憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

<   2017年 06月 ( 50 )   > この月の画像一覧

d0049909_16582759.jpg
d0049909_16590729.jpg
マコモタケが田んぼに突然現れた。そんな感じの発見でした。しろかき後の水田に、イネには似ているが、イネよりも大きな植物が植えられた。数日後に、下の看板というか、お知らせ版(A3ぐらいの)が出されて、はじめてマコモタケと知りました。掲示板によりますと、草丈は2メートルにもなるとのこと、毎日の手賀沼散歩にまた新しい楽しみが一つ増えた。

[PR]
by sasakitosio | 2017-06-22 17:09 | 手賀沼をたのしむ | Trackback

6月21日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「萩生田光一官房副長官がご立腹である。加計学園をめぐる新文書がお気に障ったらしい。

 「文科省の一担当者」による「伝聞」、

 「不確実な情報を混在させて作った個人メモ」、

 「直属の上司である高等教育局長のチェックを受けていない」などと氏は文書の正当性を否定。

 こうなると、かねて「文書が実在したとしても、その紙が正しいかどうかは次の話だ」と語っていたのも予防線に思えてくる。」と切り出した。

 続けて筆者は、「文書をスクープしたのは19日夜のNHK「クローズアップ現代+」だった。

 報道を受けて調べたら確認できたというのだから、文書は元々あったのだ。義家弘介文部科学副大臣は先週、文書のリークは「国家公務員法違反になる可能性がある」と脅かしたが、脅しに屈しなかった人がいたのだね。

 では、萩生田氏がいうように彼が「具体的な調整を行うとか、指示を出すことはありえない」のだろうか。

 獣医学部の新設に否定的だった文科省が加計学園に便宜を図るメリットはどう考えても薄い。

 一方、落選中に加計学園系大学の客員教授だった萩生田氏には十分メリット、ではなくても恩義があるはずだ。」と指摘した。

最後に筆者は、「文科省が萩生田氏に謝罪したっていうのも変な話。

松野博一文科相は「萩生田氏の発言でない内容も含まれている」と述べたが、じゃあ萩生田発言も含まれているわけよね。」として締めくくった。 

 読んで勉強になったし、腹が立った。

 政府の高官・国会議員がヤクザまがいの居直り発言、居直り強盗的態度、普通の国民が発言者の人間性にあきれているのではなかろうか?

 また、「文書をスクープしたのは19日夜のNHK「クローズアップ現代+」だった」とのこと、

 「獣医学部の新設に否定的だった文科省が加計学園に便宜を図るメリットはどう考えても薄い」とのこと、

 「一方、落選中に加計学園系大学の客員教授だった萩生田氏には十分なメリット、ではなくとも恩義があるはずだ」とのこと、等々を知ることができた。

 筆者の指摘で考える限り、状況証拠は完璧ではないか、萩生田氏よじたばたするな!!と言いたくなる。

 


[PR]
by sasakitosio | 2017-06-22 06:22 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月20日付東京新聞社説に、「内閣支持率急落」のことが載った。

 今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「内閣支持率が急落した。「共謀罪」法の成立を急いだ強引な国会運営や、学校法人「森友」「加計」両学園の問題に対する国民の怒りの表れに他ならない。安倍政権は、侮ってはいけない。

 安倍晋三首相の記者会見で表明した「率直な反省」が、内閣支持率急落の深刻さを物語る。

 通常国会閉会にあたって報道各社が行った世論調査の結果が出そろった。

 共同通信社の全国電話世論調査では、内閣支持率は44.9%と5月の前回に比べて10.5ポイントの急落である。

 調査主体にかかわらず、傾向にかわりはない。

 政権不信がより高まったとみて間違いないだろう。」と切り出した。

 続けて社説は、「内閣支持率が、なぜここに来て急落したのか。

 その理由の一つは強引な国会運営である。

 安倍政権がテロ対策に必要と主張した改正組織犯罪処罰法は「共謀罪」の趣旨を盛り込み、一般市民の内心に踏み込んで処罰する危うい内容と指摘される。

 懸念が払しょくされていないにもかかわらず与党は参院法務委員会での審議を打ち切り、本会議で直接採決する「中間報告」というやり方で成立を強行した。

 共同通信の調査では、委員会採決の省略について67.7%が「よくなかった」と答えた。

 首相は会見で「国会での審議、指摘を踏まえながら適正に運用する」と述べたが、強引な国会運営を反省するのはもちろん、改正法の危険性を深く認識して、審議をやり直すべきではないか。

 もう一つの理由は「森友」への国有地払い下げや「加計」の獣医学部計画で、公平・公正であるべき行政判断が「首相の意向」や忖度によって歪められたとの疑いが払拭されない事である。

 「加計」をめぐる政府の説明には73.8%が「納得できない」と答え、「森友」問題でも、安倍政権に「問題があると思う」は57.1%と半数を超えた。」と教えてくれる。

 最後に社説は、「首相は会見で「真摯に説明責任を果たしていく。国民から信頼が得られるよう丁寧に説明する努力を積み重ねていく」と述べたが、首相と近しい人ばかりが優遇される政権のあり方への不信の深さを、世論調査は物語る。

 安倍内閣を支持する理由で最も多いのは「ほかに適当な人がいない」の46.1%だ。

 なお40%を超える支持率も内実は消極的理由にすぎない。国会や政権運営を強引に進めても、これからも国民が大目に見てくれると思ったら見当違い、である。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「委員会採決の省略について67.7%が「よくなかった」と答えた」とのこと、

 「「加計」をめぐる政府の説明には73.8%が「納得できない」と答えた」とのこと、

 「「森友」の問題でも、安倍政権に「問題があると思う」57.1%と半数を超えた」とのこと、

 等々を勘案すると、まだまだ支持率は高すぎるような気がする。数字のマジックに騙されているような気もしないでもない。

 また、「安倍内閣を支持する理由で最も多いのは「ほかに適当な人がいない」の46.1%だ」とのことは、政権内にも、野党側にも、国民から将来を託される「人」が見当たらないということか?

 かねがね思うことだが、攻める野党側に、地球的視野に立った「人類の繁栄と平和と友好」実現の「理想と実践」の指針が枯渇していることに、日本が混沌の状況から脱出できない最大の原因があるのではないかと?


[PR]
by sasakitosio | 2017-06-21 07:51 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月20日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「安倍内閣の支持率は、共同通信の世論調査で44%、朝日新聞41%、毎日新聞36%と急落している。加計問題で「納得できない」は、共同通信で73%、共謀罪については81%の人が「十分に説明していない」と批判している。」と切り出した。

 続けて筆者は、「国会も終わって「あぁ、逃げ切った、そのうち忘れるさ」と安倍さんは高を括っているかもしれない。

 しかし森友学園問題では「私と妻が関係あるなら、議員も首相も辞める」と大見得を切ったあと、、昭恵夫人の関係大ありが証明され、加計学園問題で40年来の「腹心の友」(これまた大げさな)が優遇されたのは明らかだ。

 政局的には逃げ果たせても、人間的にはいかがなものか。

 世界の中心・日本の偉大な首相を任じているなら、もっと野党と大胆に討論してほしい。

 ところが国会では不機嫌で奇策奇襲を専らとし、あたかも夫婦と腹心番頭さんとが共謀、ゲリラ商法に徹しているように、すばしっこくて油断できない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「それでいて、人を見たらテロリストと思え、の悪法を強行採決。 秘密法、安保関連法、共謀罪を備え、いよいよ憲法九条を改変、戦争参加の野望を隠さなくなった。

 市民が民主主義、個人の尊厳を大事にしたいと願っているのに、内閣が片っ端から踏みにじっている。このままでは命にかかわる。もう我慢できない、の意見が強まってきた。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「安倍内閣の支持率は、共同通信の調査で44%、朝日新聞で41%、毎日新聞36%と急落している」とのことを知り、毎日新聞の36%でも高すぎると、思った。

 また、共同通信の内閣支持率44%に、加計問題で「納得できない73%」をみると、無条件で安倍内閣を支持しているのは11%強(41%の27%に)ならないか?

 さらに共謀罪については81%のひとが「十分に説明していない」と批判を見ると、無条件で安倍内閣を支持しているのは7%強(41%の19%に)ならないか?

 英国の下院選挙で、メイ首相の演説の後に、「うそつき、うそつき」と言葉が入ったソングが流行ったと仄聞したが、日本はどうか?

 都議選では自民党の候補から、安倍首相と並んだ「ポスター」はだめとの「声」が聞こえるらしいが?

 安倍首相と自公政権を反省させる特効薬は、支持率低下なのだが?

 まだまだ、内閣支持率は高すぎるのではないかなあ?


[PR]
by sasakitosio | 2017-06-21 07:05 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月18日付朝日新聞朝刊3面に、「日曜に想う」という欄がある。筆者は、編集委員・福島申二氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「梅雨入りの雨にぬれる長崎の浦上天主堂で、胴体を失って頭部だけが残った二つにマリア像を見た。

 同じ祭壇に安置された聖母はそれぞれに、20世紀に起きたむごい戦禍を私たちに伝える。

 長崎の原爆投下と、スペインのゲルニカへの無差別爆撃である。

 かって、浦上天主堂の正面祭壇には美しい寄席木造りのマリア像が置かれたいた。

 しかしあの日、爆心地から500メートルにあった天主堂は一瞬のうちに壊滅する。

 秋になって復員してきた一人の神父が、廃墟のがれきから奇跡のようにマリアの頭部を見つけた。かき抱くように持ち帰って大切にしたのが、今では知る人も増えた「被被爆のマリア」である。

 ゲルニカ空爆は、原爆より8年前の1937年4月26日に起きた。民衆を標的にした空からの無差別殺戮の先駆けとされ、ピカソが怒りの絵筆をとった対策でも知られる。

 ここでも破壊された教会から焼け残ったマリア像の頭部が見つかり、長く大切に保管されてきた。

似た過去を持つ二つのマリアは、互いの都市の人々を平和交流で結んだ。

 原爆投下から70年の一昨年には、先方から長崎にマリアのレプリカが送られて教会の祭壇に安置された。ゲルニカに始まる非人道の行き着いた先が原爆投下だったことを思えば、焦土に残った二つのマリアは、偶然とはいえ何かの意思が働いたかのように思われてならない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「この4月、ゲルニカは空爆から80年を迎えた。今度は長崎からの巡礼団が被爆マリアのレプリカを携えて追悼行事に出席した。

 マリアのほおは黒く焼け焦げ、水晶の両眼は失われて深い空洞となって、ひとたび見れば忘れがたい。

 「戦争の犠牲者や今も苦しむ人々に悲しげに寄り添い、もう争いはやめよと語りかけてくるお顔です」と、巡礼団を率いる高見三明大司教(71)は言う。

 自身も母親の胎内で被爆し、祖母ら身内が亡くなった。その高見さんが「被爆国の自覚がない。あまりにも」と言葉を強めるのが、核兵器禁止条約交渉への日本の不参加だ。

 3月末、国連議場の無人の日本政府代表席に、「あなたがここにいてほしい」と英語で書かれた嘆きの折り鶴が置かれたのを、ニュース写真などでご記憶のかたもあろう。

 日本政府の軍縮大使は核保有国に足並みをそろえるように、わざわざ核禁止条約への批判を強い調子で演説した上で議場から去って行った。

 いかにアメリカの「核の傘」を頼む立場にせよ、これで唯一の戦争被爆国として世界への役どころを捨ててしまったことになる。

日本は核保有国と非保有国の「橋渡し役」を目指してきたはずだった。

 この15日から再開された詰めの交渉会議にも日本の姿はない。

 長崎で原爆に遭い、7年前に90歳で他界した歌人竹山広さんの最晩年の一首が被爆者の失望を集約していないか。

 <原爆を知れるは広島と長崎にて日本という国にあらず>

 核廃絶への願いを込めて日本から世界に広まった折り鶴が、今、現実を言い訳に理想を退ける日本政府への嘆きとなって差し向けられている。」と指摘した。

 最後に筆者は、「ゲルニカの無差別空爆はドイツ軍によって行われた。その後パリを占領したナチスの将校がピカソのアトリエを検問にきて,机上にあった怒りの絵「ゲルニカ」の写真を指して聞いたという。

 「これを描いたのはあなたか」

 ピカソは答えた。

 「いや、君たちだ」

 そのドイツも第2次大戦後期に連合国軍の激しい都市爆撃を浴びた。全土の死者は60万人とも言われる。

 米軍の空爆に焦土と化した日本も、中国では無差別爆撃を繰り返した。加害も被害も、正義も悪も、いともたやすく反転する。

 そうした中で、ピカソが描いたように、おびただしい無辜の生が断ち切られてきた。

 昨今の国際情勢は不穏できな臭く、現実的という言葉が幅を利かせる時代である。

 こんな時こそ、現実につき従うばかりの僕になることを拒みたい。

 理念の羅針盤、それを見失うまいと思う。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 筆者は「梅雨入りの雨にぬれる長崎の浦上天主堂で、胴体を失って頭部だけ残った二つのマリア像を見た」とのこと、

 「同じ祭壇に安置された聖母はそれぞれに、20世紀に起きたむごい戦禍を私たちに伝える。

長崎への原爆投下と、スペインのゲルニカへの無差別攻撃である」とのこと、

 ゲルニカは「ピカソが怒りの絵筆をとった大作でも知られる」とのこと、

 「原爆投下から70年の一昨年は、先方から長崎にマリアのレプリカが贈られて教会の祭壇に安置された」とのこと、

 「この4月、ゲルニカが空爆から80年を迎えた。今度は長崎からの巡礼団が被爆マリアのレプリカを携えて追悼行事に出席した」とのこと、等々を知った。

 この二つのマリア像の惨禍と二つの教会の交流が、戦争のない世界への一歩となることを期待したい。ちなみに、ピカソのゲルニカは、新聞の記事で知って、2014年末から2015年正月にかけて、スペインへピカソのゲルニカを見に行ってきた。ピカソの直線的描写法が、苦痛にゆがむ馬の顔、人の顔をリアルに表わすことを、初めて知った。

 また、「核兵器禁止条約交渉への日本の不参加」を、高見さんが「被爆国の自覚がない。あまりにも」と言葉を強める「気持ち」は、よく理解できた。

 内村鑑三が「戦争ほど、人にとって最大罪悪はありましょうか」と言ったと聞いたが、戦争を罪悪と言い切れる「為政者」をどうやって誕生させるか、生きている限り追求し続けたい。

 


[PR]
by sasakitosio | 2017-06-20 15:18 | 朝日新聞を読んで | Trackback

6月19日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「さまざまな懸念を生んだ「共謀罪」は委員会採決を省略し、正規の審議過程を経ずに決まった。

 最後に決するのが多数決だとしても、そこに至るまでには、尽くすべき議論があるはずだ。

 「共謀罪」の議論は、決して「社会の安全か人権か」の単純な二者択一ではない。

 多くの人が「社会の安全も人権の尊重もどちらも大事」を前提として、「社会の安全が脅かされるリスク」と「人権が侵されるリスク」の問題だと、感覚的に分かっているように思う。」と切り出した。

 続けて筆者は、「私はと言えば「人権が侵されるリスク」を大きく見る立場。

 その上で、社会の安全を高める可能性を検討したい。最後まで「人権が侵されるリスク」を認めぬ政府の姿勢が残念でならない。

 今回の経過を数の暴力と感じる一方、しょせん政治は数。仕方がないと思う気持ちもなくはない。では少数派に何ができるか?

 改めて考えてしまった。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「米国の上院では、少数派が多数派から引き出すために、長い長い演説などの議事妨害が行われてきた。これらにならうなら、野党の議事引きのばしはまさに議事妨害。

 少数派がとりうる数少ない手段ともいえる。

 多数派による即決はいさめられるべきだ。

 「決められない国会」批判の果てに、今の国会があった。

 これが私たちの望んだものだろうか?

 私たちの「国会観」もまた、見直す必要がある。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「「共謀罪」の議論は、決して「社会の安全か人権か」の単純な二者択一ではない」との指摘、

 「社会の安全も人権の尊重もどちらも大事」を前提として、「「社会の安全が脅かされるリスク」と「人権が侵されるリスク」問題だ」との指摘、

 等々はよく理解できた。

 きのうの夕方、総理の記者会見をNHKのニュースで見た。うそつき総理の言い訳記者会見を聞いていて、反省の音は聞こえたが、心が全く見えなかった。

 心から反省してもらわないと、日本が危ない。  

 そのためには、革命も選挙もいらない!

 ただただ「支持率」を下げればいい!

 だから、マスメデアの内閣支持率の質問を受けた人は、総理の反省を後押しつもりで、不支持を表明してほしい!と思った。


[PR]
by sasakitosio | 2017-06-20 06:24 | 東京新聞を読んで | Trackback
d0049909_18374397.jpg


d0049909_18372239.jpg

6月19日、朝、手賀沼散歩。
 機場の草やぶに、キアゲハが騒ぐ。
通路の草薮にネジ花がお目見え。
いずれも、手賀沼の夏の主役だ。






[PR]
by sasakitosio | 2017-06-19 18:50 | 手賀沼を楽しむ | Trackback

6月18日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「共謀罪の強行採決に対しては、怒りが収まらない。今の政府、与党の政治家は、国会は多数決で法律を作る機械のようなものだと考えているようだが、それは全くの誤りである。」と切り出した。

 続けて筆者は、「多数決は民主主義で物事を決める手続きであり、民主主義そのものではない。

 多数派の意のままに物事を決めるのが民主主義なら、国会で延々と議論するのは時間の無駄である。議会政治の歴史の中で議事手続きが確立されたのは、議論そのものに意味があるからであり、議論を欠いた多数決は民主主義ではないという共通了解が議会人に存在したからである。

 参議院で委員会採決を省略して、中間報告によって本会議の議決に持ち込んだことは、与党が国会審議の意義を否定した行為である。

 法案審議の中で議員がさまざまな角度から質問し、法律を所管する官庁の責任者から答弁を引き出しことは、法案成立後の実施過程に大きな影響を及ぼすのである。

 法案審議を途中で打ち切って採決に回すことは、与党の議員が、立法府、そして国権の最高機関の構成員であることをかなぐり捨て、法の実施を役人に丸投げすることを意味する。」と指摘した。

 最後に筆者は、「例外規定を乱用し、議論を省略しして物事を決めるのは、もはや専制政治である。共謀罪の強行採決に賛成した政党はさっさと大政翼賛会に名前を変えればよい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「多数派の意のままに物事を決めるのが民主主義なら、国会で延々と議論するのは時間の無駄である」と、総理はじめ与党議員は考えている、と思った。

 しかし、「法案審議の中で議員がさまざまな角度から質問し、法律を所管する官庁の責任者から答弁を引き出すことは、法律成立後の実施過程に大きな影響を及ぼすのである」との筆者の指摘、

「法案審議を途中で打ち切って採決に回すことは法の実施を役人に丸投げすることを意味する」との筆者の指摘、等々はその通りだと思った。

 そして、与党議員の共謀罪の強行採決は、投票した有権者への「裏切り行為」・「詐欺行為」ではないか。「票」の振り込め詐欺みたいなものだ、と思った


[PR]
by sasakitosio | 2017-06-19 06:39 | 東京新聞を読んで | Trackback

614日付東京新聞社説に、玄海原発のことが載った。

 今日は、この社説を学習することにした。

 まず社説は、「国会の福島事故調査委員長を務めた黒川清氏は「原子力規制委がOKすれば再稼働というレトリック(修辞)はない」という。だが、そのレトリックに従って、再稼働は司法にも次々容認されていく。

 黒川氏の批判は12日、衆院原子力問題調査特別委員会で飛び出した。

 九州電力玄海原発再稼働さし止めの仮処分。

争点は大きく二つ、

 一つは基準地振動。

 設計上、それだけの強さも地震に耐え得れば、大丈夫という目安である。

 仮処分を求めた周辺住民側は「その目安は過小評価。それより強い揺れもこりうる」と主張した。

 もう一つは故障の恐れ、地震の揺れで配管などが破損して、重大事故につながる恐れがあるのでは、という疑問を提起した。

 これらに対し、佐賀地裁は「最新の科学的知見に基づき、合理性がある」と判断。

 住民側の求めを退けた。」と切り出した。

続けて社説は、「基準地振動は、数学的に算出される。式の立て方次第で得られる“答え”も変わる。

 例えば、関西電力大飯原発の基準地振動について、島崎邦彦・前原子力規制委員長代理は「過小評価」と訴えている。

 関電が採用した関係式を用いると、実際より、小さな揺れが産出されるというのである。

 地震の専門家である前委員長代理の問題提起が、専門家不在の規制委に十分検証されないままで、再稼働に進んでいる。

 一方、福島第一原発事故では、津波による被災のまえに、揺れによる破損が生じていたとの指摘が根強くある。

 事故原因は未解明。

 設備をゆれから守るため、どのような対策が必要か、それさえわかっていないということだ。

 いずれも「科学的合理性」からは、ほど遠い。

 電力事業者側のデータと主張を踏襲した規制委の「適合基準」判断を、司法が追認しているだけではないか。

 「安全」の保証はどこにもない。」と指摘した。

 最後に社説は、「原発事故はもう二度と許されない。

 にもかかわらずそれを動かす根拠としては、合理性そのものを欠く判断と言うしかない。

 ましてや、大洗で起きた日本原子力機構の被爆事故の直後である。あの程度の安全認識の下で核物質がが扱われ、人が働かされていることに、国全体が驚き、あきれ、恐怖さえ感じている。

 原発再稼働の可否は、「合理性」はもとより、国民全体の不信や不安を効力入れて、総合的に判断されるべきであ。」として締めくくった。

読んで勉強になった。

 「黒川氏の批判は12日、衆院原子力問題調査特別委員会で飛び出した」とのこと、

 「九州電力玄海原発再稼働さし止めの仮処分。争点は二つ。」とのこと、

 「仮処分を求めた住民側は「その目安は過小評価。それより強い揺れも起こりうる」と主張した。もう一つは故障の恐れ、地震の揺れで配管などが破損して、重大事故につながる恐れがあるのでは、と疑問を提起した」とのこと、

 「これらに対し、佐賀地裁は「最新の科学的知見に基づき、合理性がある」と判断。住民側の求めを退けた。」とのこと、

 「基準地振動は、数学的に算出される。式の立て方次第では得られる“答え”も変わる」とのこと、

 「一方、福島第一原発事故では、津波による被災の前に、揺れによる破損が生じていたとの指摘が強くある。事故原因は未解明。設備をゆれから守るため、どのような対策が必要か、それさえ分かっていない」とのこと、等々を知ることができた。

 「電力事業者側のデータと主張を踏襲した規制委の「基準適合」判断を、司法が追認しているだけではないか」との、社説の疑問はその通りだと思った。

 原子力ムラの力が、司法へも及んでいるということか。

 また、「原子力事故はもう二度と許されない」との社説の指摘は重い。その重みを、全く感じられない、佐賀地裁の判断だった、と思った。

 


[PR]
by sasakitosio | 2017-06-18 16:16 | 東京新聞を読んで | Trackback

613日付東京新聞社説に、英総選挙のことが載った。今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「英総選挙は与党、保守党が過半数を得られなかった。欧州連合(EU)からの離脱交渉の行方は不透明さを増すが、今必要なのは強いリーダーシップというより、国民の政治への信頼に違いない。

下院(定数650)で保守党は318議席(改選前は330)と議席を減らし、どの政党も過半数に満たない「ハング・パーラメント(宙づり議会)」となった。

 メイ首相は、北アイルランドの地域政党の閣外協力で続投の構えだが、求心力低下は避けられない。

 メイ氏が4月の表明した前倒し総選挙は、EU離脱交渉に弾みをつける狙いだった。議席を増やして信任を得て移民規制を欧州単一市場残留よりも優先させるハード・ブレグジット(強硬な離脱)への異論を押さえつけようとした。

 メイ氏は当初、「労働者のための政治を目指す」と説明していたが、マニフェスト(政権公約)には高齢者の在宅介護の自己負担額引き上げや、富裕層の趣味であるキツネ狩り復活を盛り込んだ。」と教えてくれる。

 続けて社説は、「反発は強まった。メイ氏の演説とともに「うそつき、うそつき、信用できない」の合唱が流れる曲が大ヒットした。

 中部マンチェスターやロンドンで相次いだテロも逆風になった。

 メイ氏の賭けは裏目に出た。オウンゴールといっていい。おごりはなかったか。

 EU離脱を支持するものの、在英EU市民の権利を保障し、EU市場とのつながりを重視する最大野党、労働党が都市部や大学所在地で支持を広げた。

 メイ氏が強硬な離脱を貫けるかは、ますます不透明になった。離脱交渉への影響は必至だ。

 EUには3月に離脱を通告済みで、交渉期間は2年間と期限を切られている。」と教えてくれる。

 最後に社説は、「選挙結果はメイ氏の手法、姿勢への批判でもある。貧富の分断が進む中、不安を募らせる人々は「うそつき」を許せるはずもない。政治の王道に帰ることだ。

 EUとのの協定がまとまらなければ、英国は離脱後の取り決めもないまま加盟国資格を失う。

 スコットランド独立も現実味を帯びる。国民投票では48%がEU残留を支持した。交渉が行き詰まった場合、民意を問い直した上での離脱通告撤回も視野に入れていいのではないか。

 EUは、しゃくし定規で官僚的な対応こそ、英国をEUから離れさせたとの反省を忘れてはならない。支持なき政治に前進はない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「下院(定数650)で保守党は318議席(開戦前330)と議席を減らし、どの政党も過半数に満たない「ハング・パーラメント(宙吊り議会)」となった」とのこと、

 「メイ氏は当初「労働者のための政治を目指す」と表明していたが、マニフェスト(政権公約)には高齢者の在宅介護の自己負担額引き上げや、富裕層の趣味であるキツネ狩り復活を盛り込んだ」とのこと、

「反発は強まった。メイ氏の演説と共に「うそつき、うそつき、信用できない」の合唱が流れる曲が大ヒットした」とのこと、

 「EUは3月に離脱を通告済みで、交渉期間は2年間と期限を切られている」とのこと、

 「EUとの協定がまとまらなければ、英国が離脱後の取り決めもないまま加盟国資格を失う」とのこと、等々を知ることができた。

 EU離脱を巡っての英国の混乱は、国内外に想定外の被害をもたらすに違いない。

 その混乱を最小限に食い止めるためにも「EUは、しゃくし定規で官僚的な対応」についての反省を忘れないでほしい、と思った。

 


[PR]
by sasakitosio | 2017-06-18 15:26 | 東京新聞を読んで | Trackback