憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

<   2014年 03月 ( 77 )   > この月の画像一覧

桜 強風に散らず

 3月31日(月)。快晴、寒い西風つよし。人少なし。
 毎朝の手賀沼散歩、入りの柏公園6時20分。昨夜来の強風で、ソメイヨシノが散っているかと思ったが、ほとんど散っていなかった。いくつかは房ごと落ちてる蕾や、花びらがあるが。桜は花をいっぱいに付けたまま、樹が丸ごと強風に踊っていた。花は風で花びらを散らすわけではなさそうだ。
 はな吹雪は、花が散りたいときに、風が丁度吹いてきたためかもしてないと、改めて思った。
 公園の桜の花を愛でながら、柏下の水路沿いを歩く。寒風のせいか、水路の水は澄んでいて、走り回る小鮒たちの姿をはっきり見ることができた。寒い強風に背中を押されながら、機場の林に入る。毎日声をかけている、ユリの木の一木はようやく芽を弾かせた。小鳥の声、ヒヨドリの声を、聴きながら体操。
 戸張下の水路沿いを歩く。途中、雪柳の植込みがところどころにある。見るたびに、花の枝の中に顔をいれて、まじかに花を見ると、真っ白い小さな花がびっしりと枝についている、花の真はきいろ。まさに天国の花園にいるような気分だ。
 ひどり橋、横の柵で、腕立て伏せ、屈伸運動。
 帰路の緑道は、強い冷たい風邪に、花びらをなびかせながら、踏ん張っている、河津桜を励ましながら歩く。
 沼は白波をたてている。
 帰路の、柏下の水路沿いを歩く。今日は、いつものキジはお休みかとおっもたら、田圃の畔に羽ばたいてケーンと音がする。振り返り、手を振って挨拶。離れてみる柏公園の桜は、まさに、霞か雲かの風情だ。
 
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by sasakitosio | 2014-03-31 13:57 | Trackback
 3月25日付朝日新聞社説に、「核物質管理 不拡散の責務自覚せよ」の見出しで、「核保安サミット」のことが記事に載った。今日はこの社説に学ぶことにした。
 社説は、「国際テロ集団による核テロの脅威にどう立ち向かうか。
 オランダのハーグで昨日始まった核保安サミットは、原爆や水爆の原材料となる核物質が世界に散らばっている危うい現状を改めることに狙いがある。
 その中で日本政府は、茨城県東海村の研究施設にある高濃縮ウランやプルトニュームを米国に引き渡す方針を表明する。
 日本はこれまで原子炉の研究に必要としてきたが、核テロ対策の国際機運を高める責務は重い。核物質を減らす努力を今後も加速すべきだ。」と切り出した。
 つづけて社説は、「世界を見渡せば、米国と旧ソ連が冷戦時代、それぞれの陣営内の国々に結束の象徴のように核物質を供与していた。その多くは今も散在している。
 その回収の流れが強まったのは09年にオバマ政権が「核無き世界」を打ち出したからだ。
 ウクライナやメキシコ、台湾など10以上の国・地域から兵器級の物質が引き上げられている。
 核大国による兵器削減は進んでいないが、核物質の回収が各地で進められているのは、せめてもの前進と言えるだろう。
 被爆国日本は、そうした核の危険を減らす努力の先頭に立たなければならないはずだが、逆に大きな問題を抱えている。」と指摘した。
 さらに社説は、「国際NGOの核脅威削減イニシアチブ(NTI)が一昨年、1キロ以上の兵器級核物質を保有する32か国の核テロリスクを評価したところ、日本は23位。先進七か国では最悪だった。
 独立性の高い原子力規制委員会の誕生や、原発の新規制基準によるテロ対策強化では今年25カ国中13位に浮上したが、核物質が減少傾向にあるかどうかでは前回同様0点だった。
 いつ使うかわからないプルトニュウムをもう何年間も、40トン以上保有しているからだ。原発の使用済み燃料から海外でプルトニュームを取り出し、混合燃料にして日本に送り返す輸送が大きなリスクとされる。
 日本は米国との協定で、自分でプルトニュームを取り出す再処理が特例的に認められてきた。
 だが、原発事故以来、混合燃料を原発で燃やし、効果的に減らす展望はなくなった。
 そのうえ再処理工場を本格稼働させて、プルトニュームをさらに上積みすれば、国際社会はどんな目を向けるだろうか。」と危惧している。
 最後に社説は、「イランなど新規開発国には認めないのに、日本が余剰物質を抱え込むことは世界の核拡散防止の取組に水を差す。
 再処理に見切りをつけるべきだ。プルトニュームは責任ある国々で処理するなど、現実的削減策を示さなければならない。」と締めくくった。
 社説の主張の通りだ。再処理工場を本核稼働させて、使う当てのないプルトニュームを上積みしてどうするつもりなのか。核テロリスクは32か国中23位とのこと。兵器級核物質を40トン持っているということなのか?兵器級核物質が、どの程度核爆弾に近いのかわからいのが残念だが、プルトニュームは、東海村のものだけでなく、日本全土のものをアメリカに引き取ってもらってはどうか。私は、その方が安心できるが?
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by sasakitosio | 2014-03-31 07:58 | 手賀沼をたのしむ | Trackback
 3月30日(日)。小雨。風強し、人ほとんどなし、釣り人あり。
 毎朝の手賀沼散歩。入りの柏公園5時半。今日は千葉へ早く出かけるため、いつもより一時間早起き。
 公園は、100本弱のソメイヨシノが、見ごろだ。満開の花木あり、いまだ蕾の花木、遠くで見れば薄いピンクの綿帽子。来月4日の業界の花見には公園は、満開か?
 公園の広場を抜けて、柏下の水路沿いの草原を歩く。水路に動くものあり、田植えがまじかなため手賀沼の水位が冬の時期より、30センチほどたかく、水が濁っている為、動くものの姿はわからず。
 キジのケーンの声は聞こえたが、姿は見えず、遠くのきじか、と、おもって歩いていると、すぐ後ろからケーンと鳴き羽ばたきの音がした。振り返ると土手の陰から、キジが現われ、こちらを見ている。手を振ってこたえる。そのまま歩いていると、カワセミらしきものが、飛び立った。先の木の枝にとまった。よく見れば、久しぶりのカワセミだ。川に魚が動き始めたら、カワセミが戻ってきた。遠回りして、瑠璃色の背中をじっくり眺めながら。すると、沼側から緑道を歩くトリ、キジの成長のメスだ。見事につつじの木の下に姿を隠した。
 機場の林で、スキスキと鳴くヒヨドリの声を聞きながら、体操。
 戸張下の水路沿いの草原を歩く。ダイサギが田圃から飛び立つ。キジの声はすれど姿は見えず。土筆がグングン伸びている。クローバーも白い花を咲かせ始めた。
 ひどり橋で、横の柵で、腕立て伏せ、屈伸運動。
 帰路、すっかり緑の若葉が増えた河津桜の花見をしながら、強い風に花びらが飛ぶ。さした傘を押す風の力をエンジンに歩く。
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by sasakitosio | 2014-03-30 17:53 | 手賀沼をたのしむ | Trackback
 3月24日付朝日新聞社説下に「風」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、アメリカ総局長・山脇岳志氏だ。
 今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「来月から日本の消費税が5%から8%に上がる。 日本政府は、1千兆円を超す借金を抱えている。この増税をきっかけに、財政再建に踏み出せるかどうか、世界が注目している。   <中略>
 今の海外の関心は、景気が持ちこたえて、予定通り来年秋から10%にあげられるかどうかだ。政府は、年末までに判断する。ウォールストリートの大手銀行エコノミストは「10%にあげられなければ日本は財政再建できないという見方が広まる。海外投資家は日本株を売るだろう」と予想する。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「財政再建は増税だけではない。歳出、つまり支出を切り詰める必要がある。
 「安倍政権には、真剣に財政を再建しようと意思が感じられない。補正予算や新年度予算をみると、選挙で自民党を支持してくれた関係各所に大盤振る舞いをしている」と批判するのは、明治大学大学院教授の田中秀明氏である。「本来は政治がメリハリをつけて歳出削減すべきだが、それができないなのなら、「強制削減」もやむを得ないかもしれない」
 強制削減~~米国が導入した、自動的・強制的に歳出をカットする仕組みだ。
 現財務長官のジェイコブ・ルー氏らが考え出した。
     <中略>
 2011年夏、ルー氏は、米政府で予算を担当する行政管理予算局長だった。当時の米議会では、米国政府の借金の総額(債務上限)の引き上げや財政赤字削減の方策をめぐり、与野党の対立が激化していた。米国の国債がデフォルト(債務不履行)を起こし、世界経済が大混乱になる恐れがあった。
 局面打開のため、ルー氏らは一計を案じる。半分を国防費から、残り半分をそれ以外からとし、強制的に減らしていく案だ。共和党は軍事費、民主党は福祉や教育費の削減に反対するため、こんな案が実現するはずがない。その結果、両党はよりましな赤字削減策をまとめるだろう、と。
 しかしながら、両党の妥協は成らず、昨年3月から、10年間で1.2兆ドル(約120兆円)の強制削減が始まった。その後、一部の歳出について削減ペースは緩和されたものの、強制削減は今なお、続いている。
 米国民からは不評である。
 昨年のギャラップ社の調査で、強制削減を「良い」と答えた人は15%にすぎない。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「「決められない政治」の末の強制削減は、邪道には違いない。ただ、米国の財政赤字はこの政策ののおかげもあって、すこしずつ減っている。日本の財政状態は米国よりも悪い上、少子高齢化が急速に進むため、ますます厳しい状況が待ち受けている。
 強制削減は痛みを伴う。ただ、一つの国の財政が破たんした時の悲劇はその比ではない。」と結んでいる。
 大変勉強になった。この制度は、ぜひとも日本でも実現してほしいと思った。ルー氏のような、予算局長は日本には出ないのだろうか?また、昨年3月から始まった、「10年間で、1.2兆ドルの強制削減」にたどり着いた「筋道・経過」を教えてほしいと思った。 
 
 
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by sasakitosio | 2014-03-30 07:07 | 朝日新聞を読んで | Trackback

学問の堕落

 3月23日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、北海道大教授・山口二郎氏だ。今日はこの記事に学ぶことにする。
 筆者は、「STAP細胞をめぐる騒動は、日本の学問が底なしに堕落していることを物語っている。学者が、権威主義を排し、学問の社会的存在意義を考えるのは、よいことである。
 しかし、社会的存在意義と金儲けへの貢献を同一視したところに、最近頻発している科学研究をめぐる不正、腐敗の原因がある。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「若い研究者が功を焦って不正確な論文を書いたことには同情の余地はない。もっと大きな問題は、真相が明らかになってから、新発見を自慢していた研究機関の幹部が「論文の体をなしていない」などと批判したことである。
 この20年ほど、大学改革が進められ、公的研究費も増加した。それにはジリ貧の日本経済界が一発逆転の秘策を求め大学の尻を叩いたという側面もあった。国立大学が独立法人に移行し、経常予算が削減される中、研究者はプロジェクトごとの補助金に依存せざるを得なくなり、目に見える結果を出そうと血眼になる。こうして、自分の主張にとって不都合な真実から目を背けるという非科学的な行動様式が広がっていく。」と指摘した。
 最後に筆者は、「学問における真理の探究は、利益や効率という俗世間の価値とは隔絶した仕事である。また、競争原理が成果をもたらすとは限らない。学者は、権力や富に右顧左眄しないという徳を思い出すべき時だある。」と締めくくった。
 学者の世界も、人間の社会だから、現在の社会経済環境に影響されるのは当然である。今は「自由で資本主義」の社会だ。富や権力に近づきたい「人」が多くいて、結果として「富や権力」得た人が「評価」される現実。だが、部外者としては、学者先生には、清貧に甘んじて、歴史的な発見・発明をされることを期待したいが?
 ないものねだりかも知れないないが?。
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by sasakitosio | 2014-03-29 17:47 | 東京新聞を読んで | Trackback
 3月23日付朝日新聞朝刊2面に、「日曜に想う」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、特別編集委員・冨永格氏だ。
今日はこの記事を学習することにした。
 筆者は、「早春のプラハは、軽い調べの中にあった。路上の演奏家が放つ音符たちは日だまりで弾み、陽光と戯れる。
 バラの黄色、カーネーションの赤、サイネリアの青。くすんだ石畳の上、塗料をこぼしたようにおかれた花々は鮮烈だ。キエフの騒乱で亡くなった「親欧州」の面々を悼む一角である。あまたの写真に添えて「ウクライナの英雄たちに栄光あれ」とあった。
 半世紀の昔、死をもって暴力に抗議した学生の碑も、真新しい花束に囲まれていた。ウクライナに手をかけたロシアと、祖国を軍靴で踏みにじったソ連がだぶるのであろう。武力で絶たれたチェコスロバキアの民主化運動「プラハの春」が再び語られている・」と切り出した。
 つづけて筆者は、「1968年。造反の広がりを恐れた東側諸国はチェコ指導部を突き上げ、領内での軍事演習で威嚇した。そして、8月20日深夜、国境にとどまっていたソ連とポーランド、ハンガリー、東ドイツ、ブルガリアの兵力計75万、戦車6千両がチェコを襲い、全土を占領する。社会主義を守るには一国の主権は無視できる、との理屈だった。
 メキシコでの五輪が約50日後に迫っていた。地方で合宿中の女子体操チームは慌てた。国民的スターで主力のベラ・チャスラフスカが、民主化宣言に署名していたためだ。周囲の計らいで彼女は山小屋に身を潜め、あてなき自主トレに入る。木にぶら下がって筋力を保ち、床の動きは鼻歌で反復、跳馬を想定して23メートルの助走を重ねた。
 世界の目を気にしたソ連は出国を認めたが、大切な時を「森」で過ごしてエースは、万全の準備で臨んだ東京五輪とは逆の心境で太西洋を渡る。
 71歳の本人に、プラハ郊外でお会いした。「私なりに重荷を背負い、ソ連には負けまいの一念でした」。相手には、会うたびにレコードを交換する仲良しもいたが、ソ連国家が流れる表彰台ではうつむいてた。」世界が見ています。メダルが没収されない範囲で何かやろうと」。結局、個人総合の連覇を含む金メダル4個を得たが、署名の撤回を拒んで国に冷遇された。民主化までさらに20年。
 政治とスポーツの距離を知るその人は、ソチ五輪のウクライナ選手団を親欧の活動家に重ねて激励した。
 「理想を守りきれなかった苦い経験がよみがえります。大国むき出しのロシア、変わっていませんね」
 さらに筆者は、「クリミア介入の理由は、ロシア系住民の保護とされた。「同胞の安全」は時に領土的野心の隠れミノになる。例えばヒットラー。オーストラリアとチェコを手にした後、やはりドイツ系住民が多いポーランド北部に目をつけ、及び腰の英仏をよそに攻め入った。
 ロシア兵に囲まれての住民投票、続く併合決定は、国際常識では略奪に近い。「五輪の花」が案じる通り、許せば冷戦後の秩序が揺らぐ。
 併合地の時刻はモスクワにそろえ、いずれ橋でロシア本土と地続きにするという。主権と領土、少数派の不安を無視してもてあそばれる国境に、プラハの春を描いた小説の名が浮かぶ。
存在の耐えられない軽さ・・・・。
 現状は新たな冷戦というより、かの国の先祖返りと孤立に見える。ソ連の時代はイデオロギーが口実だったが、膨張志向はどうも帝政期からの癖らしい。同じ柄の、一回り小さいマトリョーシカが転がり出たかのようだ。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「産業からスポーツ、宇宙開発までを東西に分かれて競った過去は遠く、経済は同盟関係を超えて入り組んだ。ロシアと欧州はエネルギーや投資で深い中だし、米国の財政を支えるのは今や中国だし、欧ロ、米中はもたれ合い、実のある制裁ほど八方を傷める。
 大統領が国内に強さを誇示しても、資源に頼るロシアはもろい。閉じこもれる経済ブロックもない。さらなる暴走を阻むとすれば、弱さへの自覚だろう。核による恐怖の均衡より健全である。「抑止力」に値するのかどうか、グローバル化の真価が試される。」と結んだ。
 「さらなる暴走を阻むとすれば、弱さへの自覚だろう」と筆者はいう。その弱さを「ロシア」が自覚するのには、時間がかかるのではなかろうか。 
 また、「実のある制裁ほど八方を傷める」との指摘も、その通りだろう。自分の痛みをたえながら、相手に抗議し、相手の自覚を促す。相手の良心を信じて、人間としての共感を信じて。まさに、ハンガーストライキ、焼身自殺のようなものである。それで問題が解決できると、いいが。人類の進化・進歩の現状が、試される事件だ。
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by sasakitosio | 2014-03-29 14:22 | 朝日新聞を読んで | Trackback
 3.29日(土)。快晴。暖かし、風なし、草に露あり、人多し、釣り人沢山。
毎朝の手賀沼散歩、入りの柏公園7時。小鳥のさえずり、青い空。原っぱをぬけて、柏下の水路沿いの草原を、水路の水面をみながら、あるく。泥の中から、ようやく鮒たちも出始めたらしい。鮒の大物一匹、小鮒数え切れず、水を濁して逃げていく。
 機場の林の木々に、一斉に若葉が出始めた。小鳥の声を聞きながら体操。
 戸張下の水路沿いの草原をあるく。土手の斜面にタンポポの花が咲き始めた。空はあくまでも青く。ひばりのさえずり、しきりに聞こえるが、空に姿は見えない。田圃の畔で、ケーンとキジの声。田圃側の土手は、土筆のオンパレードだ。土がむき出しになってるところは、見事に土筆の林だ。「つくし」を漢字で書くと「土筆」と書く。土の上に「筆」が一面に生えている感がする、のが「つくし」だ。つくしが丘という「丁目」があり、美しいイメージだが、ほんものの「土筆が丘」は、薄茶色一色で、華やかさはまるでないのが面白い。
 ひどり橋の横の柵で、腕立て伏せ、屈伸運動。眼下の大津川河口では、釣り人が、数メートル置きに並んでいる、ざっと20人以上。今日は魚に取って、大安吉日か、仏滅か、?
 帰路、すっかり若葉が目立つようになった「河津桜」の花見をしながら、戸張下の水路沿いをあるく。水路の対岸にダイサギ一羽。手を振って挨拶。戸張の山からは、今日も鶯の声あり。かのダイサギ、私の進行方向に止まっては、舞い上がり、止まっては舞い上がる。遠回りして、ダイサギの食餌の妨げならないように、草原の端をあるいている。何回か同じことを繰り返していたが、最後は、じっとして私の通り過ぎるのを待っていた。
 緑道では、ハクチョウ一羽、羽の繕いをしていた。ハクチョウなのに、真っ白でなく、汚れていた。手賀沼の水が汚れているらしい。その水に汚れたところを、盛んに、くちばしで、なでたり、つまんだりして、羽に着いた「水」を跳ね飛ばしていた。5分くらい観察していたら、首を伸ばし、大きな羽を広げて、バタバタと羽ばたいてくれた、豪快な感じだった。思わず、拍手拍手。柏公園では、ソメイヨシノが日に日に花の数をましている。大木にさわり空を見上げる。まだ、枝と蕾がほとんど。なかで、大木の目の位置に、十センチ足らずの細い「枝」に、数輪の花が咲いていた。黒い大木の木肌に、細い枝に咲く「花」、この上なく可憐で、美しかった。
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by sasakitosio | 2014-03-29 14:06 | 手賀沼をたのしむ | Trackback
 3月23日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
筆者は、「ウクライナのクリミア自治共和国が、ロシアへの併合を求める住民投票の結果を受けて分離独立を宣言したことに対して西側諸国から「領土の一体性の侵害」「国際法違反」などと非難が巻き起こった。しかし、その西側諸国のおひざ元では一部の地方の住民が分離独立を求める住民投票の予定がめじろ押しなのである。」と切り出した。
 つづいて筆者は、「まずイタリアでは、今月16日からベネチア地方の分離独立を問う住民投票が行われた。ベネチアを中心とするベネト地方は18世紀まで独立した共和国であり、今も経済的に自立できる立場なので、かねて住民の間で独立の機運が高まっていた。投票は21日まで行われ、このコラムが記事になるころは結果が判明するはずだが、最新の世論調査では住民の65%が分離独立に賛成と言われていた。
 ただし、イタリア憲法には一地方の分離独立を認める規定がなく、住民投票で決まっても直ちに独立できるわけではない。
 次に来月7日にカナダのケベック州の議会選挙が行われる。その結果、ケベック州の分離独立を求めるケベック党が過半数をを占める可能性が大きいとされ、そうなれば住民投票が行われるのは時間の問題とも言われている。
 ケベック州は仏植民地であったことから、公用語も仏語を使っている。カナダからの分離独立は長年くすぶっていて、1970年代には過激派のテロもあった。
 住民投票はこれまで二回行われ、僅差で分離独立が否決されている。今回投票が行われても成否は微妙だと言われているが、たとえ過半数が分離の道を選んでも一方的な独立は認めないと最高裁が判断を下している。
 そして9月18にはスコットランドの英国からの分離独立の賛否を問う住民投票が行われる。世論調査では賛否が半ばするが、もし賛成派が過半数をこえれば、再来年三月には英国旗からスコットランドの旗である斜めの白十字が消えるかもしれない。
 さらに11月9日には、スペインのカタルーニャ自治州で分離独立の住民投票が予定されている。スペインの中央政府は憲法違反と反発しており、紛争化することが懸念されている。
 他にも、ある国の一地方が分離独立を求める動きは中国の新疆ウイグル地区やロシアのチェチェン共和国のほか、仏のコルシカや独でもアレマン地方にあり、米国でもどこまで本気かわからないがテキサス州やカリフォルニア州の独立運動が知られる。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「ある民族集団が自らの意思でその帰属を決める「民族自決」は国連憲章でも保障される権利だ。その「民族」の範囲がどこまで及ぶかについては議論の余地は残るが、西側諸国がスコットランドなどの分離独立の動きを黙認しながら、クリミアを「国際法規違反」と断罪したら「二重規範」にならないだろうか。」と疑問を呈して、締めくくった。
 イタリア、カナダ、イギリス、スペイン、中国、ロシア、フランス、ドイツ、等に分離独立を求める運動があるとのことは、記事で初めて知った。独立とは何か?国家とは何か?
 分離とは何か?民族とは何か?いろいろ考えることが増えた。まさに、今の平和と安定が、歴史的にもたらされ、過去の人びとの苦労によって、ある。分れ独り立ちするということは、過去を否定したり、過去に決別することでなく、過去に感謝して、新たな平和と安全と公平を実現する、一歩にしてほしいと思った。狭くなった地球での新しい人類「共存のルール」が必要になってきたということかもしれない。
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by sasakitosio | 2014-03-29 09:45 | 東京新聞を読んで | Trackback

初ウグイス、初スミレ

 3月28日(金)。快晴。風なし、草に露あり。人少なし。
 毎朝の手賀沼散歩。入りの柏公園6時10分。お日様ぴかぴか、小鳥のさえずり、ソメイヨシノに花ちらほら、しだれ柳が緑の縄のれん。
 公園の広場を抜けて、柏下の水路沿いの草原に降りる。
水路に鯉の影なし。枯れた稲のかげで、田圃の畔でケーンばたばた、キジの朝の挨拶を聞くまでは、気が付かなかった。
 機場の林、ユリノキで建物の陰にあるものはまだだが、日当たりのよい場所に立つユリノキが芽をほころばせ始めた。
 機場の林で、チーチーと小鳥の歌を聞きながら、体操。
 戸張下の水路沿いを歩く。今日は久しぶりに、草に露が降り、東に向かって歩くと、草の葉に結ぶ玉の露が、宝石のようにキラキラ光る。戸張の山から、ホーホケキョ、ホーホケキョの声。初鶯だ。
 ひどり橋横の柵で、腕立て伏せ、屈伸運動。
 帰路は、若葉が花より目を引くようになった河津桜、満開のこぶしの花、満開のマンサクを見ながら緑道を歩く。
戸張下の水路沿いの草原へ入ると、紫色の小さな花が、スミレの花だ。帰路の田圃の枯れた稲のなかから、ピーチク、パーチク、ひばりの声が聞こえる。空にはまだ見えない。
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by sasakitosio | 2014-03-28 13:47 | 手賀沼をたのしむ | Trackback

自衛隊の積極平和主義

 3月23日付東京新聞社説に、「自衛隊の積極的平和主義 週のはじめに考える」という見出しで、自衛隊の国際的な活動が社説に載った。今日はこのこの社説を勉強することにした。
 社説は、「「自衛隊の高度な知識、能力を身につけたい」
 今月中旬、茨城県ひたちなか市にある陸上自衛隊施設学校で、モンゴル陸軍の将校5人が研修を受けました。陸上自衛隊の施設科は他国では工兵と呼ばれています。国連平和維持活動(PKO)の開始後は派遣先で道路の補修や建物の建設を続けています。
 将校団は測量器材を操作しながら、自衛隊の担当者を質問攻めにしました。モンゴル軍は測量は民間業者に委託し、施工のみ工兵部隊が行います。しかし、海外活動であるPKOに民間業者は同行しません。測量から施工まで自己完結させる必要があるのです。
 団長のダワードルジ大佐は、「装備品はロシア、ドイツ、韓国、が提供してくれる。招いたうえ、技術を教えてくれるのは日本だけ、こうした交流を通じて二国間の関係が発展することを願います」と謝意を表しました。
 ロシア、中国という大国に挟まれ、バランス保持が欠かせないモンゴルに対し、日本政府は有償・無償の資金援助をしています。自衛隊は人的貢献を担っています。」と切り出した。
 つづけて社説は、「防衛省は2011年度から、人道支援・災害救助・地雷・不発弾処理などの安全保障分野で東南アジア諸国の能力を高める「能力構築支援」を開始しました。
PKO,国際緊急援助隊につづく、三番目の国際貢献策に当たります。
 カンボジア、東チモールと言った自衛隊がPKOで活動した国のほか、憲法改正してPKOの参加を決めたベトナム、モンゴル、インドネシアへ隊員を派遣したり、軍人を招いて日本の技術を習得してもらおうというのです。
 陸上幕僚監部国際防衛協力室長の笠松誠一佐は「人種、宗教が異なるアジアの国々は多種多様。日本がけん引して共通の価値観を形成していきたい」。能力構築支援は平和への積極的な貢献策と強調するのです。」と教えてくれる。
 さらに社説は、「初の「戦地派遣」となったイラクでの自衛隊は独特でした。自衛隊らしい活動を考え抜いた結果、施設復旧、医療指導、給水に徹したのです。地元の人びとを雇用しての施設建設や道路工事によって信頼は高まり、各国の軍隊が視察に訪れるほどでした。
 独自性はその服装にも出ていました。薄茶色の砂漠の中で、日本仕様の緑色を基調とした迷彩服。しかも頭、肩、胸、背中の4か所に大きな「日の丸」。これほど目立つ格好はありません。迷彩も何もないのです。
 「われわれの任務は人道支援、はっきり分かる格好をしていた方が安全だからです。派遣された幹部は疑問に答えました。
 一方の米軍は薄茶色の迷彩服を着ていて目立たない。「人助け」に行った自衛隊と戦争に行った米軍との違いはこんなところにも表れています。
 アフガニスタン戦争、イラク戦争、を経験した米国は「テロとの戦い」のあり方を見直し、テロの背景にある貧困の解消を目指しています。08年ごろから陸空海、海兵隊の4軍がイスラム国家の多いアジアで医療、技術指導を行う「善行キャンペーン」に取り組んでいます。自衛隊は、変化する米軍とも協調しています。
 米海軍主催の「パシフィック・パートナーシップ」は米海軍の病院船を東南アジアへ派遣し、無償で住民を診察しています。海上自衛隊は輸送艦のほか、医官,看護官を参加させています。」と教えてくれる。
 さらに続けて社説は、「さて「積極的平和主義」です。
 安倍政権は昨年末、国家安全保障政策の柱として「国家安全保障戦略」を閣議決定しました。その中に出てくる言葉です。文中、「積極的」が34回も繰り返し登場、海外の安全保障問題に文字通り積極的に関わったていく姿勢を鮮明にしています。
 海外の紛争から距離を置いてきた戦後の平和主義を「消極的」とみなして否定し、第一次安倍政権で掲げた「戦後レジームからの脱却」を実現する狙いがうかがえます。強い意気込みは、
 「パワーバランスの変化の担い手は中国、インドなどの新興国であり」
 「米国の国際社会におけ相対的影響力が変化」
 「 強力な指導力が失われつつある。」との記述から分かります。弱体化した米国を軍事力を強化して補おうというのです。それには憲法解釈の変更が必要だというのが安倍首相の考え方です。
 自衛隊の地道な活動とはあまりにも違います。「普通の軍隊」にしようとする試みに強い違和感を覚えます。」と締めくくった。
 読んで、改めて自衛隊が平和憲法のもとで、国際貢献に努力していることがわかった。安倍首相の積極平和主義の平和版は、今現在現場で実践しているのではないか。いまさら、憲法を変えて、何をしようというのだろうか。
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by sasakitosio | 2014-03-28 07:45 | 東京新聞を読んで | Trackback