憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

カテゴリ:朝日新聞を読んで( 791 )

 8月15日付の朝日新聞社説、「戦後68年と近隣外交  内向き思考を抜け出そう」、との見出しで、終戦を扱った記事のが載った。
 社説は、「その日までの日本はアジアで広大な領域と様々な民族を支配する帝国だったこと。掲げた看板は「大東亜共栄圏」。日本が欧米からアジアを解放すると唱え、太平洋戦争を「大東亜戦争」と呼んだこと。 当時は日本人だったはずの朝鮮人や台湾人の保護責任もあっさり放棄したこと。アジアを率いる指導者面しておいて突然、知らん顔をする。それが68年前の実相だったこと。」を指摘した。
 また社説は、「中韓首脳にとって、歴史は、貧富の格差など国内問題から国民の目をそらす手段にもなる。だとしても、そんな思惑に対抗するかのように日本もナショナリズムの大衆迎合に走ってしまっては悪循環は止まらない。」と関係悪化を懸念している。
 最後に社説は、「アジア抜きに日本の未来は語れない今の時代こそ、じっくりと考えよう。「お隣」は今なおなぜ、怒り続けているのか、と。」と締めくくっている。
  確かに、社説の言うように、多くの日本人にとって、「戦争の光景とは、日本各地の惨状」ではないでしょうか。戦中に日本で生まれた小生にとっては、敗戦後の物不足が、戦争体験でした。まして、いまの指導的立場の人は、もっと若いはずですから、いまさら戦争責任といわれても、という気持ちの人が多いのではないでしょうか?しかし、社説の指摘のように、引っ越すことのできない「地球上のお隣さん」が、今なお怒り続けているわけです。この現状を変えるには、日本側からは、官民を挙げて、相手の「怒り」に対する理解を深め、相手の怒りを助長することは一切しないこと、平和憲法下の日本の実情を相手国・国民に分かってもらう不断の努力をすること、が必要なのかもしれません。
 また、社説のような意識を持った、指導者が、選ばれるような「仕組み・選挙制度」をつくるまでは、メディアは権力者に警告を発し、国民を啓発し続けるしか、近隣諸国との危機回避の道は、ないのではないでしょうか?
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by sasakitosio | 2013-08-16 15:06 | 朝日新聞を読んで | Trackback
 8月10日付朝日新聞社説下の「記者有論(筆者オピニオン編集部 駒野剛氏)」にあった、「鎮霊社」を見てきた。講談練習の定例会会場、歌舞伎町裏の宝珠神社からの帰りに、久しぶりに靖国神社を訪れた。神社の中を一周し、2周目に、本殿左側にある、本殿からみたら、小さな古びた「鎮霊社」の社を発見した。記者有論の記事をたまたま読んだおかげて、鎮霊社の存在をしり、本日さっそく確かめることができた。靖国問題を考えるうえで、いい勉強になった。帰り道は、神社の境内を出て、靖国通りを、九段下方面へ。途中、ミミズを一匹ゲット。ミンミンゼミの成虫一匹(瀕死状態)ゲット。大鳥居近くの銀杏に実があるらしいので、ちかずいて、落ちている実一個ゲット。今日の靖国神社訪問・見物の記念に、わが箱庭に解放。
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by sasakitosio | 2013-08-11 20:01 | 朝日新聞を読んで | Trackback
 8月10日朝日新聞社説下に、「記者有論」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、オピニオン編集部駒野剛氏だ。筆者は、「8月15日、靖国神社が喧騒に包まれるようになったのは、1985年の中曽根康弘首相(当時)の公式参拝以降だとのこと。政治・外交上の問題となった火種は、極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判でA級戦犯として死刑判決を受けた戦時中の指導者ら14人を、78年、当時の宮司松平永芳氏がひそかに合祀したことだとのこと。とこらが、本殿左側に高さ3メートル、幅1、5メートルほどのお社があるとのこと。それを「鎮霊社」というとのこと。靖国神社編「やすくにの祈り」によると、ペリーの黒船来航があった1853(嘉永6)年以降「戦争・事変に関係し、本殿に祀られざる日本人の御霊と、世界各国の戦争・事変に関係した御霊を祀る鎮霊社を建立したとのこと。」との事実を指摘した。さらに、筆者は、「中韓に言われてでなく、日本人自らの歴史のけじめとして、指導者の失敗を厳しく糾弾し続けるべきだ。指導者の慰霊は、他の戦没者と分けられなくてはならない。その知恵の一つが「鎮霊社」ではないだろうか」と提案している。最期に筆者は、「本来の鎮魂の場にするため、合祀以前に戻すーー政治的な大技だ。現在の政治家でできるのは一人。「国のために尊い命を落とした英霊に尊崇の念を表するのは当たり前」との思いを語る安倍晋三首相のほかにない。」と、褒め殺しではないかと思われるほど、はっきり明確に断定した。
 第二次大戦の、日本人に対する、戦争政策推進者の責任がいまだに明確にされていないようなきがしますが?靖国神社参拝が政治問題にされること自体、遺族の方々に迷惑なことでしょうから、筆者の提案が実現し、静かな8月15日の社になることを期待したい。ただ、宗教問題は、信ずるか否かで、何を信ずるか、でその受け止め方が、全く異なる「しろもの」ですから、かなり厄介だとは思いますが。
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by sasakitosio | 2013-08-10 19:47 | 朝日新聞を読んで | Trackback
 8月9日付朝日新聞社説に、「汚染水対策  東電処理策の見直しを 」の見出しで、東京電力福島第一原発の汚染水処理問題の記事が載った。社説は、「東京電力福島第一原発の汚染水問題で、政府が国費を投入して対策に乗り出すこと。対応が後手に回り続けている状況を見れば、東電に当事者能力がないことはあきらかとのこと。もう一つ早急に取り組むべきは、東電の経営再建計画の抜本的な見直しであるとし、事故処理、被災者への賠償・生活支援、除染、今後の廃炉、にかかる費用をすべて東電に負担させる仕組みはとっくに行き詰っている」と指摘している。さらに、社説は、「東電の責任は決して軽減されるべきではない。ただ、能力をはるかに超えた負担を放置しておけば、かえって被災地の再建や首都圏の電力供給に支障が出かねないと。」問題点を指摘した。最後に社説は、「いずれにせよ税金の追加投入は避けられないだろう。そうである以上、東電の破綻処理という議論の原点に立ち返り、貸し手である金融機関の責任などを問う必要がある。」と締めくくった。
  さらに社説は安倍政権に対し、「原発推進の姿勢を改め、原発を減らしていく道筋をはっきりと示すことである。」と方向転換を迫っている。
 この問題は、社説の主張の通りだと思います。脱原発は国民総意の願いだと思います。それがなぜすすまないのでしょうか?東電の、経営者の責任(解職・辞職)、株主の責任(株式0円)、債権者の責任(債権放棄)、政策推進者の責任(公開の席で謝罪・反省)、等をいつまでも、曖昧にして置けるものなのでしょうか?ケジメがなくていいのでしょうか?国費を投入する以上、しかるべき人々の、しかるべき責任を、国民に見える形で、取ってもらいたいと思いますが?
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by sasakitosio | 2013-08-10 17:04 | 朝日新聞を読んで | Trackback
 8月8日付朝日新聞社説下に、「社説 余滴」という署名入り囲み記事がある。筆者は、国際社説担当村上太輝夫氏だ。筆者によれば、「中国の地方政府は財政基盤が弱く、仕事量と財源のバランスが取れていないとのこと。そこで、土地収入が貴重な財源となるとのこと。その土地収入は、土地は国のもの、みんなのものという建前は崩さぬまま、使用権取引の名目で切り売りされているとのこと。ある不動産会社のまとめでは、今年上半期、全国306都市の土地使用権売却代金は1兆1300億元(一元約16円)に上るとのこと。りーマンショック後の大型景気対策は「4兆元規模」をうたいながら、中央の負担は3割程度だったとのこと。そのため、地方政府は自力の資金調達を強いられたとのこと。土地収入だけではまかなえず、正規の銀行融資でない資金をかき集めたとのこと。現在、過剰生産能力が表面化している主な業種は、鉄鋼、ガラス、アルミ、セメントとのこと。景気は下降線だが、大都市圏を中心に不動産価格は上がり続けているとのこと。北京の外資系企業に勤める友人が3年前に買った「一平方メートル当たり2万3千元のアパート」が、今は「一平ホーメートル当たり5万元」とのこと。因みに、大卒初任給は5千元程度とのこと。」等を指摘した。最後に、筆者は「改革開放から30年余り、中国経済は何度も「崩壊説」にさらされた。今回も乗り越えられるだろうと思う一方、土地に依存した経済が、限界に近づいている気がする。」と、心配している。
 日本のバブルによる狂気と悲劇を知人を通して、目の当たりに見てきたものにとって、善良な中国国民のダメッジの限りなく小さいことを祈りたい。
 ただ、日本のバブル崩壊後、起きて不思議のない「財政インフレ」が起きず、平成時代が物価安のまま続いたのは、中国はじめ新興国から、安い商品の輸入が続いたからではないでしょうか?中国がバブルがはじけたら、中国発の安い商品はどうなるのでしょうか?円安だけでなく、外国の経済事情で、輸入物価が高騰すれば、デフレ対策うをしなくても、デフレ脱却はじつげんできるのでしょうか?その時、日本のデフレ対策のつけは、誰に、いつ、どのように、降ってくるのでしょうか?疑問が尽きません。
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by sasakitosio | 2013-08-08 19:34 | 朝日新聞を読んで | Trackback
 8月5日付朝日新聞朝刊社説下に「風」という、署名入りの囲み記事がある。筆者は、前ヨーロッパ総局長沢村亙氏だ。筆者によれば、「国を超えて若者をつなげるのが「エラスムス」とよばれているEU加盟国の大学単位交換制度だとのこと。英プリストル大学では350人がエラスムスの制度で学んでいるとのこと。その学生同士の会話から、生身の人間同士であれば、(直接対話で)誤解や偏見が解けるのもはやい。」とのこと。
  そして、筆者は「国と国のつきあいも同じこと。ユーロ「危機」の最中には毎月のようにEU首脳会議が開かれた。深夜、未明、ときには朝方まで首脳が顔を寄せ合って議論する。「会議はおどる」と揶揄されたが、濃密なやり取りで、築かれた信頼関係は固い。」とのこと。最後に、「首脳同士の立ち話すらままならない東アジアとなんと違う風景だろうと。」と嘆いて見せた。
 これからの、対外政策を考えるうえで、大変参考になった。同じ風景が、アジアで、世界で見れるようにするには、国内的に、対外的にどうすればいいのか、考えたい。朝日新聞も考えて、読者に教えて頂きたい、と思いました。
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by sasakitosio | 2013-08-07 14:33 | 朝日新聞を読んで | Trackback
 8月4日朝日新聞朝刊に、「波聞風問」とい「署名入り囲み」記事がある。今日の筆者は編集委員の吉岡桂子氏だ。筆者によれば、北京の友人の話では、「預金金利は低く、物価の上昇には追いつかない。不動産の投資額はひとけた、ふたけたも違う。中国の株式市場はインサイダー情報にまみれ、おまけに海外への投資は抑制されている。」とのこと。また、筆者によれば、「積みあがった理財商品の残高は、今年3月で8兆2千元(130兆円)とのこと。また、預金者保護の制度もないとのこと。さらに、理財商品は超短期の運用で、95%が1年未満で満期を迎える。3か月未満が65%を占めているとのこと。一方、このお金を元手に銀行が貸す企業や地方政府などは、不動産開発やインフラ工事といった長期の投資に使う。」とのこと。
 これに対し、筆者は「調達は短いが、運用は長いというミスマッチは銀行にとって危うい綱渡りだ。」と指摘する。最後に、筆者は「日本人にもかってあった銀行の「不倒神話」と右肩上がりの成長が支える「宴」は、いつまで続くのか。」と危惧している。
 この記事から、中国の今日が、すこし見えてきたような気がします。そして「不動産・株バブル」を経験していますので、よけい危ういとおもいました。日本は橋本総理の時、総量規制で、いっぺんにお金が回らなくなりバブルがはじけました。知り合いで、「数億、数百億」の負債を抱えて近所にいなくなった人もいます。
 問題は、中国のバブルは必ずはじけると思いますが、それはいつか?その影響はどんなものか?ぜひ知りたいと思います。中国初の日本のデフレはどうなるのでしょうか?日本から中国に行った企業はどうなるのでしょうか?世界的インフレに突入するのでしょうか?朝日新聞の叡智を集めて読者に教えて頂けないものでしょうか?
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by sasakitosio | 2013-08-05 14:06 | 朝日新聞を読んで | Trackback
 8月2日付朝日新聞社説に、「麻生氏の発言  立憲主義への無理解だ」との見出しで、麻生副総理の「ナチス」発言にたいする記事が載った。社説では「憲法改正論議にからみ、ナチスを引き合いに出した麻生財務相の発言が波紋を広げているとのこと。麻生氏の発言によって、侵略や大虐殺の歴史を忘れず、乗り越えようとしてきた人たちを傷つけ、これに対する日本人の姿勢について大きな誤解を世界に与えた責任は極めて大きいこと。ヒトラーは巧みな演説で国民を煽動し、まさに狂騒の中で台頭した。首相に就任すると、国会の同意なしに法律をつくる権限を政府に認める全権委任法を制定。これでワイマール憲法は実質的にに停止されたが、「ナチス憲法」なるものができたわけではないこと。また、当時のドイツでは、ワイマール憲法に定める大統領令の乱発が議会の無力化とナチスの独裁を招き、数々の惨禍につながったとのこと。」と指摘した。社説は最後に、「安倍首相は「ナチスに学べ」と言わんばかりの発言をどう整理するのか。前言撤回で幕引きを図るのではなく、きちんとけじめをつけなければ、まともな憲法論議に進めるとはおもえない。」との見識をしめした。さて、安倍総理・自民党はどうするのか?朝日新聞社説の「見識」を、彼らが持っている集団であるとは、思えないのですが?
 若いころ、ナチス・ヒトラーのことをしりたくて、ナチス・ヒトラーと書いている本を片っ端から読み漁った記憶があります。が、今回、 社説を読んで、ワイマール憲法とナチス・ヒトラーの関係が、すこしわかった様な気がしました。しかし、今どきの「政治家の弁舌力」、ネットはじめ「情報の多様化」、戦争後の「国民主権の定着」等を考えれば、そう簡単に、特定の誰かが・特定の集団が、日本で「狂騒」を起こし、日本で「ファシズム」を起こせまいとは思っておりますが。甘いでしょうか?
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by sasakitosio | 2013-08-04 11:08 | 朝日新聞を読んで | Trackback
 8月1日付朝日新聞社説に、「製薬大手ノバルティスの高血圧治療薬ディオバンについて、東京慈恵医大と京都府立医大によるデータ改ざんの疑い。」についての記事が載った。
 社説は、「深刻なのは、今回が氷山の一角かも知れないことだ。これまでの両大学と会社の調査結果からは、医学界と製薬会社の根深い問題が露呈した。」として、三点を指摘した。まず第一は「日本の臨床研究の技術と基盤が脆弱なこと。」、第二は「学界は最低限の研究倫理も疑われていること。」、第三は「学会と業界のもたれ合いであること。」である。最期に社説は、「医学論文の虚偽記載は、科学への裏切りともいうべき行為であり、失われた信頼の代償はあまりに大きい。ほかの大学や大病院も早急に、臨床研究体制を見直すべきである。」と提言している。大変わかりやすい社説だ。その分、患者および患者予備軍に与える「医薬不審」の衝撃は大きいのではないでしょうか?政治家はいうまでもなく、警察も、裁判官も、検察も、不祥事はあったが、「学者よお前もか?」という感想です。明治維新以後約140年、社会全体の仕組みそのものが「耐用年数」に近づいたということでしょうか?次の新しいシステムの芽はどこかに噴出しているのでしょうか?
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by sasakitosio | 2013-08-03 08:52 | 朝日新聞を読んで | Trackback
 8月1日付朝日新聞社説下に、「社説余滴」という、署名入り囲み記事がある。筆者は、科学社説担当の大牟田透氏だ。筆者の視点は、候補者側の運動よりは、有権者側が得るネットの利点に注目したとのこと。
筆者は、ネットは政治家たちに情報発信の武器を与えはしたが、同時に、有権者がその公約や言動をチェックする環視装置としての機能もつよめはじめたと指摘。そして、筆者は、友人から「新聞はなぜ、過去の主張との比較をもっと綿密にやらないのか」といわれたとのこと。
 最期に、筆者は「君子は豹変するにしても、ネット時代の説明責任は死活的に重要だ。政治家も、メディアも、ますます鋭い眼力を備える有権者を意識し、もっと汗をかかねばなるまい。」と締めくくった。
 筆者の自戒に大いに期待をしたいと思います。確かに、筆者の友人の言われるとおり、新聞は政治家の「過去」と「現在」と「これから」を、できる限り、「公平・正確」に読者に示し、読者の判断材料をたくさん提供していただけないものでしょうか?また、ニュース・事件は、紙面の扱いの大小は問いませんが、継続的に忘れずに根気よく、追い続けていただけないものでしょうか?読者の物忘れを、刺激していただくような報道は、ない物ねだりでしょうか?
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by sasakitosio | 2013-08-02 08:05 | 朝日新聞を読んで | Trackback