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by sasakitosio

遅咲きの新人 <「おらおらでひとりでいぐも」!じつはこれ、今年の文藝賞受賞作の表題でもあるんです!作者の若竹千佐子さんは1954年、岩手県遠野市生まれの63歳!!>

10月11日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「「おらおらでひとりいぐも」。ときいて、お、宮澤賢治?と思った人はなかなかの文学通。そう、おらおらで・・は「あめゆじゅとてちてけんじゃ」で知られる詩「永訣の朝」の一説だ(ただし原文はローマ字)。

 でもね、じつはこれ、今年の文芸賞受賞作の表題でもあるんです、」と切り出した。

 続けて筆者は、「<あいやぁ、おらの頭このごろ、なんぼかおがしくなってきたんでねべが/どうすっぺぇ、この先ひとりで、何如にすべがぁ/何如にもかじょにもしかたがながっぺぇ>

 どうです、東北岩手の言葉が躍動する、この見事な書き出しは。

 作者の若竹千佐子さんは1954年生まれの63歳。

 ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏と同じ年生まれである。

 遅いデビューとは言えるけど、相応の人生経験を積まないと書けない小説ってあるよね。」と指摘した。

 最後に筆者は、「物語は高度成長期に上京し、二人の子供を産み育て、夫を送って「おひとりさまの老後」を迎えた70代の女性「桃子さん」のモノローグを中心に進行する。

 夫をなくした悲しみと、この人生でよかったのかという揺らぎの果てに訪れる自由の境地。 

 遠野の口承文芸にも通じる語り口。

 東北の石牟礼道子か森崎和江か、と私は思った。

 11月に単行本が発行される予定だけれど、もっと早く読みたい方は発売中の「文藝」冬号でどうぞ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「おらおらでひとりいぐも」が今年の文藝賞受賞作で、作者は岩手県遠野市生まれ63歳の若竹千佐子さんであることを、教えてもらった。

 「物語は高度成長期に上京し、二人の子どもを産み育て、夫を送って「おひとり様の老後」を迎えた70代の女性「桃子さん」のモノローグを中心に進行する」とのこと。ちょうど同じ時代に生きてきた「70代」として、共感できるところが沢山ありそうだ、と思った。

 同年代と何時も話すのは、いい時代に生まれ育ち、子育てもできた、と言うことだ。

 なかでも、戦争の不安は待ったくなく、高度成長の恩恵を受けながら子育てをできたことが何より幸せだった、と同感し合う。

 


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by sasakitosio | 2017-10-12 06:43 | 地球のひとり言 | Trackback