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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

沖縄と立憲主義< 安保法制は違憲だと議論する段階は過ぎ,立憲主義が沖縄から崩壊する危機を防ぐために実体的な防衛政策の議論をしなければならない!安倍政権の前にはだかる政策議論をしたいねえ!!>

12月3日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大学教授・山口二郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「先週久しぶりに沖縄に行って学者や新聞記者の友人から沖縄の現状について話を聞いた。

 中でも衝撃を受けてのは、集団的自衛権行使の体制は沖縄で着々と準備されているということだった。」と切り出した。

 続けて筆者は、「10月31日の朝日新聞に、自衛隊が海兵隊のような部隊を創設という記事が載った。このことの重要性を沖縄の人々から教えられたわけである。

 米海兵隊は、万一戦端が開かれた場合、沖縄が中国や朝鮮半島から近すぎるという理由で、グアムなどに撤退する計画を立てている。

 米軍が引き上げた後の空白を埋めるために、自衛隊に海兵隊のような部隊、水陸機動団を設置し、米軍基地に駐屯させる。

 辺野古の新基地も自衛隊が使うことになるのではないかと地元の人々は予想している。

 水陸機動団は有事の際の離島奪還を行う水陸両用作戦の実施部隊である。

 日本の領土を守る、あるいは奪還するための部隊だから自衛のための組織と一応いえるだろうが、装備や訓練では米軍と一体化しており、集団的自衛権行使の実際の担い手になる。

 琉球大学の島袋純教授は、水陸機動団が米軍の指揮で動き、日本の憲法を越えた行動をとる危険性があると指摘する。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「安保法制は違憲だと議論する段階は過ぎ、立憲主義が沖縄から崩壊する危機を防ぐため、実体的な防衛政策の議論をしなければならない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「米海兵隊は、万一戦端が開かれた場合、沖縄が中国や朝鮮半島から近すぎるという理由で、グアムなどに撤退する計画を立てている」とのこと、

 「米軍が引いた後の空白を埋めるために、自衛隊に海兵隊のような部隊、水陸機動団を設置し、米軍基地に駐屯させる」とのこと、

 「水陸機動団は有事の際の離島奪還を行う水陸両用作戦の実戦部隊である」とのこと、

 「日本の領土を守る、、あるいは奪還するための組織と一応言えるだろうが、装備や訓練では米軍と一体化しており、集団的自衛権行使の実際の担い手となる」とのこと、 等々を知ることができた。

 危険だといって、米海兵隊はグアムに引っ越しできても、日本国民は日本列島から引っ越しはできない。北朝鮮や中国と本気で事を構える気なら、核武装をしなければとの声が高まるのは必然だ。

 それでは、人類滅亡の時刻を早めるだけだ。

 戦争しない、戦争はしてはいけない、ために軍拡以外にするべき方策を実践する国家をつくるしかないが。
 はたまた国家の存在が戦争の根源だとすれば、国家をなくし世界連邦を目指すしかないが?? 


by sasakitosio | 2017-12-05 06:59 | 東京新聞を読んで | Trackback