憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

カテゴリ:東京新聞を読んで( 1976 )

64日付東京新聞朝刊社説横に、「時代を読む」という欄がある。

 筆者は、同志社大教授・浜矩子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「猫は4本足である。私の犬も4本足である。したがって、私の犬は猫である。この論理は完璧だ。そして、完璧に破たんしている。

 この完璧にして、完璧に破たんしている論理を政策責任者が採用すると、次のようになる。

 自分は今、何かをやらなければいけない。

 ここに今、自分がやれることがある。

 したがって。これが今、自分がやるべきことだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「ある国のお山の大将の場合がこれだ。自分は今、我が身を守らなければいけない。

 自分には今、あいつを首にすることができる。

 だから今、自分が今やるべきことは、あいつを首にすることだ。

 ちょうどあいつは嫌いだったし。

 自分は今、G7とかいう集まりで見栄を切らなければいけない。自分には今、地球温暖化対策に関するパリ協定から脱退することができる。

 だから今、自分がやるべきことは、パリ協定から脱退することだ。

 どうせ、地球温暖化なんてでっち上げだし。

 わが国は今、対外赤字が膨らみ過ぎている。何とかしなければいけない。

 自分には今、この対外赤字を他人のせいにすることができる。

 だから今、自分がやるべきことは、この対外赤字を手当たり次第他人のせいにすることだ。

なんせ、わが国に対する黒字国はたくさんあるし。

 ある国のわがまま王子もまた同じだ。

 ぼくちゃん今、強大国の土台となる効率経済づくりを急ぎたい。

 ぼくちゃんには今、会議をつくることができる。

 だから今、ぼくちゃんがやるべきことは会議をたくさん作ることだ。

 未来投資会議、総合科学技術・イノベーション会議。

 生産性構造国民運動推進協議会。

 もう実行計画ができたから一応解散しちゃったけど、働き方改革実現会議もよかったなあ。

 ぼくちゃん、「国会」という名前の議会は大嫌い。

 だけど会議は楽しい。

 ぼくちゃん会儀好きの議会嫌い。

 ぼくちゃん今、憲法を早く改正したい。

 ぼくちゃんには今、2020年新しい憲法が施行される年にしたいって言えちゃうことだ。

 どうせ、どこからも文句が出るわけないし。

出たってどうってことはないし。」と指摘した。

 最後に筆者は、「完璧な論理の完璧な破綻は、なぜ生じるか。二つの問題がある。第一に、視野が狭い。第二に想定が手前勝手過ぎる。

 確かに犬も猫も4本足だ。

 だが、それが犬と猫の総てではない。

 両者を比べる基準は他にも多々ある。足の数のみしか見ない視野狭窄が、とんでもない短絡をもたらす。

 政策選択の範囲も広い。すべてのオプションを検討したのちでなければ、良心的な意思決定はできない。

 自分の犬を猫だと結論づけた人は、まあ、まだいい。単にそそっかしいだけだ。お山の大将とわがまま王子の場合もそそっかしそうである。

 熟慮が得意そうでない。

 だが、彼らの場合には、さらに別の問題がある。つまりは上記の問題その二だ。

 出発点がご都合主義でありすぎる。

 自分にとっていいか悪いかが全て、自分が何をやりたいかが全て。

 自分が全てで。

 ここからすべてが始まる。

 政策責任者の選択は、自分のための選択ではない。その論理は自己正当化のために論理であってはならない。我欲の論理は、どうせ完璧を記しても、必ず完璧に破たんする。」として締めくくった。

 読んで面白くためになった。

 「ある国のお山の大将」と「ある国のわがまま坊ちゃん」の喩は、ピッタシと思えて面白かった。

 また、「完璧な論理の完璧な破綻は、なぜ生じるか。二つ問題がある。第一に、視野が狭い。第二に、想定が手前勝手過ぎる」との指摘、

 「お山の大将とわがまま王子の場合も、そそっかしそうである。熟慮が得意そうではない」との指摘、

 「出発点がご都合主義でありすぎる。自分にとっていいか悪いかが全て。自分が全て。ここからすべてが始まる。」との指摘、等々教えてもらった。

 そして、筆者は「我欲の論理は、どう完璧を期しても、必ず破綻する」と教えてくれる。

 が、論理が破たんしているのに居直っている「わがまま王子」には困ったもんだ、と思った。

 

 


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by sasakitosio | 2017-06-10 06:22 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月9日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。

 今日は、の筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「筆者が同志社大学神学部と大学院で学んていたのは1979年~85年である。

 東京では学生運動は沈静化していたが、京都ではまだ学生反乱の雰囲気が残っていた。

 特に同志社は、独自の進化を遂げた東太平洋のガラパゴス諸島(エクアドル領)になぞらえて「同志社ガラパゴス」と揶揄されていた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「1回生のときの試験は学生側の全学バリケードストライキ、3回生のときの試験は大学側の全学ロックアウトで、リポートの郵送による試験に切り替えになった。

 神学部の教授たちは、異議申し立ての学生には寛容だった。

 学生が逮捕されても身元引受人になってくれた。

 ただし、外部のセクトやキリスト教系カルトに神学生が引き入れられようとするときに教授たちは必死になってそれを引き留めた。

 野本真也先生(元同志社大学神学部教授で現在は日本基督教団加茂教会牧師)が筆者たちに「あなたたちの内発的な異議申し立て運動と、反社会性を強く帯びた大人の政治は異なる」と言っていた。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「現在マルクス主義系ではなく、「俺はトルコから強制送還になり、日本政府にパスポートを奪われた」などと称する「ジハード戦士」が様々な機会を利用して学生に接触し、過激な運動に誘う。

 こういう「大人の政治」から学生を守ることも教育に従事する人々の責務と思う、」と締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「筆者が同志社大学神学部と大学院で学んでいたのは1979~85年である」とのこと、

 「「同志社ガラパゴス」と揶揄されていた」とのこと、

 「外部のセクトやキリスト系カルトに神学生が引き入れられようとするときに教授たちは必死になって引きとめた」とのこと、

 野本真也先生は「あなたたちの内発的な異議申し立て運動と、反社会性を強く帯びた大人の政治は異なる」と言っていたとのこと、

 現在は、マルクス主義系ではなく、「俺はトルコから強制送還になり、日本政府にパスポートを奪われた」などと称する「ジハード戦士」が様々な機会を利用して学生に接触し、過激な運動に誘う」とのこと、等々を知ることができた。

 自分の学生のころは、安保闘争後の10年間で、学生運動花盛りの時代だったと思い出した。

 大学の寮の二人部屋の同室者がセクトのリーダーだったのをはじめ、同輩や後輩がセクトや民青や創価学会に入って「熱っぽく意見」を聞かされたが、自分は大学に法律を勉強するためにはいったこと、セクトの学生や民青や学会員のいうことがなんとなく嘘っぽく見えて、全く興味がわかなかった。今思えば、不思議な気がする。

 そして、同志社の新学部の先生方が、「反社会性を強く帯びた大人の政治」から学生を守ったことに敬意を表したい。

 


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by sasakitosio | 2017-06-10 06:10 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月8日付東京新聞社説に、「「共謀罪」と条約」との見出しで、共謀罪の審議の経過が載った。

 今日は、この社説を学習することにした。

 まず社説は、「「共謀罪」をめぐり、国連の国際組織犯罪防止法条約の立法ガイド執筆者が本紙に「条約はテロ防止が目的だはない」と明言した。政府の説明が根底から崩れる。数の力で法案を通してはならぬ。

 今回、日本が締結を目指しているのは国際組織犯罪防止条約(TOC条約)である。

 政府は締結のためには「共謀罪」法案が不可欠だとしているのに対し、野党は現行法のままでも可能だとしている。

 この溝は埋まらない。

 また、従来「共謀罪」という法案名つけてきたのに、今回は「テロ等準備罪」と名称を変えている。安倍晋三首相が東京五輪・パラリンピック開催を控え、テロ対策が必要だと訴えているためだ。

 だが、この説明はTOC条約の精神とは全く相いれな。」と切り出した。

 続けて社説は、「このTOC条約を締結するため各国が立法作業をするための国連の「立法がイド」を執筆した刑事司法学者ニコス・パッサス氏は「条約はテロ防止を目的としたものではない」と述べている。

 3日にロンドン中心部で起きたテロなどを指し、「英国は長年TOC条約のメンバーだが、条約を締結するだけでは、テロ防止にならない」とも言う。

 さらに「新たな法律などの導入を正当化するために条約を利用してはならない」と警鐘を鳴らしている。

 同氏はTOC条約について「組織的犯罪集団による金銭的な利益を目的とした国際犯罪が対象でテロは対象から除外されている」と指摘している。

 「非民主的な国では、政府への抗議活動を犯罪とみなす場合がある。だからイデオロギーに由来する犯罪は除外された」と、起草過程からその理由を説明している。」と教えてくれる。

 最後に社説は、「要するに政府のいう「テロ対策」という説明は、「立法がイド」執筆者から見れば、全くその理念を理解していないに等しい。

 「共謀罪」という新法をつくらなくても、条約締結の条件を満たしていれば現行法の改正でも対応できる道はあるのだ。

 何より「条約はプライバシーの侵害につながるような捜査手法の導入を求めていない」と述べたことは重い。

 国連のケナタッチ特別報告者も日本の「共謀罪」について「プライバシーを制約するおそれがある」と指摘している。

 実行前の犯罪を摘発するには広く監視するしか方法がない。これはプライバシー侵害を捜査機関が引き起こしうる極めて深刻な問題だ。

 到底看過できない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。 

 「国連の「立法ガイド」の執筆者・刑事司法学者ニコス・パッサス氏は「条約はテロ防止を目的としたものではない」と述べている」とのこと、

 さらにニコス・パッサス氏は「新たな法律などの導入を正当化するために条約を利用してはならない」と警鐘鳴らしている」とのこと、

 同氏はTOC条約について「組織的犯罪集団による金銭的な利益を目的とした国際犯罪が対象で、テロは対象から除外されている」と指摘している」とのこと、

 「非民主的な国では、政府への抗議活動を犯罪とみなす場合がある。だからイデオロギーに由来する犯罪は除外された」と、起草過程からその理由を説明している」とのこと、

 「なにより「条約はプライバシーの侵害につながるような捜査手法の導入を認めていない」と述べた」とのこと、

 等々を知ることができた。

 「要するに政府のいう「テロ対策」という説明は、「立法ガイド」執筆者から見れば、全くその理念を理解いしていないに等しい」との指摘は、共謀罪についての「政府の嘘」をものの見事に、さらけ出してくれた。これで、共謀罪はザ・エンドだよ。国会での政府答弁は一から十まで、真顔で嘘を言っているようで、テレビを見ながら「国民をばかにするのもいい加減にせい!」とつぶやいて、チャンネルを変える毎日だ。


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by sasakitosio | 2017-06-09 06:14 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月8日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「1960年代半ば、米国の大学院生がビジネスモデルを思いついた。

 途上国の低賃金工場に発注して欧米で高級品として売れば、大儲けができるというものだ。

 運動靴などの世界ブランドであるナイキはこうして大成功したが、盲点があった。」と切り出した。

 続けて筆者は、「旧来の考え方では、発注元は下請け内部まで責任を取る必要がないはずだが、商品イメージは児童労働や苦汁工場で大きく損なわれる。

 実際、下請けの過酷な労働実態が報道されると、企業責任を否認していた経営トップは、非難の声の広がりに労働条件の監視と改善の約束に追い込まれた。

 電子機器のアップル社も中国の下請けの工場事故で安全性軽視を非難されると、工場リストの公表に踏み切った。

 同様に、4年前のバングラデシュ雑居工場ビルの倒壊で千人以上の犠牲者が出ると、世論の圧力で世界のアパレル大手は下請け労働改善の協約などを結び、協力工場の公表を始めた。

 記者への恫喝訴訟や黒い職場統治で悪名をはせたユニクロも、この事故で世界の潮流に気がついたらしい。ようやく今年から、下請け工場を公表し始めた。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「しかし、こんなリストでは労働実態は全く不明だ。投資家に連結財務諸表が不可欠なように、消費者には労働実態報告書などで、商品がどう生産されたかを知り、血で汚された商品を拒否する権利があるはずだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「1960年代半ば、米国の大学院生がビジネスモデルを思いついた」とのこと、

 「途上国の低賃金工場に発注して欧米で高級品として売れば、大儲けできるというのだ」とのこと、

 「商品イメージは児童労働や苦汁工場で大きく損なわれる」とのこと、 

「電子機器のアアップル社も中国の下請け工場事故で安全性軽視ホ非難されると、工場リストの公表に踏み切った」とのこと、

 ユニクロも「ようやく、今年から、下請け工場を公表し始めた」とのこと、等々を知ることができた。

 筆者は「消費者には労働実態報告書などで、商品がどう生産されたかを知り、血で汚れた商品を拒否する権利があるはずだ」と主張する。その主張に共鳴する。

 そして、国としても、進出企業が進出先の国民を雇用し、その地域の経済発展に貢献したり、日本文化を普及したりして、日本の民間外交の担い手となるように、援助監督する必要があると思った。そのことが、長い目で見て「日本の平和と安全」に必ずプラスになるかろうから。


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by sasakitosio | 2017-06-09 06:01 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月7日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「3月で閉鎖された奈良少年刑務所が「監獄ホテル」に生まれ変わることに決まった。

 明治5大監獄のひとつとして明治41年(1908)年に竣工。

 丘の上に立つ赤レンガの建物はメルヘンチックなお城のようだ。」と切り出した。

続けて筆者は、「 奈良少年刑務所でもうひとつ特筆すべきは、ここの厚生教育だ。

 「社会性涵養プログラム」の一環として作家の寮美千子さんを講師に2007年から行われてきた詩の授業は「空が青いから白をえらんだのです」「世界はもっと美しくなる」という2冊の詩集にまとまっている。

 でね、受刑者の青少年たちが書いた詩がいいのよどれも。

 「僕のすきな色は/青色です/つぎにすきな色は/赤色です」。困惑する寮さん。

 が、受講生の手が次々あがる。「ぼくはbくんの好きな色を一つだけじゃなく二つ聞けてよかったです」「Bくんは、ほんま青と赤が好きなんやなあって、よく伝わってきました」」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「「写真集 美しい刑務所」に寄せられた関係者らの証言を読むと、この刑務所が地域にどれほど溶け込み、愛されていたかがわかる。

 「建物の保存は嬉しいが、閉鎖は困る」

 「受刑者たちはどうなるのか」

 「刑務所のままでいいのに」

 明治の刑務所建築が美しいのは不平等条約の解消が目的だったとうわれるが、更生への願いも込められていたはずだ。教育の原点を見る思いがする。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「3月で閉鎖された奈良少年刑務所が「監獄ホテル」に生まれ変わることが決まった」とのこと、

 「明治5大監獄の一つとして明治41(1908)年に竣工」とのこと、

 「奈良少年刑務所でもう一つ特筆すべきは、この更生教育だ」とのこと、

 「「社会性涵養プログラム」の一環として作家の寮美千子さんを講師に2007年から行われた詩の授業は「空が青いから白をえらんだのです」「世界はもっと美しくなる」という2冊の詩集にまとまっている」とのこと、等々を知ることができた。

「監獄ホテル」が誕生するとのことであるが、刑務所とか監獄とか受刑者と言う言葉に、越えがたき距離を感じる。自分はそのホテルに決して泊まりにいかない、と思う。

 「基本的人権を命がけで守る」ことに大いに意義を感じるが、犯罪行為は「基本的人権」を侵す行為という「観念」から、なかなか抜けられない からだ。般若心経の心境にはなかなかなれないことを改めて知った。。

 


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by sasakitosio | 2017-06-08 06:27 | 東京新聞を読んで | Trackback

66日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「今年はロシア革命から100年。20年ほど前、ベルリンであった元東独の作家は、現代史の最も大きな事件が1917年のロシア革命だと言った。私は、ソ連崩壊だ、と反論した。

 今にして思えば、どちらも同じことを主張していたのだった。」と切り出した。

 続けて筆者は、「まだピースボートの旅半ばだが、サンクトペテルブルグで会った日露交流史研究家に、ロシア革命100年を記念する行事は何かあるのですか、と聞くと、歴史研究者の会合があるくらい、いまだ扱い方が分からない、と言う反応だった。

 旧ソ連の支配下にあった、バルト3国のラトビアのリガ市、エストニアのタリン市には、その時代に猛威を振るったKGB(国家保安委員会)による、拘束と拷問の建物が博物館として保存されてある。

 同時にナチスと闘ったソ連の戦勝記念碑、その一方でソ連からの独立運動広場もある。

 中世風の街並みに、支配する者と抵抗する者の歴史が刻まれているのだが、翻って政府の横暴ほしいままの日本の現状を思い起こされた。」と指摘した。

 最後に「サンクトぺテルブルグは、ロシア革命の街であり、ドストエフスキーの街でもある。「罪と罰」の主人公ラスコリニコフやソーニャの家を再訪するのが旅の目的の一つだったが、彼が訊問された警察署の向かい側に、ゴーゴリの「鼻」の彫刻が飾られているのに驚かされた。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 今年の正月、サンクトペテルブルグの地下鉄モスクワ駅から革命広場へ出た。駅前広場からエルミタージュ美術館への道をあるいて、ヨーロッパの街並みを見るような明るさを感じた。

 革命の記録より、ロマノフ王朝の遺跡と文化に溢れているような気がした。

 たしかに、「1991年のソ連崩壊」は信じがたい事件であった。ドイツの統一も同じように信じがたい出来事だった。ために、こんにちでは、中国と北朝鮮の崩壊が、近い将来必ず起こる、と思うようになった。中国はソ連のように、北朝鮮は東ドイツのように、崩壊するのではないか。             


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by sasakitosio | 2017-06-07 06:16 | 東京新聞を読んで | Trackback

64日付東京新聞朝刊3面に、「再生可能エネルギー・フォーラム」のことが載った。

 今日はこの記事を学習することにした。

 まず記事は、「太陽光発電などの可能性を話し合う「再生可能エネルギー・フォーラム」が3日、東京都内で開かれた。

 社会科学の研究者らが参加する「関東政治社会学会」が主催し、田畑に太陽光パネルを設置して農業と発電を両立するソーラーシェアリングの実践例などが報告され、約30人が熱心に耳を傾けた。

 会合で城南信用金庫の吉原毅相談役(62)が基調講演し、「日本の農地460万ヘクタールすべてでソーラーシェアリングを導入すれば、原発1840基分の電力をまかなえる計算だ」と訴えた。

 太陽光発電の買い取り価格は年々下がっているが、吉原氏は「太陽光パネルや工事の費用が下がっており、十分採算がとれる」と語った。

 ソーラーシェアリングは農林水産省の規制緩和で2013年から可能になった。

 作物の収穫量や品質の維持などが許可の条件。

 許可件数は増加傾向にあり、15年度には類型775件になった。」と教えてくれる。

 続けて記事は、「農業と発電の両方に太陽光を活用する取組「ソーラーシェアリング」が少しずつ広がっている。

 電気を売った収入が得られることに加え、太陽光パネルの設置で農地に適度に日影ができて農作物の収穫量が増えるケースもある。農家の収益向上に貢献している。

 千葉県市原市の民家が点在する田園風景の一角。計750平方メートルの畑に高さ3メートルの支柱を組んだ台に太陽光パネル(縦54センチ、幅120センチ)が384枚設置されている。25度の傾きで固定されたパネルの間から日光が降り注ぎ、その下でサツマイモやサトイモなどの葉が伸びる。

 「サトイモは収穫量が10%アップした」。

 両親の農地をこの先、継ごうと考えている会社員の高沢真さん(54)は笑顔で語った。

 パネルを設置したのは2013年。固定価格買い取り制度に沿って東京電力に20年間、1キロ時あたり42円で売却する契約を結んだ。

 年間の発電量は4万キロワット時で、東電に電気を売った収入は年160万~170万円になる。設備にかけた1300万は10年足らずで回収できる見込みだ。

 高沢さんの試みは、収入面などからの実家を引き継ぐかどうか悩んでいる人たちの関心が高いという。高沢さんは「ソーラーシェアリングは農業に挑戦することを躊躇している人を後押しする仕組み」だと話している。」として締めくくった。

 読んで勉強になった・

 「「太陽光発電などの可能性を話し合う「再生可能エネルギー・フォーラム」が3日、東京都内で開かれた」とのこと、

 「社会科学の研究者らが参加する「関東政治社会学会」が主催」とのこと、

 「会合で城南信用金庫の吉原毅相談役(62)が基調講演し、「日本の農地460万ヘクタールすべてでソーラーシェアリングを導入すれば、原発1840基分の電力をまかなえる計算だ」と訴えた」とのこと、

 「ソーラーシェアリングは農林水産省の規制緩和で2013年度から可能になった」とのこと、

「許可件数は増加傾向にあり、15年度には累計775件になった」とのこと、等々を初めて知ることができた。

 知って、明るい気分になった。

 とくに、「日本の農地460万ヘクタールすべてでソーラーシェアリングを導入すれば、原発1840基分の電力をまかなる計算」との話は、農業の復興・農村の復興・地方の活性化を図りながら、エネルギー転換・脱原発が出来そうだ、と思った。

 仮に私が、国政政党の役員なら次期国政選挙は、政策の大きな柱の一つとして「農業復興とエネルギー革命」を掲げて、国民の信を問いたいと思った。その時、原子力ムラの抵抗に、政権与党がどんな態度にでるか、見ものだ、と思った。


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by sasakitosio | 2017-06-06 17:43 | 東京新聞を読んで | Trackback

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