憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

「脅威」に屈しないリベラルを< 安倍首相は各地の街頭で「北朝鮮の脅威」を訴えた!こんな演説、時の首相から聞いた覚えはない!首相が「北朝鮮の脅威」を叫べば在日コリアンが敵視されないか!?>

1030日付朝日新聞朝刊4面に、「政治断簡」という欄がある。

 筆者は、編集委員・松下秀雄氏だ。筆者の「政治断簡」は今回で終わるとのこと、惜しい気がするが、それは後を追う優秀な後輩が育っているということか。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「私は政治記者としては、ちょっと変わり種だ。このコラムでも永田町や霞が関の動きを、あまり正面から取り上げてこなかった。

 書いたのは戦争や沖縄、女性、若者、性的少数者、障害者といったテーマ。政治とのかかわりを考えたいと思ったからだ。

 政治も私も、地に足がついていなんじゃないか? そんな思いを持っていた。

 私は戦後20年近くたって「本土」と呼ばれる地域に男性として生まれ、難関と言われる大学を出て、名の知れた報道機関の記者=正社員に就いた。大阪府警の警部補だった父は学生時代に亡くなり、母は苦労したけれど、私はのうのうと生きてきた。戦争のリアルも知らなければ、人の痛みも身にしみてはいない。

 政治の世界にも、似た境遇の人は多い。政治と自分自身を捉えなおすため、違う境遇にいる人、違う体験を持つ人の話を聞いてまわった。」と切り出した。

 続けて筆者は、「戦争で特に関心を持ったのはそのメカニズムだ。

 たとえば「敵の脅威」。

 戦争の遂行には国民の支持や協力が欠かせない。そこで、しばしば「脅威」が誇張され、捏造される。

 大量破壊兵器があると言ったり、敵の攻撃をでっちあげたり。

 以前にも紹介したけれど、ナチス・ドイツの国家元帥、ゲーリングはこういっている。

 「我々は攻撃されかけている」と訴え、「国を危険にさらしている」と平和主義者を非難すれば、人々は意のままになる。このやり方は、どんな国でも有効だーーーーーーーー。

 自由社会でも、狂気の指導者がいなくても、不安に働きかける手法は通用する。

 衆院選の光景を見てこの話を思いだし、胃液が逆流するような苦しさを感じた。

 安倍晋三首相は各地の街頭で、真っ先に「北朝鮮の脅威」を訴えた。

 こんな演説、時の首相から聞いた覚えはない。

 むろん戦争したいのではなく、票が増えると踏んだのだろう。麻生太郎財務相は、「明らかに北朝鮮のお蔭もある」と吐露している。

 その軽さが危なっかしい。

 狙いはどうあれ、首相が「北朝鮮の脅威」を叫べば在日コリアンが敵視されないか。彼らは忘れているのだろうか。

 沖縄県の翁長雄志知事が、安倍首相は「日本を取り戻す」と言っているが、沖縄は入っているのか」と問うていたのを思い出す。

 ヤマト(本土)だけが日本と思っていないか、という意味である。」と指摘した。

 最後に筆者は、「世界に「自国優先」、白人至上主義に類する「多数派優先」の自己中心政治が広がっている。こんな時こそ、多数派か少数派かにかかわらず、ひとり一人の生、自由、人権を大切にしなければ!

 それらを重んじるのが「リベラル」という立場。

 護憲か改憲か、保守か革新かといった線引きを超え、ともに声を上げる時ではないか。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「戦争で特に関心を持ったのは、そのメカニズムだ。

 例えば「敵の脅威」。戦争には国民の支持や協力が欠かせない。そこで、しばしば「脅威」が誇張され、捏造される。大量破壊兵器があると言ったり、敵の攻撃をでっちあげたり」との指摘、

 「ナチス・ドイツの国家元帥、ゲーリングはこういっている。

 「我々は攻撃されかけている」と訴え、「国を危険にさらしている」と平和主義者を非難すれば、人々は意のままになる。このやり方はどこの国でも有効だーーーーーー。」との指摘、

 「世界に「自国優先」白人至上主義に類する「多数派優先」の自己中心政治が広がっている。日本も似たようなものだ」との指摘、等々の指摘はよく理解でき納得した。

 だから、筆者の「こんな時こそ、多数派か少数派かに拘わらず、ひとり一人の生、自由、人権を大切にしなければ!不安にあおられ、手放さないようにしなければ!」との指摘は、しっかりと自分中に収めておくことにした。

 


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by sasakitosio | 2017-11-05 17:39 | 朝日新聞を読んで | Trackback