憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

6月20日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「安倍内閣の支持率は、共同通信の世論調査で44%、朝日新聞41%、毎日新聞36%と急落している。加計問題で「納得できない」は、共同通信で73%、共謀罪については81%の人が「十分に説明していない」と批判している。」と切り出した。

 続けて筆者は、「国会も終わって「あぁ、逃げ切った、そのうち忘れるさ」と安倍さんは高を括っているかもしれない。

 しかし森友学園問題では「私と妻が関係あるなら、議員も首相も辞める」と大見得を切ったあと、、昭恵夫人の関係大ありが証明され、加計学園問題で40年来の「腹心の友」(これまた大げさな)が優遇されたのは明らかだ。

 政局的には逃げ果たせても、人間的にはいかがなものか。

 世界の中心・日本の偉大な首相を任じているなら、もっと野党と大胆に討論してほしい。

 ところが国会では不機嫌で奇策奇襲を専らとし、あたかも夫婦と腹心番頭さんとが共謀、ゲリラ商法に徹しているように、すばしっこくて油断できない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「それでいて、人を見たらテロリストと思え、の悪法を強行採決。 秘密法、安保関連法、共謀罪を備え、いよいよ憲法九条を改変、戦争参加の野望を隠さなくなった。

 市民が民主主義、個人の尊厳を大事にしたいと願っているのに、内閣が片っ端から踏みにじっている。このままでは命にかかわる。もう我慢できない、の意見が強まってきた。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「安倍内閣の支持率は、共同通信の調査で44%、朝日新聞で41%、毎日新聞36%と急落している」とのことを知り、毎日新聞の36%でも高すぎると、思った。

 また、共同通信の内閣支持率44%に、加計問題で「納得できない73%」をみると、無条件で安倍内閣を支持しているのは11%強(41%の27%に)ならないか?

 さらに共謀罪については81%のひとが「十分に説明していない」と批判を見ると、無条件で安倍内閣を支持しているのは7%強(41%の19%に)ならないか?

 英国の下院選挙で、メイ首相の演説の後に、「うそつき、うそつき」と言葉が入ったソングが流行ったと仄聞したが、日本はどうか?

 都議選では自民党の候補から、安倍首相と並んだ「ポスター」はだめとの「声」が聞こえるらしいが?

 安倍首相と自公政権を反省させる特効薬は、支持率低下なのだが?

 まだまだ、内閣支持率は高すぎるのではないかなあ?


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# by sasakitosio | 2017-06-21 07:05 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月18日付朝日新聞朝刊3面に、「日曜に想う」という欄がある。筆者は、編集委員・福島申二氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「梅雨入りの雨にぬれる長崎の浦上天主堂で、胴体を失って頭部だけが残った二つにマリア像を見た。

 同じ祭壇に安置された聖母はそれぞれに、20世紀に起きたむごい戦禍を私たちに伝える。

 長崎の原爆投下と、スペインのゲルニカへの無差別爆撃である。

 かって、浦上天主堂の正面祭壇には美しい寄席木造りのマリア像が置かれたいた。

 しかしあの日、爆心地から500メートルにあった天主堂は一瞬のうちに壊滅する。

 秋になって復員してきた一人の神父が、廃墟のがれきから奇跡のようにマリアの頭部を見つけた。かき抱くように持ち帰って大切にしたのが、今では知る人も増えた「被被爆のマリア」である。

 ゲルニカ空爆は、原爆より8年前の1937年4月26日に起きた。民衆を標的にした空からの無差別殺戮の先駆けとされ、ピカソが怒りの絵筆をとった対策でも知られる。

 ここでも破壊された教会から焼け残ったマリア像の頭部が見つかり、長く大切に保管されてきた。

似た過去を持つ二つのマリアは、互いの都市の人々を平和交流で結んだ。

 原爆投下から70年の一昨年には、先方から長崎にマリアのレプリカが送られて教会の祭壇に安置された。ゲルニカに始まる非人道の行き着いた先が原爆投下だったことを思えば、焦土に残った二つのマリアは、偶然とはいえ何かの意思が働いたかのように思われてならない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「この4月、ゲルニカは空爆から80年を迎えた。今度は長崎からの巡礼団が被爆マリアのレプリカを携えて追悼行事に出席した。

 マリアのほおは黒く焼け焦げ、水晶の両眼は失われて深い空洞となって、ひとたび見れば忘れがたい。

 「戦争の犠牲者や今も苦しむ人々に悲しげに寄り添い、もう争いはやめよと語りかけてくるお顔です」と、巡礼団を率いる高見三明大司教(71)は言う。

 自身も母親の胎内で被爆し、祖母ら身内が亡くなった。その高見さんが「被爆国の自覚がない。あまりにも」と言葉を強めるのが、核兵器禁止条約交渉への日本の不参加だ。

 3月末、国連議場の無人の日本政府代表席に、「あなたがここにいてほしい」と英語で書かれた嘆きの折り鶴が置かれたのを、ニュース写真などでご記憶のかたもあろう。

 日本政府の軍縮大使は核保有国に足並みをそろえるように、わざわざ核禁止条約への批判を強い調子で演説した上で議場から去って行った。

 いかにアメリカの「核の傘」を頼む立場にせよ、これで唯一の戦争被爆国として世界への役どころを捨ててしまったことになる。

日本は核保有国と非保有国の「橋渡し役」を目指してきたはずだった。

 この15日から再開された詰めの交渉会議にも日本の姿はない。

 長崎で原爆に遭い、7年前に90歳で他界した歌人竹山広さんの最晩年の一首が被爆者の失望を集約していないか。

 <原爆を知れるは広島と長崎にて日本という国にあらず>

 核廃絶への願いを込めて日本から世界に広まった折り鶴が、今、現実を言い訳に理想を退ける日本政府への嘆きとなって差し向けられている。」と指摘した。

 最後に筆者は、「ゲルニカの無差別空爆はドイツ軍によって行われた。その後パリを占領したナチスの将校がピカソのアトリエを検問にきて,机上にあった怒りの絵「ゲルニカ」の写真を指して聞いたという。

 「これを描いたのはあなたか」

 ピカソは答えた。

 「いや、君たちだ」

 そのドイツも第2次大戦後期に連合国軍の激しい都市爆撃を浴びた。全土の死者は60万人とも言われる。

 米軍の空爆に焦土と化した日本も、中国では無差別爆撃を繰り返した。加害も被害も、正義も悪も、いともたやすく反転する。

 そうした中で、ピカソが描いたように、おびただしい無辜の生が断ち切られてきた。

 昨今の国際情勢は不穏できな臭く、現実的という言葉が幅を利かせる時代である。

 こんな時こそ、現実につき従うばかりの僕になることを拒みたい。

 理念の羅針盤、それを見失うまいと思う。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 筆者は「梅雨入りの雨にぬれる長崎の浦上天主堂で、胴体を失って頭部だけ残った二つのマリア像を見た」とのこと、

 「同じ祭壇に安置された聖母はそれぞれに、20世紀に起きたむごい戦禍を私たちに伝える。

長崎への原爆投下と、スペインのゲルニカへの無差別攻撃である」とのこと、

 ゲルニカは「ピカソが怒りの絵筆をとった大作でも知られる」とのこと、

 「原爆投下から70年の一昨年は、先方から長崎にマリアのレプリカが贈られて教会の祭壇に安置された」とのこと、

 「この4月、ゲルニカが空爆から80年を迎えた。今度は長崎からの巡礼団が被爆マリアのレプリカを携えて追悼行事に出席した」とのこと、等々を知った。

 この二つのマリア像の惨禍と二つの教会の交流が、戦争のない世界への一歩となることを期待したい。ちなみに、ピカソのゲルニカは、新聞の記事で知って、2014年末から2015年正月にかけて、スペインへピカソのゲルニカを見に行ってきた。ピカソの直線的描写法が、苦痛にゆがむ馬の顔、人の顔をリアルに表わすことを、初めて知った。

 また、「核兵器禁止条約交渉への日本の不参加」を、高見さんが「被爆国の自覚がない。あまりにも」と言葉を強める「気持ち」は、よく理解できた。

 内村鑑三が「戦争ほど、人にとって最大罪悪はありましょうか」と言ったと聞いたが、戦争を罪悪と言い切れる「為政者」をどうやって誕生させるか、生きている限り追求し続けたい。

 


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# by sasakitosio | 2017-06-20 15:18 | 朝日新聞を読んで | Trackback

6月19日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「さまざまな懸念を生んだ「共謀罪」は委員会採決を省略し、正規の審議過程を経ずに決まった。

 最後に決するのが多数決だとしても、そこに至るまでには、尽くすべき議論があるはずだ。

 「共謀罪」の議論は、決して「社会の安全か人権か」の単純な二者択一ではない。

 多くの人が「社会の安全も人権の尊重もどちらも大事」を前提として、「社会の安全が脅かされるリスク」と「人権が侵されるリスク」の問題だと、感覚的に分かっているように思う。」と切り出した。

 続けて筆者は、「私はと言えば「人権が侵されるリスク」を大きく見る立場。

 その上で、社会の安全を高める可能性を検討したい。最後まで「人権が侵されるリスク」を認めぬ政府の姿勢が残念でならない。

 今回の経過を数の暴力と感じる一方、しょせん政治は数。仕方がないと思う気持ちもなくはない。では少数派に何ができるか?

 改めて考えてしまった。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「米国の上院では、少数派が多数派から引き出すために、長い長い演説などの議事妨害が行われてきた。これらにならうなら、野党の議事引きのばしはまさに議事妨害。

 少数派がとりうる数少ない手段ともいえる。

 多数派による即決はいさめられるべきだ。

 「決められない国会」批判の果てに、今の国会があった。

 これが私たちの望んだものだろうか?

 私たちの「国会観」もまた、見直す必要がある。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「「共謀罪」の議論は、決して「社会の安全か人権か」の単純な二者択一ではない」との指摘、

 「社会の安全も人権の尊重もどちらも大事」を前提として、「「社会の安全が脅かされるリスク」と「人権が侵されるリスク」問題だ」との指摘、

 等々はよく理解できた。

 きのうの夕方、総理の記者会見をNHKのニュースで見た。うそつき総理の言い訳記者会見を聞いていて、反省の音は聞こえたが、心が全く見えなかった。

 心から反省してもらわないと、日本が危ない。  

 そのためには、革命も選挙もいらない!

 ただただ「支持率」を下げればいい!

 だから、マスメデアの内閣支持率の質問を受けた人は、総理の反省を後押しつもりで、不支持を表明してほしい!と思った。


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# by sasakitosio | 2017-06-20 06:24 | 東京新聞を読んで | Trackback
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6月19日、朝、手賀沼散歩。
 機場の草やぶに、キアゲハが騒ぐ。
通路の草薮にネジ花がお目見え。
いずれも、手賀沼の夏の主役だ。






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# by sasakitosio | 2017-06-19 18:50 | 手賀沼を楽しむ | Trackback

6月18日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「共謀罪の強行採決に対しては、怒りが収まらない。今の政府、与党の政治家は、国会は多数決で法律を作る機械のようなものだと考えているようだが、それは全くの誤りである。」と切り出した。

 続けて筆者は、「多数決は民主主義で物事を決める手続きであり、民主主義そのものではない。

 多数派の意のままに物事を決めるのが民主主義なら、国会で延々と議論するのは時間の無駄である。議会政治の歴史の中で議事手続きが確立されたのは、議論そのものに意味があるからであり、議論を欠いた多数決は民主主義ではないという共通了解が議会人に存在したからである。

 参議院で委員会採決を省略して、中間報告によって本会議の議決に持ち込んだことは、与党が国会審議の意義を否定した行為である。

 法案審議の中で議員がさまざまな角度から質問し、法律を所管する官庁の責任者から答弁を引き出しことは、法案成立後の実施過程に大きな影響を及ぼすのである。

 法案審議を途中で打ち切って採決に回すことは、与党の議員が、立法府、そして国権の最高機関の構成員であることをかなぐり捨て、法の実施を役人に丸投げすることを意味する。」と指摘した。

 最後に筆者は、「例外規定を乱用し、議論を省略しして物事を決めるのは、もはや専制政治である。共謀罪の強行採決に賛成した政党はさっさと大政翼賛会に名前を変えればよい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「多数派の意のままに物事を決めるのが民主主義なら、国会で延々と議論するのは時間の無駄である」と、総理はじめ与党議員は考えている、と思った。

 しかし、「法案審議の中で議員がさまざまな角度から質問し、法律を所管する官庁の責任者から答弁を引き出すことは、法律成立後の実施過程に大きな影響を及ぼすのである」との筆者の指摘、

「法案審議を途中で打ち切って採決に回すことは法の実施を役人に丸投げすることを意味する」との筆者の指摘、等々はその通りだと思った。

 そして、与党議員の共謀罪の強行採決は、投票した有権者への「裏切り行為」・「詐欺行為」ではないか。「票」の振り込め詐欺みたいなものだ、と思った


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# by sasakitosio | 2017-06-19 06:39 | 東京新聞を読んで | Trackback

614日付東京新聞社説に、玄海原発のことが載った。

 今日は、この社説を学習することにした。

 まず社説は、「国会の福島事故調査委員長を務めた黒川清氏は「原子力規制委がOKすれば再稼働というレトリック(修辞)はない」という。だが、そのレトリックに従って、再稼働は司法にも次々容認されていく。

 黒川氏の批判は12日、衆院原子力問題調査特別委員会で飛び出した。

 九州電力玄海原発再稼働さし止めの仮処分。

争点は大きく二つ、

 一つは基準地振動。

 設計上、それだけの強さも地震に耐え得れば、大丈夫という目安である。

 仮処分を求めた周辺住民側は「その目安は過小評価。それより強い揺れもこりうる」と主張した。

 もう一つは故障の恐れ、地震の揺れで配管などが破損して、重大事故につながる恐れがあるのでは、という疑問を提起した。

 これらに対し、佐賀地裁は「最新の科学的知見に基づき、合理性がある」と判断。

 住民側の求めを退けた。」と切り出した。

続けて社説は、「基準地振動は、数学的に算出される。式の立て方次第で得られる“答え”も変わる。

 例えば、関西電力大飯原発の基準地振動について、島崎邦彦・前原子力規制委員長代理は「過小評価」と訴えている。

 関電が採用した関係式を用いると、実際より、小さな揺れが産出されるというのである。

 地震の専門家である前委員長代理の問題提起が、専門家不在の規制委に十分検証されないままで、再稼働に進んでいる。

 一方、福島第一原発事故では、津波による被災のまえに、揺れによる破損が生じていたとの指摘が根強くある。

 事故原因は未解明。

 設備をゆれから守るため、どのような対策が必要か、それさえわかっていないということだ。

 いずれも「科学的合理性」からは、ほど遠い。

 電力事業者側のデータと主張を踏襲した規制委の「適合基準」判断を、司法が追認しているだけではないか。

 「安全」の保証はどこにもない。」と指摘した。

 最後に社説は、「原発事故はもう二度と許されない。

 にもかかわらずそれを動かす根拠としては、合理性そのものを欠く判断と言うしかない。

 ましてや、大洗で起きた日本原子力機構の被爆事故の直後である。あの程度の安全認識の下で核物質がが扱われ、人が働かされていることに、国全体が驚き、あきれ、恐怖さえ感じている。

 原発再稼働の可否は、「合理性」はもとより、国民全体の不信や不安を効力入れて、総合的に判断されるべきであ。」として締めくくった。

読んで勉強になった。

 「黒川氏の批判は12日、衆院原子力問題調査特別委員会で飛び出した」とのこと、

 「九州電力玄海原発再稼働さし止めの仮処分。争点は二つ。」とのこと、

 「仮処分を求めた住民側は「その目安は過小評価。それより強い揺れも起こりうる」と主張した。もう一つは故障の恐れ、地震の揺れで配管などが破損して、重大事故につながる恐れがあるのでは、と疑問を提起した」とのこと、

 「これらに対し、佐賀地裁は「最新の科学的知見に基づき、合理性がある」と判断。住民側の求めを退けた。」とのこと、

 「基準地振動は、数学的に算出される。式の立て方次第では得られる“答え”も変わる」とのこと、

 「一方、福島第一原発事故では、津波による被災の前に、揺れによる破損が生じていたとの指摘が強くある。事故原因は未解明。設備をゆれから守るため、どのような対策が必要か、それさえ分かっていない」とのこと、等々を知ることができた。

 「電力事業者側のデータと主張を踏襲した規制委の「基準適合」判断を、司法が追認しているだけではないか」との、社説の疑問はその通りだと思った。

 原子力ムラの力が、司法へも及んでいるということか。

 また、「原子力事故はもう二度と許されない」との社説の指摘は重い。その重みを、全く感じられない、佐賀地裁の判断だった、と思った。

 


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# by sasakitosio | 2017-06-18 16:16 | 東京新聞を読んで | Trackback

613日付東京新聞社説に、英総選挙のことが載った。今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「英総選挙は与党、保守党が過半数を得られなかった。欧州連合(EU)からの離脱交渉の行方は不透明さを増すが、今必要なのは強いリーダーシップというより、国民の政治への信頼に違いない。

下院(定数650)で保守党は318議席(改選前は330)と議席を減らし、どの政党も過半数に満たない「ハング・パーラメント(宙づり議会)」となった。

 メイ首相は、北アイルランドの地域政党の閣外協力で続投の構えだが、求心力低下は避けられない。

 メイ氏が4月の表明した前倒し総選挙は、EU離脱交渉に弾みをつける狙いだった。議席を増やして信任を得て移民規制を欧州単一市場残留よりも優先させるハード・ブレグジット(強硬な離脱)への異論を押さえつけようとした。

 メイ氏は当初、「労働者のための政治を目指す」と説明していたが、マニフェスト(政権公約)には高齢者の在宅介護の自己負担額引き上げや、富裕層の趣味であるキツネ狩り復活を盛り込んだ。」と教えてくれる。

 続けて社説は、「反発は強まった。メイ氏の演説とともに「うそつき、うそつき、信用できない」の合唱が流れる曲が大ヒットした。

 中部マンチェスターやロンドンで相次いだテロも逆風になった。

 メイ氏の賭けは裏目に出た。オウンゴールといっていい。おごりはなかったか。

 EU離脱を支持するものの、在英EU市民の権利を保障し、EU市場とのつながりを重視する最大野党、労働党が都市部や大学所在地で支持を広げた。

 メイ氏が強硬な離脱を貫けるかは、ますます不透明になった。離脱交渉への影響は必至だ。

 EUには3月に離脱を通告済みで、交渉期間は2年間と期限を切られている。」と教えてくれる。

 最後に社説は、「選挙結果はメイ氏の手法、姿勢への批判でもある。貧富の分断が進む中、不安を募らせる人々は「うそつき」を許せるはずもない。政治の王道に帰ることだ。

 EUとのの協定がまとまらなければ、英国は離脱後の取り決めもないまま加盟国資格を失う。

 スコットランド独立も現実味を帯びる。国民投票では48%がEU残留を支持した。交渉が行き詰まった場合、民意を問い直した上での離脱通告撤回も視野に入れていいのではないか。

 EUは、しゃくし定規で官僚的な対応こそ、英国をEUから離れさせたとの反省を忘れてはならない。支持なき政治に前進はない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「下院(定数650)で保守党は318議席(開戦前330)と議席を減らし、どの政党も過半数に満たない「ハング・パーラメント(宙吊り議会)」となった」とのこと、

 「メイ氏は当初「労働者のための政治を目指す」と表明していたが、マニフェスト(政権公約)には高齢者の在宅介護の自己負担額引き上げや、富裕層の趣味であるキツネ狩り復活を盛り込んだ」とのこと、

「反発は強まった。メイ氏の演説と共に「うそつき、うそつき、信用できない」の合唱が流れる曲が大ヒットした」とのこと、

 「EUは3月に離脱を通告済みで、交渉期間は2年間と期限を切られている」とのこと、

 「EUとの協定がまとまらなければ、英国が離脱後の取り決めもないまま加盟国資格を失う」とのこと、等々を知ることができた。

 EU離脱を巡っての英国の混乱は、国内外に想定外の被害をもたらすに違いない。

 その混乱を最小限に食い止めるためにも「EUは、しゃくし定規で官僚的な対応」についての反省を忘れないでほしい、と思った。

 


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# by sasakitosio | 2017-06-18 15:26 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月13日付東京新聞社説に、アメリカの「ロシアンゲート」のことが載った。

 今日はこの社説に学ぶことにした。

 まず社説は、「捜査に怯え、しきりに圧力をかける米大統領。コミー前連邦捜査局(FBI)長官の議会証言からは、トランプ氏のそんなすがたが浮かび上がった。今度はトランプ氏が国民に説明する必要がある。

 公聴会では、トランプ氏がロシアンゲート疑惑をめぐり司法妨害をしたかしたかどうかがっ焦点となり、トランプ、コミー両氏の二人きりの会談に質問が集中した。

 証言によると、更迭されたフリン前大統領補佐官の操作について「この件は放っておいてほしい」とトランプ氏が求めた。

 コミー氏はこれを捜査打ち切りの指示と受け止め「非常に懸念した」と語った。

 コミー氏は自分が解任されたのは「捜査の方向性を変える試みだった」と主張し、コミー氏の職務上の問題だと説明してきた大統領サイドに反論した。

 捜査打ち切りの指示やコミー氏の解任は、疑惑封じが狙いだとみられてもおかしくない。

 トランプ氏自身が捜査対象になっていないと公表するようコミー氏に要求したともいう。

 その意図を勘ぐりたくもなる。

 司法の独立を尊重しない不見識ぶりも浮き彫りになった。

 トランプ氏はコミー氏の長官職を続けたいかと尋ね、自分への忠誠を執拗に迫ったという。

 もちろんコミー氏の一方的な説明だが、嘘をつけば偽証罪に問われるだけだけに、その証言は重い。」と指摘した

 さらに社説は、「一方、トランプ氏は捜査打ち切りを指示したことはないと全面否定した。

 議会証言に応じる用意があることも表明した。

 公の場で一切を明らかにする責任がある。

トランプ氏は会談の録音の存在をほのめかしたこともある。そうならば内容を公表すべきである。

 司法妨害は大統領弾劾・罷免に道を開く。捜査当局や議会は全容解明に力を尽くしてほしい。

 米当局はロシアのサイバー攻撃による大統領選介入があったと断定した。

民主制度の根幹を揺るがす脅威である。

 しかも、ロシアとトランプ陣営が結託していたのではないかという疑惑が事実ならば、トランプ政権は正当性を失うばかりか、米国の安全保障も深刻な事態に陥る。」と指摘した。

 最後に社説は、「トランプ氏は職務に支障を来しているので、ロシアゲートの「雲」を取り払ってほしいとコミー氏に求めたという。

 実際、このままでな腰を据えた政権運営は望むべくもない。この点からもトランプ氏は真相解明に全面協力すべきだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「証言によると、更迭されたフリン前大統領補佐官の操作について「この件は放っておいてほしい」とトランプ氏が求めた」とのこと、

 「コミー氏は自分が解任されたのは「捜査の方向性を変える試みだった」と主張し、コミー氏の職務上の問題だと説明してきた大統領サイドに反論した」とのこと、

 「トランプ氏はコミー氏に長官職を続けたいかと尋ね、自分への忠誠を執拗に迫った」とのこと、

 「一方トランプ氏は捜査打ち切りを指示したことはないと全面否定した」とのこと、

 「トランプ氏は職務に支障を来しているので、ロシアゲートの「雲」を取り払ってほしいとコミー氏に求めた」とのこと、等々を知ることができた。

 たしかに「捜査打ち切りの指示やコミー氏の解任は、疑惑封じが狙いだとみられても起こしくはない」との社説の指摘は、納得した。

 また、「米当局はロシアのサイバー攻撃による大統領選介入があったと断定した」のであるから、「ロシアとトランプ陣営が結託していたのではないかとの疑惑」は、トランプ氏としては「政権の正統性」の観点から、払拭しておかなければならないはずだ。この続報を注視したい。

 


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# by sasakitosio | 2017-06-18 14:53 | 東京新聞を読んで | Trackback

617日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、師岡カリーマ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「奇妙な一日だ。母の国日本の国会で「共謀罪」法案の強行採決が行われていたちょうどそのころ、父の国エジプトでも、民意や司法の判断を踏みにじるごり押し採決が行われていた。二つの島をサウジアラビアに譲渡する協定が、議会で批准されたのである。

 <多額の援助や投資と引き換えに?>主権が移譲されたのは紅海の要衝に浮かぶ2島で、国内の合意を得ることもせず、憲法に反して、シシ大統領の一存で「領土を売った」としてエジプトで強い反発を招いた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「最高行政裁判所は協定を無効とし、2島をエジプト領とする判決を言い渡したが、この裁判で活躍した著名な人権弁護士は先日、「抗議デモで品位を乱す手ぶりをした」容疑で逮捕されている。

 来年の大統領選立候補に意欲を見せるが、有罪ならその道は閉ざされる。

 彼を支援する若者も数多く拘束されたという。

 今回は、来月予定される最高裁判所の判決を待つことなく、議会に二島譲渡を批准させた形だ。その間、治安部隊に包囲された記者組合本部で抗議集会が行われていたが、この日は記者逮捕の知らせがSNSを通じて続々と入ってきた。」と指摘した。

 最後に筆者は、「警察国家エジプトと一緒にするなと叱られたら、素直に謝ろう。だが、こうも言える。民意を無視する強行採決は本来、こういう強権政府がすることだと思っていた、と。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「二つの島をサウジアラビアに譲渡する協定が、議会で批准された」とのこと、

 「<多額の援助や投資と引き換えに?>主権が移譲されたのは紅海に浮かぶ二島で」とのこと、

 「最高行政裁判所は協定をむこうとして、二島をエジプト領とする判決を言い渡した」とのこと、

 「この裁判で活躍した人権弁護士は先日、「抗議デモで品位を乱す手ぶりをした」容疑で逮捕されている」とのこと、

 「来月予定されている最高裁判所の判決を待つことなく、議会に二島譲渡を批准させた形だ」とのこと、等々を初めて知ることができた。

 そして、地球の反対側でも同じことが起きていることの不思議さだ。

 同じことが、地球の反対側で起きているということは、人種・地域の違いはあっても、同じ時代は同じことをするように「神か仏か地球か宇宙か」によって仕組まれているのだろうか?

 外国一人旅をして、遺跡の街を歩きながら、時間差はありながらも、形や規模の違いはあっても、地球のあちこちで同じようなことをしていることに不思議を感じていた。

 


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# by sasakitosio | 2017-06-18 07:17 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月16日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。

筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「12日、元沖縄県知事で琉球大学名誉教授の太田昌秀氏が亡くなった。

 太田氏は沖縄久米島出身で、私の母(佐藤安枝、旧姓上江洲)とはおさななじみだった。

 筆者は子ども頃から「久米島出身で昌秀兄さんというすごい人がいる」という話を母から何度も聞かされた。

 過去10年に筆者は太田氏と約20回会っている。沖縄に対する構造化された差別を脱構築するための戦略を一緒に考えた。

 ただし、外交・安全保障政策では意見が一致しない部分が多かった。

 太田氏は、自らの戦争体験を「平和の哲学」に昇華させた。いかなる状況においても軍事力を行使すべきではないという立場を徹底していた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「大田氏は筆者の日米安保観や地政学的外交戦略論を正面から批判することをせずに、軍事力に依拠しない絶対平和の理想を説いた。

 対談後、ホテルのバーや居酒屋で酒を飲みながら話をすることもよくあった。

 大田氏は好物の豆腐をつまみにシーバスリーガルの水割り(それもダブルかトリプルの濃い者)を飲みながら、「きみのような沖縄の血が流れる外交官の経験を持つ作家が平和について根源的に考えないでどうする。お母さんの思いを継承せよ」と筆者を諭した。

 大田先生、先生から出された宿題に僕は真剣に取り組みます。

 天国でゆっくり休んでください。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。太田昌秀さんとは、氏が国会議員として柏へ遊説に来られた時、夕食会でお話したことを思い出した。

 大田氏が「いかなる状況においても軍事力を行使すべきでないという立場を徹底していた」、「絶対平和の理想を説いた」とのことを知ることができた。

 不思議な巡り合わせだが、今日は「寶井講談・修羅場塾の第65回目の講演会」が10時から「お江戸日本橋亭」が開催される。私はそのプログラムナンバー13で、「内村鑑三伝」を演じることになっている。神田照山師匠のCDで勉強し、お墓参りをし、集会に参加し、ネットで徹底的に調べて、内村鑑三という人が、「戦争ほど、人にとって最大の罪悪はありましょうか」と言ったとのことを知った。

 戦争を、罪悪と言い切った内村鑑三は、絶対平和の理想を実践した人だった。この思想を具体化するのは、世界から国家をなくし、世界連邦を構築するしかないような気がしている。


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# by sasakitosio | 2017-06-17 06:34 | 東京新聞を読んで | Trackback