憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

最後の一言 <見送る人間にできるのは、話せる間にうんと話すこと!その思い出が、すべての慰めになる!!残された配偶者の多くは、生前に「もっと優しくすればよかった」と言う!!>

626日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄があり。

 筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

まず筆者は、「622日の夜、フリーアナウンサーの小林麻央さんが乳がんのため亡くなった。享年34歳。心からご冥福をお祈りしたい。

 夫の市川海老蔵さんは会見を開き、「「愛している」と言ってそのまま旅立ちました」と最後の様子を語った。

 闘病の経過をブログで公開し、多くの読者を得ていた小林さん。読者を勇気づける発信をには、本当に頭が下がる。その一方で、あのような亡くなり方は、そうそうない。

 この事実も、わかっておく方がよいと思う。」と切り出した。

 続けて筆者は、「私は以前緩和ケア病棟に勤務し、がんで亡くなる方をたくさん見送ってきた。残念ながら,最期の時に会話ができる人はほとんどない。これが現実である。

 ある女性は、亡くなる前に強い呼吸困難が生じ、鎮静剤を使わざるを得なかった。

 私たち医療者から見ると穏やかな最後であったが、立ち会った家族の評価は厳しかった。

 特に、お子さんの一人は「最後に「ありがとう」と言って死んでほしかった」と号泣。かける言葉もなかった。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「病気の成り行きはなかなか予想ができず、思いがけない経過をたどり得る。

 「こうでなければ」と的を絞るほどに、すこしのズレも受けいれられなくなってしまう。

 見送る人間にできるのは、話せる間にうんとはなすこと。

 その思い出が、すべての慰めになるはずだから。」として締めくくった。

 読んでためになった。

 「夫の市川海老蔵さんは会見を開き「「愛している」と言って、そのまま旅立ちました」と最後の様子を語った」とのこと、

 「あのような亡くなり方は、そうそうない」とのこと、

 「がんで亡くなる方をたくさん見送ってきた。残念ながら、最後に会話ができる人はほとんどいない」とのこと、

 「ある女性は、亡くなる前に強い呼吸困難が生じ、鎮静剤を使わざるを得なかった。私たち医療者からみると穏やかな最後であったが立ち会った家族の評価は厳しかった」とのこと、

 等々を知ることができた。

 曹洞宗の和尚に、「人間はけがや病気で死ぬんじゃない、寿命で死ぬんだ」と言われ、なるほどと思った。寿命の尽き方が、できることなら穏やかでありたいとも、と思った。

 筆者の「見送る人間にできるのは、話せる間にうんと話すこと、その思い出が、すべての慰めになるはずだから」の指摘は、よくわかった。

 ひごろ身近に触れ合う「人」どうし、見送りの順序は分からない。だから、70過ぎた今日この頃は、毎日が自分の命日だと思って、まわりの衆生や存在に、今までの「出会いや厚情や育み」を感謝することにしている。


[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/24634562
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2017-06-27 06:40 | 東京新聞を読んで | Trackback