憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

<   2016年 12月 ( 67 )   > この月の画像一覧

12月29日(木)これから、年末年始恒例の、外国一人旅に出発だ。エルミタージュ美術館を見たいとかねがね思っていた。レオナルド・ダビンチの作品が楽しみ。
 ところが調べているうちに、千島樺太交換条約がサンクトぺテルブルグで榎本武揚が調印したことを知り、そこは是非見たいと思っている。旅行会社や外務省に尋ねたが、具体的な場所は不明だった。 まあ、未知との遭遇、きょろきょろ歩き回ってくる。このブログは、帰ってくる1月3日まで、お休みだ。帰ってきたら、サンクトペテルブルグの思いでを日記に書きたい。
[PR]
by sasakitosio | 2016-12-29 06:02 | 地球のひとり言 | Trackback
 12月27日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 先ず筆者は、「「しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきることにした」。福島から横浜に避難、手記を書いた小学生には、死なないでくれてありがとう。というしかない。
 「ばいきん」扱いや「ばいしょう金あるだろ」など、子供の世界に横行しているいじめは、そのまま避難者に対する世間の視線であり、陰口である。」と指摘した。
 つづけて筆者は、「被害者ばかりがワリを喰って、加害者の東電や政府は平然としてまた同じ過ちを犯しそうだ。
 「自主的避難者」という言葉は馴染めないものだ。
 誰も好んで古里を捨てたわけではない。
 一緒に暮らしていた人たちは、てんでんばらばら全国に散った。仕事も失って異郷で生活している苦難は、決して自主的に選んだものではない。
 「帰還困難地域」という行政用語にひっかからないひとたちは、来年3月から、借り上げ住宅の無償提供を打ち切られる。
 被曝が心配な福島へ帰るか、避難先で補助のないまま暮らすのか、その選択を迫られている。」と指摘した。
 最後に筆者は、「「住宅の無償提供延長を」訴えて県議会議員たちの間を回った避難者は、自民党幹部から「勝手に逃げたものが何を言うか。請願には賛成できない」と言われたという。
 被曝労働者や放射線避難者など原発犠牲者をしり目に原発を推進、議席に収まって太平楽。
 自公議員たちは、平成の吸血鬼と言われてもしょうがないな。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「福島から横浜に避難、手記を書いた小学生には、死なないでくれてありがとう、というしかない。」との筆者の気持ちは、痛いほどよく分かった。
 また、「「ばいきん」扱いや「ばいしょう金あるだろ」など子供の世界に横行していいじめは、避難者に対する世間の視線であり、陰口である」との指摘も、その通りだと思う。
 さらに、「被曝労働者や放射線避難者など原爆犠牲者をしり目に原発を推進、議席に収まっている太平楽。 自公議員たちは、平成に吸血鬼と言われてもしょうがないな」と筆者はいう。なるほど、平成の吸血鬼とはよくいったものだと思った。時代劇なら、てめいら人間じゃねえ、まとめてたたっきてやるという、ヒーローが登場する場面だな?
[PR]
by sasakitosio | 2016-12-29 05:44 | 東京新聞を読んで | Trackback
12月26日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、看護師・宮子あずさ氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「今年も、これが最後のコラムになった。
 皆さんにとってはどんな1年だっただろうか。
 私は、この1年を振り返り、「差別は悪」の感覚がいよいよ薄れてきたと思う。
 7月に起きた障害者福祉施設での殺傷事件は、障害者抹殺を意図しての犯行だった。
 本来ならば、首相自ら声明を出し、差別を糾弾すべき事件。
 ところが政府は、措置入院制度の問題に矮小化してしまった。」と指摘した。
 つづけて筆者は、「秋に、ヘリパッド施設建設に反対する沖縄県民に対して、機動隊員が「土人」と罵倒。
 鶴保庸介沖縄北方相の見解は、「「土人である」ということが差別であるとは個人的に断定できない」。
 政府もこれを追認した。
 このように、差別を真正面から批判しない傾向は、米国も同じ。大統領選では移民や女性、マイノリティーに対する差別的言動を繰り返したトランプ氏が当選している。」と指摘した。
 最後に筆者は、「この現状に対しては、建前の無力を嘲笑する言説も聞かれている。しかし、差別が人の本質なら、それをさらけ出して良いわけはない。
 幸い私の働く医療の現場は、建前重視される世界。建前重視の分、現実的な議論ができないマイナス面もある。しかし、いまは何より、本音の毒を蔓延させたくない。
 本音をぶつけ合ってうまくいくほど、世の中は甘くはない。
 踏み越えてはならない一線を守るため、これまで以上に建前を意識したい。」として締めくくった。
 読んで考えさせられた。
 「私は(筆者は)この一年を振り返り、「差別は悪」の感覚がいよいよ薄れてきた」と指摘する。 
 そういわれれば、相模原の障害者福祉施設での殺傷事件は障害者抹殺を意図しての犯行だったのに、政府は措置入院制度の問題に矮小化した。何の解決にもなっていないような気がした。
 また筆者は「差別が人の本音なら、それをさらけ出して良いわけはない」という、その通りだ。人も痛みがわからない「人格・性格」こそ、支え合って生存が保たれている人間社会には不適格だということをさらけ出して、いるようなものだ、と思った。
 
 
 
 
[PR]
by sasakitosio | 2016-12-29 05:36 | 東京新聞を読んで | Trackback
12月25日付東京新聞朝刊4面に、「時代を読む」という欄がある。筆者は、関西学院大学准教授・貴戸理恵氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「2012年12月、大阪市立桜宮高校の男子生徒が体罰を苦に自殺した。
 事件から4年がたつが、教育における体罰は、いまもやまない。
 最近では日本大東北高校の相撲部で、20代の男性顧問が、部員をゴム製ハンマーで殴るなど暴力を振るっていたと発表された。
 今月の初めにも、大阪市の中学校女子バレーボール部の顧問による部員に対しての髪の毛を引っ張る・蹴るなどの暴力行為が発覚したばかりだった。
 体罰批判の声は高く、体罰が発生する「土壌」についての分析もなされている。
 たとえば、スポーツ強豪校の勝利至上主義や、体罰を受けた側が振るう側に回る暴力の連鎖、内面の成鳥より表面的な規律正しさを重視する教育など、重要な指摘は多い。
 しかし、そうした「正しい批判」にもかかわらず、体罰事件は繰り返される。
 背景の一つに、体罰批判を「タテマエ」として受け入れつつも、「ホンネ」の部分ではそれを容認する人々の態度があるように思う。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「桜宮高校の事件を受けて産経新聞が体罰に関する世論調査(13年)では「場合によっては仕方がない」が57.9%で「一切認めるべきではない」の40.35を上回った。
 ここでは、体罰の完全禁止を「現実的でない」とみなす生活者の視点が示されている。
 ただ、人々が何を「体罰」だと思っているかは、さまざまでありうる。
 「場合によっては仕方ない」と容認する人も、けがや死亡につながるような体罰まで肯定するわけではないだろう。
 体罰容認派の念頭には、次のような現場主義的な問いがあるかもしれない。
 「暴力を振るう生徒を押さえつけて制止させる場合も体罰になるか」
 「宿題を忘れて正座させるのもだめかなのか」
 実は、これには既に答えがある。
 文部科学省は認められる「懲戒」と禁止されるべき「体罰」の境界を、参考事例付で解説しているのだ(学校教育法第11条に規定する児童生徒の懲戒・体罰に関する参考事例)。
 それによれば、暴力制止のケースは「正当行為」として認められる(―体罰ではない)が、正座は生徒が苦痛を訴えた後も続けさせれば体罰になる。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「体罰を肯定・否定する以前に、「何が体罰にあたるか」を知識として共有しておく必要がある。
 すべて教師・指導者は、非常勤やボランティアで指導に携わる者も含めて「教育現場で何が許されないのか」を研修によって学ぶことが徹底されるべきだろう。
 とはいえ現実には「何が体罰か」の境界は常に曖昧でありうる。
 曖昧さを前提にして、その都度対応するしかない。
 だから、研修以上に重要なのは、教師・親が「体罰」に関して持っている個々の考えを率直に話し合える関係・場をつくることだ。
 職員会議やPTAで、私たちは「体罰」について語り合えるだろうか?
 「ホンネ」の意見を言いつつ信頼関係を維持・形成しているだろうか?
 体罰は悪い。
 それがいかに正しくとも、正論を繰り返すだけでは「ホンネ」としての体罰容認論は残り続ける。
 過半数が体罰を受容するこの社会で、大人である私たちが変わっていくために、異なる意見を持つ人との対話を通じて自らを見つめ直す機会が求められる。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 体罰が発生する土壌についての分析もなされている」とのこと、
 「スポーツ強豪校の勝利至上主義や、体罰を受けた側が振るう側に回る暴力の連鎖、内面の成長より表面的な規律正しさを重視する教育など重要な指摘は多い」とのこと、
 「体罰を肯定・否定する以前に何が体罰に当たるか」を知識として共有しておく必要がある。」との指摘、等々、それぞれ考えさせられた。
 そして、戦争が絶対悪のように、体罰は絶対悪、すなわち言い訳の許されない悪、ととらえたい。緊急避難や正当防衛に当たることはそもそも「体罰」とは言えないと思った。
 
 
[PR]
by sasakitosio | 2016-12-28 06:15 | 東京新聞を読んで | Trackback
 12月27日(火)雨、暖かし。
 毎日の手賀沼散歩、入りの柏公園,7時20分、人少なし。公園の木の下を選んで歩き、公園内の枯葉溜というか、枯葉の捨て場というか、枯葉が山となっている、公園の隅から、緑道を横断して、手賀沼河口へ出る。
 見れば、今日は川中の洲に、今年一番の多さで、カモメが休んでいる。
 階段を下りて川岸を歩きはじめると、気の早いカモメが私をめがけて飛びあがる。毎度の、せんべいを取り出すと一斉に全部が飛び上がり、私をめがけて飛んでくる。せんべいをちぎっては投げちぎっては投げ、
 空中でキャッチする優れものもあり、水面に落下したモノを素早く救い上げるカモメもいる。
 このカモメの騒ぎというか賑わいというか、これが楽しみの一つになってしまった。
 29日から2日までロシアのサンクトペテルブルグの町を歩き回る予定だ。だから、明日の朝が、カモメとの今年最後の顔合わせだ。旅の主目的は、世界4大美術館の一つと言われる「エルミタージュ美術館」見ることだ。ルーブルも、故宮も、メトロポリタンも、プラドも、一通り見てきたので、今回もどんな巡り合いがあるか、楽しみだ。プラドでは、予想外の出会い「モナリザのほほえみ」を見た。今回も、レオナルド・ダビンチの作品を見たいと思っている。
[PR]
by sasakitosio | 2016-12-27 14:20 | 手賀沼をたのしむ | Trackback
 12月25日付東京新聞27面に、「本音のコラム」という欄がるある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「三権分立は立憲国家における最も重要な原理だと、私たちは子どものころから教えられてきた。しかし、この理念は今や絵に描いた餅である。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「まず立法府は内閣を抑制できない。日本では、国会の多数派が行政権力を掌握するので、行政権と立法権は分立するのではなく、融合する。
 内閣を攻撃したいのは国会の野党――少数派なので、何を言っても最後は数で負ける。
 そもそも日本のような議院内閣制は内閣の暴走をチェックするには不向きである。政府・与党の暴走は選挙で与党を負けさせることによってしか止められない。
 裁判所も立法、行政をチェックする役割を担っているはずだが、最近の最高裁は内閣に対しては、借りてきた猫のようにおとなしい。 それも当然である。
 内閣が最高裁判所長官を任命し、判事を指名することになっているからだ。
 人事権を握られている以上、裁判所は内閣に遠慮する。
 特に特定の政党内閣が長期間継続することが予想されれば裁判所はその内閣によって手なずけられやすい。」と指摘した。
 最後に筆者は、「日本には複数政党と自由な選挙があるから独裁国家とは言えない。しかし、内閣・与党が巨大な権力を握る集権国家であることは間違いない。
 巨大な権力の支配を恐れるなら、権力分立という幻想捨てて、選挙で権力と闘うことにもっと大きな努力を払うことが必要になる、」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「立法府は内閣を抑制できない。日本では、国会の多数派が権力を掌握するので、行政権と立法権は分立するのではなく、融合する」との指摘、
 「人事権を握られている以上、裁判所は内閣に遠慮する」との指摘、はその通りだ。その点で、今日の日本では、三権分立は絵に描いた餅であるとの指摘は当たっている、と思った。
 ただ、立法が立法を通して、行政は法の執行を通して、司法が憲法の番人として、司司があらゆることに「自分を勘定に入れず」に、職務を果たせないものだろうか?
 仕組みは人類の英知だと思いたい。それを使いこなせない人間の進化に問題がありはしないか?
[PR]
by sasakitosio | 2016-12-27 06:40 | 東京新聞を読んで | Trackback
 12月25日朝日新聞朝刊4面に、「政治 断簡」という欄がある。筆者は、世論調査部長・前田直人氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「安倍内閣の支持率は何故高いの?」と、よく聞かれる。
世論調査では安保、原発、社会保障、経済などの評価は消して高くはないし、閣僚の失言や不祥事もあった。それでも支持率は今年1年、安定飛行を続けたからだ。
 この師走もそうだった。カジノ法案や年金改革関連法案などの採決は強行続きで「乱暴だ」との批判を浴び、沖縄では米軍輸送機オスプレイが大破。日ロ首脳会談でも北方領土交渉の進展がなく、政権には苦しい話が重なった。
 だが、その後17.18日に行った世論調査の内閣支持率は50%(11月は51%)。
 カジノや年金への反対は多いのに揺るがない。まさに[コンクリート支持率]である。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「内閣支持率は、短期の増減では相場観がつかみにくいので、朝日新聞の全国世論調査は(電話)から小泉内閣以降の平均をはじいてみた。
 調査方法が一部異なるため単純には比べられないが、参考になる。
 2012年に政権を奪還してから、今月26日に丸4年となる第2次安倍内閣発足以降の平均支持率は47%。
 小泉内閣の49%とほぼ並び、第一次安倍内閣の38%を大きく上回る。
 下野した麻生内閣の26%、野田内閣の27%とは、もちろん比べものにならない。
 さらに政権発足から丸4年時点の支持率を比べると、歴代最高は小泉内閣と中曽根内閣〈面接調査〉の42%。
 第2次安倍内閣を起点とすれば、今月、丸4年の歴代最高をマークしたことになる。
 「無党派層は宝の山だ」と言ってサプライズで政権浮揚を重ねた小泉政権と、じわじわと仕掛けを打って浮力を保つ安倍政権。
 カラーは違えど、持続力は同等以上の高水準にあることは疑いない。
 弱点をあげれば、①団塊の世代を含む60代や女性、無党派層の支持が薄め②安倍内閣を支持人の半数が支持理由を「他よりよさそう」を挙げる消極的支持にとどまっている、といった傾向にある。
 しかし、野党も自民党の「ポスト安倍」候補も、安倍政権への不満を吸い上げて「より良い道」を示す対抗力として育っていない。
 「高値安定」の背景には、よどんだ無競争状況がある。と指摘した。
 最後に筆者は、「さらに、私が気になるのは政治への関心の低下だ。カジノ法や年金法が未明に成立した15日のこと。
 朝の民放テレビの情報番組をつけたら、「おでんつんつん男」逮捕の話題で持ちきりだった。
 小泉政権のころは、硬派な国政ニュースも朝の情報番組で盛んに取り上げられていたのを思うと、隔世の感。
 安倍晋三首相は日ロ会談後にテレビ各局をはしごして会談成果のアピールに回ったが、このあたりもダメージコントロールに役だっているのだろう。
 高支持率が国民の強い意志によるものならよいのだが、もしも無関心あきらめの表われだったとしたら・・・。
 与党のおごりが際立った国会の惨状を見るにつけ、民主主義に必要な批判精神がマヒしつつあるのではないかという心配が頭をもたげてくる。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
 「安倍内閣の支持率は何故高いの?」と聞きたいと思っていた。
 「安倍内閣を支持する人の半数が支持理由に「他よりよさそう」を挙げる消極的支持にとどまっている、と言った傾向にある」との指摘、
 「しかし、野党も自民党の「ポスト安倍」候補も、安倍政権への不満を吸い上げて「よりよい道」を示す対抗勢力として育っていない 。
 「高値安定」の背景には、よどんだ無競争状態がある」との指摘、等等の指摘は、なるほどと思った。
 このよどみを「誰が」搔き回し、「誰が」よりよい「道」を示すことになるのだろうか?
 最も、有力で強力な「世界の搔き回し屋」として目下「予想」されるのはアメリカの次期大統領トランプ氏を置いて右に出るものはないような気がする。
 残念ながら、日本では、与野党・有識者の如何にかかわらず、現在の既得権益階層でないことだけは確かなような気がする。
 
[PR]
by sasakitosio | 2016-12-26 19:44 | 朝日新聞を読んで | Trackback
12月25日付東京新聞朝刊社説横に、「太郎の国際通信」という欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「「トランプのイスラエル大使はペルソナ・ノン・グラータとすべきだ」
 イスラエルの有力紙「ハーレツ」英語電子版にこんな見出しの社説が18日掲載された。
 「ペルソナ・ノン・グラータ」とはラテン語で「好ましからざる人物」という意味だが、外交関係に関するウィーン条約では他国の外交官を拒否したり追放する際の口実として限定されている」と切り出した。
続けて筆者は、「トランプ次期大統領は15日、デービッド・フリードマンという旧知のユダヤ系の破産専門弁護士を次期イスラエル大使に任命すると発表した。
 フリードマン氏はユダヤ教のラビ(聖職者)を父に持ち、イスラエルの福祉や文化事業を支援したりイスラエルの新聞にコラムを持ちイスラエルを支持する論評を発表しているが、外交経験はない。」と指摘した。
 さらに筆者は、「そのフリードマン氏は「ハーレツ」紙が「好ましからざる人物」とするのは、同氏のイスラエルへの理解が足りないというのではない。
 逆に肩入れが過ぎるからだという。
 フリードマン氏はイスラエルとパレスチナの共存を認める「二国家構想」に反対で、国際社会が非難しているヨルダン川西岸地域への入植地の建設も奨励している。さらに、大使に任命された際に次のように述べた。 
 「イスラエルの永遠の首都エルサレムにある米大使館での勤務を楽しみにしています」
 イスラエルは1967年の第三次中東戦争でエルサレムを完全に占領した後首都と宣言したが、国連総会は認めず、米国を含めてほとんどの国はその大使館をテルアビブに置いている。
 米大使館をエルサレムへ移転させることはブッシュ、クリントン両大統領の時代にも計画されたが、国際社会との摩擦を懸念して断念されている。
 フリードマン氏これまでイスラエルを巡ってタブーとされてきたことにあえて手を付けることが予想されるわけだが、イスラエルでもリベラルな立場を代表する「ハーレツ」は、それはイスラエルをかえって危うくするものだと次のように社説を締めくくっている。
 「米上院の公聴会でフリードマン氏の大使任命が不適格とされることが、イスラエルにとって祝福である」」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「しかし、イスラエルの右派を代表するネタニヤフ首相は同氏の任命を歓迎しており、フリードマン大使が実現するとイスラエルはトランプ政権の後ろ盾を得て占領地のユダヤ化などを推し進め、アラブ諸国との軋轢を深める恐れがある。
 アジアでは台湾問題で中国との対立に火をつけたトランプ氏、中東和平問題でも一波乱巻き起こすことになるかもしれない」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「「トランプのイスラエル大使はペルソナ・ノン・グラータとすべきだ」
 イスラエルの有力紙「ハーレツ」英語電子版にこんな見出しの社説が18日掲載された」とのこと、
 「「ペルソナ・ノン・グラータ」とはラテン語で「好ましからざる人物」いう意味だ」とのこと、
 また「ハーレツ」の社説は「米上院の公聴会でフリードマン氏の大使任命が不適格とされることがイスラエルにとって祝福である」と締めくくっている」とのこと、等等を知り、トランプ旋風がイスラエルを中心に中東に砂嵐を巻き起こすかもしれない、と思った。
 ちなみに、数年前「エルサレム一人歩きの旅」をして感じたことは、親日的だということと、日々の緊張の中で何時でも戦争できる準備が「国家的」に出来ている国だと、肌で感じたことだった。
 「イスラエルとパレスチナの共存を認める「二国間構想」に反対で、国際社会が非難しているヨルダン川西岸地区への入植地の建設も」奨励している「デビット・フリードマン氏」、
 「イスラエルの永遠の首都エルサレムにある米大使館での勤務を楽しみにしています」と述べる「デビット・フリードマン氏」、米上院公聴会で氏の大使任命が不適格とされることを、人類の持続的平和のために、私も祈りたい。
[PR]
by sasakitosio | 2016-12-26 06:58 | 東京新聞を読んで | Trackback
12月23日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。
筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「15日に山口県長門市で、翌16日に東京で行われた安倍首相とウラジミール・プーチン大統領の首脳会談について、日本のマスコミの評価は厳しい。
 「北方領土問題で何も成果がなかった」
 「経済面だけを食い逃げされた」
 などと酷評が多いが、いずれも間違えている。
 今回の日ロ首脳会談は大成功だった。
 それは日本もロシアも目標を達成したからだ。
 目標とは形式だけではなく、実質的に領土問題、経済協力を含む重要事項について交渉できる環境を整えることだ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「最も興味深いのは、16日の共同記者会見でプーチン大統領が「われわれは経済関係の確立にしか興味が無く、平和条約は二次的なものと考えている人がいれば、これは違うと断言したい。私の意見では、平和条約の締結が一番大事だ」と述べたことだ。
 プーチン大統領は、1855年日ロ通好条約で北方4島が日本領になったことをあえて言及することで、1956年の日ソ共同宣言でロシアは歯舞群島と色丹島の日本への引き渡し義務を負っているに過ぎないが、歴史的、道義的、に日本が領有に固執する国後島、択捉島について、何らかの譲歩を示唆している。」と指摘した。
 最後に筆者は、「この方向で両首脳と両国の外務官僚が命懸けで交渉すれば、3~5年後に歯舞群島と色丹島が日本に返ってくると思う。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 16日の共同記者会見でプーチン大統領はが「われわれは経済関係の確立にしか興味が無く、平和条約は二次的なものと考えている人がいれば、これは違うと断言したい。私の意見では平和条約の締結が一番大事だ」と述べたとのこと。
 筆者は、「歴史的、道義的に日本が領有に固執する国後島、択捉島について、何らかの譲歩を示唆している」と指摘した。
 そして筆者は、「この方向で両首脳と両国の外務官僚が命懸けで交渉すれば、3~5年後に歯舞群島と色丹島が日本に返ってくると思う」という。
 筆者の予想が、是非とも的中し、平和条約締結と領土返還が同時的に解決される事を期待したい。
[PR]
by sasakitosio | 2016-12-25 06:53 | 東京新聞を読んで | Trackback
12月23日付朝日新聞社説に、財政再建のことが載った。今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「費用対効果の意識を徹底して歳出を抑制・削減する。
税制改革を実行し、増税する。
経済成長によって税収を増やす。
 借金まみれの財政を立て直すには、この三つを怠らず、地道に取り組んでいくしかない。
 だが、安倍政権は成長による税収増に寄りかかった財政運営を続けている。
 それで2020年度に基礎的財政収支〈PB〉を黒字化する再建目標を達成できるのか。政府が決めた予算案を見ると、不安と疑問が残る。」と切り出した。
 続けて社説は、「国の来年度の一般会計当初予算案は、総額97兆4500億円に達し、当初予算としては5年続けて過去最大を更新する。
 少子高齢化に伴う社会保障費の増加が大きいが、すべての分野を対象に、より少ない予算で政策効果を高める検討を尽くしたとはとても言えまい。
 財源不足を埋める新規国債の発行額が前年度からわずかに減るため、財務省は「経済再生と財政健全化の両立を実現する予算」とうたう。
 だが、予算全体の3分の1超を新規国債に頼る現実を忘れてはならない。
 補正予算を組んで、災害復旧など緊急事業にかぎらず歳出を幅広く積みます作業は、もはや恒例行事だ。
 今年度の補正は3次にわたり、当初予算から歳出は3兆円余、新規国債の発行も4兆円余り増える。毎年度の当初予算同士を比べて増減を論ずることがむなしくなる。
 補正予算に関しては、3次補正で税収見込みを1.7兆円減らすことになった点にも注目するべきだろう。
 景気はさえない状況が続くとはいえ、わずかながらもプラス成長を続けており、経済が大きく落ち込ん打わけではない。
 それでも輸出型製造業が為替相場の変動に直撃され、法人税収が見込みを下回ることになった。
 それに象徴される通り、不安定なのが税収である。」と指摘した。
 最後に社説は、「安倍政権は、消費増税を2度にわたって延期するなど、本格的な負担増を避け続けている。
 一方で法人税は減税し、企業を元気にすれば税収も増えて財政再建が進むとの立場を取る。
 しかし、財政再建を着実に進める観点からは、それが甘い「期待」にすぎないことを、今回の予算が示している。
 政府の夏時点の試算では、19年10月10%への消費増税を実施し、毎年度の実質成長率を2%程度と高めに見込んでも、20年度PBは5兆円の赤字が残る。黒字化は高い目標だ。
それでも旗は降ろさないと、首相は繰り返す。どうやって達成するのか、語る責任がある。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「費用対効果の意識を徹底して歳出を抑制・削減する。
 税制改革を実行し、増税する。
 経済成長によって税収を増やす。
 借金まみれの財政を立て直すには、この三つを怠らず、地道に取り組んでいくしかない」との指摘は、その通りだ。
 「国の来年度の一般会計当初予算案は総額97兆4500億円に達し、当初予算としては5年連続過去最大を更新する」とのこと、
 「予算全体の3分の1超を新規国債に頼る現実」とのこと 、
 「不安定なのが税収である」とのこと、等等で見られる通り、「歳出抑制・削減」「税制改革・増税」「経済成長・税収増」の三原則への地道な取り組が行われているとは、とても言えない。
 このまま、だらだら行くとして、行き着く先に待っているのは、天国か地獄か、悲劇は喜劇か?ぜひともハッピーエンドとなってほしいが。
 国民の多数派に、税金を払える喜びと、福祉・教育の給付の有り難さを感じてもらえる、そんな「方策」はないものか。とつくづく思う。
[PR]
by sasakitosio | 2016-12-25 06:38 | 朝日新聞を読んで | Trackback