憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

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7月27日付朝日新聞朝刊15面に、「あすを探る 政治」という欄がある。

 筆者は、一ツ橋大教授・中北浩爾氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「民進党の低迷が続いている。先の都議選では離党ドミノの末に惨敗を喫した。

 「加計学園」問題などで自民党に逆風が吹くなか、野党第一党でありながら、政権批判の受け皿になっていない。

 その一因は連坊代表の「二重国籍」問題での発言のブレにあろうが、より大きな原因は、民主党が抱える求心力の欠如に求められる。

 それを突き詰めると、政権交代を成し遂げた民主党という名称を捨て去ってしまったことにある。

 野党への転落を機に、党名変更を考えたのは、自民党とて同じである。

 1993年の下野の後には、現在の安倍首相も当選一回で、「自由民主党の理念は誇るべきで、党名も悪くない。しかし都市部で選挙を有利に戦ううえで、場合によっては党名を変更してもいい」と発言している。

 だが、こうした意見は繰り返し退けられ、今日に至っている。」と指摘した。

 続けて筆者は、「名前は、他者と区別するための記号であり、アイデンティティーと密接に関係する。

 栄光と挫折の歴史を刻みつつ、時代を超えて自己の同一性を保つ何かを表現している。

 だからこそ、猛烈な逆風の中でも結束を保ち、耐え忍ぶことができる政党は、党名を大切にしてきた。公明党然り、共産党も然りである。

 実は、2012年政権から転落した民主党も、そのような政党を目指したはずであった。

 当時の海江田万里代表が口にしたのが「疾風に勁草を知る」。

 野党時代の自民党の谷垣禎一郎総裁も、同じ言葉を用いていた。

 政権末期に揺らいだ党の結束を回復し、しかる後に無党派層に支持を広げ、政権交代を実現する。

 新たな綱領の制定、党首による全国行脚と地方組織の強化など、下野した後の党の歩みは、途中まで驚くほど一致していた。

 ところが民主党の支持基盤は自民党に比べて脆弱であり、自力再建の努力はなかなか実を結ばなかった。国政選挙で連敗が続くなか、民主党のままでは16年参院選が戦えないという声が強まる。そうした声に押された岡田克也代表は、維新の党と合流するとともに、その要求を受け入れて党名変更に踏み切った。

 その結果、政権交代の党というアイデンティティーを希薄化させてしまった。

 民進党は、折からの安保法制反対運動の熱気を背景として、自力再建の努力を脇に置き、共産党などとの野党共闘によって参院選に臨んだ。

 「まず3分の2をとらせないこと」というスローガンである。

 安倍政権の憲法改正の動きを阻止することを優先し、政権交代という目標が実際にも後景に退いてしまったのである。

 蓮舫代表の「二重国籍」問題は、その後のことでしかない。

 反自民・反安保という観点からすれば、民進党よりも共産党の方が歯切れがよい。原発ゼロや改憲反対についても、民進党の現実的な方針は、政権に妥協的としか見えない。

 したがって、新潟県知事選への対応に見られるように、野党共闘の枠組みでは民進党に批判の矛先が向きがちである。」と指摘した。

 最後に筆者は、「結局民進党が求心力を取り戻すには、政権交代という目標を設定し、戦略を立てるしかない。

 そして、その本気を示すには、民主党政権の栄光と挫折の経験を正面から引き受けるべきであろう。

 例えば、政権を一緒にになった自由党や社民党と合流して、再び民主党を結成してもよい。

 「悪名は無名に勝る」ともいう。

 かって二度の政権交代を導いた小沢一郎元代表と和解するぐらいの度量が、少なくとも不可欠だ。

 今月初めの朝日の世論調査によると、自民党に対抗できる政党が「必要だ」という回答が82%にも上っている。安倍内閣の支持率が急激に低下するなか、こうした有権者の声にこたえるためにも、民進党に立ちすくんでいる余裕はない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「民進党が求心力を取り戻すには、政権交代という目標を設定し、戦略を立てるしかない」との指摘、

 「その本気度を示すには、政権の栄光と挫折の経験を正面から引き受けるべきであろう」との指摘、

 「政権を一緒に担った自由党や社民党と合流して、再び民主党を結成してもよい」との指摘、

 「「悪名は無名に勝る」ともいう。かって二度の政権交代を導いた小沢一郎元代表と和解するぐらいの度量が、少なくとも不可欠だ」との指摘、等々を知ることができた。

 確かに筆者の指摘を理解し、民主党の指導者が実践するならば、今の自民党の受け皿にはなれそうな気がした。


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by sasakitosio | 2017-07-31 07:03 | 朝日新聞を読んで | Trackback

7月30日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「安倍政権の支持率急落で、ようやく一強政治打破ができるという兆しが見えてきたところで、民進党は蓮舫代表が辞任し、体制を一から作り直すことになった。

 この党のだめなところはすでに明らかである。

 安倍政治を変えたいと本気で思っているかどうか、国民に疑われている。」と切り出した。

 続けて筆者は、「5年前の安倍晋三氏が自民党総裁に選ばれた日、私はたまたま岡田克也代表にインタビューをした。

 安倍総裁の印象を訪ねたところ、岡田氏は民主党にとってはやりやすいといった。

 そう、安倍手的な右派ナショナリズムとは、取るべき道筋がはっきりしているという意味で、本来容易なはずである。

 しかし、あれから五年、安倍政権のやりたい放題を許したのはなぜか。

 民進党の議員においては、安倍政治に対する怒りが心ある有権者よりもはるかに小さいのだと思う。

 同党のホームページをみると、憲法擁護、人に対する投資など、安倍政権に対抗する政策が掲げられている。

 そうした理想と政治家の行動の落差があまりに大きい。国会や地方選挙の戦いを通して、ひたむきさを示さなければ信頼されない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「新しい代表を選ぶ際には、重要な争点に関して安倍政治と対決する決意が本物かどうかを見極めなければならない。

 中途半端な対案を用意して、相手の土俵に乗るなどもっての外である。」として締めくくった。

 読んで、筆者の民進党への期待の大きさがひしひしと伝わってきた。

 「安倍政権変えたいと本気で思っているかどうか、国民に疑われている」との指摘、

 「民進党の議員においては安倍政治に対する怒りが心ある有権者よりもはるかに小さいのだと思う」との指摘、

 「そうした理想と政治家の行動があまりにも大きい」との指摘、

 「新しい代表を選ぶ際には、重要な争点に関して安倍政権と対決する決意が本物かどうかを見極めなければならない」との指摘、等々の筆者の指摘は当たっていると思った。

 そして、民進党の大勢の議員の中には筆者の指摘を理解し、実践している人もいると思うが?そういう有為の士が指導者になれていないところが、問題かもしれない? 


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by sasakitosio | 2017-07-31 06:35 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月29日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「私が育ったエジプトでは、全国民がイスラム教徒かキリスト教徒だという前提ですべてが営まれ、学校でも宗教の授業がある。

 一神教を絶対的真理とする教育は、一つ間違うと思考停止や宗教的優越意識を生む弊害もあるが、やまゆり園事件の植松被告のような神を気取る思想を許容する余地がないという利点もあった。」と切り出した。

 続けて筆者は、「一神教において、ある人が障害を持つのは全知全能である創造主の意志だ。

 その命の価値をうんぬんする資格は人にはなく、同じ神の意志で(自力ではなく)健常者に生まれたものにとって、彼らを差別する理由がない。

 こうしてすべてを「神の摂理」で説明できる精神的温室で育ったから、被告が本紙への書簡でつづったような、障がい者の生きる意義を否定する差別思想にどう立ち向かえばよいのか、私には分からない。

 被害者一人一人の人生や想いを伝えた本紙の特集は、その意味で一つの道標を示しており、奪われた命の重みが改めて心に刻まれた。」と指摘した。

 最後に筆者は、「「重い障害でも生きる価値がある」と証明しようとすればするほど、能力で人命を値踏みする被告や同調者らの論理に私たちも引きづりこまれそうで不安になる。

 価値と字の通り、計ったり比べたりできるものだ。その人だけのものである命=魂はいくらお金を積んでも複製できない。あらゆる価値を超えて不可侵なはずだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「エジプトでは、全国民がイスラム教徒かキリスト教徒ということが前提ですべてが行われ、学校でも宗教の授業がある」とのこと、

 「一神教を絶対的真理とする教育は、一つ間違うと思考停止や宗教的優越意識を生むなどの弊害もあるが、やまゆり學園事件の松井被告のような、神を気取る思想を許容する余地がない」とのこと、等等を知ることができた。

 ただ、今日の世界は、一神教の世界が、一つ間違って「思考停止」や「宗教的優越意識」を生み、格差とテロを生み、暴力とテロを正当化しているような気がしてならない。

 お互い様、お陰様、という日本における生活慣習からしても、決して他人の命を「生きる価値のない命」と決めつけることはないのではないか、とおもっている。そしてテロは、単なる殺人で犯罪行為以外の何物でもないのではなかろうか?

 

 


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by sasakitosio | 2017-07-30 19:25 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月28日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「人は誰も自らの経験から離れて、物事を判断できない。

 24日の衆院予算委員会における安倍首相の答弁を聞きながら、筆者は2002年の鈴木宗男バッシングのときの嫌な記憶が蘇った。」と切り出した。

 続けて筆者は、「鈴木氏は北方領土の日本化を推進し、領土交渉の環境整備を行うという当時の政府の方針に従って行動していた。

 政府も1991年秋に「4島一括返還」から「4島に対する日本の主権が確認されるならば、返還の時期、態様、条件に付いては柔軟に対処する」と基本方針を転換した。

 にもかかわらず、鈴木氏は「4島一括返還という国是に反する国賊」と非難された。

 国会や会見でいくら釈明しても,誰も鈴木のいうことに耳を傾けなかった。

 そして感情的な世論を背景に国策捜査の流れができ、鈴木氏摘発に至る階段として、筆者が逮捕された。」と指摘した。

 最後に筆者は、「岩盤に穴をあけるのには政治力がいる。

 愛媛県も同県今治市も獣医学部の設置を望んでいた。地元で手を挙げたのは加計学園だけだった。

 安倍首相である加計孝太郎氏の獣医学部設置計画がうまくいけばいいと思っていただろう。

 そこで贈収賄などの不正が行われたのでなければ、どこに問題があるのだろうか。

 具体的な被害者がいるのか。

 筆者には、なにが問題なのかわからない。

 鈴木宗男バッシングに至る時のような嫌な感じがする。」として締めくくった。

読んで勉強になった。

 「政府も1991年秋に「4島一括返還」から「4島に対する日本の主権が確認されるならば、返還の時期、態様、条件については柔軟に対処する」と基本方針を転換した」とのこと、

 「鈴木氏は「4島一括返還という国是に反する国賊」と批判された」とのこと、

 「国策捜査の流れができ、鈴木氏摘発に至る階段として、筆者が逮捕された」とのこと、

 等々を知ることができた。

 また、筆者は、「愛媛県も同県今治市も獣医学部の設置を望んでいた。地元で手を挙げたのは加計学園だけだった。」と指摘し、「そこで贈収賄などの不正が行われたのでなければ、どこに問題があるのか。具体的な被害者がいるのか。筆者には何が問題なのかわからない」と言っている。

 筆者の疑問はその通りだ。安倍総理の腹心の友・加計孝太郎氏の獣医学部設置計画がうまくいったのは、安倍総理及び昭恵夫人の関与が大なり小なりあったといえば済むことだった。

 そして結果は、総理はお友達の面倒見がいい、優遇したと思われるだけだった。

 ところが、総理が「自分の退路を断った答弁」を国会でしたために、お友達の取り巻きが「記憶」をなくしたり、「記録」が亡くなったりして「苦労」している「姿」見せているのではないだろうか?

 また、筆者の逮捕は、鈴木宗男氏を政府(?)が裏切ったことによる「とばっちり逮捕」のような気がしてならない?政府が、鈴木宗男氏のせいにして、自民党と内閣からのバッシングは回避した結果ではないか、とかねがね思っていたが?


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by sasakitosio | 2017-07-29 06:05 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月26日付東京新聞社説に、二日間にわたった衆参両院での集中審議のことが載った。

 今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「「加計学園」をめぐり、安倍晋三首相が過去の答弁を修正した。つじつまが合わなくなったためだが、修正で済む話はではない。

 首相の答弁は信頼性を欠く。真相究明の手綱を緩めてはならない。

 学校法人「加計学園」による愛媛県今治市での獣医学部新設計画を首相がどの時点で知ったか。

 それを解明することは、公平・公正であるべき行政判断が「首相の意向」や官僚による忖度で歪められたか否かを判断するうえで、重要な要素となる。

 首相は24日の衆議予算委員会で加計学園の計画について、政府が獣医学部新設を認める事業者を同学園に決定した今年1月20日「初めて知った」と述べた。

 民進党議員に「答弁が偽りなら責任を取って辞任をするか」と迫ら「首相として責任を持って答弁している」と胸を張った答弁だ。」と切り出した。

 続けて社説は、「しかしこの答弁は過去の答弁と明らかに矛盾する。

 首位証は以前、獣医学部を今治に新設したいという加計学園側の意向を知った時期を問われ、次のように答えているからだ。

 「安倍政権になってから、国家戦略特区に今治市とともに申請を出した段階で承知した」(6月5日、参院決算委員会 )

 「構造改革特区で申請されたことについて私は承知している」(6月16日、参院予算委員会)

 首相は昨日参院予算委員会で「急な質問で混同した」と釈明した上で、過去の答弁を修正し、計画を知ったのは1月20日だと重ねて主張した。

 しかし、にわかには信じがたい。

 学園の加計孝太郎理事長は、首相が「腹心の友」と呼ぶ30年来の友人だ。第二次安倍内閣発足後、判明分だけでも15回、食事やゴルフを共にいしている。加計氏側からはまったく言及がなかったのか。

 首相は自らの関与や加計氏への便宜儀供与を否定するために無理な答弁を重ねているのではないか。

 つじつま合わせで コロコロ変えるような首相の答弁を、そのまま信用するわけにはいくまい。」と指摘した。

 最後に社説は、「衆参両院で2日間のわたって集中審議で、政府側の参考人は個別の面会や発言内容ついては「記憶がない」「記録がない」との答弁を繰り返した。

 首相がいう「丁寧や説明」には程遠い。

 このまま幕引きはゆるされない。

 加計学園による新設認可をいったん見送るとともに、憲法に基づく野党の要求に応じて臨時国会を召集し、真相究明を進めるべきだ。加計氏の証人喚問も求めたい」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「首相は24日の衆院予算委員会で加計学園の計画について、政府が獣医学部新設を認める事業者を同学園に決定した今年1月20日に「初めて知った」と述べた」とのこと、

 「首相は以前、獣医学部を今治市に新設したいという加計学園の意向を知った時期を問われ、次のように答えている「安倍政権になってから、国家戦略特区に今治市とともに申請を出した段階で承知した」(6月5日、参院決算委員会)

「構造改革特区で申請されことについて私は承知している」(6月16日、参院予算委員会)」とのこと、

 「衆参両院で2日間にわたった集中審理で、政府側の参考人は個別の面会や発言内容について「記憶がない」「記録がない」との答弁を繰り返した」とのこと、等々を知ることができた。

 記憶と記録がないとの答弁を繰り返す「政府側参考人」と、過去の答弁を修正し、計画を知ったのは1月20日だと重ねて主張する「安倍首相」を、信じろという方に無理がある。

 岸信介首相から今日までの首相の中で、これほど「うそつき」の総理と大臣、「うそつき」の高級官僚を見た、記憶がない。


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by sasakitosio | 2017-07-28 19:24 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月27日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「今年五月、米国北西部のハンフォード核処理施設でトンネル崩壊事故があり、放射能漏れを恐れた現場の数千人が退避した。

 大戦中の原爆製造計画でつくられたこの施設は、冷戦期に9基の原子炉と5基の処理施設で核爆弾用のプルトニウムを生産した。

 長崎の原爆の原料もここでつくられた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「80年代終わりの操業停止後には米国で最も汚い跡地と呼ばれ、残滓処理工場や2億リットルに上る地下タンク内の汚染物質や膨大な汚染地下水をめぐって、技術的・政治的論争や政府を巻き込む訴訟を引き起こしてきた。

 40年間の核物質生産が労働者や近隣住民に及ぼした健康被害が問題化したのは、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故がきっかけだった。

 米国でも軍事機密のベールに隠れて、多くの核施設で杜撰な非人道的な政策が行われてきたのだ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「K・ブラウン「プルートピア」は、米国と旧ソ連が合わせ鏡のように、核の生産・廃棄や労働者管理で互いに模倣したことを描いている。

 米国政府から生産を請け負った大企業が独裁者のように秘密都市の住民を統制したり、旧ソ連が労働者の士気を鼓舞するために個人消費万能主義を推進するといった具合だ。

 原発事故や核兵器がもたらした環境汚染は米国と旧ソ連の政治的正当性を揺るがせた。 日本はどうか。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「今年5月、米国北西部のハンフォード核処理施設でトンネル崩壊事故があり、放射能漏れを恐れた現場の数千人が退避した」とのこと、

 「長崎の原爆の原料もここでつくられた」とのこと、

 「残滓処理工場や2億リットルに上る地下タンク内の汚染物質や膨大な汚染地下水をめぐって、技術的・政治的論争や政府を巻き込んだ訴訟を引き起こしてきた」とのこと、

 「40年間の核物質生産が労働者や近隣住民に及ぼした健康被害が問題化したのは。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故がきっかけだった」とのこと、

 「K・ブラウン「プルートピア」は、米国と旧ソ連が合わせ鏡のように、核の生産・廃棄や労働者の管理で互いに模倣したことをえがいている」とのこと、

 等々を知ることができた。

 原爆も、原発も、それを持った国の国民が健康被害を受け、それが国家の手でも現状回復が困難であるらしい。

 長い目で見れば、原爆も原発も環境汚染で、保有する国や国民を経済的・医療的に回復不能な状態にするらしい。原発も原爆も、持った国の自爆装置的役割を果たすのだろうか?


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by sasakitosio | 2017-07-28 06:48 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月26日付朝日新聞社説に、衆参両院の閉会中審査が載った。

 今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「いくら口調がやわらかくでも、根拠を示して正面から答えなければ「丁寧な説明」をしたことにはならない。

 2日間に及んだ衆参両院の閉会中審査で、加計学園問題をめぐる疑念は晴れなかった。

 原因ははっきりしている。

 安倍首相や官邸、内閣府など政権側の説明に、記録の裏付けがまるでなかったからだ。」と切り出した。

 続けて社説は、「大きな疑問が幾つも積み残されている。

 例えば、昨年9月、「総理は自分の口から言えないから私が代わって言う」と和泉洋人・首相補佐官から対応を迫られたとする、前川喜平・前文部科学次官の証言である。

 前川氏は面会の日時を再確認し、時刻の記憶違いまで修正して答弁した。ところが和泉氏の方は「記憶はまったくない。したがって言っていない」と根拠を示さず否定した。

 ウソをつけば偽証罪に問われる証人喚問で、両氏の言い分を聞く必要がある。

 面会予約が要る首相官邸を愛媛県今治市の職員が特区に決まる前になぜ訪問できたのか。

 この疑問にも、当時の首相秘書官が「私の記憶する限りはお会いしていない」とひたすら繰り返し、まともに答えなかった。

 そして、今年1月の決定直前まで加計学園が手をあげているのを知らなかったという首相の答弁だ。

 過去の国会答弁との矛盾を野党につかれたが、首相の発言が事実なら、昨秋の時点で首相周辺から「総理のご意向」などの声が出ること自体がおかしいことになる。

 一方、農林水産相と地方創生相は昨年8~9月に、首相の友人で学園理事長の加計孝太郎氏自身から計画を聞いていた。加計氏の証言も聞く必要がある。

 不都合な「記録」はあれこれと理屈をつけて葬ろうとする。

 自衛隊の日報問題や森友学園の問題とも共通する安倍政権の姿勢は変わっていない。

 2日間の審査で説明責任を果たしたとは到底言えない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「疑念をぬぐいたいなら、首相は自らの指導力で関係省庁に記録を探させるべきだ。行政文書の作成・保存・開示ルールを見直すことも欠かせない。

 同時に、野党が憲法53条に基づき求めている臨時国会召集に直ちに応じる必要がある。

 首相は予算編成や法案準備を理由に後ろ向きだが、この規定は少数党の権利を保障するためにある。拒否は許されない。

 自民党自身、5年前にまとめた憲法改正草案で「20日以内」の召集をうたったではないか。

 有言実行を首相に求める。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「安倍首相や官邸、内閣府など政権側の説明に、記録の裏付けがまるでなかった」とのこと、

 「前川氏は面会の日時を再確認し、時刻の記憶違いまで修正して答弁した。ところが和泉氏の方は「記憶はまったくない。したがって言っていない」と根拠を示さず否定した」とのこと、

 「面会予約が要る首相官邸を愛媛県今治市の職員が特区に決まる前になぜ訪問できたか。

 この疑問にも、当時の首相秘書官が「私の記憶する限りはお会いしていない」とひたすら繰り返し、まともに答えなかった」とのこと、

 「今年1月の決定直前まで加計学園が手を挙げているのを知らなかったという首相の答弁だ。首相の発言が事実なら、昨秋の時点で首相周辺から「総理のご意向」などの声が出ること自体がおかしいことになる」との指摘、等々を改めて知りことができた。

 和泉氏の「記憶に全くない。従って言っていない」、 当時の首相秘書官の「私の記憶する限りはお会いしていない」、等々は、安倍内閣には大臣も政府高官も、記憶喪失者だらけだとわかった。日本はこれでいいのか、不安になってきた。

 

 


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by sasakitosio | 2017-07-27 19:31 | 朝日新聞を読んで | Trackback

7月26日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「その人はいう。

 <一言で今の政治状況を形容するなら、「不道徳」の一語につきます>

 告発は続く。

 <自分たちだけよければよい。勝つためには手段を択ばない。嘘をついても責任を取らず、傲慢なのに国民におもねり、テレビ映りを気にして、いかにすれば自分が誠実で有能に見えるかばかり考えている政治家たち。そして利益誘導型政治の横行>

 批判の矛先は国会にも向けられる。

 <今の日本の政治における最大の問題は、最高の言論の府であるはずの国会に議論がないことです>」と教えてくれる。

 続けて筆者は、「その人とは、誰あろう稲田朋美氏。引用したのは著書「私は日本を守りたい」(PHP研究所・2010年7月)の一節である。

 この時彼女は野党議員。冒頭の批判は当時の民主党政権に向けられたものだった。

 それから7年。

 自民党は政権に返り咲き、16年8月に稲田氏は防衛大臣に抜擢され、そしていまPKOの日報隠ぺい問題や数々の失言暴言で窮地に立たされている。」と指摘した。

 最後に筆者は、「渦中の政治家にも彼女は容赦なかった。

 <辞任で済む問題ではありません。最低でも国民に対する説明責任を果たし、議員辞職すべきです。いったい日本の政治はいつからこんなに堕落したのでしょうか>

 歴史は繰り返すというべきか、攻守逆転すると人はかくも変わるのか。

 すべてが稲田批判に見えてくる。」として締めくくった。

読んで勉強になった。

 稲田朋美氏が著書「私は日本を守りたい」(PHP研究所2010年7月)で、「一言で今の政治状況を形容するなら、「不道徳」の一語に尽きます」と言い、さらに「自分たちだけが良ければよい。勝つためには手段を選ばない。嘘をついても責任は取らず、傲慢なのに国民におもねり、テレビ映りを気にして、いかにすれば自分が有能に見えるばかり考えている政治家たち。そして利益誘導型政治の横行」と言い、さらに「今の日本の政治に最大の問題は、最高の言論の府に議論がないことです」とも言っている。

 渦中の政治家たちにも稲田朋美氏は容赦なく「辞任で済む問題ではありません。最低でも国民に対する説明責任を果たし、議員辞職すべきです。いったい日本の政治はいつからこんなに堕落したのでしょうか」と言っているとのこと。

 「不道徳」の政治状況?利益誘導型政治の横行?説明責任を果たし?議員辞職すべき?それぞれ指摘はその通りだが、稲田朋美氏の「今日ただいまの政治状況」は、昔の本人の指摘がピッタシ当てはまる。どうするのかなあー。後の態度が大事だぜ、人間やめるか大臣・国会議員辞めるか?決めるのは、その人・あの人だ!

 

 

 


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by sasakitosio | 2017-07-27 06:24 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月25日付朝日新聞社説に、「特区の認定白紙に戻せ」との見出しで、きのうの「衆院予算委員会の閉会中審査」のことが載った。

 今日この社説を学習することにした。

 まず社説は、「安倍首相の「腹心の友」に便宜を図るために、公正であるべき行政が歪められたのか。

 首相が出席したきのうの衆院予算員会の閉会中審査でも、疑念が晴れることはなかった。

 内閣支持率の急落と相次ぐ選挙での敗北を受け、低姿勢で臨んだ首相だが、肝心な点になると、政府側答弁はあいまいな内容に終始した。約束した「丁寧な説明」にほど遠い。

 このまま加計学園による獣医学部の新設を進めても、多くの人の納得が得られるはずもない。国家戦略特区の認定手続きをいったん白紙に戻し、プロセスを踏み直すべきだ。」と切り出した。

 続けて社説は、「首相は、加計学園が特区に手をあげること自体、知ったのは、学園が事業主体に決まった今年1月だと答弁した。

 にわかに信じがたい。

 首相は特区諮問会議の議長でもある。

 15年12月の資料には、既に愛媛県今治市に獣医学部を造る計画が明記されていた。

 県と市は10年前から加計学園による獣医学部新設を訴えており、関係者の間では「今治=加計」は共通認識になっていた。

 首相だけが知らなかったのか。

 資料が作成され、審査が進んでいる間も、首相は学園の加計孝太郎理事長と会食やゴルフを繰り返していた。

 首相は親密な間柄を改めて認めた。2人の中で、特区の件は話題にすらならなかったのだろうか。

 きのうの審議では、首相側の思惑とは逆に、「加計ありき」を疑わせる新たな事実が明らかになった。

 昨年11月、諮問会議が獣医学部の規制緩和を決める前日に、文部科学省が加計学園に対し、さまざまな助言をした文書が残されていることを、松野文科相が認めたのだ。

 この「優遇」の理由についても説得力ある説明はなかった。」と教えてくれる。

 最後に社説は、「加計理事長や今治市の関係者に確かめたいことは多い。官邸や内閣府とどんなやりとりをしてきたのか。なぜ事業主体に決まる前から、予定地のボーリング調査を開始できたのか。国会でぜひ説明してもらいたい。

 きのうも政府側からは「記憶にない」「記録がない」が連発された。

 首相秘書官だった柳瀬唯夫氏は、15年春に今治市職員と官邸で面会したのではないか、と野党議員に問われ、「記憶にない」と述べた。入館記録も「ない」と首相が答弁し、官邸のセキュリィーは大丈夫かと議員から皮肉られた。

 都合の悪い「記録」が出てくるたびに、「記憶がない」でそれを否定しようとする。こんな態度を取り続ける限り、国民の信頼は取り戻せない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「首相は、加計学園が特区に手を挙げていること自体、知ったのは、学園が事業主体に決まった1月だと答弁した」とのこと、

 「首相は特区諮問会議の議長でもある。15年2月の資料には、既に愛媛県今治市に獣医学部を造る計画が明記されていた。」とのこと、

 「県と市は10年前から加計学園による獣医学部新設を訴えており、関係者の間では「今治=加計」は共通認識になっていた」とのこと、

 「資料が作成され、審査が進んでいる間も、首相は学園の加計孝太郎理事長と会食やゴルフを繰り返していた。」とのこと、

 「昨年11月、諮問内儀が獣医学部の規制緩和を決める前日に、文部科学省が加計学園に対し、さまざまな助言をした文書が残されていることを、松野文科相が認めた」とのこと、

 加計学園は「事業主体に決まる前に、予定地のボーリング調査を開始できた」とのこと、

 「首相秘書官だった柳瀬唯夫氏は、15年春に今治市職員と官邸で面会したのではないかと野党議員に問われ「記憶にない」と述べた。」とのこと、等々を知ることができた。

 結果、首相が出席した昨日の衆院予算委員会の閉会中審査で疑念が晴れるどころか、疑念が深まった。

 多くの国民にとって、政府が国家戦略特区の認定手続きをいったん白紙に戻しても、疑念が晴れないのではないか?

 

 


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by sasakitosio | 2017-07-26 19:05 | 朝日新聞を読んで | Trackback

7月25日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「アンドレ・レノレ神父(82)が、2年前に比べて足元が不確かになっていたのは病いを得ていたからだ。

 パリに住む社会学者のフランソワ・サブレさんに

毎日のように電話をかけて、彼と私の訪問を心待ちにしていた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「パリからTGV(新幹線)で3時間半のブルターニュ・ケンゴン駅からさらに車で40分ほど。プレスタン町の老人ホームでアンドレさんは暮らしている。

 拙著「自動車絶望工場」の仏訳者という縁で、40年以上のお付き合いである。

 彼は労働者と苦楽を共にする「労働司祭」で川崎工場で働いていたとき、高所からの転落事故にも遭っている。25年前、離日前に書いた「出る杭は打たれる」は労働体験から集団主義を批判して、日本の過労死社会を見透かしていた。」と教えてくれる。

最後に筆者は、「再開した日、一緒にお昼を食べた。が、食事中に気分が悪くなって「弱くなりました」と嘆いて中座した。

 それでも夕方、サブレさんと私を泊める信者の家まで案内してくれ、翌朝も迎えに来て30分ほど離れた、弟のミシェル家へいった。

 ミシェルは仲間の5軒と太陽光エコロジー暮らし。大型冷蔵庫を共用、節電している。

 キャンピングカーの横っ腹に原発反対、自然エネルギーをと大書して走り回ってきた。

 フランス政府のユロ・エコロジー相も、2025年までに17基の原発を運転停止すると表明した。」として締めくくった。

 読んで、筆者の交友関係の広さに驚いた。

「 筆者の著書「自動車絶望工場」の仏訳者がアンドレ・レノン神父(82)」、とのこと、

「 アンドレ氏は労働者と苦楽を共にする「労働司祭」で、川崎の工場で働いていた時、高所からの転落事故に遭っている」、とのこと、

「25年前、離日前に書いた「出る杭は打たれる」は労働体験から集団主義を批判して、日本の過労死社会を見透かしていた」とのこと、

 「フランス政府のユロ・エコロジー相も2025年までに17基の原発を運転停止すると表明した」とのこと、等々を知ることができた。

 過労死根絶と脱原発、フランスと日本。その運動の先頭に立つ筆者のマスマスの活躍に期待したい。

 


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by sasakitosio | 2017-07-26 06:40 | 東京新聞を読んで | Trackback