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by sasakitosio

モラルエコノミー <雇用や生存賃金を要求する実戦感覚!!集団的記憶に刻まれた共同体倫理!!将来実現されるべき公正な経済原理をも指し示す!!いいねえ!>

6月29日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」と言う」欄がある。

 筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「半世紀以上前に、社会運動史の傑作が出版された。

 EP・トムソンの「イングランド労働者階級の形成」は動乱の産業革命期に、労働する民衆が市場経済の破壊的作用や支配層の抑圧に耐えて「50年にわたって・・・不屈の精神をもって自由の木」を育てた多様な経験に肉薄する。

 独学の職人や貧窮の労働者らのユートピア願望や機械打ちこわし、宗教的熱狂などの歴史の袋小路から民衆の大義を救い出そうという試みだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「道徳経済(モラルエコノミー)とは、市場原理を自然法則ととらえる経済学主流や快楽計算の功利主義に抗して、雇用や生存賃金を要求する実戦感覚であり、集団的記憶に刻まれた共同体倫理だが、将来に実現されるべき公正な経済原理をも指し示す。

 現代の不安定就労批判や「生活資金」要求にも通じる。

 賃金とパンの価格は釣り合っているべきだとういう議論は、どの時代にも通用する。

 トランプ政権を成立させたのは大衆の反乱だが、ファシズムへの危険な傾斜の中にさえ、道徳経済の萌芽を見出すことができる」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「市場原理を今なお信仰する者もいれば、経済学の倫理的基礎を求めて、象牙の等で心理学や大脳生理学や仮説的ゲームに退行する者もいる。

 だが、必要なのは新自由主義やファシズムの荒廃の先の新たな道徳経済のビジョンなのだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「道徳経済(モラルエコノミー)とは、市場原理を自然法則ととらえる経済学主流や快楽計算の功利主義に抗して、雇用や生存賃金を要求する実戦感覚であり、集団的記憶に刻まれた共同体倫理だが、将来に実現されるべき公正な経済原理をも指し示す」とのこと、

 「現代の不安定就労批判や「生活賃金」要求にも通じる。」とのこと、等々を教えてくれた。

 また、「トランプ政権を成立させたのは大衆の反乱だが、ファシズムへの危険な傾斜の中にさえ、道徳経済の萌芽を見出すことができる」との指摘、

 「必要なのは新自由主義やファシズムの荒廃の先の新たな道徳経済のビジョンなのだ」との指摘、等々の指摘に出会い、新鮮な刺激を受けた。そして、少しでも早い時期に「新たな道徳経済のビジョン」が世に現れることを期待したい。


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by sasakitosio | 2017-06-30 06:44 | 東京新聞を読んで | Trackback