「慰安婦」博物館 < 展示室を飾っている金学順さんなど、「元慰安婦」たちの表情は、威厳に満ちて輝いている!この不条理の先の「威厳と輝き」は、なんとしても戦争根絶につなげたい!!>
2017年 08月 09日
8月8日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。
筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「韓国の釜山市に日本軍「慰安婦」の博物館があると聞いて、ピースボートのスタッフとともに訪問した。雑居ビル2階「民族と女性歴史館」がそれで、旅行会社を経営していた金文淑館長(90)が、2004年に私財を投入して設立した。
「植民地の女性が軍需品として戦地に送られていた。その歴史を未来に伝えたい」。
お歳よりはるかに若く見える。小柄な金さんが流ちょうな日本語で説明したので驚いていると「私たちの国語は日本語でした。ハングルは後で勉強しました」。」と教えてくれる。
続けて筆者は「1991年8月14日金学順さんが、「慰安婦」だったと名乗りでて韓国社会を驚愕させた。
歴史の記憶から抹殺されていた事実だった。
(今月13日に文京区民センターでメモリアルデー集会がある)
金文淑さんは釜山市で、電話の告知を受ける運動を始めた。今展示室を飾っている金学順さんなど、「元慰安婦」たちの表情は、威厳に満ちて輝いている。
尊厳を奪われ、恥辱に満ちた体験を隠してきた女性たちは、名乗り出ることによって人間としてのプライドを取り戻したのだった。」と指摘した。
サイゴン筆者は、「金文淑さんらが日本政府の不作為を認めさせた「関釜裁判」一審勝訴から、来年で20年。しかし、政府は一昨年の「日韓合意」にも見られるように賠償の責任を認めていない。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「韓国の釜山市に日本軍「慰安婦」の博物館がある」とのこと、
「旅行会社を経営していた金文淑館長(90)が、2004年に私財を投入して設立した」とのこと、
「今月13日に文京区民センターでメモリアル・デー集会がある」とのこと、
「今展示室を飾っている金学順さんなど、「元慰安婦」たちの表情は、威厳に満ちて輝いている」とのこと、
「金文淑さんらが日本政府の不作為を認めさせた「関釜裁判」一審勝訴から来年で20年。」とのこと、等々を知ることができた。
元慰安婦が名乗り出ることのよって、その非人道の事実が、平和な今日明らかになった。
そこから、原爆の非人道性と同じように、すべてが戦争から起こっている。戦争が、人間を獣にしてしまった。戦争を地球上から根絶するしかないと、思った。
日本国の平和憲法を世界中の国々が採用すれば、戦争無き世界が実現するのだが。
そのためには、日本国が平和のうちに反映し、自由と平等と民主主義の花咲く国になり、人類の憧れの国家・社会となることから、始めなければと、思っている。