憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

「こんな人たち」に丁寧始めました <現政権にとって支持率の低下は致命傷だ!なぜか?安倍晋三首相が自らの政治の正当性を支持率の高さによって根拠づけてきたからだ!!!>

7月31日付朝日新聞朝刊4面に、「政治断簡」という欄がある。筆者は、政治部次長・高橋純子氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「週に一度はランチに通う、お気に入りの定食屋さん。味がよく値段も手ごろな人気店。満席のため並んで待つこともしばしばだった。

 ところが、仕事の都合で3カ月ほどご無沙汰したのち訪ねたら、客は私一人だけ。どこか荒んだ空気が漂う店内で焼き魚定食を食す。

 ん? 変わらずおいしい。でもこれは早晩つぶれるなと店を出た。その通りになった。

 本当の原因は知らない。ただ、たとえ味や値段は変わらなくても、かっての行列が途絶え閑散ととした店に通う気はしない。

 人気が衰えた店はどうにも陰気で、ますます客足を遠のかせるーーーそうです。

 私はこの思い出話に、安倍内閣の支持率続落を重ね合わせているわけです」と切り出した。

 続けて筆者は、「支持率に一喜一憂するのは端的に言って愚かしい。
 しかし、現政権にとって支持率の低下は致命的だ。

 なぜか。

 安倍晋三首相が自らの政治の正当性を、支持率の高さによって根拠づけてきたからだ。

 4月。民進議員が森友問題に関し、世論調査では「納得できない」が約8割として首相に説明を促すよう求めると、「内閣支持率は53%。民進党の支持率もご承知の通り」と薄笑いを浮かべ、拒んだ。

 少数意見に耳を傾ける。幅広い合意を得る。政治の正当性は、プロセスが正しくあることによって担保されうるのに、どれもこれもかなぐり捨てて、「数」を頼みに暴走を繰り返した。それでも首相が高い支持率を維持できたのは「フィルター」の効果によりところが大きい。

 「私たちは、(略)ファン越しに、というかファン込みで、アイドルを見るのである。ファンの人垣は、一種のフィルターの役割を果たす。ファン以外には何の価値もないそのアイドルの一挙手一投足に、少なくとも価値があるであろうことを認識させる効果ぐらいはある」(ナンシー関「何様のつもり」)

 有名無名、首相の熱烈なファンは確かにフィルターとして機能し、「強引」「傲慢」は「実行力」に変換されて拡散、ファンの外側に分厚い「消極的支持層」を育んできた。

 どころがその、なんたってアイドルな構図が崩れた。
 いつ?
 「安倍やめろ!」の横断幕が広げられ、「帰れ」コールを書いた都議選の最終日だ。

 首相がコールを無視し、人垣の内側にとどまっていれば、往時に比べ衰えたとはいえフィルター効果が稼働し、「一部に抗議の声」で終わったかもしれない。

 しかし、首相はよりによって「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と、ファン越しに首相を見ていた消極的支持層までをも指さしてしまった。人垣の外の世界と直つながり、フィルターを自ら無効化しちゃたのだ。

 俺様何様真っ逆サマー。暑い。」と指摘した。

 最後に筆者は、「はてさて内閣改造である。人気が下がったのも、店の空気が荒んだのも、「お前のせいだ」と言われている店長指導でスタッフを入れ替え「冷やし中華始めました」ならぬ「丁寧始めました」としたくらいで各足は戻るか。そんな例、過去にあった。

 記憶に御座いません。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「4月。民進党議員が森友問題に関し、世論調査では「納得ができない」が8割として首相に説明を促すよう求めると、「内閣支持率は53%。民進党の支持率もご承知の通り」と薄笑いを浮かべ、拒んだ」とのこと、

 「有名無名、首相の熱烈なファンは確かにフィルターとして機能し、「強引」「傲慢」は「実行力」に変換されて拡散、ファンの外側に分厚い「消極的支持層」を育んできた」とのこと、

 「ところがその、なんたってアイドルな構図が崩れた。いつ?「安倍やめろ!」の横断幕が広げられ、「帰れ」コールが響いた都議選最終日だ」とのこと、

 「首相はよりによって「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と、ファン越しに首相を見ていた消極的支持層までをも指さしてしまった。

 人垣の外の世界と直につながり、フィルターを自ら無効化しちゃったのだ!!」とのこと、

 等々を知ることができた。

 また、ナンシー関「何様のつもり」の存在を教えてもらい、中で「私たちは、(略)ファン越しに、というかファン込みで、アイドルを見るのである。ファンの人垣は、一種のフィルターの役割を果たす。ファン以外に何の価値もないそのアイドルの一挙手一投足に、少なくとも価値があるであろうことを認識させる効果ぐらいはある」とあることを知った。

 大勢の人を集めて、主催者を価値あるものの如くみせ、参加者を自己陶酔させる。そんな、光景を歴史的にも、今日的にも数多く見ている。そのことの意味を初めて知ることができた。

 歴史の風雪にも耐える「人」「モノ」を見極める「眼力」を磨き、フィルターに惑わされないようにしなければ、と思った。

 

 


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by sasakitosio | 2017-08-01 07:23 | 朝日新聞を読んで | Trackback