憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

カテゴリ:東京新聞を読んで( 2123 )


9月22日付東京新聞朝刊4面に、「視点」という欄がある。 筆者は、編集委員・吉原康和氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「初秋を迎えた今月20,21日、、天皇皇后両陛下は、私的な旅行で埼玉県内を訪問された。

 その中で印象に残ったのは、朝鮮半島からの渡来人が建立した高麗神社(日高市)訪問だった。

 昼食を含めて約3時間にわたって滞在。

 本殿参拝後、同神社の神職を代々務めてきた高麗家の旧住宅「高麗家住宅」などを熱心に見学いした。

 同神社には昨年4月、日韓共催のサッカー・ワールドカップ(W杯)開催時に訪韓したことがある高円宮妃久子さまが立ち寄られているが、歴代天皇では今回が初めてだ。

両陛下の即位後の神社訪問は、天皇家の氏神とされる伊勢神宮ははじめ、熱田神宮(名古屋市)など皇室とゆかりの深い神社が一般的で、神道界の一部には渡来人系の高麗神社訪問を「異例」と受け止める声もある。

 しかし1300年以上に及ぶ日本と朝鮮半島とのさまざまな交流の歴史を踏まえれば、訪問は極めて自然の流れだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「高麗神社は、朝鮮半島北部に栄えた古代国家・高句麗王族若光を祭る神社。

 高句麗は668年,

唐と新羅の連合軍によって滅ばされたが、その二年前に外交使節として来日していた若光が祖国から亡命してきた2000人近い高句麗人とともに武蔵国(現埼玉県)に集団移住。

 土地を開拓して高麗郡をつくった。その初代郡長を務めたのが若光で、高麗郡ができて1300年を記念して昨年4月、若光の石碑が建てられた。

 古代歴史書「続日本紀」では、若光が朝廷から王姓を賜ったと記録されている。

 陛下は日韓共催W杯を翌年に控えた2001年の誕生日会見で、「私自身としては、桓武天皇の聖母が百済武寧王の子孫であると「続日本紀」に記載されてことに韓国とのゆかりを感じています」と発言した。

 この「ゆかり発言」では、ともすれば、皇室と朝鮮半島の「血縁」のみがクローズアップされがちだが、陛下は発言の前半で「韓国から移住した人々や、招聘された人々によって、さまざまな文化や技術が伝えられました」と、 古くからの日韓交流の歴史に言及。

 さらに後半で「残念なことに、韓国との交流は、このような交流ばかりではありませんでした。このことを、私どもは忘れてはならないと思います」と述べている。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「朝鮮半島に高句麗、新羅、百済の3国が鼎立した時代から渡来人を通じて先進的な文化を受容してきたこと。

 そして、長年にわたる文化交流にもかかわらず、1910年の日韓併合以来、不幸な時代が続いたこと。

 この二つの点は日本人として忘れてはならない視点だと思う。

 今回の訪問は、朝鮮半島からの渡来人と渡来文化に寄せる陛下の長年の関心の一端に触れる貴重な機会となった。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「今月20.21日天皇、皇后両陛下は、私的な旅行で埼玉県内を訪問された」とのこと、

 「その中で印象に残ったのは、朝鮮半島からの渡来人が建立した高麗神社(日高市)訪問だった」とのこと、

 「両陛下の即位後の神社訪問は、天皇家の氏神とされる伊勢神宮をはじめ、熱田神宮(名古屋市)など皇室とゆかりの深い神社が一般的で、神道界の一部には渡来人系の高麗神社訪問を「異例」と受け止める声もある」とのこと、

 「高麗神社は、朝鮮半島北部に栄えた古代国家・高句麗王族の若光を祭る神社」とのこと、

 「高句麗は668年、唐と新羅の連合軍によって滅ぼされたが、その2年前に外交使節として来日していた若光が祖国から2000人近い高句麗人とともに武蔵国(現埼玉県)に集団移住。土地を開拓して高麗郡をつくった」とのこと、

 「その初代郡長を務めたのが若光で、高麗郡ができて1300年を記念して昨年4月、若光の石碑が建立された。古代歴史書「続日本紀」では、若光が朝廷から王姓を賜ったと記録されている」とのこと、

 「朝鮮半島に高句麗、新羅、百済の3国が鼎立した時代から渡来人を通じて先進的文化を受容してきた」とのこと、

 「長年にわたる文化交流にもかかわらず、1910年の日韓併合以来、不幸な時代が続いた」とのこと、等々を知ることができた。

 朝鮮半島を通して、日本は大陸の文化の恩恵を受けて、また渡来人という外国人の貢献を得て、戦後はアメリカを通して西洋文明の影響を受け、日本の今日があるということが分かった。

 歴史的に北朝鮮ともアメリカとも深いつながりのある「日本」が、北朝鮮とアメリカが「口げんか」から、「武力衝突」にならないように仲介する「道」はないのだろうか?

 安倍政権の対応を見ている限り、残念ながら日本独自の対応策を探っている様子は見えない。

 

 


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by sasakitosio | 2017-09-23 16:58 | 東京新聞を読んで | Trackback

9月22付東京新聞朝刊27面に、「本園おコラム」という欄がある。 筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「安倍首相が、28日召集の臨時国会冒頭で衆議院を解散し、総選挙を行うという観測が強まっている。

 7月に危険水域まで低下していた内閣支持率が8月末から今月にかけての北朝鮮による二度の弾道ミサイル発射(いずれも日本上空を飛翔した)、核実験によって上向いた機会を利用して、解散総選挙に踏み切ろうとしているのであろう。

 政府は北朝鮮による脅威が以前と比較にならないほど深刻になっていると主張しているが、それならばこの時期に解散総選挙を行い政治空白をあえてつくる必要ない。

 また、8月初めに内閣改造を行ってから2カ月の立たないうちに総選挙を行うことにも筆者は抵抗感を覚える」と切り出した。

 続けて筆者は、「政治には権力闘争の要素がある。野党第一党の民進党が混乱し、小池百合子都知事が自らの影響力を及ぼす準備ができていない今が、自民党にとってのマイナスをできるだけ小さくできると安倍首相は考えたのであろう。

 政治記者と話をすると、安倍首相にとって喉に刺さったトゲである「森友学園」「加計学園」は争点にならないという見方が強い。

 社会部の記者と話をすると、国民の記憶力はそれほど悪くないので、この二つの問題が総選挙になれば噴き出してくるという。

 筆者の認識は社会部記者に近い。

 権力者が国民の記憶力を軽視しているように思えてならない。」として締めくくった。

 読んで面白かった。

 「政府は北朝鮮による脅威が以前と比較にならないほど深刻になっていると主張しているが、それならばこの時期に解散総選挙を行い政治空白をあえてつくる必要はない」との指摘は理解できた。

 そして、政府は北朝鮮の脅威を口では「深刻」と言いながら、本心では「心配していない」のかもしれない。政府が安心しきって「解散総選挙」に踏み切る「根拠」はなんだろう?

 「政治部記者と話をすると、安倍首相にとって喉に刺さったトゲである「森友問題」「加計問題」は争点にならないという見方が強い」とのこと、

 「社会部記者と話すと、国民の記憶力はそれほど悪くないので、この二つの問題が総選挙になれば噴き出してくるという」とのこと、等々を教えてもらった。

 どちらも当たっていそうな気がする。新聞やテレビや週刊誌や夕刊紙の取りあげ方次第のような気がする。日本新党の誕生以来、小池劇場まで、マスメデイアの影響が大きかったような気がしてならない。

 

 


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by sasakitosio | 2017-09-23 07:23 | 東京新聞を読んで | Trackback

9月21日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「元首相の田中角栄は六法全書を横に読むといわれた。大学では憲法を頂点とする体系として法を教えるが、角栄には事業や政策の関連法規のは抜け穴を活用すべき規則集と映ったはずだ。正義や福祉などの理念よりも、どう法を使いこなすかが問題だった。

 企業家の中にも、売上世界一などの陳腐な事業目的を掲げながら、実際の経営で手練手管を発揮する者がいる。変化する状況の中で生き残るために繰り出す策略や偽装は、学問に昇華する知性とは別の知の在り方で体系化も定義もできない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「最初のヒーローは古代ギリシャの叙事詩に描かれたオデュッセウスだ。

 10年にわたる帰郷の旅で多くの難局を狡智で切り抜ける物語だが、欧州文明の「主体性の歴史」とも読めるし、大航海時代の冒険的商人や近代資本主義の経済人にもつながる(「啓蒙の弁証法」)。

 「資本主義を支える企業家精神とは何か」というシュンペーターが残した問題の回答にもなる。」と指摘した。

 最後に筆者は、「だが、現代の理念なき狡智の代表者は政治屋だ。策を弄して政権維持を図るうちに権力そのものが目的になる。政策や理念を議論の切磋琢磨で鍛えることに自信も関心もない。

 核ミサイルですごむ辺境の独裁者は倒錯した自己保全の究極の姿だが、安倍政権やお友達の米大統領の権力も何のために、誰のためにあるのか。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「元首相の田中角栄は六法全書を横に読むといわれた」とのこと、

 「正義や福祉など理念よりも、どう法を使いこなすかが問題だった」とのこと、