414日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。

まず筆者は、「6日、米軍がシリアの軍事基地を59発の巡航ミサイルで攻撃した。

 米国は、4日にシリア政府軍がイドリブ県を攻撃し、100人以上の死者が出たことに対する報復として今回あの攻撃を正当化している。

 しかし、このような説明で、主権国家に対する攻撃を正当化することはできない。

 シリア政府は化学兵器の使用を否定している。

 それならば、国連が中心となってOPCW(化学兵器専門機関)の専門家を現地に派遣して真相を究明すべきだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「5日の国連安全保障理事会の緊急会合でOPCWや国連によるサリン使用疑惑に対する調査に関連し、シリア政府に爆撃当時の飛行計画や記録、調査チームの空軍基地への立ち入り許可などを義務付けた決議案を米英仏が用意したが、ロシアが反対姿勢を鮮明にしたので採決が見送られた。

 ロシアがシリアのアサド政権と友好関係にあることを考慮すれば、この段階でロシアが決議案に賛成しないのは当たり前だ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「数回、ロシアと協議を重ねれば、OPCWと国連による調査にロシアも同意する。筆者はアサド政権は自国民に対してサリンを使用したとみている。

 しかし、その不正を正すために、一方的に軍事行動をする米国のやり方にはついていけない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「5日の国連安全保障理事会の緊急会合でOPCWや国連によるサリン使用疑惑に対する調査に関連し、シリア政府に爆撃当時の飛行計画や記録、調査チームの空軍基地への立ち入り許可などを義務付けた決議案を米英仏が用意した」とのこと、

 「ロシアが反対姿勢を明らかにしたので採決が見送られた」とのこと、等々を知ることができた。決議案に提出については、ロシアの拒否権行使が爆撃の口実になるのだろうか?ロシアの拒否権行使については、やましいところがないならば、シリアへの国連やOPCWの視察を受け入れ、いち早く潔白を証明してもよさそうなものだが?等々疑問が出てきた。


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# by sasakitosio | 2017-04-15 07:15 | 東京新聞を読んで | Trackback

4月11日付朝日新聞朝刊7面に、「波聞風問」と言う欄がある。 筆者は、編集委員・堀篭俊材氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「4月は悲喜こもごもの異動の季節だが、回り道をした経験がその後の人生に役立つことがある。

 東北大名誉教授の舛岡富士雄さん(73)の場合もそうだった。

 舛岡さんは46年に東芝に入った。最初に配属された研究部門で開発した製品が売れない。

 「自分で売ってみせる」と営業に移り、米国のコンピューター会社を回った。

 なかなか売れずに1年で営業を首になるが、「お客さんは性能より安い製品を求めている」と学んだことが、日本発の半導体フラッシュメモリーの発明に生きた。電話をかける手順などを記憶するこの半導体は、電源を切ってもデータが消えない。

 舛岡さんは1980年代、安価でつくる技術を開発した。

 いまはスマホや自動車、家電に使われ,様々なものをネットで結ぶIOT時代を支える技術として期待される。」と教えてくれる。

 続けて筆者は、「「虎の子」に育った半導体を東芝は売却する。原発事業で抱えた巨額の損失を穴埋めするには、背に腹はかえられないからだ。

 米国や台湾メーカー、外資系ファンドが買収に名のりをあげ、「日本の先端技術が流出してしまう」と国や経済界が心配する声があがる。

 とはいっても、1次入札に加わる日本企業はいなかった。官邸で「日本連合」を作り、2次入札から米国勢と組む構想が浮上したが、及び腰の印象はぬぐえない。

 かって日本の半導体は「産業のコメ」といわれ、政府もその育成を支援した。コンピューターや通信機器に使われる量産メモリーの分野で80年代は世界を席巻し、米国との間で貿易摩擦も生んだ。やがてアジア勢に追い越され、電機大手では東芝だけが世界とわたりあってきた。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「技術流出の問題について、舛岡さんは「すでに30年前に起きている話だ」という。

 舛岡さんが発明した「NAND型」と呼ばれるフラッシュメモリーを製品化するとき、東芝は韓国サムスン電子から、お金や技術者を受け入れている。

 舛岡さんは「安いお金で技術を韓国に売り渡した」と映る。

 舛岡さんは退社したのち、東芝を相手どり、発明の対価を求めて訴訟を起こしたことで知られる。11年前に和解しているが、OBの一人として「半導体を売った後、東芝はどうやって生き残っていくのか」と再生の絵姿がみえない古巣を心配する。

 東芝の半導体の売値は1.5兆円以上とされ、大規模装置を必要とするために設備投資などに毎年3千億円かかるといわれる。

 おいそれと手を出せる事業ではないが、リスクを取り、日本発の半導体を主導して育てる日本の経営者が現れないのはさびしい限りである。ある財界トップは「衰退するこの国の象徴だ」と手厳しい。

 ビジョンのないままでは技術は流出する。

 日本を引っ張る産業の将来図をどう描くのかが問われている。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「東北大学名誉教授の舛岡富士雄さん(73)の存在を」知ることができた。

 「虎の子」に育った半導体事業を東芝は売却する」とのこと、

 「米国や台湾メーカー、外資ファンドが名乗りをあげ、「日本の先端技術が流出してしまう」と国や経済界から心配する声があがる。

 とはいっても、一次入札に加わる日本企業をいなかった」とのこと、

 「舛岡さんが発明した「NAND型」と呼ばれるフラッシュメモリーを製品化するとき、東芝は韓国のサムスン電子から、お金や技術者を受けいれている。舛岡さんには「安いお金で技術を韓国に売り渡した」とうつる」とのこと、

 「OBの一人として「半導体を売った後、東芝はどうやって生き残っていくのか」と再生の絵姿が見えない古巣を心配する」とのこと、

 等々を知ることができた。

 同じように原発事業を手掛ける、日立製作所や三菱重工には、原発産業から一日も早く手を引いて、その培った技術と人材を「自然エネルギー産業」に投入し、世界の自然産業の先頭を走って いただきたい、と思った。

 

 

 

 


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# by sasakitosio | 2017-04-14 06:46 | 朝日新聞を読んで | Trackback