憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

カテゴリ:東京新聞を読んで( 2166 )

 10月15日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、法政大学教授・山口二郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「12日の夜のNHKニュースを見ていたら、トランプ大統領の暴言がトップで伝えられていた。

 NBCが伝えた大統領の核軍拡構想が誤報であるとして、放送免許の剥奪に言及したのが大ニュースだというのである。

 同じようなことは安倍政権の総務大臣も言ったことがあるが、あの時にNHKはこんな取り上げ方をしただろうかといぶかしく思った。」と切り出した。

 続けて筆者は、「それはともかく、トランプ大統領の感情的な発言や閣僚、側近との軋轢は常軌を逸している。

 特に北朝鮮と米国の緊張が高まる中、世界一の大国のトップがこんな不安定な人物で大丈夫かと心配になる。

 しかし、首脳のトンデモ発言は他人事ではない。安倍首相は北朝鮮を批判することを選挙戦の道具にしている。しかし、ロシアやヨーロッパ諸国、さらに実際に戦争が起これば多大な犠牲を強いられる韓国の首脳は、圧力をかけることと同時に政治的解決を求めている。

 対話は一切無意味で、圧力あるのみという安倍首相は、実は世界の孤児である。」と指摘した。

 最後に筆者は、「売り言葉に買い言葉の勢いで軍事衝突が起きる危険性が存在する中で、ひたすらトランプ大統領との盟友関係を強調することは、日本の安全を確保する道なのか、日本に災厄をもたらす道なのか。この点はこの総選挙で各党が現実を踏まえて真剣に議論すべき争点である。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 朝鮮半島での「軍事衝突・戦争」は絶対の起こしてはならない。そのために、内閣と外務省は何もしていないように思えてならない。特定秘密保護法の効果なのか、北朝鮮問題での政府首脳の動静がまったくマスメデイアに流れない。

 「対話は一切無意味で、圧力あるのみという安倍首相は、実は世界の孤児である」との筆者の指摘が当たっているような気がするが、降ってわいた総選挙をそんな指導者を「リセット」するチャンスにできないものか、と思った。


[PR]
by sasakitosio | 2017-10-16 07:06 | 東京新聞を読んで | Trackback

10月14日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という」欄がある。 筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「木曜日は右頬をひっぱたかれ、金曜には左頬に平手打ちを食らった感があった今年のノーベル賞。

 ロイター通信には「カズオ・イシグロって誰?と言いながらも我が物として文学賞を祝う日本」と書かれ、平和賞の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)には「核兵器禁止条約の日本非加盟は、被爆者への裏切り」と非難された。」と切り出した。

 続けて筆者は、「ICANには日本からの参加者もいるものの、今年は惜しくも日本人のノーベル受賞はなかった。

まさに「惜しくも」だ。

 しばしば時代遅れと批判される「二重国籍の禁止さえなければ、成人してから英国籍を取得したイシグロ氏も日本人受賞者のリストに加わっていた。

 日本への愛着を語る彼の言葉を物欲しげに引用する必要もなかった。

 5歳から英国で育ち、英語で文学の才能を現した作家には、生活の都合上、英国籍は必要だ。ルーツである日本とのつながりを国民という立場で維持したくても、日本の法が許さない。国籍剥奪は、外国籍取得という「裏切り」への罰なのか、という見方さえある。」と指摘した。

 最後に筆者は、「今まで二重国籍合法化を求める者には、欲張りとか実利目当てといった負のイメージがあった。

 だが今回の受賞で、生まれ故郷との絆を大切にしたいだけの天才作家の顔がそれに取って代わった。イシグロ氏のようなケースは最初でも最期でもない。議論の転換点になれば、と思う。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「ロイター通信には「カズオ・イシグロって誰?と言いながらも我が物として文学賞を祝う日本」とかかれ、平和賞の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)には「核兵器禁止条約の日本非加盟は、被爆者への裏切り」と非難された」との指摘、

 「ICANには日本からの参加者もいるものの、今年は惜しくも日本人のノーベル受賞はなかった」との指摘、

 「しばしば時代遅れと批判される二重国籍の禁止さえなければ、成人してから英国籍を取得したイシグロ氏も日本人受賞者のリストに加わっていた」との指摘、等々の指摘はよく理解できた。

 また「日本への愛着を語る彼の言葉を物欲しげに引用する」気持ちも痛いほどわかる。しかし、二重国籍を認めていない日本の現状では、日系英国人のノーベル賞受賞を日本を挙げて祝福したい、と思った。

 そして、ICANのノーベル賞受賞が、「核兵器禁止条約」への日本加盟を促す機会になれば、と思っている。


[PR]
by sasakitosio | 2017-10-15 07:18 | 東京新聞を読んで | Trackback

10月12日付東京新聞朝刊4面に、「太郎の国際通信」という欄がある。