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by sasakitosio

家族の惨事 <「世にライ家族程、秘密を保ち続けて、苦しみ、悩むものはない」と書いたのは林力(ハンセン病家族訴訟)原告団長(92)の父親・山中捨五郎さん!!!>

5月16日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。

今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「今週末の2日間、岡山でハンセン病市民学会が開かれ、熊本地裁に提訴されている「ハンセン病家族訴訟」の支援が大きなテーマになる。

 おそるべき伝染力、執拗な遺伝性、不治の業病として、ハンセン病が世間から恐怖されていたのは政府が警察を使って強制収容、隔離、死ぬまで開放しなかったからだ。が実際には、伝染力は弱く遺伝性はなかった。」と切り出した。

続けて筆者は、「「世にライ家族程、秘密を保ち続けて苦しみ、悩むものはない」と書いたのは、林力原告団長(92)である(「父からの手紙」)。

 20年ほど前、林さんが勤めていた北九州の大学へ講演に呼ばれてその本を頂き、初めてハンセン病家族に対する国の責任を知った。

 ハンセン病患者は、家族に迷惑をかけないために偽名を使うのだが、山中捨五郎(なんと悲惨な名前だろうか)さんは、家族の被害を「惨事」と書いた。

 発見された患者は、犯罪者のように警察に引き立てられ、家は消毒され、村八分に遭った。

 林さん自身、長い間、父親のことを隠し続けていた。

 しかし、部落解放運動のなかで自分の出自を宣言する人たちに出会って「「癩者」の息子として」を上梓した。

 勇気のいる行動だった。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「人間が人間のいのちを自分と同じように大事に思う。差別をなくすために、国もハンセン病家族の訴えを率直に認めてほしい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「今週末の2日間、岡山でハンセン病市民学会の大会が開かれ、熊本地裁に提訴されている「ハンセン病家族訴訟」の支援が大きなテーマになる」とのこと、

 「発見された患者は、犯罪者のように警察に引き立てられ、家は消毒され、村八分に遭った」とのこと、等々を知ることができた。

 そして、「人間が人間の命を自分と同じように大事に思う」、このことが欠けたら社会はおしまいだ、と思った。

 


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by sasakitosio | 2017-05-18 06:51 | 東京新聞を読んで | Trackback