憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

憲法論議は慎重に <これから1か月、民進党で代表選挙が戦われる。そこで憲法改正への姿勢が争点になると、せっかく沈静化した改憲気運を野党の側から高めることになりかねない!!>

8月6日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「安倍内閣の支持率が低落する中で、首相はにわかに低姿勢に転じた。

 憲法改正論議についても、5月3日のメッセージを事実上引っ込めて、「日程ありき」ではないと軌道を修正した。

 公明党はもとより、自民党内にも性急な改憲に反対する声があることを受けてのベースダウンだろう。」と切り出した。

 続けて筆者は、「ここで気になるのは、民進党の動きである。これから1カ月間、前原誠司、枝野幸男両氏を中心として代表選挙が戦われる。そこで憲法改正への姿勢が争点になると、せっかく沈静化しかかった改憲機運を野党の側から高めることになりかねない。

 安倍首相自身が言っている通り、憲法改正について、ある時点までに間に合わせるというような慌てた議論をすべきではない。

 憲法そのものの議論よりも、今は国民投票法の再検討が先だと思う。現行の国民投票法では運動ルールがおおざっぱで、運動資金についての規制もない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「特にテレビCMについて、改憲賛成派と反対派の間の公平を確保できない恐れがある。

 また、国政選挙と国民投票を同時に行えば、ルールが異なるキャンペーンが混在して、大きな混乱が起こることは必至である。

 サッカーとハンドボールを同じグラウンドでするようなものである。

 国会の憲法審査会ではこの点についての専門的な議論を深めてもらいたい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「現行の国民投票法では運動のルールがおおざっぱで、運動資金についての規制もない」とのこと、

 「特にテレビCMについて、改憲賛成派と反対派の間の公平を保てない恐れがある」とのこと、

 「国政選挙と国民投票を同時に行えばルールが異なるキャンペーンが混在して、大きな混乱が起こること必至である」とのこと、

 等々を知ることができた。筆者の指摘の通りだ。
 その上で、改憲賛成派も反対派も、その時の事情に合わせて知力,金力を尽くし、文字通り総力を尽くして国民投票を闘って、勝った方はおごらず、負けた方は他人のせいにしないで、率直に結果を受けいれる、しかないのではないか。

 いずれにしても、人事を尽くして天命を待つ、日々そんな心境で「戦争無き世界」を志向したい。


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by sasakitosio | 2017-08-07 06:45 | 東京新聞を読んで | Trackback