憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

国会の自殺行為 <法案審議を途中で打ち切って採決に回すことは、与党議員が、法の実施を役人に丸投げすることを意味する!?これは投票者への「裏切り・振り込め詐欺」ジャンよ!!!>

6月18日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「共謀罪の強行採決に対しては、怒りが収まらない。今の政府、与党の政治家は、国会は多数決で法律を作る機械のようなものだと考えているようだが、それは全くの誤りである。」と切り出した。

 続けて筆者は、「多数決は民主主義で物事を決める手続きであり、民主主義そのものではない。

 多数派の意のままに物事を決めるのが民主主義なら、国会で延々と議論するのは時間の無駄である。議会政治の歴史の中で議事手続きが確立されたのは、議論そのものに意味があるからであり、議論を欠いた多数決は民主主義ではないという共通了解が議会人に存在したからである。

 参議院で委員会採決を省略して、中間報告によって本会議の議決に持ち込んだことは、与党が国会審議の意義を否定した行為である。

 法案審議の中で議員がさまざまな角度から質問し、法律を所管する官庁の責任者から答弁を引き出しことは、法案成立後の実施過程に大きな影響を及ぼすのである。

 法案審議を途中で打ち切って採決に回すことは、与党の議員が、立法府、そして国権の最高機関の構成員であることをかなぐり捨て、法の実施を役人に丸投げすることを意味する。」と指摘した。

 最後に筆者は、「例外規定を乱用し、議論を省略しして物事を決めるのは、もはや専制政治である。共謀罪の強行採決に賛成した政党はさっさと大政翼賛会に名前を変えればよい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「多数派の意のままに物事を決めるのが民主主義なら、国会で延々と議論するのは時間の無駄である」と、総理はじめ与党議員は考えている、と思った。

 しかし、「法案審議の中で議員がさまざまな角度から質問し、法律を所管する官庁の責任者から答弁を引き出すことは、法律成立後の実施過程に大きな影響を及ぼすのである」との筆者の指摘、

「法案審議を途中で打ち切って採決に回すことは法の実施を役人に丸投げすることを意味する」との筆者の指摘、等々はその通りだと思った。

 そして、与党議員の共謀罪の強行採決は、投票した有権者への「裏切り行為」・「詐欺行為」ではないか。「票」の振り込め詐欺みたいなものだ、と思った


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by sasakitosio | 2017-06-19 06:39 | 東京新聞を読んで | Trackback