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by sasakitosio

木材輸入 日本は落第生< 5月施行の「クリーンウッド法」で輸入木材の合法性証明の制度が始まったが、違法木材への罰則はなく、野放し状態?そして、九州北部豪雨が押し流した流木の白さが眼に残る!>

7月20日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「九州北部豪雨が押し流した流木の映像は衝撃的だった。自然災害であるにしても、1960年代の木材輸入自由化による林業衰退が背景にある。

 戦後の拡大造林で増えたスギやヒノキの間伐が行われないと、山崩れが起きやすくなるという。

 森林は日本の国土の3分の2を占める。

 その約4割は人工林で、多くは利用可能な樹齢に達しているが、放置され、森林荒廃が進んでいる。」と切り出した。

 続けて筆者は、「他方、日本は木材輸入大国だ。

 合板輸入は世界一。

 世界各地の違法伐採が気候変動や生物多様性、地域の人々の人権に深刻な影響を与えることが知られるようになり、最近、米国や欧州連合(EU)など法的規制がとられるようになってきた。

 「国際森林研究機関連合」の昨年報告書によれば、木材や製品のサプライチェーンは見通し難く、違法伐採の背景も複雑だが、合板の2割以上が違法であるという。」と指摘した。

 最後に筆者は、「この点で日本は落第生扱いだ。

 5月施行の「クリーンウッド法」で輸入木材の合法性証明の制度が始まったが、違法木材への罰則はなく、野放し状態。

 複数の環境NGOは、商社の実名を挙げて日本市場を批判する。

 自由貿易は自由放任貿易ではない。日欧経済連携協定が発効すれば、欧州最後の原生林の消滅を危惧する市民社会は必ず日本への非難を強めるはずだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「九州北部豪雨が押し流した流木の映像は衝撃的だった」との指摘、

 「戦後の拡大造林で増えたスギやヒノキの間伐が行われないと、山崩れがおきやすくなるという」とのこと、

 「森林は日本の国土の3分の2を占める。その約4割は人工林で、多くは利用可能な樹齢に達しているが、放置され、森林荒廃が進んでいる」とのこと、

 「日本は木材の輸入大国だ。。合板輸入は世界一だ」とのこと、

 「「国際森林研究機関連合」の昨年の報告によれば、合板の全貿易量の2割以上が違法である」とのこと、等々を知ることができた。

 戦中生まれの世代の自分にとって、はげ山に木を植えて、洪水を防げる、と教えてもらった。

 だから、九州北部豪雨で、皮をむかれて押し流されて積み重なった白い流木の映像をみて、不思議なものを見る思いだった。

 そして、がれきの中に真っ白い木をみて、美しいと思った、もったいないとも思った。


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by sasakitosio | 2017-07-21 06:56 | 東京新聞を読んで | Trackback