憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

ドイツの決意 温暖化は世界で阻む < メルケル首相は先週、「最後の一人が気候変動の根拠に納得するまで待ってはいられない」と温暖化に疑問を持つトランプ氏を暗に批判!!>

7月6日付東京新聞社説に、「ドイツの決意」の見出しで、ドイツのヘンドリスク環境相のことが載った。今日はこの社説に学ぶことにした。

 まず社説は、「温暖化防止のための枠組み「パリ協定」からの脱退を米大統領が決めても、志ある国や米国の州、自治体と共に温暖化対策を進めるーードイツのヘンドリスク環境相が表明した決意を評価したい。

 パリ協定は、温室効果ガス排出量を今世紀後半に実質ゼロにし、約200年前からの気温上昇幅を2度未満に抑えることをめざす。

 地球温暖化による海面上昇や干ばつなどの危機を避ける狙いで、190カ国以上が賛成し、米国のオバマ前政権も批准した。

 しかし、トランプ大統領は先月。「不公平」だとの理由で離脱を表明した。

 これに反対するカリフォルニアなどの州は気候同盟を結成し、180の都市も同調するなど、米国内では協定履行への支持は広がる。」と切り出した。

 続けて社説は、「ヘンドリスク氏は本紙への寄稿で、米国の離脱決定があったあからこそ新たな協力関係が生まれているとして、カリフォルニア州と温暖化対策で共同声明に署名したことを挙げた。

 米国はじめ世界の自治体にも呼びかけ、温暖化対策を進めようとの取り組みだ。

 頭越しにされたトランプ政権の反発が予想されれるにもかかわらず、連携に踏み切った決断に、協定履行への強い意志を感じる。

 ヘンドリスク氏の表明はメルケル首相の方針に基づく。

 メルケル氏は先週、「最後の一人が気候変動の根拠に納得するまで待っていられない」と温暖化に疑問を抱くトランプ氏を安暗に批判、米国と対立してでも協定の重要性を訴え続ける考えを示した。

 ヘンドリスク氏は、ドイツハンブルグで今週末開く20か国・地域(G20)首脳会合に参加する各国に、温暖化対策での協調を呼びかけ、「野心的な成果への期待を表明した。」と教えてくれる。

 最後に社説は、「日本は先月の先進7か国(G7)環境相会合で、米国について「離脱しても温室効果ガス削減に向け努力すると言ったので注視する」と述べるにとどまった。

 ミサイル発射や核実験を強行する北朝鮮への対応にはトランプ米政権との連携は不可欠だが、ドイツと共に、温暖化対策での非は非と指摘し、協定を生かすべく存在感を発揮したい。

 ヘンドリスク氏は、東京電力福島第一原発事故がドイツが脱原発を決めた契機となった、とも、強調している。

 事故当時国の日本で原発再稼働を続けることが妥当なのか、海外からの率直な疑問である。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「ヘンドリックス氏は本紙への寄稿で、米国の離脱決定があったからこそ新たな協力関係がうまれているとして、カリフォルニア州と温暖化対策で協力する共同声明に署名したことを挙げた」とのこと、

 「日本は先進7か国(G7)環境相会合で、米国について「離脱しても温室効果ガス削減に向け努力すると言ったので注視する」と述べるにとどまった。」とのこと、

 「ヘンドリック氏は、東京電力福島第一原発事故がドイツが脱原発政策を決めた契機になった、とも強調している。」とのこと、等々を知ることができた。

 ドイツは日本と同じ敗戦国だが、軍事的には負けても、文化的・精神的面では英米に負けてはいなかったのかもしれない、と思った。

 鬼畜米英からマッカーサー万歳へと、変わり身の早さは「日本の指導層」・「日本国民」の得意技であり、それがまた戦勝国米国の良さに学ぶ日本の「謙虚さ」にも通じている。

 2016年初の数日、ベルリンを一人で歩き回ってきた。ロンドン、パリ、ローマ、マドリッド、より車の渋滞はなく、静かな落ち着いた街だった、ことを思いだす。


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by sasakitosio | 2017-07-09 10:41 | 東京新聞を読んで | Trackback