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by sasakitosio

核兵器禁止条約が採択 倫理的責務の履行を<人道主義に着せられる汚名ー??広島、長崎への原爆投下前から、これを使う者たちは倫理的糾弾を恐れていた!?ほんとにほんと!?> 

7月17日付東京新聞朝刊4面に、「視点」という欄がある。 筆者は、共同通信編集委員・太田昌克氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「(日本に事前)警告を与えることにより、原爆使用で着せられる汚名を相殺しなくてはならない」。

 米公文書によると、1945年5月29日、陸軍参謀総長マーシャルは、原爆開発を主導した陸軍長官スティムソンにこう訴えている。

 海軍次官のバードも同年6月「投下の2.3日前に警告を与えるべきだと思ってきた。

 米国は人道主義国であり、国民はフェアプレイを重んじる」と苦悩を吐露している。

 人道主義に着せられる汚名・・・。

 広島、長崎への原爆投下前から、これ使う者たちは倫理的糾弾を恐れていた。

 生身の人間を黒こげに焼き尽くし、命の営みを瞬時に破壊する核兵器の非人道性を認識していたからだ。

 原爆投下で幕が開けた核時代がやがて3.4半世紀を迎える中、ニューヨークの国連本部に集まった122カ国が核兵器禁止条約を採択した。

 核兵器に「汚名を着せる」ことを狙った外交努力であり、開発や保有、使用、威嚇など包括的に禁じることで核兵器を非合法化する史上初の国際法だ。

 条文には、「ヒバクシャ」の文字が刻まれ、核の犠牲者が背負った「受け入れ難い苦しみと危害」に思いが馳せられた。

 また「事故や誤算による核兵器の爆発」という現存する核リスクに警鐘を鳴らし、核軍縮を前進させることは「倫理的責務」だと宣言した。

 北朝鮮の核・ミサイル開発が日進月歩で進み、ロシアの軍事的脅威が消えぬ中、核抑止力を安全保障の中核に位置付ける核保有国、さらに「核の傘」の下にある同盟国は一様にこの条約に背を向けた。

 被爆者の切実な願いを裏切るがごとく、被爆国・日本の政府もその隊列に加わった。

 条文を吟味すると、核兵器の廃棄とその過程に不備があり、核軍縮を優先するあまり、核不拡散の規範が後退したと読める部分もある。

 条約発効に必要な国が50というのも少ないし、核保有国が加盟しない以上、たちまち大幅な核削減が望めるわけではない。

 しかしそれでも、核時代に与える影響と人類史に持つ意味を考えると、この条約には大きな潜在力がある。

 マーシャルやバードが72年前に想起した人間倫理への回帰を呼びかけているからだ。

 無差別な破壊力と非人道的な苦痛、時空を超える放射能被害を考えると、核兵器は極悪兵器だ。

 だが、その安全保障上の効用に着目した米国の後をソ連や中国が追い、いつしか核抑止力の名も下、その存在が正当化された。

 そして、核の効用を信じ込む伝染性は、北朝鮮にまで及んだ。

 冷静終結後も核リスクは高まっている。

 疑心暗鬼の核保有国は核戦力の近代化を進め、「核無き世界」は今や死語だ。

 そんな逆風下で、核兵器に絶対悪の烙印をおす条約が誕生した。

 核廃絶へ向けた反転攻勢の契機とし、人間倫理の回復を目指したい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「人道主義国に着せられる汚名――。広島、長崎への原爆投下前から、これを使う者たちは倫理的糾弾を恐れていた」とのこと、

 核兵器禁止条約は、「核兵器に「汚名を着せる」ことを狙った外交努力であり、開発や保有、使用、威嚇などを包括的に禁じることで核兵器を非合法化する史上初の国際法だ」とのこと、

 「事故や誤算による核兵器の爆発」という現存する核リスクに警鐘を鳴らし、核軍縮を前進させることは「倫理的責務」だと宣言した」とのこと、等々を知ることができた。

 「核兵器に絶対悪の烙印を押す条約が誕生した。核廃絶へ向けた反転攻勢の契機とし、人間倫理の回復を目指したい」との筆者の主張に賛同する。そして兵器もちろんその基になる戦争そのものをなくしたい。そのためには、どうすればいいなだろうか?国家と軍隊をなくしても、人類が平穏に豊かに暮らせる、そんな道を探し続けたい。
 また、今はやりのサイバー攻撃で「原爆が自爆」できるようになったら、その時「核兵器の運命」はどうなるのだろうか、とふと考えた。

 


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by sasakitosio | 2017-07-19 06:40 | 東京新聞を読んで | Trackback