憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

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 1030日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「ある日の訪問看護。利用者さんの病状は落ち着き、ゆとりがある。

 毎週から隔週へ、訪問回数を減らしてきたが、もう終了したいという。

 「調子もいいし、自由にしたいので、訪問看護は卒業にしてください」。

 妥当な判断だと思ったが、最終的には医師の指示。

 「ごもっともなお気持ちですが、訪問看護は、主治医の指示。次の外来でご相談なさってください」と応じた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「しかし、利用者さんの願いはかなわなかった。

 医師は終了を許可したのだが、住居の提供に関連した地域の支援者が強く継続を希望。利用者さんも折れた。

 状態が良くなっても、一度始めた訪問看護を終了するのは意外に難しい。

 本人が卒業したいと言っても、支援者が不安で止められない。

 いったい誰のための訪問なのか?複雑な気持ちになる。

 継続が必要な場合ももちろんあるが、一生続けなければならないものでもない。

 こちらとしては良くなったら中止し、悪化の兆候があればすぐに再開。それが良いやり方だと思う。無理に訪問して拒否感を強めるのは得策ではない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「一方で、長い年月支援を継続するには、支援者が安心して支援に臨める体制は大事。しかし、最も大事なのは利用する人の意向ではないか。支援は時に拘束にもなる。時宜を得た支援を考えたい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 利用者、「調子もいいし、自由にしたいので、訪問看護は卒業にしてください」という、

 看護師「ごもっともなお気持ちですが、訪問看護は、主治医の指示。次の外来でご相談なさってください」と応じた、 

 「医師は終了を許可したのだが、住居の提供に関連した地域の支援者が強く継続を希望。利用者さんも折れた」とのこと、

 等々を知ることが出来た。

 そして、考えた。筆者の訪問看護で「最も大事なのは利用する人の意向ではないか」との指摘はその通りだ。
 そのうえで、利用者がなぜ訪問看護を卒業したいのか、また支援者がなぜ訪問看護を継続したいのか、その理由・原因をもう少し「深堀り」したくなった。

 継続を希望する支援者にとっては、訪問看護は安心、安全、安価で不可欠な支援の輪になっているということではないか?

 利用者さんにとっては、費用負担、自立心等で卒業したいのではないか?

 


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by sasakitosio | 2017-10-31 07:03 | 東京新聞を読んで | Trackback

1029日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「安倍政権や自民党に対する批判を繰り返さざるを得ないので、こちらも嫌になる。それにしても、麻生副総理の選挙における野党の収縮は「北朝鮮のおかげ」という発言は絶対に許せない。麻生氏の放言は政府首脳の本音であろう。」と切り出した。

 続けて筆者は、「選挙戦の中で、安倍首相は北朝鮮の脅威に屈しないと繰り返してきた。

 朝鮮半島の緊張緩和のために日本は何をするかという具体的な政策は一切なしで、ともかく圧力を高めれば北朝鮮が態度を変えるというのが首相の主張だった。

 この主張は、真摯で賢明な外交戦略ではなく、国民の中に北朝鮮に対する恐怖と憎悪をあおるための政治的プロパガンダであった。

 麻生氏の本音ははしなくもそのことを裏書きした。

 安倍首相は国難打開の選挙とも言った。しかし、国難を打開するための政策を論じるべき臨時国会を開かず、11月初旬に来日するトランプ大統領とゴルフに興じる予定である。

 ゴルフをしながら真剣な政策議論ができるとでもいうのか。」と指摘した。

 最後に筆者は、「こんなたるんだ政治指導者が、権力を維持するためだけに解散総選挙をうち、国民をたぶらかして勝利をおさめ、さらに憲法改正にまで手をつけるというのが最大の国難である。

 国会の中で野党は圧倒的少数である。

 市民が諦めず、ふざけるなという声を上げ続け、批判的な世論を持続するしかない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「朝鮮半島の緊張緩和のために日本が何をするかという具体的な政策は一切なしで、ともかく圧力を高めれば北朝鮮が態度を変えるというのが首相の主張だった。」との指摘、

 「この主張は、真摯で賢明な外交戦略ではなく、国民の中に北朝鮮に対する恐怖と憎悪をあおるための政治的プロパガンダであった。」との指摘、

 「国難を打開するための政策を論ずべき臨時国会は開かず、11月初旬の来日するトランプ大統領とゴルフに興じる予定である。」との指摘、等々を改めて知り、日本の行く末が心配になった。

 戦争の危機をあおるだけで、そのための外交的・軍事的対策はまったく示さないため、その時に国民は命と財産と家族を失うことの説明もない。

 この状態で、自民党が圧勝する現実は、国民の多数に想像力がなくなったことを意味する。

 人間の特性として、痛みを伴わないと気づかないのかもしれないが、それでは遅すぎる気がしてならない、と思うのだが。

 


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by sasakitosio | 2017-10-30 06:52 | 東京新聞を読んで | Trackback

1028日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラムという欄がある。 筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「NHKのニュースで塗魂ペインターズというボランティア集団の存在を知った。

 被災者や、老朽化した住宅の修繕費を賄えない人のため、交通費も自腹を切り、頼まれればどこへでも出向いて、無料で修理をするそうだ。

 メンバーには元暴走族や元暴力団などカラフルな経歴の持ち主もおり、今は塗装という特技を生かしてとにかく役に立ちたいという心意気が、なんとも清々しい。」と切り出した。

 続けて筆者は、「そんな彼らがこのほどバルト海に面したリトアニアを訪れた。老朽化した杉原記念館を修復するためだ。

 数千人のユダヤ人をホロコーストから救った「命のビザ」で知られる杉原千畝を祈念して今も保存されている旧領事館である。当時と同じペンキしか使えないなどの制約のなか、知恵を絞って予定通りに困難な仕事を全うした。もちろん自費である。

 日本にとって名誉である史跡の修復を政府に呼びかけるのではなく、自力でやり遂げる行動力に頭が下がる。」とのこと。

 最後に筆者は、「私は外国人に対して日本を語る時、常にこの自主性について熱弁を振るう。町の掃除も団地の避難訓練も子供食堂も、政府を待たず、できることは自分たちでやる国民性は誇るに値する。

 ただ選挙の時だけはこれが裏目に出るようだ。

 「自分でやる」国民はお上にたいする期待値が低いから投票率も低いのではと、選挙のたびに思う。

 次の選挙は、政権作りも自分たちで!」と締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「塗魂ペインターズというボランテイア集団がある」とのこと、

 「メンバーには元暴走族や元暴力団などカラフルな経歴をの持ち主もおり、今は塗装という特技を生かして役に立ちたいという心意気が、なんとも清々しい」とのこと、

 「そんな彼らがこのほどバルト海に面したリトアニアを訪れた。老朽化した杉原記念館を修復するためだ」とのこと、

 「当時と同じペンキしか使えないなどの制約のなか、知恵を絞って予定通りに困難な仕事を全うした。もちろん自費である」とのこと、

 等々を知って、日本人の一人として嬉しくも誇らしくも思った。

 また、筆者の「ただ選挙の時だけはこれが裏目に出るようだ。「自分でやる」国民はお上に対する期待値が低いから投票率が低いのではと、選挙のたびに思う」との指摘は、なるほどそうかもしれない、と思った。 

 自分的には、税金は市県民税、固定資産税、事業税、消費税、所得税、国民件保険料、介護保険料、は喜んで払っているが、市政県政国政に個人的に何かしてほしいとは、全く思わない。だが、選挙は一度も棄権したことはない。

 そして、政治に期待はあまり持たないが、戦争だけは絶対にしないでほしいと、思っている。


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by sasakitosio | 2017-10-29 06:18 | 東京新聞を読んで | Trackback

1027日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「22日に行われた衆議院議員選挙(総選挙)で、沖縄の4つの小選挙区の一つで、辺野古新基地建設を容認する自民党候補が当選したことから、翁長雄志知事の支持基盤である「オール沖縄」の影響力が弱まったという見方があるが、これは間違った評価だ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「2014年の総選挙では沖縄の小選挙区で落選した候補者のうち、辺野古新基地建設に賛成する4人が九州(沖縄を含む)比例区から復活当選していた。

 今回の総選挙にこの4人も立候補し、1人が小選挙区で当選一人は小選挙区では落選したが比例区で復活当選し、残りの二人は小選挙区で落選した上、比例区での復活もかなわなかった。

 結果から見ると沖縄を基盤とする国会議員のうち、辺野古新基地建設への賛成者が二人減少したのである。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「今回の総選挙で沖縄の圧倒的多数の民意が辺野古新基地建設に反対で再度明確にされたと言ってよい。

 しかし、東京の政治エリート(国会議員、官僚)にこの現実が見えていない。

 日本の陸地面積の0.6%を占めるに過ぎない沖縄県に在米軍基地の70%が所在するという不平等で差別的な状況を解消せよというのが沖縄の人の総意だ。

 辺野古新基地建設を中央政府が強行すると、いずれかの段階で大規模な流血が発生することになると筆者は懸念している。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「2014年の総選挙では沖縄の小選挙区で落選した候補のうち、辺野古新基地建設に賛成する4人が九州(沖縄を含む)比例区から復活当選していた。」とのこと、

 「今回の総選挙にこの4人が立候補し、一人が小選挙区で当選。一人は小選挙区では落選したが比例区で復活当選し、残りの二人は小選挙区で落選した上、比例区での復活もかなわなかった」とのこと、

 「日本の陸地面積の0.6%を占めるに過ぎない沖縄県に在日米軍基地の70%が所在するという不平等で差別的な状況を解消せよというのが沖縄人の総意だ。」とのこと、等々を知り理解し納得した。

 沖縄人の総意を、国民全体の総意にし、アメリカからの独立を勝ち取るには、どうすればいいのだろうか?

 また、「辺野古新基地建設反対」の沖縄人の民意を無視し踏みにじりながら、中央政府が強行すれば、民主的手段がなくなって絶望した人々が、あとは文字通り民の側からの「実力行使」がおこり、筆者の「大規模な流血の発生」との懸念が、現実のものになるかもしれない、と思った。


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by sasakitosio | 2017-10-28 07:00 | 東京新聞を読んで | Trackback

1017日付東京新聞朝刊4面に、「論説委員のワールド観望」という欄がある。 筆者は、論説委員・五味洋治氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「相手が語らなくても衣服や持ち物、表情などから、その人の人間関係、性格、趣味まで言い当てる。

 これは米国の人気ドラマシリーズ「メンタリスト」の主人公、パトリック・ジェーンの役どころだ。

 犯罪捜査の協力者として、目の覚めるような推理を披露し、真相に迫っていく。

 私もこの番組のファンの一人だ。

 国際関係でも、相手国の指導者がどんな思考を持った人物なのか、推測する必要がある。北朝鮮のような外国と遮断された国であれば、ますます、その必要性は高くなる。

 2012年に三代目の指導者として登場した金正恩党委員長に関しては、情報が乏しく、関係国はあらゆる面から分析を試みている。」と切り出した。

 続けて筆者は、「例えば、韓国の情報機関、国家情報院は金正恩氏の登場直後に、彼の「知能指数」(IQ)試験」を行うため世界各国に関係者を派遣した。正恩氏と共に勉強した留学先、スイスの友人や、金正恩氏の親族などに聞き取りを行った。

 調査の結果は予想を裏切り、「賢い」という結論だったという。「北朝鮮を利するとして、結果は大統領府に報告されず、国家情報院の書庫深く保管された」(韓国の北朝鮮研究者の一人)

 米国も綿密な調査を行っている。

 カート・キャンベル前米国務省東アジア太平洋担当国務次官補は201312月、米メデイアの取材に応じ、「金正恩氏の人となりを知るため、苦労しながら彼を知るほぼ全てのクラスメートに接触した」と語っている。

 正恩氏について「予測不能で、誇大妄想の傾向がある」などと、厳しい評価が多かった。

 米中央情報局(CIA)も何らかの分析を行ったようだ。

 北朝鮮の核・ミサイル問題を専門に担当するため新設されたミッションセンターのヨンソク・リ氏は104日ワシントンで講演した。

 この席で正恩氏について、「非常に理性的な人物」であり、「戦争を最も望んでいないのは金氏だ」と述べている。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「これらを見ると、「自国の国民を飢えさせたり、殺したりする常軌を逸した男」(トランプ大統領)という評価は、必ずしも当たっていないと思える。

 一方日本はどうか。正恩氏にとって日本は母親の生まれた故郷だ。子供のころ,東京デズニーランドをひそかに訪れており、漢字の勉強をするなど日本に関心を持っていた。

 関西地方には、親族が住んでいると伝えられている。

 安倍晋三首相は9月の国連演説で、正恩氏を「独裁者」と呼び、北朝鮮に、核、弾道ミサイル計画を放棄させるために必要なのは「対話ではない。圧力」と断言した。最近は北朝鮮からの脅威を「国難」と表現し、非難している。

 こういった一連の強硬な発言は、正恩氏を知る手がかりを集約し、慎重に分析した結果なのだろうか。日本政府が正恩氏に関し、大がかりな調査をしたという話を聞いたことがないからだ。

 朝鮮半島の緊張が高まっている時期だからこそ,繊細に相手を「読む」必要がある。 

 注意深い発言と、柔軟な対応を望みたい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「韓国の情報機関、「国家情報院は正恩氏の登場直後に、彼の「知能指数(IQ)試験」を行うため世界各国に関係者を派遣した。正恩氏と共に勉強した留学先、スイスの友人や、正恩氏の親族などに聞き取りを行った。

 調査の結果は予想を裏切り、「賢い」という結論だったという。」とのこと、

 「米国も綿密な調査を行っている。カート・キャンベル前国務省東アジア太平洋担当国務次官補は201312月、米メデイアの取材に応じ、「正恩氏の人となりを知るため、苦労しながら彼を知る全てのクラスメートに接触した」と語っている。」とのこと、

 「北朝鮮の核・ミサイル問題を専門に担当するため新設されたミッションセンターのヨンスク・リ氏は104日ワシントンで講演した。

 この席で正恩氏について、「非常に理性的な人物」であり、「戦争を最も望んでいないのは金氏だ」と述べている。」とのこと、

 「自国の国民を飢えさせたり、殺したりする常軌を逸した男」(トランプ大統領)という評価は、必ずしも当たっていないと思える。」とのこと、

 とうとうを知ることが出来た。

 「安倍晋三首相は9月の国連総会で、正恩氏を「独裁者」と呼び、北朝鮮に、核、弾道ミサイル計画を放棄させるために必要なのは「対話ではない。圧力」と断言した」とのことであるが、

 朝鮮半島の緊張が高まっている時期だからこそ、繊細に相手を「読む」必要がある、と教えてくれる。確かに、その通りだ、と思った。

 

 

 


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by sasakitosio | 2017-10-27 19:31 | 東京新聞を読んで | Trackback

1018日付朝日新聞朝刊社説に、「俳句掲載拒否問題のさいたま地裁の判決」が載った。

 今日この社説を学習することにした。

 まず社説は、「自治体に広がる事なかれ主義と、見当違いの「中立」墨守に警鐘を鳴らす判決だ。

 「梅雨空に「9条守れ」の女性デモ」。

 さいたま市がこの俳句を地元の公民館便りに載せることを拒んだ問題で、さいたま地裁は、作者の女性に慰謝料を支払うよう、市に命じた。

 公民館は、女性が参加するサークルで秀作に選ばれた句をずっと掲載してきた。だが「梅雨空に」については、秀句とされたにもかかわらず、「公民館は公平中立であるべきだ」などの理由で採用しなかった。

 判決は、それまでのいきさつから、女性が掲載を期待したのは当然だと判断。

 思想・表現の自由の重みに照らすと、この期待は守られなければならないのに、公民館の職員は十分な検討をせず、正当な理由がないまま拒否したと結論づけた。

 「公立中立」をめぐっても、作者名が明示されるのだから、行政の中立性が害されることはなく、むしろ掲載しないことが行政の信頼を傷つけると、常識にそう指摘をしている。

 注目すべきは、公民館側がこうした異例の措置を取った原因として、判決が「一種の「憲法アレルギー」のような状態に陥っていたのではないかと推認される」とのべたことだ。」と指摘した。

 さらに社説は、「掲載を拒んだ職員らは教育関係者で、学校現場で日の丸・君が代をめぐる対立などに直面してきた。その経験からいざこざを嫌ったとの見立てだ。

苦情や抗議を招きそうな面倒な話はやめてほしい。とりわけ憲法がからむ政治的な問題とはかかわりを持たず、事前に抑え込む方が得策だーー。そんな空気が、自治体を始め、公の施設や空間を管理する側をおおっているのは間違いない。

 体制に批判的な言動をあげつらうメデイアやネット世論もあり、対応に追われる労苦は理解できる。だからといって、市民から発表や参加の場を奪った先にあるのはどんな世の中か、想像力を働かせる必要がある。

 波風のたたない平穏な光景かもしれない。だが、それは闊達さとは無縁の息苦しい社会だ。」と指摘した。

 最後に社説は、「判例や学説は、基本的人権の中でも表現の自由をひときわ重く見てきた。民主主義を深めるには、自由に学び、ものを考え、成果を公表し、意見を交わせることが不可欠だからだ。

 憲法が保障する権利は、失ったときにその尊さを思い知らせれる。

 そして、一旦失ってしまうと、回復するのは容易ではない。

 自由な社会を維持し、どう行動すべきか。一人一人が問われる。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「「公平中立」を巡っても、作者名が明示されるのだから、行政の中立性が害されることはなく、むしろ掲載しないことが行政の信頼を傷つけると、常識に沿う指摘をしている。」とのこと、

 「注目すべきは、公民館側がこうした異例の措置を取った原因として、判決が「一種の「憲法アレルギー」のような状態に陥っていたのではないかろ推認される」と述べたことだ。」とのこと、

 「判例や学説は、基本的人権の中でも表現の自由をひときわ重く見てきた。民主主義を深めるには、自由に学び、ものを考え、成果を公表し、意見を交わすことが不可欠だからだ。」との指摘、とうとうを知り理解することが出来た。

 いわば国家権力への忖度が、自治体の末端で見られるようになっては、民主主義が終わる。

 その意味で、この旅の判決は、民主主義を救う一つになった、と思った。

 

 


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by sasakitosio | 2017-10-27 13:48 | 朝日新聞を読んで | Trackback

1025日付朝日新聞朝刊1面に、「問う 選挙のあとで 「上」」という欄がある。
 筆者は、政治部次長・松田京平氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「政党とは何か。深く考えさせられた選挙だ。民進党、そして希望の党の顛末を言い募っても仕方がない。

 ただ、この20数年の政党政治の混迷が極まった、その象徴のようだった。 」と切り出した。

 続けて日者は、「投開票日の2日前。東京・錦糸町の駅前に「主役」2人が並んだ。希望の党の小池百合子代表と民進党の前原誠司代表。

 雨傘を持つ聴衆に2人は同じフレーズを用いて訴えた。「AまたはBという選択ができる流れが必要だ」「AでなければB,BでなければAという緊張感を」と。

 分かるようで、わからない。有権者にAかBか選択を迫る選挙にしたいという趣旨のようだが、2人が唱えた「安倍政治」を止めることと、政権を今の野党が担うこととは、必ずしもイコールではない。

 安倍晋三首相に不満があるが、いきなり野党に政権を任せようとは思わない。

 政権選択というのなら、消極的ながら自公政権に託すしかないーーー。そう考えた有権者が多かったのではないか。

 結果として、不支持率の高い首相が圧倒的議席得て、続投になった。

 二大政党制、政権選択という「幻想」をいつまでも追い求めるのか。

 小池、前原両氏の失敗は問うている。」と指摘した。

 最後に筆者は、「小選挙区制に無理に合わせようとしても、政党の地力が伴わなければ政権は取れず、取っても失敗する。

 この20年余の歩みである。

 選挙制度のひずみを見直すことは必要だが、それを待ってはいられない。

 安倍政権の5年間に不満や疑問を持つ国民は多い。強い野党が出現し、緊張感のある国会論戦によって、政権をチェックし暴走を止める。

 その実績を積み重ねてこそ、幻想が現実へと変わり、「次の政権」の選択肢たりうる。

 議席を伸ばした立憲民主党も、すぐに自民党に代わる政権政党になれるわけではないし、すぐにめざすべきではない。

 まして野党が政権を助ける補完勢力に出すなら、先はない。かって第三極を標榜した政党がことごとく政権に近づいては瓦解した。

 維新が議席を減らし、希望が苦戦したのは、有権者がそうしたにおいをかぎとったからではないか。

 自民党内でも党内野党の存在が薄れ、自由に議論する活力が失われて久しい。

 石破茂氏は選挙で「国民がおかしいと思うことをきちんと言える政党に」と訴えていたが、「ポスト安倍」候補たちが沈黙したままでは、議論なき「無競争の政治」が続く。政党政治の危機である。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「投開票日の2日前。東京・錦糸町の駅前に「主役」2人が並んだ。希望の党の小池百合子代表と民進党の前原誠司代表。雨傘を持つ聴衆に2人は同じフレーズを用いて訴えた。」とのこと、

 「安倍晋三首相に不満があるが、いきなり野党に政権を任せようとは思わない。政権選択というなら、消極的ながら自公政権に託するしかない――そう考えた有権者が多かったのではないか。」との指摘、

 「二大政党制、政権選択という「幻想」を何時まで追い求めるのか。小池、前原両氏の失敗は問うている。」との指摘、等々を知り、理解することが出来た。

 そして、「強い野党が出現し、緊張感のある国会論戦によって、政権をチェックし、暴走を止める。その実績を積み重ねてこそ、幻想が現実へと変わり、「次の政権」の選択肢たりえる。」との指摘は大賛成である。

 ただ、政権を厳しくチェックする「意欲」も「能力」もなく、「野党議員」をやっている人々が多いような気する。

 そこで、与野党を問わず、議員一人一人の資質・意欲・思想に着目した、選挙で投票できるようなシステムを考える時期ではないか、と思った。 


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by sasakitosio | 2017-10-27 11:53 | 朝日新聞を読んで | Trackback

1026日付東京新聞朝刊朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「安倍政権は労働基準法改正案を年明けの国会に提出する予定だという。

 法案はアメとムチの抱き合わせに見える。

 度重なる過労死・過労自殺を受けて、現行労基法で野放しの残業に上限をを設ける。

 他方、高度プロフェッショナル制(高プロ)新設と裁量労働制の拡大で残業代をゼロにして労働時間と報酬を切り離す。」と切り出した。

 続けて筆者は、「だが、実際は経営側の完全勝利に近い。

 賃金と労働時間は労使の抗争領域であり、経済学者の大好きな均衡や最適などあり得ない。

 事実、政権中枢の意向を受けた官僚が経営側を月100時間の残業上限(これ自体が過労死水準)で説得した後で、連合首脳との裏交渉で既成事実を突きつける。安倍一強におじけづいて連合首脳はこれを飲んでしまい、傘下の労組から批判されて右往左往。高プロの年収条件の1000万もいつでも下げられる。

 政権中枢は庶民の働き方など関心はない。

 だが、経営側の目標は明らかだ。4年前から財界首脳が「随意雇用」(労働契約法の正社員保護の廃止)と「解雇の金銭解決」を提案している。究極の経営側支配だ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「企業統治論が目的する株主価値のために勤労者は働いているのではない。自分や家族の人生を全うするために働くのだ。

 下からの職場統治が侵食されれば何が生じるか。連発する製造業不祥事が示す通り。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「安倍政権は労働基準法改正案を年明けの国会に提出する予定だという」とのこと、

 「法案はアメとムチの抱き合わせに見える」とのこと、

 「現行労基法で野放しの残業に上限を設ける」とのこと、

 「高度プロフェッショナル(高プロ)新設と裁量労働制の拡大で残業代をゼロにして労働時間と報酬を切り離す」とのこと、

 「4年前から財界首脳が「随意雇用」(労働契約法の正社員保護の廃止)と「解雇の金銭解決」を」提案している。」とのこと、

 等々を知ることが出来た。

 圧倒的多数の労働者が、経営側にかくも簡単にやられている現状を知り、無力感に覆われている。
 労働者が選んだ議員が作った政権が、経営者側に寄り添い労働者いじめの制度を創り実行する。豆がらで豆を煮るような現実を見せられているようだ。

 労働者階級が、階級意識を持ちにくい今日、労働者の利益を守るのが政治・権力のしごとと認識する「政治家」を育てるところから始めかければならない、と思った。

 憲法第27条に「勤労の権利・義務、勤労条件の基準、児童酷使の禁止」が、28条に「勤労者の団結権・団体交渉権その他団体行動権」の規定がある。この憲法を生かし切れていないところに問題があるのではないか、と思っている。


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by sasakitosio | 2017-10-27 06:35 | 東京新聞を読んで | Trackback

1025日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「自民党の圧勝で終わった衆院選。野党の分裂が自民党への漁夫の利という人も多い。仮に民進・共産・自由・社民の野党4党が候補者を統一していたら、朝日新聞は63、毎日新聞は84の小選挙区で勝敗が逆転していた可能性があったと試算している。今となっては後の祭りというわけだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「でも、それは数だけの論理である。もともと小選挙区制は民意を正確に反映しない。小選挙区の自民党の得票率は約48%。それなのに議席占有率は約74%。絶対得票数は約25%に過ぎない。

 また、全国の11の比例ブロックにおける各党の得票率を見ると、自民は29%(北海道)~39%(中国)。希望は11%(近畿)~22%(東北)。立憲は14%(四国)~26%(北海道)7ブロックで立民が希望を上回っている(小数点以下四捨五入)。

 仮に全国統一の完全比例代表制なら、自民党は200議席にも届かず、国会の勢力分布図は大きく変わっているはずなのだ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「民進党の求心力はすでに落ち、野党共闘にも限界がるとしたら、私たちは二大政党制の幻想から目覚めて、選挙制度を根本的に見直すべき時期に来ているのではないか。

 立憲民主党の躍進は今はミニ勝利にすぎないが、大きな一歩になるかもしれない。

 反自民の有権者はけっして少数ではないのである。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「小選挙区の自民党の得票数は約48%。それなのに議席独占率は約74%。絶対得票数は約25%に過ぎない。」とのこと、

 「全国の11の比例ブロックにおける各党の得票率を見ると自民は29%(北海道)~39%(中国)。希望は11%(近畿)~22%(東北)。立民は14%(四国)~26%(北海道)」とのこと、

 「仮に全国統一の完全比例代表制なら、自民党は200議席にも届かず、国会の勢力分布図は大きく変わっているはずなのだ」とのこと、

 等々はよく理解できた。

 そして、「民進党の求心力はすでに落ち、野党共闘にも限界があるとしたら、私たちは二大政党制の幻想から覚めて、選挙制度を根本的に見直すべき時期に来ているのではないか」との指摘はその通りだと思った。

 それではどのように見直すべきであるか、が問題だ。

 ◆ 選挙区について

 ①選挙区選挙はなくし、国会議員は全国民の代表者であるから、すべて全国区に。

 ②都道府県議も選挙区をなくす。

 ③市町村議員も区議も選挙区をなくす。

 ◆ 立候補資格について

  国会、都道府県議会、市町村議会・区議会ごとに資格試験を導入し、合格者に立候補資格を与える。

 ◆ 選挙運動について

  公営選挙とし、公務員試験と同様、候補者個人の能力だけが、国民・県民・市町村民・区民の選択基準になる。

 ◆ 供託金について

 廃止する。

 ◆ 落選後の候補者の身分保障について

   現職復帰を法的に保障する。

 ◆ 報酬について

   公務員並みか、日当制に。

 等々思いつくままに、列記してみた 。

 


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by sasakitosio | 2017-10-26 06:54 | 東京新聞を読んで | Trackback

 1024日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポタイター・鎌田慧氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「真珠湾攻撃のような奇襲作戦だった今回の安倍衆院選挙、野党が分裂させられ自民が過半数を占めたが、長期的には立憲民主党の躍進に時代の勢いが現れている。

 日本立国の基盤である平和憲法9条の精神の精神を変え、自衛隊参戦の条件を整えたいのが、安倍首相の性急な欲望である。これには与党の公明党ばかりか、自民党内にさえ慎重論が強まっている。」と切り出した。

 続けて筆者は、「選挙でこれまでの安倍首相の、手段を選ばない暴政が有権者に支持されたわけではない。頼りない野党への飽き足りなさが、変化を望まない有権者に自民党と書かせているだけだ。立憲民主への期待は判官びいきというよりは、民主的で立ち位置がすっきりした政党が待望されていた表れだ。

 理性も知性も冷静さすら感じさせない権力者が支持されるのは、日本ばかりでなく、米国をはじめとした世界的な傾向だ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「個人的な孤独感と無力感に負けず、消極的な自由から積極的な自由へと進まない限り「自由からの闘争となり指導者への隷属となる、と指摘したのはナチスに追われて渡米したエーリッヒ・フロムである。「空虚な殻になった個人主義」ともいう。

 命よりも利益最優先の原発稼働、北朝鮮のミサイルが降ってくるぞと軍事強化。脅して支配を強める政治はもうたくさんだ。勝ってなことはさせない、と声を上げよう。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「理性も知性も冷静さすら感じさせない権力者が支持されているのは、日本ばかりでなく、米国をはじめとした世界的な傾向だ」との筆者の指摘であるが、その通りであるがその原因は一体なんなんだろうか?
 また、政党再編については過度の期待を捨て、時代の変化に対応できず、壊れかかった「政党」の組み合わせを考えるよりも、グローバルな理念と政策と信念を「柱」にした新たな集合体・連携体を創れないものか、と思った。

 ところで、人類の歴史の中で、今日と類似の現象があったのだろうか?

 身近なところで、ここ数年間に、植物や、昆虫、異変がみられる!

 また外国一人歩きで気が付くことは、国や人種や文化の違いはあっても、人類は世界中で同じ時期に同じようなことをしてきたことに気付いた。そして全てが、兵どもの夢の跡のような気がした。

 さて今日、世界中で「自分ファーストの指導者」が選ばれたその結果、未来に何が待っているのだろうか? 未来に生き残った人しか知りえない事なのかもしれないが。

 


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by sasakitosio | 2017-10-25 06:46 | 東京新聞を読んで | Trackback