トランプ氏 政権幹部の意見無視<「国防長官、国務長官、統合参謀本部議長、大統領首席補佐官、国家安全保障担当大統領補佐官、彼らの意見を、大統領は結局全て無視した」!政権内の二人が米メディアに明かした!>
2017年 10月 16日
10月15日付東京新聞朝刊4面に、「トランプ氏と政権幹部」のことが載った。
今日は、この記事を学習することにした。
まず記事は、「トランプ大統領が、オバマ政権下で結ばれたイラン核合意の実効性を認めない方針を表明。自らの論理で外交上の合意を反故にしようとする姿勢は米国の信用を傷つけ、国際社会に不安が広がった。
「国防長官、国務長官、統合参謀本部、大統領首席補佐官。彼らに意見を大統領は結局全て無視した」。
米政権内の二人が米メデイアに明かした。」と教えてくれる。
続けて記事は、「転換点は約3か月前の7月17日。核合意の履行状況を判定する90日ごとの期限が迫る中で、合意は地域の安定に貢献していると訴えるティラーソン国務長官らにトランプ氏が激しく抵抗した。
数時間の激論の末、トランプ氏は渋い表情で「認めるのはこれが最後だ」と宣告。
次回期限の10月15日までに別の選択肢を示すよう宿題をだし、並み居る高官を当惑させた。
合意を破棄せずに大統領の顔を立てる方法として高官らがひねり出したのは、イランの合意順守を認めず、合意の実効性に疑念を表明した上で、合意が破棄される制裁発動は求めずに議会の判断に委ねるという苦肉の策だった。」と教えてくれる。
最後に記事は、「合意の立役者とされる欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表は、二国間協定のように一国の指導者が勝手に破棄できる合意ではなく、国際条約でもないので一方的な脱退もできないと指摘。
「米大統領の権力は絶大だが、この場合は通用しない」と皮肉を込めた。
ワシントン・ポスト紙は、北朝鮮核問題の解決にも影を落とすと警鐘を鳴らした。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「7月17日。核合意の履行状況を判定する90日ごとの期限が迫る中、合意は地域の安定に貢献していると訴えるティラーソン国務長官らにトランプ氏が激しくていこうした」とのこと、
「トランプ氏は渋い表情で「認めるのはこれが最後だ」と宣告」したとのこと、
「合意の立役者とされる欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表は、二国間協定のように一国の指導者が勝手に破棄できる合意ではなく、国際条約でもないので一方的な脱退もできないと指摘。「米大統領の権力は絶大だが、この場合は通用しない」と皮肉を込めた」とのこと、等々を知ることが出来た。
政府内から、大統領と政府高官の意見の対立がマスメデイアに出されたことであるが、そのことは国民の知る権利にとって、いいことのかもしれない、と思った。
トランプ大統領とアメリカ政府の対立が、世界の平和と安定を壊さない方向で収束されることを祈りたい!