憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

カテゴリ:東京新聞を読んで( 2070 )

7月30日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「安倍政権の支持率急落で、ようやく一強政治打破ができるという兆しが見えてきたところで、民進党は蓮舫代表が辞任し、体制を一から作り直すことになった。

 この党のだめなところはすでに明らかである。

 安倍政治を変えたいと本気で思っているかどうか、国民に疑われている。」と切り出した。

 続けて筆者は、「5年前の安倍晋三氏が自民党総裁に選ばれた日、私はたまたま岡田克也代表にインタビューをした。

 安倍総裁の印象を訪ねたところ、岡田氏は民主党にとってはやりやすいといった。

 そう、安倍手的な右派ナショナリズムとは、取るべき道筋がはっきりしているという意味で、本来容易なはずである。

 しかし、あれから五年、安倍政権のやりたい放題を許したのはなぜか。

 民進党の議員においては、安倍政治に対する怒りが心ある有権者よりもはるかに小さいのだと思う。

 同党のホームページをみると、憲法擁護、人に対する投資など、安倍政権に対抗する政策が掲げられている。

 そうした理想と政治家の行動の落差があまりに大きい。国会や地方選挙の戦いを通して、ひたむきさを示さなければ信頼されない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「新しい代表を選ぶ際には、重要な争点に関して安倍政治と対決する決意が本物かどうかを見極めなければならない。

 中途半端な対案を用意して、相手の土俵に乗るなどもっての外である。」として締めくくった。

 読んで、筆者の民進党への期待の大きさがひしひしと伝わってきた。

 「安倍政権変えたいと本気で思っているかどうか、国民に疑われている」との指摘、

 「民進党の議員においては安倍政治に対する怒りが心ある有権者よりもはるかに小さいのだと思う」との指摘、

 「そうした理想と政治家の行動があまりにも大きい」との指摘、

 「新しい代表を選ぶ際には、重要な争点に関して安倍政権と対決する決意が本物かどうかを見極めなければならない」との指摘、等々の筆者の指摘は当たっていると思った。

 そして、民進党の大勢の議員の中には筆者の指摘を理解し、実践している人もいると思うが?そういう有為の士が指導者になれていないところが、問題かもしれない? 


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by sasakitosio | 2017-07-31 06:35 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月29日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「私が育ったエジプトでは、全国民がイスラム教徒かキリスト教徒だという前提ですべてが営まれ、学校でも宗教の授業がある。

 一神教を絶対的真理とする教育は、一つ間違うと思考停止や宗教的優越意識を生む弊害もあるが、やまゆり園事件の植松被告のような神を気取る思想を許容する余地がないという利点もあった。」と切り出した。

 続けて筆者は、「一神教において、ある人が障害を持つのは全知全能である創造主の意志だ。

 その命の価値をうんぬんする資格は人にはなく、同じ神の意志で(自力ではなく)健常者に生まれたものにとって、彼らを差別する理由がない。

 こうしてすべてを「神の摂理」で説明できる精神的温室で育ったから、被告が本紙への書簡でつづったような、障がい者の生きる意義を否定する差別思想にどう立ち向かえばよいのか、私には分からない。

 被害者一人一人の人生や想いを伝えた本紙の特集は、その意味で一つの道標を示しており、奪われた命の重みが改めて心に刻まれた。」と指摘した。

 最後に筆者は、「「重い障害でも生きる価値がある」と証明しようとすればするほど、能力で人命を値踏みする被告や同調者らの論理に私たちも引きづりこまれそうで不安になる。

 価値と字の通り、計ったり比べたりできるものだ。その人だけのものである命=魂はいくらお金を積んでも複製できない。あらゆる価値を超えて不可侵なはずだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「エジプトでは、全国民がイスラム教徒かキリスト教徒ということが前提ですべてが行われ、学校でも宗教の授業がある」とのこと、

 「一神教を絶対的真理とする教育は、一つ間違うと思考停止や宗教的優越意識を生むなどの弊害もあるが、やまゆり學園事件の松井被告のような、神を気取る思想を許容する余地がない」とのこと、等等を知ることができた。

 ただ、今日の世界は、一神教の世界が、一つ間違って「思考停止」や「宗教的優越意識」を生み、格差とテロを生み、暴力とテロを正当化しているような気がしてならない。

 お互い様、お陰様、という日本における生活慣習からしても、決して他人の命を「生きる価値のない命」と決めつけることはないのではないか、とおもっている。そしてテロは、単なる殺人で犯罪行為以外の何物でもないのではなかろうか?

 

 


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by sasakitosio | 2017-07-30 19:25 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月28日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「人は誰も自らの経験から離れて、物事を判断できない。

 24日の衆院予算委員会における安倍首相の答弁を聞きながら、筆者は2002年の鈴木宗男バッシングのときの嫌な記憶が蘇った。」と切り出した。

 続けて筆者は、「鈴木氏は北方領土の日本化を推進し、領土交渉の環境整備を行うという当時の政府の方針に従って行動していた。

 政府も1991年秋に「4島一括返還」から「4島に対する日本の主権が確認されるならば、返還の時期、態様、条件に付いては柔軟に対処する」と基本方針を転換した。

 にもかかわらず、鈴木氏は「4島一括返還という国是に反する国賊」と非難された。

 国会や会見でいくら釈明しても,誰も鈴木のいうことに耳を傾けなかった。

 そして感情的な世論を背景に国策捜査の流れができ、鈴木氏摘発に至る階段として、筆者が逮捕された。」と指摘した。

 最後に筆者は、「岩盤に穴をあけるのには政治力がいる。

 愛媛県も同県今治市も獣医学部の設置を望んでいた。地元で手を挙げたのは加計学園だけだった。

 安倍首相である加計孝太郎氏の獣医学部設置計画がうまくいけばいいと思っていただろう。

 そこで贈収賄などの不正が行われたのでなければ、どこに問題があるのだろうか。

 具体的な被害者がいるのか。

 筆者には、なにが問題なのかわからない。

 鈴木宗男バッシングに至る時のような嫌な感じがする。」として締めくくった。

読んで勉強になった。

 「政府も1991年秋に「4島一括返還」から「4島に対する日本の主権が確認されるならば、返還の時期、態様、条件については柔軟に対処する」と基本方針を転換した」とのこと、

 「鈴木氏は「4島一括返還という国是に反する国賊」と批判された」とのこと、

 「国策捜査の流れができ、鈴木氏摘発に至る階段として、筆者が逮捕された」とのこと、

 等々を知ることができた。

 また、筆者は、「愛媛県も同県今治市も獣医学部の設置を望んでいた。地元で手を挙げたのは加計学園だけだった。」と指摘し、「そこで贈収賄などの不正が行われたのでなければ、どこに問題があるのか。具体的な被害者がいるのか。筆者には何が問題なのかわからない」と言っている。

 筆者の疑問はその通りだ。安倍総理の腹心の友・加計孝太郎氏の獣医学部設置計画がうまくいったのは、安倍総理及び昭恵夫人の関与が大なり小なりあったといえば済むことだった。

 そして結果は、総理はお友達の面倒見がいい、優遇したと思われるだけだった。

 ところが、総理が「自分の退路を断った答弁」を国会でしたために、お友達の取り巻きが「記憶」をなくしたり、「記録」が亡くなったりして「苦労」している「姿」見せているのではないだろうか?

 また、筆者の逮捕は、鈴木宗男氏を政府(?)が裏切ったことによる「とばっちり逮捕」のような気がしてならない?政府が、鈴木宗男氏のせいにして、自民党と内閣からのバッシングは回避した結果ではないか、とかねがね思っていたが?


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by sasakitosio | 2017-07-29 06:05 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月26日付東京新聞社説に、二日間にわたった衆参両院での集中審議のことが載った。

 今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「「加計学園」をめぐり、安倍晋三首相が過去の答弁を修正した。つじつまが合わなくなったためだが、修正で済む話はではない。

 首相の答弁は信頼性を欠く。真相究明の手綱を緩めてはならない。

 学校法人「加計学園」による愛媛県今治市での獣医学部新設計画を首相がどの時点で知ったか。

 それを解明することは、公平・公正であるべき行政判断が「首相の意向」や官僚による忖度で歪められたか否かを判断するうえで、重要な要素となる。

 首相は24日の衆議予算委員会で加計学園の計画について、政府が獣医学部新設を認める事業者を同学園に決定した今年1月20日「初めて知った」と述べた。

 民進党議員に「答弁が偽りなら責任を取って辞任をするか」と迫ら「首相として責任を持って答弁している」と胸を張った答弁だ。」と切り出した。

 続けて社説は、「しかしこの答弁は過去の答弁と明らかに矛盾する。

 首位証は以前、獣医学部を今治に新設したいという加計学園側の意向を知った時期を問われ、次のように答えているからだ。

 「安倍政権になってから、国家戦略特区に今治市とともに申請を出した段階で承知した」(6月5日、参院決算委員会 )

 「構造改革特区で申請されたことについて私は承知している」(6月16日、参院予算委員会)

 首相は昨日参院予算委員会で「急な質問で混同した」と釈明した上で、過去の答弁を修正し、計画を知ったのは1月20日だと重ねて主張した。

 しかし、にわかには信じがたい。

 学園の加計孝太郎理事長は、首相が「腹心の友」と呼ぶ30年来の友人だ。第二次安倍内閣発足後、判明分だけでも15回、食事やゴルフを共にいしている。加計氏側からはまったく言及がなかったのか。

 首相は自らの関与や加計氏への便宜儀供与を否定するために無理な答弁を重ねているのではないか。

 つじつま合わせで コロコロ変えるような首相の答弁を、そのまま信用するわけにはいくまい。」と指摘した。

 最後に社説は、「衆参両院で2日間のわたって集中審議で、政府側の参考人は個別の面会や発言内容ついては「記憶がない」「記録がない」との答弁を繰り返した。

 首相がいう「丁寧や説明」には程遠い。

 このまま幕引きはゆるされない。

 加計学園による新設認可をいったん見送るとともに、憲法に基づく野党の要求に応じて臨時国会を召集し、真相究明を進めるべきだ。加計氏の証人喚問も求めたい」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「首相は24日の衆院予算委員会で加計学園の計画について、政府が獣医学部新設を認める事業者を同学園に決定した今年1月20日に「初めて知った」と述べた」とのこと、

 「首相は以前、獣医学部を今治市に新設したいという加計学園の意向を知った時期を問われ、次のように答えている「安倍政権になってから、国家戦略特区に今治市とともに申請を出した段階で承知した」(6月5日、参院決算委員会)

「構造改革特区で申請されことについて私は承知している」(6月16日、参院予算委員会)」とのこと、

 「衆参両院で2日間にわたった集中審理で、政府側の参考人は個別の面会や発言内容について「記憶がない」「記録がない」との答弁を繰り返した」とのこと、等々を知ることができた。

 記憶と記録がないとの答弁を繰り返す「政府側参考人」と、過去の答弁を修正し、計画を知ったのは1月20日だと重ねて主張する「安倍首相」を、信じろという方に無理がある。

 岸信介首相から今日までの首相の中で、これほど「うそつき」の総理と大臣、「うそつき」の高級官僚を見た、記憶がない。


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by sasakitosio | 2017-07-28 19:24 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月27日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「今年五月、米国北西部のハンフォード核処理施設でトンネル崩壊事故があり、放射能漏れを恐れた現場の数千人が退避した。

 大戦中の原爆製造計画でつくられたこの施設は、冷戦期に9基の原子炉と5基の処理施設で核爆弾用のプルトニウムを生産した。

 長崎の原爆の原料もここでつくられた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「80年代終わりの操業停止後には米国で最も汚い跡地と呼ばれ、残滓処理工場や2億リットルに上る地下タンク内の汚染物質や膨大な汚染地下水をめぐって、技術的・政治的論争や政府を巻き込む訴訟を引き起こしてきた。

 40年間の核物質生産が労働者や近隣住民に及ぼした健康被害が問題化したのは、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故がきっかけだった。

 米国でも軍事機密のベールに隠れて、多くの核施設で杜撰な非人道的な政策が行われてきたのだ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「K・ブラウン「プルートピア」は、米国と旧ソ連が合わせ鏡のように、核の生産・廃棄や労働者管理で互いに模倣したことを描いている。

 米国政府から生産を請け負った大企業が独裁者のように秘密都市の住民を統制したり、旧ソ連が労働者の士気を鼓舞するために個人消費万能主義を推進するといった具合だ。

 原発事故や核兵器がもたらした環境汚染は米国と旧ソ連の政治的正当性を揺るがせた。 日本はどうか。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「今年5月、米国北西部のハンフォード核処理施設でトンネル崩壊事故があり、放射能漏れを恐れた現場の数千人が退避した」とのこと、

 「長崎の原爆の原料もここでつくられた」とのこと、

 「残滓処理工場や2億リットルに上る地下タンク内の汚染物質や膨大な汚染地下水をめぐって、技術的・政治的論争や政府を巻き込んだ訴訟を引き起こしてきた」とのこと、

 「40年間の核物質生産が労働者や近隣住民に及ぼした健康被害が問題化したのは。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故がきっかけだった」とのこと、

 「K・ブラウン「プルートピア」は、米国と旧ソ連が合わせ鏡のように、核の生産・廃棄や労働者の管理で互いに模倣したことをえがいている」とのこと、

 等々を知ることができた。

 原爆も、原発も、それを持った国の国民が健康被害を受け、それが国家の手でも現状回復が困難であるらしい。

 長い目で見れば、原爆も原発も環境汚染で、保有する国や国民を経済的・医療的に回復不能な状態にするらしい。原発も原爆も、持った国の自爆装置的役割を果たすのだろうか?


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by sasakitosio | 2017-07-28 06:48 | 東京新聞を読んで | Trackback

7月26日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。