痴漢冤罪 < ニュースを見ていつも、なんてバカなことをと思う!他人の嫌がることを何故するの!万一触りたくなるような美形に出会ったら、目で愛でるだけにしとけ!>
2017年 05月 23日
5月22日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。
筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「電車内で痴漢を疑われた男性が逃走を図る事件が頻発している。
影響は極めて甚大。
電車の遅延のみならず、不幸にして命を落とす人も出た。
事態を受けて、さまざまな議論が出ているが、痴漢という犯罪に注目した発言が多い。
しかし、、根本の問題は今の司法のあり方と、逮捕されただけで有罪と決めつけてしまう私たちの意識なのではないだろうか。」と切り出した。
つづけて筆者は、「ある法律家は駅事務室に連れて行かれる前に、弁護士に連絡し、その場を平然に立ち去ることを進める。
しかし、連れて行かれたら最後、、と思えば、逃げるのが得策と思っても不思議はない。
実際、嫌疑を受けただけで、罪人のように報じられる人もいる。後から無罪と分かっても、時すでに遅し。社会的制裁は逃れられない。
やはり、逃げるしかない気持ちになってしまう。
満員電車に乗ると、潔白を証明するかのように両手を吊革に上げて乗っている男性を見かけるようになった。
男性も気の毒だな、と思う。」と指摘した。
最後に筆者は、「一方、「もし違っていたら・・・・」とちゅうちょしすぎて、被害者が我慢するのも理不尽でならない。
恐怖を感じたら声を上げ、調べて違っていたら、そこで話を終える。
このような流れの方が私たちも分かりやすい。
現状を変えるには、私たちが「推定無罪」の原則をふまえ、逮捕段階から罪人扱いしてはならないことが大切だ。」として締めくくった。
読んで、考えさせられた。
痴漢のニュースを見るたびに、なんて愚かなことを、と思っている。痴漢をする人の気持ちがわからない。
痴漢して騒がれて、逃げ出したくなる気持ちは分からないではないが。個人的に社会的にみっともないからだろう。
万一不幸にして、痴漢したくなるような美形に遭遇した時には、恥を忍んで「触られていただけませんか」と懇願すればいいような気がしている。
そうすれば、結果はどうでも、痴漢にされる事はないと、思うのだが?