憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

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5月28日付東京新聞朝刊4面に、エジプトでのコブト教徒のバスが襲撃されたニュースが載った。今日はこの記事を学習することにした。

 まず記事は、「「カイロ発=奥田哲平」エジプト中部ミニヤ県でキリスト教徒の一派、コブト教徒29人が死亡したバス襲撃テロで、負傷したバス運転手カーメン・ブシュラさん(52)と家族が27日、本紙の取材に応じた。

 実行犯は被害者の貴金属を奪い、殺害現場をビデオで録画していたという。過激派組織「イスラム国」(IS)が同日、系列メデイア「アマク通信」を通じて犯行声明を出した。」と切り出した。

 続けて記事は、「カーメンさんは胸と両足を撃たれ、カイロ市内の病院で治療中。

 息子ミーラドさん(25)によると、バスは26日午前にコブト教徒の家族連れを載せてベニスエフ県の村を出発。

 高速道路を降り、修道院に向かう砂漠地帯の一本道の途中で覆面姿の男らが突然現れ、バスに向かって機関銃を乱射した。

 車内に乗り込んだ犯行グループは「これはハラーム(イスラム教で禁止の意味)だ」と言って女性が身に付けていた貴金属を強奪。「神は偉大なり」と叫んで乱射した。逃走する際に車が砂地にはまって身動きが取れなくなったため、後続の小型トラックを襲撃して奪い、逃げた。荷台には十数人のコブト教徒が持っていた。

 エジプトでは過激派組織ISによるコブト教徒襲撃が相次ぎ、4月上旬にはコブト教会を標的にした連続爆破テロが発生している。

 政府は非常事態宣言を発令したが、カーメンさんのおい、ワーエルさん(36)は「1カ月前にテロがあったばかりじゃないか」と政府のテロ対策の不備に対して憤る。

 カーメンさんが入院する病院には26日夜、イスマイル首相が訪れたが、一部の家族らが非難を浴びせる一幕もあった。」と教えてくれる。

 最後に記事は、「襲撃事件を受け、エジプト軍は26日夜、事件への報復として、隣国リビア北東部デルナのイスラム過激派の組織の軍事訓練施設を空爆した。犯行声明を出したISとは異なる国際テロ組織アルカイダ系の組織と伝えられる。

 ただ、4月にトランプ大統領と会談し、IS掃討のため軍事支援を受けることで合意したシシ大統領にとっては、国内の批判を抑えるためにも、過激派への強硬姿勢を打ち出す必要があった。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「実行犯は被害者の貴金属を奪い、殺害場面をビデオで録画していた」とのこと、

 「過激派組織「イスラム国」(IS)が同日系列メデイア「アマク通信」を通じて犯行声明を出した」とのこと、等々を知って、腹立たしさを感じた。

 この事件は、単なる「犯罪集団」による「強盗・殺人」事件にすぎない。それを、捕まえて処罰できない「政府の無能さ」にまず腹が立った。

 また、単なる犯罪行為を誇らしげに「犯行声明」を出す行為を、イスラム教の社会、宗教団体からの「非難の声」が全く聞こえてこないのは、なぜだろうと、大きな疑問を持った。

 さらに、イスラム教に限らず、キリスト教関係からも、仏教間関係からも、宗教団体としての「宗教の名を借りた強盗殺人」にたいする「非難声明」の一本ぐらいあってもよさそうなものだが、と思った。

 過日、カイロの街を歩き回って、コブト教会とその墓地を見てきた。帰国後、日をおかず乱射事件で多くの人がなくなった。その時、コブト教信者に神のご加護を、と念じた。


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by sasakitosio | 2017-05-31 06:17 | 東京新聞を読んで | Trackback

5月28日付東京新聞朝刊26面に、「ニュースの追跡」という欄がある。

 今日はこの記事に学ぶことにした。

 まず記事は、「共謀罪法案の国会審議が続く中、じわじわと注目を集めている戦前の国会議員がいる。庶民から「山宣」と慕われた労働農民党の山本宣治(1889~1929)、治安維持法に反対し、39歳で凶刃に倒れた。その生涯を描いた映画も各地で自主上映されている。今、なぜ「山宣」なのか。   (佐藤大)

 今年3月東京都渋谷区で開かれた映画「武器なき斗い」(60年製作・山本薩夫監督)の上映会は、重い空気に包まれた。山本宣治の生涯をたどった半世紀以上前の作品に、約100人が集まった集会から「もの言えない空気が今と同じだ」との嘆息も漏れた。

 上映した市民グループ「憲法を考える映画の会」の花崎哲さん(65)も今と重ねずにいられなかった一人だ。「国会で治安維持法を批判する山宣の質問に、役人はまともに答えずにはぐらかせるばかり。今の共謀罪の国会審議と同じではないか」

 「武器なき斗い」を販売・貸出している「独立プロ名画保存会」(東京都杉並区)の山本洋子さん(75)によると、今年に入りにわかに問い合わせが増えている。

 「共謀罪の勉強をしたいという方が多い。昔見て、若い人に見せたいという方々も連絡してきている」と話す。」と切り出した。

 続けて記事は、「山本宣治とはどんな議員だったのか。京都府宇治市の出身で、18歳で園芸研究のためカナダに渡ったこともある異色の生物学者だ。

 東京帝大で動物学を学び、京都帝大や同志社大で教壇に立った。

 教授たちの反対を押し切ってタブー視されていた性科学の講義をおこない、「うめよ増やせよ」の時代に産児制限運動に奔走したことでも知られる。

 大学を追われたが、1928年に労働農民党から出馬し、当選。25年に制定された治安維持法の最高刑を懲役10年から死刑に引き上げる改正論議があり、労働者らへの弾圧強化を危惧して反対した。だが、29年3月。東京の旅館で右翼団体メンバーに刺殺された。その日の前日に大阪で「山宣ひとり孤塁を守る。だが私はさびしくない。背後には大衆が支持しているから」と演説したのは語り草で、郷里の墓にその言葉が刻まれている。」と教えてくれる。

 さらに記事は、「長野県上田市で山本宣治の記念碑を守る「長野山宣会」の藤原超事務局長(80)は「安保関連法の議論の頃から、記念碑を訪れる人が増えている」と話す。

 殺害の4日前に上田市で演説していた縁で、地元の人々が翌30年に記念碑を建立。

 戦時中も当局の破壊命令にもかかわらず、ひそかに土の下に埋められ守り抜かれた。

 来訪者用のノートには、国民の負託にこたえようと命がけで闘った山宣への賞賛や、治安維持法に似る共謀罪への危機感がつづられている。

 「治安維持法は共謀罪とは関係ない、たいしたことはないと政府はごまかしたいようだがひきょう」と話し、こうした国会審議への不満が「山宣詣で」に繋があっているとみる。

 毎年、命日の3月5日に「山宣墓前祭」を開催している京都の「宇治山宣会」は今春、「山宣をもっと多くの人たちに知ってもらいたい」と「山宣クリアファイル」を1500セット作成した。」とのこと。

 最後に記事は、「薮田秀雄(72)は「山宣は闘士というより普通の生物学者だった。

 人間がいかに生きるか、という問題から、戦争に反対し、治安維持法に反対した」と説明しこう訴える。

 「共謀罪もいったん成立してしまえば際限なく拡大解釈されてしまう。山宣は孤軍奮闘したが、今はそうではない。

 自由や民主主義を守るために力を尽くすときだ。」」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「今年3月、東京都渋谷区で開かれた映画「武器なき斗い」(60年製作・山本薩夫監督)の上映会は重い空気に包まれた」とのこと、

 「山本宣治とはどんな議員だったのか。京都府宇治市の出身で、18歳で園芸研究のためカナダへ渡ったこともある異色の生物学者だ。

 東京帝大で動物学を学び、京都帝大や同志社大で教壇に立った。

 教授たちの反対を押し切ってタブー視されていた性科学の講義を行い、「産めよ増やせよ」の時代に産児制限運動に奔走したことでも知られる」とのこと、

 「大学を追われたが、1928年に労働農民党から出馬し、当選。25年に制定された治安維持法の最高刑を懲役10年から死刑に引き上げる改正論議があり、労働者らへの弾圧激化を危惧して反対した」とのこと、

 「29年3月、東京の旅館で右翼団体のメンバーに刺殺された。その前日に大阪で「山宣ひとり孤塁を守る。だが私は寂しくない。背後には大衆が支持しているから」と演説をした」とのこと、

 「殺害の4日前に上田市で演説していた縁で、地元の人々が翌30年に記念碑を建立。戦時中も当局の破壊命令にもかかわらず、ひそかに土の下に埋められ守り抜かれた」とのこと、

 「毎年、命日の3月5日に「山宣墓前祭」を開催している京都の「宇治山宣会」」があるとのこと、等々を初めて知ることができた。

 偉い人間がいたものだと思った。

 原発事故が起きるまでは被害の規模がこれほど広くこれほど長く続くとは、想像できなかった。

 そして、政府が安全だというのだから、事業者の東電が安全で安価だというのだから、大丈夫だという「ほとんど根拠のない安心感」に浸っていたことに、原発事故の後に気づかされた。

 同じ後悔を「共謀罪」で味わないで済ませたいものだ、と思った。駅での街宣、ビラまき等できるだけのことは実践することにした。

 

 

 


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by sasakitosio | 2017-05-30 19:00 | 東京新聞を読んで | Trackback

5月28日付東京新聞5面に、「時代を読む」という欄がある。筆者は、哲学者・内田節氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「戦争論という言葉からもっともよく連想される書物は、200年近く前に、ドイツ(プロイセン)の将校だったクラウゼビッツによって書かれた、「戦争論」だろう。

 それはこんな本であった。

 戦争は暴力によって実行される。

 しかも暴力はお互いの暴力の拡大を生み、こうして戦火が拡大していく。

 とともに、戦争は政治の手段であることも理解しておかなければならない。

 対外的な政治の手段であるばかりでなく、国内をまとめる国内的な政治の手段としても機能する。

 また戦争が勃発する過程では3つの要素がからみ合っている。

 国民のなかに相手に対する敵意や憎悪が広がっていること、

 軍人にとっては戦争が不確実性を伴っているがゆえに、自由な作戦と言ったある種の自由感がること、

 そして政府にとっては政治を実現するための道具という要素が絡み合って、戦争は実行に移されていく。

 クラウゼビッツは戦争が起こるメカニズムを正確に捉え、ゆえに彼の「戦争論」は今日も読み継がれている。」と教えてくれる。

 続けて筆者は、「現在の私たちは、戦争が起こる危険性を、直視せざるを得ない状況の中で暮らしている。

 北朝鮮は、戦時体制を維持することによって政治を行ってきた国だ。

 戦時下であるという危機を煽ることによって、対外的にも、国内的にも政治を遂行してきた。

 さらに中国やロシアも、そのような北朝鮮があることを道具として使いながら対外的な政治をおこなってきたのである。

 米国もまたまた戦後の歴史の中で、戦争という手段を政治の道具にしつづけた国である。

 戦争を通して国際的な地位を維持しようとしたばかりでなく、政府の支持率を高める手段としてもそれは使われてきた。

 戦争の危機を直視するとは、こういう世界構造の中で私たちは暮らしているということを、理解することでもある。」と教えてくれる。

 さらに筆者は、「だがそれは、このような構造のなかに、日本も加わっていくということではないだろう。

 戦後の日本が理念として掲げたものは、政治の手段として戦争を使わないということだった。

 その理念を反映したのが、憲法9条である。

 とともに、戦争無き世界を作るためには、特定の個人や人々に対する敵意や憎悪も捨てなければならない。

 クラウゼビッツが述べたように、敵意や憎悪も戦争を勃発させる要素の一つである。

 だから、たとえどんなに遠回りに見えても、相手を理解し交流することを美徳とする理念を育もうとしたはずだ。

 今の私たちは、凄惨な朝鮮戦争とその過程での北朝鮮軍、韓国軍による虐殺の歴史をどれだけ知っているのであろうか。

 もちろん私も北朝鮮を擁護する気はないのだが、歴史の無理解が広がり、不安が憎悪に向かえば、私たちは現在の国際政治の世界に巻き込まれるだけである。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「今日の状況下では、私たち自身が試されているのかもしれない。

 政治の手段として戦争という道具を用いないという理念、敵対、憎悪ではなく理解と交流によって未来を開いていこうという思想。

 そういうものを持ち続けるためには、私たちはどんな知恵を働かせていけばよいのか。

 それを訴え続ける勇気が、いま必要とされている。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「200年前に、ドイツの(プロイセン)の将校だったクラウゼビッツによって書かれた「戦争論」という本がある」こと、

 「戦争は暴力によって実行される。しかも暴力はお互いの暴力に拡大を生み、こうして戦火は拡大していく」とのこと、

 「国民の敵意と、軍人の自由感、政府にとっては政治を実現するための道具という要素が絡み合って、戦争は実行されていく」とのこと、

 「北朝鮮は、戦時体制を維持することによって政治をおこなってきた国だ」との指摘、

 「中国やロシアも、そのような北朝鮮があることを道具として使いながら対外的な政治をおこなってきた」との指摘、

「 米国もまた戦後の歴史の中で、戦争という手段を政治の道具にし続けた国である。」との指摘、

 「戦争の危機を直視するとは、こうした世界構造の中で私たちは暮らしているということを、理解するということでもある」との指摘、

「戦後の日本は理念として掲げたものは、政治の手段として戦争を使わないということだった。その理想を反映したのが、憲法9条である」との指摘、

等々はよく理解できたし、大いに勉強になった。

 筆者指摘の「政治の手段として戦争という道具を用いないという理念、敵対、憎悪ではなく理解と交流によって未来を拓こうという思想」こそが、個人としても国家としても人類としても地球としても、豊かで長持ちする道だと確信した。知恵を磨き、勇気を養いたい。 

 

 


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by sasakitosio | 2017-05-30 07:04 | 東京新聞を読んで | Trackback

5月29日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「加計学園が愛媛県今治市の国家戦略特区に獣医学部を新設するに際し、政府の介入があったとする内部告発が続いている、

 権力の乱用は論外として、獣医学部の新設自体に問題はないのだろうか。」と切り出した。

 続けて筆者は、「我が家飼い猫は6歳から腎臓が悪く、動物医療は身近である。

 親しい獣医さんによれば、獣医学部卒後、動物病院で働く人は半数程度。企業への就職も多く、理由は新規開業の難しさだそうだ。

 獣医師の場合、個人経営の小規模な動物病院が中心で、多数の勤務医が働く医療機関はごくわずか。勤務医として働く道がないため、開業医として、働くのが前提となっている。

 この事情は歯科医師とよく似ているが、いまや歯科のクリニックはコンビニより多いと言われ、ワーキングプアと嘆く歯科医師もいる。

 歯科医師の状況を見てか、学部の施設に慎重な医学部。そして、獣医師もまた、養成過剰にならぬよう学部を増やさなかった。

 現在全国の獣医学部の定員は1000人に満たない。今回新設される学部定員が160人。

 十数パーセント定員が増えることになる。」と指摘した。

 最後に筆者は、「公的保険の影響下にある医師と異なり、獣医師は自由診療。常にモラルが問われる仕事である。

 動物と人間の温かい関係を支える、獣医師という仕事。その養成を担うと思えばきちんとした基準で、可否を判断してもらいたい」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「勤務医として働く道がないため、開業医として働くのが前提となっている」とのこと、

 「この事情は歯科医とよく似ている」とのこと、

 「今や歯科医のクリニックはコンビニより多いと言われ、ワーキングプアと嘆く歯科医師もいる」とのこと、

 「現在全国の獣医学部の定員は1000人に満たない。今回新設される学部定員が160人。十数パーセント定員が増えることになる」とのこと、

 「公的保険の影響下にある医師と異なり、獣医師は自由診療」とのこと、等々を初めて知ることができた。

 学部新設程度の問題で、総理筋が絡むことを不思議に思っていたが、筆者の指摘を読んでその理由がわかった気がした。でも無理筋だったな、と思った。  

 


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by sasakitosio | 2017-05-30 06:21 | 東京新聞を読んで | Trackback

5月28日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

まず筆者は「加計学園問題について、前文科事務次官の証言が飛び出したが、この発言の信憑性を損ねようとする政府の悪あがきは目に余る。」と切り出した。

 続けて筆者は、「前次官が在職中、怪しげな風俗店に行っていたと読売新聞が報じた。

 それがどうした。 法に触れなければ余暇に何をしようが勝手だろう。

 首相の提灯持ちを演じていたジャーナリストが悪質な性犯罪を実行し、逮捕状まで出ていたが警視庁幹部が握りつぶしたと週刊誌が報じた件は何の追及もなしか。

 権力者に近しい者の犯罪はもみ消され、権力者に逆らう者は根拠のない攻撃を受ける。

 確かに日本には複数政党や自由な報道機関はある。

 しかし、最大部数の新聞が政府の謀略に加担し、公共放送は政府の言い分を最優先で伝える。

 傲慢な権力者は議会を軽蔑し、野党の質問には最初から答えない。

 もはや日本は、かって中南米やアフリカに存在した専制国家になり下がったと言ってもよい。」と指摘した。

 最後に筆者は、「獣医学部新設は岩盤規制の打破だと政府の行為を擁護する声もある。

 それは大きな勘違いである。大学新設は政治が決めても良い事柄だが、どの大学が新学部を運営する能力を持つかは、行政が公平に判断する事柄である。権力者がそれをゆがめたのが加計疑惑の本質である。

 権力者の我儘に政治家や役人がひれ伏すような国は早晩ほろびる。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「首相の提灯持ちを演じていたジャーナリストが悪質な性犯罪を実行し、逮捕状まで出ていたが警視庁幹部が握りつぶしたと週刊誌が報じた件はなんの追求もなしか」との指摘、

 「最大部数の新聞が政府の謀略に加担し、公共放送は政府の言い分を最優先で伝える」との指摘、

 「傲慢な権力者は国会を軽蔑し、野党の質問には最初から答えない」との指摘、等々はよく理解できた。

 筆者の「権力者の我儘に政治家や役人がひれ伏すような国は早晩ほろびる」との指摘は、その通りだと思う。

 そして、国民の多くが、政治家が、役人が、「政権支持率の急降下」という結果で、気づきが可視化できるといいのだが?


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by sasakitosio | 2017-05-29 06:20 | 東京新聞を読んで | Trackback

5月18日付東京新聞新聞社説に、「日本の平和主義 見直すべきは安保法だ」との見出しで日本国憲法のことが載った。

 今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「現行憲法に自衛隊を規定した項目はない。それでも東日本大震災があった翌2012年の内閣府の世論調査で自衛隊に「良い印象を持っている」と答えた国民は初めて9割を超えた。

 次に行われた15年の調査でも9割を超え、各地の災害救援で献身的に働く隊員の姿が自衛隊の評価を押し上げている。

 本来任務の国防をみると、「必要最小限の実力組織」(政府見解)とされながらも、毎年5兆円前後の防衛費が計上され、世界有数の軍事力を保有する。

 自衛隊は安全・安心を担う組織として広く国民の間に定着している。

 変化を求めているのは安倍晋三首相ではないか。」と切り出した。

 続けて筆者は、「憲法解釈を一方的に変更して安全保障関連法を制定し、他国を武力で守る集団的自衛権行使を解禁したり、武力行使の一体化につながる他国軍への後方支援を拡大したり、と専守防衛の国是を踏み越えようとするからである。

 安倍政権は、自衛隊に安保法に基づく初の米艦防護を命じた。

 北朝鮮からの攻撃を警戒する目的にもかかわらず、北朝鮮の軍事力が及びにくい太平洋側に限定した。ことで安保法の規制事実化が狙いだとわかる。

 米艦を守るために他国軍と交戦すれば、外形的には集団的自衛権行使と変わりはない。

 安保法で改定された自衛隊法は、武器使用を決断するのは自衛官と規定する。

 集団的自衛権の行使を命じることができるのは大統領と国防長官の二人だけとさだめている米国と比べ、あまりにも軽く、政治家が軍事を統制するシビリアンコントロールの観点からも問題が多い。

 米艦を防護しても国会報告は必要とされず、 速やかに公表するのは「特異な事態が発生した場合」だけである。

 今回、報道機関の取材で防護が明らかになった後も政府は非公表の姿勢を貫いた。

 国会が関与できず、情報公開もない。政府が恣意的断をしても歯止めは機かいないことになる。」と指摘した。

 最後に社説は、「安保法により、自衛隊は軍隊の活動に踏み込みつつある。

 憲法9条に自衛隊の存在を明記すべきと発言した安倍首相の真意は名実ともに軍隊として活用することにあるのではないか。

 現在の自衛隊が国民から高く評価評価されている事実を軽視すべきではない。必要なのは憲法を変えることではなく、安保法を見直し、自衛隊を民主的に統制していくことである。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「東日本大震災があった翌2012年の内閣府の世論調査で自衛隊に「良い印象を持っている」と答えた国民は初めて9割を超えた」とのこと、

 「本来の任務を見ると、「必要最小限の実力組織」(政府見解)とされながらも、毎年5兆円の防衛費が計上され、世界有数の軍事力を保有する」とのこと、

 「米艦を守るために他国軍と交戦すれば、外形的には集団的自衛権行使と変わりはない。

 安保法で改定された自衛隊法は、武器使用を決断するのは自衛官と規定する」とのこと、

 「米艦を防護しても国会報告は必要とされておらず、速やかに公表するのは「特異な事態が発生した場合」でけである。」とのこと、

 「「安保法により、自衛隊は軍隊の活動に踏み込みつつある」とのこと、等々を知ることができた。

 社説の指摘するように、「必要なのは憲法を変えることではなく、安保法を見直し、自衛隊を民主的に統制していくことである」と思った。

 シビリアンコントロールが実質的に可能なのは、自衛隊が「災害救助隊」として国民の信頼を得ることでなく、政府が軍隊としての「自衛隊」をコントロールするに足る「識見」を持っているとの国民的信頼がある状況が前提だと思うが。

 


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by sasakitosio | 2017-05-28 14:18 | 東京新聞を読んで | Trackback

5月17日付東京新聞社説に、「日本の平和主義 「改憲ありき」が透ける 」との見出しで、憲法改正のことが載った。

今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「戦争放棄と戦力不保持を定めた憲法9条改正は、自民党結党以来の「悲願」である。

 しかし、安倍晋三首相の9条改正論は、内容にかかわらず、憲法の改正自体を目的とする姿勢が透けて見える。」と切り出した。

 続けて社説は、「まずは、自民党の政権復帰直後のことを振り返りたい。

 安倍首相は2013年1月、本紙のインタビューに「憲法改正は衆参両院ともに3分の2の賛成があった初めて発議できる。

 極めて高いハードルだ。現実的なアプローチとして、私は96条の改正条項を改正したい」と答えている。

 憲法改正がしやすいよう、発議の要件を「2分の1」以上に緩和した上で、具体的な改正に取り組む段階論である。しかし、「姑息な手段」などと猛反発に遭い、首相もその後、言及しなくなった。

 首相が次に持ち出したのは、大地震など自然災害や武力攻撃を受け場合に政治空白を避けるために「緊急事態条項」追加だ。

 衆参両院の憲法調査会では、その是非についても各党が見解を表明したり、参考人から意見を聞くなど、議論を続けている。

 しかし、自民党の改憲草案が緊急事態の際、内閣が法律と同じ効力の政令を制定できることや、一時的に私権制限を認める内容を盛り込んでいることもあり、議論が前進していないのが現状だ。

 そこで首相が5月に持ち出したのが9条1.2項を残しつつ、3項を設けて自衛隊の存在を明記する新たな改憲論である。

 国防軍の創設を盛り込んだ党の改憲論よりも穏健に見えるが歴代内閣は自衛隊を合憲と位置づけ、国民の多くも自衛隊の存在を認めている。わざわざ憲法に書き込む必然性は乏しい。」と指摘した。

 最後の筆者は、「一連の経緯を振り返ると、首相の改憲論からは、改正を必要とする切迫性が感じられない。

 あるのは、首相在任中に憲法改正を成し遂げたいという(改憲ありき)の姿勢だ。

 東京五輪の20年を改正憲法施行の年と期限を区切ったのも、自らの在任期間を念頭に置いたものだろう。

 そもそも憲法の改正は、多くの国民から求める声がわきあがったときに初めて実現すべきものだ。

 憲法に縛られる立場にある行政府の長が、この部分を変えてほしいと指定するのは、立憲主義はもちろん、憲法擁護義務に反し、幅広い合意を目指す憲法審査会の努力も踏みにじるものである。

 党総裁との使い分けも、正当な主張とはおよそ言えない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「一連の経緯を振り返ると、首相の改憲論からは、改正を必要とする切迫性が感じられない。」との指摘、

 「あるのは、首相在任中に憲法改正を成し遂げたいという(改憲ありき)の姿勢だ」と指摘、

 「そもそも憲法の改正は、多くの国民から求める声が湧き上がったときに初めて実現すべきものだ」との指摘、等々の指摘はよく理解できた。

 何かをしたいので、既存の憲法の規定が障害だからとか、新しい憲法の条項が必要だとか、そういう具体的な政策目標が明らかにされないままの憲法改正って、国民エネルギーの究極の無駄使いではでないか。

 「戦争のない平和な世界」の実現とそこでの「日本国家・国民」の貢献に、ベーシックインカムを実現に、医療・介護・教育・労働の社会化を実現に、いま日本国憲法を変える必要はないような気がするが。

 


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by sasakitosio | 2017-05-28 09:24 | 東京新聞を読んで | Trackback

5月27日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、アナウンサー・師岡カリーマ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 外国人を対象とした日本語教育では、言語の節々に表れる伝統文化や礼儀作法も紹介し、それに倣うように促す。

 代表的なものが謙孫の美徳だ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「褒められても「ありがとう」ではなく「それほどでも」「まだまだです」と言おう。

 高価な贈り物でも「つまらないものですが」と言おう。

 となると、観光客が集まる京都各地に「日本人で良かった」というポスターを貼るのは、右だ左だの議論を通り越して、日本の礼儀作法や言語文化に反すると思われる。

 伝統再生をうたう団体主導なら違和感もひとしおだ。」と指摘した。

 さらに筆者は、「「日本人でよかった」は外国人が聞くと「あなたの国じゃなくてよかった」と言われるようなものだが、その国は例えばどこだろう。

 中国?

 製紙や印刷などの発明を生み、私たちに文字をくれた中国?

 誇れる伝統は、どこの国にもある。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「そういう私も、日本で良かったと思う。

 たとえば、日本は(一応)非戦国で職業に貴賤のない平等社会だと海外の友人に話す時。

 たとえ自己責任となじられても、弱者を助け、真実を伝えるために戦地にも赴く立派な市民がいるおかげで、同じ日本人の私まで敬意を表される時。

 国家権力に内心を(今のところは)裁かれない人権優先国であることを思う時、憲法がうたう個人の尊厳